JPH1159922A - 手差し給紙装置 - Google Patents
手差し給紙装置Info
- Publication number
- JPH1159922A JPH1159922A JP9237813A JP23781397A JPH1159922A JP H1159922 A JPH1159922 A JP H1159922A JP 9237813 A JP9237813 A JP 9237813A JP 23781397 A JP23781397 A JP 23781397A JP H1159922 A JPH1159922 A JP H1159922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- side fence
- bottom plate
- manual
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写紙の挙動による手差し給紙装置のサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止可能と
する。 【解決手段】 サイドフェンスラック8のガイド溝8b
の側壁8cに、トレイ底板6に一体成形したガイドボス
16が嵌合し得る一対の突起20、20からなる位置決
め部21を複数設ける。サイドフェンスラック8を移動
させてサイドフェンス7を位置決めする際に、サイドフ
ェンス7が所定の位置に移動するとサイドフェンスラッ
ク8の突起20、20間にガイドボス16が嵌まり込
み、サイドフェンス7及びサイドフェンスラック18を
所定の位置に保持するための保持力が得られる。
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止可能と
する。 【解決手段】 サイドフェンスラック8のガイド溝8b
の側壁8cに、トレイ底板6に一体成形したガイドボス
16が嵌合し得る一対の突起20、20からなる位置決
め部21を複数設ける。サイドフェンスラック8を移動
させてサイドフェンス7を位置決めする際に、サイドフ
ェンス7が所定の位置に移動するとサイドフェンスラッ
ク8の突起20、20間にガイドボス16が嵌まり込
み、サイドフェンス7及びサイドフェンスラック18を
所定の位置に保持するための保持力が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等用の手差し給紙装置に関する。
ミリ、プリンタ等用の手差し給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の手差し給紙装置を図1〜
図3に示す。図中1は複写機本体、2は手差し給紙部
で、手差しテーブル3は軸4、4を介して手差し給紙部
2へ取り付けるようになっている。手差しテーブル3は
主に、カバー5、トレイ底板6、サイドフェンス7、
7、サイドフェンスラック8、8、ピニオン9、トレイ
上昇レバー10、トレイ底板ステー11、補強板12、
手差しペーパーガイド13等から構成してある。
図3に示す。図中1は複写機本体、2は手差し給紙部
で、手差しテーブル3は軸4、4を介して手差し給紙部
2へ取り付けるようになっている。手差しテーブル3は
主に、カバー5、トレイ底板6、サイドフェンス7、
7、サイドフェンスラック8、8、ピニオン9、トレイ
上昇レバー10、トレイ底板ステー11、補強板12、
手差しペーパーガイド13等から構成してある。
【0003】サイドフェンス7、7はそれぞれトレイ底
板6の通紙面14側に取り付け、サイドフェンスラック
8、8はトレイ底板6の通紙面14の反対側の面に装着
し、サイドフェンス7、7を通紙幅方向で対称的にスラ
イド移動(図3中の矢印方向)させるために、トレイ底
板6にピニオン9を装着し、サイドフェンスラック8の
歯と噛合させてある。
板6の通紙面14側に取り付け、サイドフェンスラック
8、8はトレイ底板6の通紙面14の反対側の面に装着
し、サイドフェンス7、7を通紙幅方向で対称的にスラ
イド移動(図3中の矢印方向)させるために、トレイ底
板6にピニオン9を装着し、サイドフェンスラック8の
歯と噛合させてある。
【0004】またトレイ底板6の下面には、多くのガイ
ドリブ6a〜6dが設けてある。即ち、トレイ底板6の
通紙面14上に搭載した転写紙15を保持するため、サ
イドフェンス7、7にはある程度の保持力を持たせる必
要があり、このため、サイドフェンスラック8に一体成
形したアーム8aを、トレイ底板6に設けたガイドリブ
6a、6dに押し付けてある。ガイドリブ6b、6c
は、サイドフェンスラック8が図3の位置から反対側へ
移動するときのガイドとなる。
ドリブ6a〜6dが設けてある。即ち、トレイ底板6の
通紙面14上に搭載した転写紙15を保持するため、サ
イドフェンス7、7にはある程度の保持力を持たせる必
要があり、このため、サイドフェンスラック8に一体成
形したアーム8aを、トレイ底板6に設けたガイドリブ
6a、6dに押し付けてある。ガイドリブ6b、6c
は、サイドフェンスラック8が図3の位置から反対側へ
移動するときのガイドとなる。
【0005】さらにサイドフェンスラック8の長手方向
中央にはガイド溝8bが形成してあり、このガイド溝8
bにはトレイ底板6に一体成形したガイドボス16、1
6が嵌合し、サイドフェンスラック8の移動をガイドす
るようになっている。
中央にはガイド溝8bが形成してあり、このガイド溝8
bにはトレイ底板6に一体成形したガイドボス16、1
6が嵌合し、サイドフェンスラック8の移動をガイドす
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サイドフェンス7、7
間に転写紙15を正しい姿勢で保持するための保持力は
上述の機構が相俟って発揮されるが、アーム8aが常に
ガイドリブ8aに押し付けられているため、経時的にア
ーム8aが劣化するとアーム8aによる保持力がある程
度低下することが考えられる。すると、サイドフェンス
7による転写紙15の保持力も低下し、転写紙15を給
紙する時の挙動により、サイドフェンス7、7間が開い
て図4に示すように転写紙15が斜めに給紙され、斜め
画像、横レジストズレ、ジャム等の不具合が発生するこ
とがある。そこで本発明は、転写紙の挙動によるサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止するこ
とができる手差し給紙装置を提供することを目的とす
る。
間に転写紙15を正しい姿勢で保持するための保持力は
上述の機構が相俟って発揮されるが、アーム8aが常に
ガイドリブ8aに押し付けられているため、経時的にア
ーム8aが劣化するとアーム8aによる保持力がある程
度低下することが考えられる。すると、サイドフェンス
7による転写紙15の保持力も低下し、転写紙15を給
紙する時の挙動により、サイドフェンス7、7間が開い
て図4に示すように転写紙15が斜めに給紙され、斜め
画像、横レジストズレ、ジャム等の不具合が発生するこ
とがある。そこで本発明は、転写紙の挙動によるサイド
フェンスの移動(開き)を経年的にも確実に防止するこ
とができる手差し給紙装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手差し給紙装置
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを移動させ
るためのラックの歯に手差しトレイの底板に設けたピニ
オンを噛み合わせるとともに、上記ラックのガイド溝に
上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを嵌合させ
てなる手差し給紙装置において、上記ラックのガイド溝
の側壁に、上記ガイドボスと嵌合する突起を設けたこと
を特徴とする。
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを移動させ
るためのラックの歯に手差しトレイの底板に設けたピニ
オンを噛み合わせるとともに、上記ラックのガイド溝に
上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを嵌合させ
てなる手差し給紙装置において、上記ラックのガイド溝
の側壁に、上記ガイドボスと嵌合する突起を設けたこと
を特徴とする。
【0008】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記突起を、上記転写紙のサイズに応じて
複数個所に設けたことを特徴とする。
するために、上記突起を、上記転写紙のサイズに応じて
複数個所に設けたことを特徴とする。
【0009】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを
移動させるためのラックの歯に手差しトレイの底板に設
けたピニオンを噛み合わせるとともに、上記ラックのガ
イド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを
嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板に設
けたガイドリブに、上記ラックの歯と噛合する突起を備
えるアームを一体成形したことを特徴とする。
するために、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを
移動させるためのラックの歯に手差しトレイの底板に設
けたピニオンを噛み合わせるとともに、上記ラックのガ
イド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを
嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板に設
けたガイドリブに、上記ラックの歯と噛合する突起を備
えるアームを一体成形したことを特徴とする。
【0010】同請求項4に係るものは、上記目的を達成
するために、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを
移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に設
けたピニオンに噛み合わせるとともに、上記ラックのガ
イド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを
嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板にタ
ッピンネジを通すための貫通穴を設け、かつ上記ピニオ
ンに上記タッピンネジと嵌合する嵌合穴を設け、上記底
板の通紙面より上記タッピンネジにより上記ピニオンを
固定しまたは緩めることを可能としたことを特徴とす
る。
するために、転写紙のサイズに応じてサイドフェンスを
移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に設
けたピニオンに噛み合わせるとともに、上記ラックのガ
イド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボスを
嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板にタ
ッピンネジを通すための貫通穴を設け、かつ上記ピニオ
ンに上記タッピンネジと嵌合する嵌合穴を設け、上記底
板の通紙面より上記タッピンネジにより上記ピニオンを
固定しまたは緩めることを可能としたことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来の例と共通する部
分には共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略
する。図5、図6は本発明に係る手差し給紙装置の一実
施形態を示す。本実施形態装置では、サイドフェンスラ
ック8のガイド溝8bの側壁8cに、ガイドボス16が
嵌合し得る一対の突起20、20からなる位置決め部2
1を複数設けてある。突起20、20からなる位置決め
部21を設ける位置は、使用される定形サイズの転写紙
15ごとのサイドフェンス7、7の位置に対応させてあ
る。即ち、サイドフェンスラック8を移動させてサイド
フェンス7を位置決めする際に、サイドフェンス7が所
定の位置に移動すると突起20、20間にガイドボス1
6が嵌まり込み、サイドフェンス7及びサイドフェンス
ラック18を所定の位置に保持するための保持力が得ら
れる。経年的にアーム8aが劣化してもこの保持力は変
化しない。なお、突起20がガイドボス16を乗り越え
得るのは、サイドフェンスラック8の弾性力によりサイ
ドフェンスラック8が図6中の矢印方向へたわむことを
利用する。
参照して説明する。なお以下では従来の例と共通する部
分には共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略
する。図5、図6は本発明に係る手差し給紙装置の一実
施形態を示す。本実施形態装置では、サイドフェンスラ
ック8のガイド溝8bの側壁8cに、ガイドボス16が
嵌合し得る一対の突起20、20からなる位置決め部2
1を複数設けてある。突起20、20からなる位置決め
部21を設ける位置は、使用される定形サイズの転写紙
15ごとのサイドフェンス7、7の位置に対応させてあ
る。即ち、サイドフェンスラック8を移動させてサイド
フェンス7を位置決めする際に、サイドフェンス7が所
定の位置に移動すると突起20、20間にガイドボス1
6が嵌まり込み、サイドフェンス7及びサイドフェンス
ラック18を所定の位置に保持するための保持力が得ら
れる。経年的にアーム8aが劣化してもこの保持力は変
化しない。なお、突起20がガイドボス16を乗り越え
得るのは、サイドフェンスラック8の弾性力によりサイ
ドフェンスラック8が図6中の矢印方向へたわむことを
利用する。
【0012】図7〜図9は本発明に係る手差し給紙装置
の第2の実施形態を示す。本実施形態装置では、先の実
施形態装置が定形サイズの転写紙以外の任意サイズの転
写紙に対しては位置決め部による保持力の発生ができな
い点を改良している。即ちトレイ底板6に一体成形する
ガイドリブ6cの先端側に、サイドフェンスラック8の
歯8dに噛合可能な複数の突起30を備えたアーム31
を設け、サイドフェンスラック8の歯8dとアーム31
の突起30の噛み合いによりサイドフェンス7及びサイ
ドフェンスラック18を所定の位置に保持するための保
持力を得る。サイドフェンスラック8は、アーム31の
弾性力を利用することにより、突起30との噛み合いを
乗り越えて移動できる。図8中の矢印は突起30をサイ
ドフェンスラック8の歯8dが乗り越えるときのアーム
31の動作方向及び復元方向を示す。
の第2の実施形態を示す。本実施形態装置では、先の実
施形態装置が定形サイズの転写紙以外の任意サイズの転
写紙に対しては位置決め部による保持力の発生ができな
い点を改良している。即ちトレイ底板6に一体成形する
ガイドリブ6cの先端側に、サイドフェンスラック8の
歯8dに噛合可能な複数の突起30を備えたアーム31
を設け、サイドフェンスラック8の歯8dとアーム31
の突起30の噛み合いによりサイドフェンス7及びサイ
ドフェンスラック18を所定の位置に保持するための保
持力を得る。サイドフェンスラック8は、アーム31の
弾性力を利用することにより、突起30との噛み合いを
乗り越えて移動できる。図8中の矢印は突起30をサイ
ドフェンスラック8の歯8dが乗り越えるときのアーム
31の動作方向及び復元方向を示す。
【0013】図10は本発明に係る手差し給紙装置の第
3の実施形態を示す。従来の手差し給紙装置ではトレイ
底板6に成形したスナップフィット用の軸部6eにより
ピニオン9を取り付けているが(図10A)、本実施形
態装置では、図10Bに示すように、ピニオン9のセン
ターにタッピンネジ用の穴40を設け、かつトレイ底板
6にタッピンネジ41が通る貫通穴42を設け、タッピ
ンネジ41をトレイ底板6の通紙面14側から差し込ん
でピニオン9を固定するようにしてある。ピニオン9を
タッピンネジ41で固定したときはサイドフェンス7、
7も固定され、サイドフェンス7、7を移動させるとき
にはタッピンネジ41を緩める。即ち、先の二つの実施
形態装置においては、通常使用されている転写紙(〜1
35K紙)まではサイドフェンス7、7が転写紙15を
保持する保持力を発生することができるが、厚紙(13
5K以上)においては厚紙のコシの強さにより適当な保
持力を発生できないことがあり得るし、また第2実施形
態装置においては、サイドフェンス7、7の位置がサイ
ドフェンスラック8の歯8dの位置で決まり、横レジス
トの精度が要求される複写(コピー)においてはサイド
フェンス7、7の位置を補正することができず、要求を
満足することができないことがあり得るので、本実施形
態では上述のように構成してこれを解決している。但
し、タッピンネジ22の締め付け及び緩めは、そのまま
ではピニオン9も同時に回転してしまうため、サイドフ
ェンス7、7を手等で固定して行う。
3の実施形態を示す。従来の手差し給紙装置ではトレイ
底板6に成形したスナップフィット用の軸部6eにより
ピニオン9を取り付けているが(図10A)、本実施形
態装置では、図10Bに示すように、ピニオン9のセン
ターにタッピンネジ用の穴40を設け、かつトレイ底板
6にタッピンネジ41が通る貫通穴42を設け、タッピ
ンネジ41をトレイ底板6の通紙面14側から差し込ん
でピニオン9を固定するようにしてある。ピニオン9を
タッピンネジ41で固定したときはサイドフェンス7、
7も固定され、サイドフェンス7、7を移動させるとき
にはタッピンネジ41を緩める。即ち、先の二つの実施
形態装置においては、通常使用されている転写紙(〜1
35K紙)まではサイドフェンス7、7が転写紙15を
保持する保持力を発生することができるが、厚紙(13
5K以上)においては厚紙のコシの強さにより適当な保
持力を発生できないことがあり得るし、また第2実施形
態装置においては、サイドフェンス7、7の位置がサイ
ドフェンスラック8の歯8dの位置で決まり、横レジス
トの精度が要求される複写(コピー)においてはサイド
フェンス7、7の位置を補正することができず、要求を
満足することができないことがあり得るので、本実施形
態では上述のように構成してこれを解決している。但
し、タッピンネジ22の締め付け及び緩めは、そのまま
ではピニオン9も同時に回転してしまうため、サイドフ
ェンス7、7を手等で固定して行う。
【0014】
【発明の作用効果】請求項1に係る手差し給紙装置は以
上説明してきたように、ラックのガイド溝の側壁に設け
た突起により、手差しトレイの底板に形成したガイドボ
スを確実に保持できるので、転写紙の挙動によりサイド
フェンスが移動して開くことを経年的にも確実に防止す
ることができるという効果がある。
上説明してきたように、ラックのガイド溝の側壁に設け
た突起により、手差しトレイの底板に形成したガイドボ
スを確実に保持できるので、転写紙の挙動によりサイド
フェンスが移動して開くことを経年的にも確実に防止す
ることができるという効果がある。
【0015】請求項2に係る手差し給紙装置は以上説明
してきたように、ラックのガイド溝の突起を転写紙のサ
イズに応じて複数個所に設けたので、上記共通の効果に
加え、定形サイズの転写紙を使用する場合のサイドフェ
ンスの移動を確実に防止できるという効果がある。
してきたように、ラックのガイド溝の突起を転写紙のサ
イズに応じて複数個所に設けたので、上記共通の効果に
加え、定形サイズの転写紙を使用する場合のサイドフェ
ンスの移動を確実に防止できるという効果がある。
【0016】請求項3に係る手差し給紙装置は以上説明
してきたように、手差しトレイの底板に設けたガイドリ
ブに、ラックの歯と噛合する突起を備えるアームを一体
成形し、突起をラックの歯に噛合させることにより、任
意のサイズの転写紙においても手差しトレイの底板に形
成したガイドボスを確実に保持できるので、転写紙の挙
動によりサイドフェンスが移動して開くことを経年的に
も確実に防止することができるという効果がある。
してきたように、手差しトレイの底板に設けたガイドリ
ブに、ラックの歯と噛合する突起を備えるアームを一体
成形し、突起をラックの歯に噛合させることにより、任
意のサイズの転写紙においても手差しトレイの底板に形
成したガイドボスを確実に保持できるので、転写紙の挙
動によりサイドフェンスが移動して開くことを経年的に
も確実に防止することができるという効果がある。
【0017】請求項4に係る手差し給紙装置は以上説明
してきたように、手差しトレイの底板にタッピンネジを
通すための貫通穴を設け、ピニオンにタッピンネジと嵌
合する嵌合穴を設け、底板の通紙面よりタッピンネジに
よりピニオンを固定しまたは緩めることを可能としたの
で、厚紙の転写紙を用いる場合においてもサイドフェン
スが移動することのない十分な保持力を発揮でき、また
横レジストの精度がきびしい複写(コピー)等における
給紙精度をだすことができ、かつ任意の転写紙サイズに
対応することができるという効果がある。またタッピン
ネジを使用したことにより、サイドフェンスを移動させ
る際の振動等で通常のネジのようにさらにネジがゆるむ
ことを防止できるという効果もある。
してきたように、手差しトレイの底板にタッピンネジを
通すための貫通穴を設け、ピニオンにタッピンネジと嵌
合する嵌合穴を設け、底板の通紙面よりタッピンネジに
よりピニオンを固定しまたは緩めることを可能としたの
で、厚紙の転写紙を用いる場合においてもサイドフェン
スが移動することのない十分な保持力を発揮でき、また
横レジストの精度がきびしい複写(コピー)等における
給紙精度をだすことができ、かつ任意の転写紙サイズに
対応することができるという効果がある。またタッピン
ネジを使用したことにより、サイドフェンスを移動させ
る際の振動等で通常のネジのようにさらにネジがゆるむ
ことを防止できるという効果もある。
【図1】従来の手差し給紙装置を示す斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同保持力低下による斜め給紙状態の発生を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】本発明に係る手差し給紙装置の一実施形態を示
す図3相当の底面図である。
す図3相当の底面図である。
【図6】図5の実施形態装置の要部の拡大図である。
【図7】本発明に係る手差し給紙装置の第2の実施形態
を示す図3相当の底面図である。
を示す図3相当の底面図である。
【図8】図7の実施形態装置の要部の拡大図である。
【図9】同背面図である。
【図10】本発明に係る手差し給紙装置の第3の実施形
態を示す拡大断面図である。
態を示す拡大断面図である。
1 複写機本体 2 手差し給紙部 3 手差しテーブル 4 軸 5 カバー 6 トレイ底板 6a〜6d ガイドリブ 6e スナップフィット用の軸部 7 サイドフェンス 8 サイドフェンスラック 8a アーム 8b ガイド溝 8c 側壁 8d 歯 9 ピニオン 10 トレイ上昇レバー 11 トレイ底板ステー 12 補強板 13 手差しペーパーガイド 14 通紙面 15 転写紙 16 ガイドボス 20 突起 21 位置決め部 30 突起 31 アーム 40 タッピンネジ用の穴 41 タッピンネジ 42 貫通穴
Claims (4)
- 【請求項1】 転写紙のサイズに応じてサイドフェンス
を移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に
設けたピニオンに噛み合わせるとともに、上記ラックの
ガイド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボス
を嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記ラック
のガイド溝の側壁に、上記ガイドボスと嵌合する突起を
設けたことを特徴とする手差し給紙装置。 - 【請求項2】 上記突起を、上記転写紙のサイズに応じ
て複数個所に設けたことを特徴とする請求項1の手差し
給紙装置。 - 【請求項3】 転写紙のサイズに応じてサイドフェンス
を移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に
設けたピニオンに噛み合わせるとともに、上記ラックの
ガイド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボス
を嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板に
設けたガイドリブに、上記ラックの歯と噛合する突起を
備えるアームを一体成形したことを特徴とする手差し給
紙装置。 - 【請求項4】 転写紙のサイズに応じてサイドフェンス
を移動させるためのラックの歯を手差しトレイの底板に
設けたピニオンに噛み合わせるとともに、上記ラックの
ガイド溝に上記手差しトレイの底板に設けたガイドボス
を嵌合させてなる手差し給紙装置において、上記底板に
タッピンネジを通すための貫通穴を設け、かつ上記ピニ
オンに上記タッピンネジと嵌合する嵌合穴を設け、上記
底板の通紙面より上記タッピンネジにより上記ピニオン
を固定しまたは緩めることを可能としたことを特徴とす
る手差し給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237813A JPH1159922A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 手差し給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237813A JPH1159922A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 手差し給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159922A true JPH1159922A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17020794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9237813A Pending JPH1159922A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 手差し給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159922A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240801A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US7770888B2 (en) | 2006-10-06 | 2010-08-10 | Ricoh Company Limited | Paper-feeding device and image forming apparatus |
JP2011225340A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Canon Inc | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2012001327A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Brother Industries Ltd | シートガイド |
CN102862837A (zh) * | 2011-07-08 | 2013-01-09 | 致伸科技股份有限公司 | 文件限位机构 |
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