JPH11100151A - 手差し給紙装置 - Google Patents
手差し給紙装置Info
- Publication number
- JPH11100151A JPH11100151A JP27972297A JP27972297A JPH11100151A JP H11100151 A JPH11100151 A JP H11100151A JP 27972297 A JP27972297 A JP 27972297A JP 27972297 A JP27972297 A JP 27972297A JP H11100151 A JPH11100151 A JP H11100151A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- snap
- fitting hole
- press
- manual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写紙の挙動による手差し給紙装置のサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止可能と
する。 【解決手段】 トレイ底板6のスナップフィット用の軸
部17の内側に嵌合穴19を設ける。この嵌合穴19に
圧入ピン20をトレイ底板6の下側から圧入し、軸部1
7の上端側のスナップフィット部21を押し広げる。す
ると軸部17の外周面がピニオン9の嵌合穴18の内面
に押し付けられてピニオン9が固定され、サイドフェン
ス7、7に転写紙15を保持するための保持力が発生す
る。
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止可能と
する。 【解決手段】 トレイ底板6のスナップフィット用の軸
部17の内側に嵌合穴19を設ける。この嵌合穴19に
圧入ピン20をトレイ底板6の下側から圧入し、軸部1
7の上端側のスナップフィット部21を押し広げる。す
ると軸部17の外周面がピニオン9の嵌合穴18の内面
に押し付けられてピニオン9が固定され、サイドフェン
ス7、7に転写紙15を保持するための保持力が発生す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等用の手差し給紙装置に関する。
ミリ、プリンタ等用の手差し給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の手差し給紙装置を図1〜
図4に示す。図中1は複写機本体、2は手差し給紙部
で、手差しテーブル3は軸4、4を介して手差し給紙部
2へ取り付けるようになっている。手差しテーブル3は
主に、カバー5、トレイ底板6、サイドフェンス7、
7、サイドフェンスラック8、8、ピニオン9、トレイ
上昇レバー10、トレイ底板ステー11、補強板12、
手差しペーパーガイド13等から構成してある。
図4に示す。図中1は複写機本体、2は手差し給紙部
で、手差しテーブル3は軸4、4を介して手差し給紙部
2へ取り付けるようになっている。手差しテーブル3は
主に、カバー5、トレイ底板6、サイドフェンス7、
7、サイドフェンスラック8、8、ピニオン9、トレイ
上昇レバー10、トレイ底板ステー11、補強板12、
手差しペーパーガイド13等から構成してある。
【0003】サイドフェンス7、7はそれぞれトレイ底
板6の通紙面14側に取り付け、サイドフェンスラック
8、8はトレイ底板6の通紙面14の反対側の面に装着
し、サイドフェンス7、7を通紙幅方向で対称的にスラ
イド移動(図3中の矢印方向)させるために、トレイ底
板6にピニオン9を装着し、サイドフェンスラック8の
歯と噛合させてある。ピニオン9は、そのセンターの嵌
合穴18をトレイ底板6に成形したスナップフィット用
の軸部17に嵌合させることによりトレイ底板6に取り
付けてある(図4)。
板6の通紙面14側に取り付け、サイドフェンスラック
8、8はトレイ底板6の通紙面14の反対側の面に装着
し、サイドフェンス7、7を通紙幅方向で対称的にスラ
イド移動(図3中の矢印方向)させるために、トレイ底
板6にピニオン9を装着し、サイドフェンスラック8の
歯と噛合させてある。ピニオン9は、そのセンターの嵌
合穴18をトレイ底板6に成形したスナップフィット用
の軸部17に嵌合させることによりトレイ底板6に取り
付けてある(図4)。
【0004】またトレイ底板6の下面には、多くのガイ
ドリブ6a〜6dが設けてある。即ち、トレイ底板6の
通紙面14上に搭載した転写紙15を保持するため、サ
イドフェンス7、7にはある程度の保持力を持たせる必
要があり、このため、サイドフェンスラック8に一体成
形したアーム8aを、トレイ底板6に設けたガイドリブ
6a、6dに押し付けてある。ガイドリブ6b、6c
は、サイドフェンスラック8が図3の位置から反対側へ
移動するときのガイドとなる。
ドリブ6a〜6dが設けてある。即ち、トレイ底板6の
通紙面14上に搭載した転写紙15を保持するため、サ
イドフェンス7、7にはある程度の保持力を持たせる必
要があり、このため、サイドフェンスラック8に一体成
形したアーム8aを、トレイ底板6に設けたガイドリブ
6a、6dに押し付けてある。ガイドリブ6b、6c
は、サイドフェンスラック8が図3の位置から反対側へ
移動するときのガイドとなる。
【0005】さらにサイドフェンスラック8の長手方向
中央にはガイド溝8bが形成してあり、このガイド溝8
bにはトレイ底板6に一体成形したガイドボス16、1
6が嵌合し、サイドフェンスラック8の移動をガイドす
るようになっている。
中央にはガイド溝8bが形成してあり、このガイド溝8
bにはトレイ底板6に一体成形したガイドボス16、1
6が嵌合し、サイドフェンスラック8の移動をガイドす
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サイドフェンス7、7
間に転写紙15を正しい姿勢で保持するための保持力は
上述の機構が相俟って発揮されるが、アーム8aが常に
ガイドリブ8aに押し付けられているため、経時的にア
ーム8aが劣化するとアーム8aによる保持力がある程
度低下することが考えられる。すると、サイドフェンス
7による転写紙15の保持力も低下し、転写紙15を給
紙する時の挙動により、サイドフェンス7、7間が開い
て図5に示すように転写紙15が斜めに給紙され、斜め
画像、横レジストズレ、ジャム等の不具合が発生するこ
とがある。そこで本発明は、転写紙の挙動によるサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止するこ
とができる手差し給紙装置を提供することを目的とす
る。
間に転写紙15を正しい姿勢で保持するための保持力は
上述の機構が相俟って発揮されるが、アーム8aが常に
ガイドリブ8aに押し付けられているため、経時的にア
ーム8aが劣化するとアーム8aによる保持力がある程
度低下することが考えられる。すると、サイドフェンス
7による転写紙15の保持力も低下し、転写紙15を給
紙する時の挙動により、サイドフェンス7、7間が開い
て図5に示すように転写紙15が斜めに給紙され、斜め
画像、横レジストズレ、ジャム等の不具合が発生するこ
とがある。そこで本発明は、転写紙の挙動によるサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止するこ
とができる手差し給紙装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手差し給紙装置
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを移動させ
るためのラックの歯を手差しトレイの底板に設けたピニ
オンに噛み合わせてなる手差し給紙装置において、上記
ピニオンを保持するために上記手差しトレイの底板に設
けるスナップフィット部の内側に嵌合穴を設け、該嵌合
穴に圧入ピンを圧入することにより上記スナップフィッ
ト部を押し広げて上記ピニオンを固定することを特徴と
する。
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを移動させ
るためのラックの歯を手差しトレイの底板に設けたピニ
オンに噛み合わせてなる手差し給紙装置において、上記
ピニオンを保持するために上記手差しトレイの底板に設
けるスナップフィット部の内側に嵌合穴を設け、該嵌合
穴に圧入ピンを圧入することにより上記スナップフィッ
ト部を押し広げて上記ピニオンを固定することを特徴と
する。
【0008】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記スナップフィット部の嵌合穴の内面に
一対の溝を設けるとともに、上記圧入ピンの先端側に上
記溝と嵌脱可能な一対の突起部を設け、上記圧入ピンの
上記嵌合穴への挿入後に上記突起部により上記スナップ
フィット部を押し広げ得るようにしたことを特徴とす
る。
するために、上記スナップフィット部の嵌合穴の内面に
一対の溝を設けるとともに、上記圧入ピンの先端側に上
記溝と嵌脱可能な一対の突起部を設け、上記圧入ピンの
上記嵌合穴への挿入後に上記突起部により上記スナップ
フィット部を押し広げ得るようにしたことを特徴とす
る。
【0009】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記突起部が、突出する寸法が異なる複数
の段差部位からなり、上記スナップフィット部を押し広
げる力を可変としてなることを特徴とする。
するために、上記突起部が、突出する寸法が異なる複数
の段差部位からなり、上記スナップフィット部を押し広
げる力を可変としてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来の例と共通する部
分には共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略
する。図6(A)、(B)は本発明に係る手差し給紙装
置の一実施形態におけるピニオンの保持構造を示す。図
示のように、本実施形態では、トレイ底板6のスナップ
フィット用の軸部17の内側に嵌合穴19を設け、この
嵌合穴19に圧入ピン20をトレイ底板6の下側から圧
入するようになっている。本実施形態ではこの構造によ
り、軸部17の上端側のスナップフィット部21を図中
矢印X方向に押し広げ、軸部17の外周面をピニオン9
の嵌合穴18の内面に押し付けてピニオン9を固定し、
サイドフェンス7、7に転写紙15を保持するための保
持力を発生させるようになっている。
参照して説明する。なお以下では従来の例と共通する部
分には共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略
する。図6(A)、(B)は本発明に係る手差し給紙装
置の一実施形態におけるピニオンの保持構造を示す。図
示のように、本実施形態では、トレイ底板6のスナップ
フィット用の軸部17の内側に嵌合穴19を設け、この
嵌合穴19に圧入ピン20をトレイ底板6の下側から圧
入するようになっている。本実施形態ではこの構造によ
り、軸部17の上端側のスナップフィット部21を図中
矢印X方向に押し広げ、軸部17の外周面をピニオン9
の嵌合穴18の内面に押し付けてピニオン9を固定し、
サイドフェンス7、7に転写紙15を保持するための保
持力を発生させるようになっている。
【0011】ところで、図6の実施形態においては、サ
イドフェンス7、7をいったん固定した後で再び移動さ
せる場合、軸部17の嵌合穴19から圧入ピン20を抜
き取らなければならない。この点は、例えば図7で示す
ような圧入ピン22を用いれば解決できる。図7は本発
明に係る手差し給紙装置の一実施形態における他のピニ
オンの保持構造を示す。図示のように、本実施形態で
は、圧入ピン22の先端部に一対の突起部23、23を
設けるとともに、スナップフィット用の軸部17の嵌合
穴19の内側に突起部23と嵌脱可能な嵌合溝24を設
けてある。
イドフェンス7、7をいったん固定した後で再び移動さ
せる場合、軸部17の嵌合穴19から圧入ピン20を抜
き取らなければならない。この点は、例えば図7で示す
ような圧入ピン22を用いれば解決できる。図7は本発
明に係る手差し給紙装置の一実施形態における他のピニ
オンの保持構造を示す。図示のように、本実施形態で
は、圧入ピン22の先端部に一対の突起部23、23を
設けるとともに、スナップフィット用の軸部17の嵌合
穴19の内側に突起部23と嵌脱可能な嵌合溝24を設
けてある。
【0012】即ち図8に示すように、嵌合溝24に突起
部23を合わせておいて圧入ピン22の先端部を軸部1
7の嵌合穴19に嵌合させ、圧入ピン22の底部に設け
た凹溝25にドライバーやコイン等を差し込み、図9に
示すように圧入ピン22を図中矢印R方向に回転させる
と、突起部23が嵌合溝24から外れて軸部17のスナ
ップフィット部21を図中矢印X方向に押し広げ、軸部
17の外周面をピニオン9の嵌合穴18の内面に押し付
けてピニオン9を固定し、サイドフェンス7、7に転写
紙15を保持するための保持力を発生させる。
部23を合わせておいて圧入ピン22の先端部を軸部1
7の嵌合穴19に嵌合させ、圧入ピン22の底部に設け
た凹溝25にドライバーやコイン等を差し込み、図9に
示すように圧入ピン22を図中矢印R方向に回転させる
と、突起部23が嵌合溝24から外れて軸部17のスナ
ップフィット部21を図中矢印X方向に押し広げ、軸部
17の外周面をピニオン9の嵌合穴18の内面に押し付
けてピニオン9を固定し、サイドフェンス7、7に転写
紙15を保持するための保持力を発生させる。
【0013】ところで上述の実施形態におけるピニオン
の保持構造においては、サイドフェンス7、7の保持力
(摺動力)を調整することはできず、転写紙15のサイ
ズを交換するごとに、圧入ピン20や圧入ピン22によ
るサイドフェンス7の保持を解除しなければならない。
特に通常使用されている転写紙(〜90K紙)までは、
サイドフェンス7、7による転写紙15の保持力はさほ
ど必要ではないが、厚紙(90K紙〜)においては厚紙
のコシの強さによって保持力低下という問題の発生頻度
が高くなるため、使用される転写紙15の種類によりサ
イドフェンス7、7の保持力(摺動力)を調整できるの
が理想である。この点は、例えば図10で示すような圧
入ピン25を用いれば解決できる。図10は本発明に係
る手差し給紙装置の一実施形態における他のピニオンの
保持構造に用いる嵌合ピンを示す。図示のように、本実
施形態の圧入ピン25に設ける突起部26の形状は、図
示のような小径段差部28と大径段差部29とからなる
段差付きの形状である。そして、小径段差部28がスナ
ップフィット部21を押している状態では、ある程度の
力でピニオン9が固定され、大径段差部29がスナップ
フィット部21を押している状態では、小径段差部28
より大きな力でピニオン9を固定することができる。即
ち、必要に応じてサイドフェンス7、7が転写紙15を
保持する保持力を調整できる。
の保持構造においては、サイドフェンス7、7の保持力
(摺動力)を調整することはできず、転写紙15のサイ
ズを交換するごとに、圧入ピン20や圧入ピン22によ
るサイドフェンス7の保持を解除しなければならない。
特に通常使用されている転写紙(〜90K紙)までは、
サイドフェンス7、7による転写紙15の保持力はさほ
ど必要ではないが、厚紙(90K紙〜)においては厚紙
のコシの強さによって保持力低下という問題の発生頻度
が高くなるため、使用される転写紙15の種類によりサ
イドフェンス7、7の保持力(摺動力)を調整できるの
が理想である。この点は、例えば図10で示すような圧
入ピン25を用いれば解決できる。図10は本発明に係
る手差し給紙装置の一実施形態における他のピニオンの
保持構造に用いる嵌合ピンを示す。図示のように、本実
施形態の圧入ピン25に設ける突起部26の形状は、図
示のような小径段差部28と大径段差部29とからなる
段差付きの形状である。そして、小径段差部28がスナ
ップフィット部21を押している状態では、ある程度の
力でピニオン9が固定され、大径段差部29がスナップ
フィット部21を押している状態では、小径段差部28
より大きな力でピニオン9を固定することができる。即
ち、必要に応じてサイドフェンス7、7が転写紙15を
保持する保持力を調整できる。
【0014】即ち90k以上の厚紙の転写紙15には、
ピニオン9の保持力を高く設定(大径段差部29を使
用)し、不具合の発生頻度の少ない通常使用(〜90k
紙)される転写紙15にはピニオン9の保持力を低く設
定(小径段差部28を使用)することができる。
ピニオン9の保持力を高く設定(大径段差部29を使
用)し、不具合の発生頻度の少ない通常使用(〜90k
紙)される転写紙15にはピニオン9の保持力を低く設
定(小径段差部28を使用)することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1に係る手差し給紙装置は、以上
説明してきたように、転写紙のサイズに応じてサイドフ
ェンスを移動させるためのラックの歯を手差しトレイの
底板に設けたピニオンに噛み合わせてなる手差し給紙装
置において、ピニオンを保持するために手差しトレイの
底板に設けるスナップフィット部の内側に嵌合穴を設
け、この嵌合穴に圧入ピンを圧入することにより、スナ
ップフィット部を押し広げてピニオンを固定するように
したので、サイドフェンスが確実に転写紙を保持するこ
とができるという効果がある。
説明してきたように、転写紙のサイズに応じてサイドフ
ェンスを移動させるためのラックの歯を手差しトレイの
底板に設けたピニオンに噛み合わせてなる手差し給紙装
置において、ピニオンを保持するために手差しトレイの
底板に設けるスナップフィット部の内側に嵌合穴を設
け、この嵌合穴に圧入ピンを圧入することにより、スナ
ップフィット部を押し広げてピニオンを固定するように
したので、サイドフェンスが確実に転写紙を保持するこ
とができるという効果がある。
【0016】請求項2に係る手差し給紙装置は、以上説
明してきたように、スナップフィット部の嵌合穴の内面
に一対の溝を設け、圧入ピンの先端側にこの溝と嵌脱可
能な一対の突起部を設け、圧入ピンを嵌合穴へ挿入した
後に突起部によりスナップフィット部を押し広げ得るよ
うにしたので、上記共通の効果に加え、転写紙のサイズ
を変更する時に、圧入ピンをスナップフィット部の嵌合
穴から抜き出さなくても、いったん固定したサイドフェ
ンスを再度移動可能にすることが容易に行えるようにな
るという効果がある。
明してきたように、スナップフィット部の嵌合穴の内面
に一対の溝を設け、圧入ピンの先端側にこの溝と嵌脱可
能な一対の突起部を設け、圧入ピンを嵌合穴へ挿入した
後に突起部によりスナップフィット部を押し広げ得るよ
うにしたので、上記共通の効果に加え、転写紙のサイズ
を変更する時に、圧入ピンをスナップフィット部の嵌合
穴から抜き出さなくても、いったん固定したサイドフェ
ンスを再度移動可能にすることが容易に行えるようにな
るという効果がある。
【0017】請求項3に係る手差し給紙装置は、以上説
明してきたように、突出する寸法が異なる複数の段差部
位から突起部を構成し、スナップフィット部を押し広げ
る力を可変としたので、転写紙が保持の不具合の発生頻
度が高い厚紙か、そうでない通常の転写紙かによって保
持力を可変させることができるようになるという効果が
ある。そして通常使用(〜90K紙)される転写紙にお
いては、転写紙のサイズを交換するごとに、サイドフェ
ンスの保持力を解除することなく、サイドフェンスを移
動させることができるという効果もある。
明してきたように、突出する寸法が異なる複数の段差部
位から突起部を構成し、スナップフィット部を押し広げ
る力を可変としたので、転写紙が保持の不具合の発生頻
度が高い厚紙か、そうでない通常の転写紙かによって保
持力を可変させることができるようになるという効果が
ある。そして通常使用(〜90K紙)される転写紙にお
いては、転写紙のサイズを交換するごとに、サイドフェ
ンスの保持力を解除することなく、サイドフェンスを移
動させることができるという効果もある。
【図1】従来の手差し給紙装置を示す斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同ピニオンの保持構造を示す断面図である。
【図5】同保持力低下による斜め給紙状態の発生を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】本発明に係る手差し給紙装置の一実施形態にお
けるピニオンの保持構造を示す断面図である。
けるピニオンの保持構造を示す断面図である。
【図7】本発明に係る手差し給紙装置の一実施形態にお
ける他のピニオンの保持構造を示す断面図である。
ける他のピニオンの保持構造を示す断面図である。
【図8】図7の保持構造を用いたピニオンの固定状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】同拡大平面図である。
【図10】本発明に係る手差し給紙装置の一実施形態に
おけるさらに他のピニオンの保持構造を示す断面図であ
る。
おけるさらに他のピニオンの保持構造を示す断面図であ
る。
1 複写機本体 2 手差し給紙部 3 手差しテーブル 4 軸 5 カバー 6 トレイ底板 6a〜6d ガイドリブ 7 サイドフェンス 8 サイドフェンスラック 8a アーム 8b ガイド溝 8c 側壁 8d 歯 9 ピニオン 10 トレイ上昇レバー 11 トレイ底板ステー 12 補強板 13 手差しペーパーガイド 14 通紙面 15 転写紙 16 ガイドボス 17 スナップフィット用の軸部 18 ピニオンの嵌合穴 19 スナップフィット用の軸部の嵌合穴 20 圧入ピン 21 スナップフィット部 22 圧入ピン 23 突起部 24 嵌合溝 25 圧入ピン 26 突起部 28 小径段差部 29 大径段差部
Claims (3)
- 【請求項1】 転写紙のサイズに応じてサイドフェンス
を移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に
設けたピニオンに噛み合わせてなる手差し給紙装置にお
いて、上記ピニオンを保持するために上記手差しトレイ
の底板に設けるスナップフィット部の内側に嵌合穴を設
け、該嵌合穴に圧入ピンを圧入することにより上記スナ
ップフィット部を押し広げて上記ピニオンを固定するこ
とを特徴とする手差し給紙装置。 - 【請求項2】 上記スナップフィット部の嵌合穴の内面
に一対の溝を設けるとともに、上記圧入ピンの先端側に
上記溝と嵌脱可能な一対の突起部を設け、上記圧入ピン
の上記嵌合穴への挿入後に上記突起部により上記スナッ
プフィット部を押し広げ得るようにしたことを特徴とす
る請求項1の手差し給紙装置。 - 【請求項3】 上記突起部が、突出する寸法が異なる複
数の段差部位からなり、上記スナップフィット部を押し
広げる力を可変としてなることを特徴とする請求項2の
手差し給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27972297A JPH11100151A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 手差し給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27972297A JPH11100151A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 手差し給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11100151A true JPH11100151A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17614974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27972297A Pending JPH11100151A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 手差し給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11100151A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007156553A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Toshiba Corp | 固定構造 |
JP2014196169A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 記録媒体給送ユニット及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2016069106A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 用紙幅合わせ装置、および用紙搬送装置 |
CN108709319A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-10-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种出风格栅与壳体的装配结构 |
JP2020070140A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | キヤノン株式会社 | シート収容装置、及び、画像形成装置 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27972297A patent/JPH11100151A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007156553A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Toshiba Corp | 固定構造 |
JP2014196169A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 記録媒体給送ユニット及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2016069106A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 用紙幅合わせ装置、および用紙搬送装置 |
CN108709319A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-10-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种出风格栅与壳体的装配结构 |
JP2020070140A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | キヤノン株式会社 | シート収容装置、及び、画像形成装置 |
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