JPH0826527A - 画像形成装置の用紙及びカセット検知装置 - Google Patents

画像形成装置の用紙及びカセット検知装置

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JPH0826527A
JPH0826527A JP6169470A JP16947094A JPH0826527A JP H0826527 A JPH0826527 A JP H0826527A JP 6169470 A JP6169470 A JP 6169470A JP 16947094 A JP16947094 A JP 16947094A JP H0826527 A JPH0826527 A JP H0826527A
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JP
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cassette
recording paper
paper
absence
filler
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Application number
JP6169470A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Ito
和行 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カセットの装脱検知と記録紙の有無検知とを
確実に行なうとともに、機構の簡素化及び多様な装置レ
イアウトへの柔軟な対応を可能とする用紙及びカセット
検知装置。 【構成】 カセット1が装着されていないとき、遮蔽ブ
ラケット6は解除アーム8のアーム部8bに当接して矢
印C方向への回動を規制される。カセット1が矢印A方
向にセットされると、アーム部8bが遮蔽ブラケット6
から離間するので、遮蔽ブラケット6及びフィラー5の
下方への回動規制が解除され、フィラー5の先端部5a
がカセット内の記録紙(図示せず)上面に当接するまで
矢印C方向に回動する。カセット内の記録紙が消費され
るとフィラー5及び遮蔽ブラケット6がさらに回動し、
記録紙が全て消費された場合、遮蔽板7がセンサ10の
みを遮蔽する位置まで回動するので、センサ10の出力
がオフしセンサ11の出力はオンとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置における、用紙及びカセット検知装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置において、記録紙を収納したカセ
ットが画像形成装置に装着されたか否かを検知する機構
と、カセット内の記録紙の有無を検知する機構とを備え
ることは周知である。従来、カセット検知機構と記録紙
検知機構とは別々の機構として設けられていたが、コス
ト及びスペースの節約を目的として一つの検知機構によ
り両者を兼ねる検知装置が提案されている。例えば、実
開昭51−57139号公報には、1個の検知スイッチ
(センサ)を用い、そのセンサに対してカセットの挿脱
により作動する機構とカセット内の用紙の有無により作
動する機構とを介在させ、両機構の機械的動作をセンサ
により検知することで、カセットが装着されたか否か及
び記録紙の有無を検知するようにした検知装置が示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た検知装置のように、複数の機構を介在させてカセット
の挿脱及び記録紙の有無を検知する検知装置の場合、複
数の機構を構成する部品点数が多くなり、装置レイアウ
トが複雑となってしまう。その結果、検知装置が大型化
して画像形成装置におけるスペース占有率が上昇し、画
像形成装置の他の部品やユニットの部品配置に影響を及
ぼし、画像形成装置自体の寸法を左右することもありう
るという問題があった。
【0004】また、検知スイッチのように、カセット挿
脱の衝撃が検知手段に直接伝えられるような場合には、
その衝撃によって検知手段の耐久性が劣化し、しかも機
構が複雑なため多数の部品が介在して動作不良を引き起
こし、検知装置本来の機能を損なう恐れがあるという問
題があった。
【0005】本発明は、従来の検知装置における上述の
問題を解決し、カセットの挿脱検知と記録紙の有無検知
とを連動させた機構により両者の検知を確実に行なうと
ともに、機構の簡素化及び多様な装置レイアウトへの柔
軟な対応を可能とする用紙及びカセット検知装置を提供
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、画像形成装置に装着され、給紙カセットの挿脱及
び該カセット内の記録紙の有無を検知する用紙及びカセ
ット検知装置において、複数の光学センサと、該複数の
光学センサに検知される部材であって前記カセット内の
記録紙の有無に対応して作動する作動部材と、前記カセ
ットの挿脱に対応して前記作動部材の動作を規制する位
置と規制解除する位置とに移動可能な規制部材とを有
し、前記規制部材の規制位置及び規制解除位置における
前記作動部材に対する前記複数の光学センサの検知出力
に基づいて前記カセットの挿脱及び該カセット内の記録
紙の有無を検知することにより解決される。
【0007】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置に装着され、給紙カセットの挿脱及
び該カセット内の記録紙の有無を検知する用紙及びカセ
ット検知装置において、複数の検出部を有する一つの多
連光学センサと、該多連光学センサに検知される部材で
あって前記カセット内の記録紙の有無に対応して作動す
る作動部材と、前記カセットの挿脱に対応して前記作動
部材の動作を規制する位置と規制解除する位置とに移動
可能な規制部材とを有し、前記規制部材の規制位置及び
規制解除位置における前記作動部材に対する前記多連光
学センサの検知出力に基づいて前記カセットの挿脱及び
該カセット内の記録紙の有無を検知することを提案す
る。
【0008】
【作用】複数の光学センサに検知される作動部材はカセ
ット内の記録紙の有無に対応した動作を行なう。また、
作動部材は規制部材によりその動作を規制または規制解
除されるが、その規制部材は、カセットの挿脱に対応し
て作動部材の動作を規制する位置と規制を解除する位置
とに移動する。そして、規制部材が作動部材の動作を規
制する位置と規制を解除する位置とにあるときの作動部
材の動作状態を複数の光学センサにより検知し、その出
力に基づいてカセットの挿脱及びカセット内の記録紙の
有無を判断する。
【0009】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1及び図2において、図示しない画像形
成装置のフレームに平板ブラケット2及びボックスブラ
ケット3が固定支持されている。平板ブラケット2は、
給紙カセット1が画像形成装置にセットされたときに、
その給紙カセット1の上方に突出するように設けられて
いる。平板ブラケット2には軸4が嵌装され、軸4の両
端にはペーパエンドフィラー(以下、単にフィラーとい
う)5及び遮蔽ブラケット6が固着されている。遮蔽ブ
ラケット6は画像形成装置の奥側に位置し、フィラー5
は装置手前側に位置するものである。遮蔽ブラケット6
の先端にはペーパエンド検知遮蔽板(以下、単に遮蔽板
という)7が設けられている。なお、軸4は平板ブラケ
ット2に対してフリーの状態で支持されている。
【0012】一方、ボックスブラケット3には、ペーパ
エンド検知解除アーム(以下、単に解除アームという)
8が軸9により回動自在に装着されている。解除アーム
8は、図示しないスプリングにより図2において時計回
りの付勢力が与えられ、給紙カセット1がセットされて
いない状態では図2に一点鎖線で示す位置に保持され
る。そして、解除アーム8は、2本のアーム部8a,b
を有している。また、ボックスブラケット3には2個の
センサ10,11が取り付けられている。これらのセン
サは、夫々発光部と受光部とを有する透過型フォトセン
サ(フォトインタラプタ)である。
【0013】また、図1及び図2において、給紙カセッ
ト1は矢印A方向に画像形成装置に挿入されセットされ
る。なお、図1は、給紙カセット1を装着した状態を示
しており、図2は、給紙カセット1が完全に装着される
寸前の状態を示している。画像形成装置のカセット装着
部と検知装置が設けられる部分とは、隔壁又は側板によ
り仕切られているが、これらの図には隔壁又は側板は省
略されている。また、その隔壁又は側板には、後述する
給紙カセット1の突出部12やガイド部1aを受けるた
めの開口が設けられている。
【0014】給紙カセット1の奥側両端にはガイド部1
a(片側のガイド部は図示せず)が設けられている。ま
た、給紙カセット1の奥側端部には突出部12が設けら
れ、その突出部の中央円形部に押圧突起13が植設され
ている。この押圧突起13は、カセット1が装置本体に
装着されたときに、その先端が解除アーム8の一方のア
ーム部8aに当接する位置に設けられている。そして、
図2に示すように、解除アーム8のもう一方のアーム部
8bに遮蔽ブラケット6の下端部が当接している。とこ
ろで、前述したように、遮蔽ブラケット6及びフィラー
5は軸4に固着され、その軸4がフリーの状態で回動で
きるようになっているため、遮蔽ブラケット6及びフィ
ラー5はその自重により下方に回動しようとするが、遮
蔽ブラケット6の下端部が解除アーム8の一方のアーム
部8bに当接しているので、遮蔽ブラケット6及びフィ
ラー5は下方への回動を規制されている。
【0015】次に、検知装置の動作について説明する。
給紙カセット1が矢印A方向に画像形成装置に挿入され
セットされると、カセット突出部12に設けられた押圧
突起13が解除アームの一方のアーム部8aを押圧し、
解除アーム8を軸9を支点として矢印B方向に回動させ
る。すると、解除アーム8の他方のアーム部8bが遮蔽
ブラケット6から離間するので、解除アーム8による遮
蔽ブラケット6(及びフィラー5)の下方への回動規制
が解除される。その結果、遮蔽ブラケット6(及びフィ
ラー5)は、軸4を中心に矢印C方向に回動する。遮蔽
ブラケット6が矢印C方向に回動すると、遮蔽ブラケッ
ト6の先端に設けられた遮蔽板7がセンサ10及び11
の発光部と受光部との間の隙間に進入する。このとき、
軸4に固着されたフィラー5も一緒に回転する分けであ
るが、カセット1内に記録用紙が載置されていた場合に
は、フィラー5の先端部5aがその記録用紙に当接する
ので、フィラー5(及び遮蔽ブラケット6)の回動量が
規制される。
【0016】次に、フィラー5及び遮蔽ブラケット6の
回動と2個のセンサ10,11の出力との関係につい
て、図3〜6を参照して説明する。なお、図3〜5は、
それぞれ、カセットが装着されていない状態、記録用紙
を載置したカセットが装着されている状態、カセットは
載置されているが記録用紙がない状態を示している。た
だし、これらの図においては、説明を判り易くするた
め、カセット1の本体やボックスブラケット3及び解除
アーム8等は省略してある。また、図6は、上記3つの
状態に対応したセンサ10,11の出力を示すものであ
る。
【0017】図3は、給紙カセットがセットされていな
いときのフィラー5及び遮蔽ブラケット6の位置を示し
ている。前述したように、給紙カセットがセットされて
いないとき、解除アームの一方のアーム部8b(図1,
2参照)に遮蔽ブラケット6の下端部が当接しているの
で、フィラー5及び遮蔽ブラケット6は軸4を中心とす
る下方への回動を規制され、図示の位置に保持されてい
る。このとき、2個のセンサ10,11は、各発光部1
0a,11aと受光部10b,11b(発光部と受光部
の位置関係は逆でも良い)との間が遮られておらず、両
方のセンサとも出力はオンになっている。すなわち、図
6の(a)に示す状態である。
【0018】そして、図4に示すように、記録紙束Pを
載置したカセット(用紙を載置する底板14のみ図示す
る)がセットされると、前述したように、解除アーム8
(この図には示されていない)が回動して遮蔽ブラケッ
ト6から離間する。その結果、遮蔽ブラケット6及びフ
ィラー5が下方(図中時計回り)に回動し、フィラー5
の先端部5aが記録紙束Pの上面に当接した位置で停止
する。このとき、遮蔽ブラケット6の先端に設けられた
遮蔽板7が2個のセンサ10,11の発光部と受光部の
間に入り込み、両方のセンサ出力をオフさせる。すなわ
ち、図6の(b)に示す状態である。
【0019】なお、カセット底板14は、軸15を支点
として回動可能に設けられ、図示しないスプリングによ
り図中反時計回りの方向に付勢されている。そして、画
像形成装置の給紙機構(図示せず)により記録紙束Pの
上面から1枚ずつ給紙が行なわれるときに、記録紙束P
の上面の位置を常に同じ位置に保持するようになってい
る。つまり、記録紙が給紙されるにしたがって、カセッ
ト底板14が徐々に上昇することになる。また、記録紙
は矢印Dの方向に給紙される。
【0020】ところで、カセット底板14のフィラー5
に対応する位置には、図示しない切り欠きが設けられて
いる。その切り欠きは、フィラー5が自重により下方に
回動したときに、フィラーの先端部5aが入り込むため
のものである。
【0021】そして、図5に示すように、カセット内の
記録紙が全て消費されると、カセット底板14が図示の
位置まで上昇する。このとき、フィラーの先端部5aが
前述した切り欠き(図示せず)の中に入り込み、フィラ
ー5及び遮蔽ブラケット6が図示の位置まで回動する。
その結果、一方のセンサ11は、その発光部と受光部の
間が遮られていないので出力はオンとなる。しかし、も
う一方のセンサ10は、発光部と受光部との間に遮蔽ブ
ラケット6の遮蔽板7が入り込むので、その出力はオフ
である。すなわち、図6の(c)に示す状態である。な
お、記録紙が消費されたのではなく、始めから記録紙が
載置されていないカセットをセットした場合も図5の状
態になる。
【0022】給紙カセットの有無(挿脱)及び記録紙の
有無と、2個のセンサ10,11の出力との関係を図6
にまとめて示す。この図において、(a)は給紙カセッ
トが画像形成装置本体に装着されていないときを表して
おり、センサ10,11の出力は両方共オンになってい
る。また、(b)は給紙カセットが装着され記録紙も載
置されている状態を表しており、センサ10,11の出
力は両方共オフになっている。なお、前述したように記
録紙が給紙されていくとき、記録紙上面の位置は変化し
ないので、フィラー5の位置は変化せず遮蔽板7の位置
も変化しない。よって、記録紙があるかぎりセンサ1
0,11の出力は両方共オフのままである。そして、
(c)はカセットは装着されているが記録紙がない状態
を表しており、センサ10の出力はオフに、センサ11
の出力はオンになっている。このように、2個のセンサ
10,11の出力の組合せから給紙カセットの有無(挿
脱)及び記録紙の有無を判別することが可能となる。本
実施例においては、その判別は画像形成装置の制御手段
(図示せず)により行なっている。
【0023】本実施例においては、給紙カセットの有無
(挿脱)を検知する機構と記録紙の有無を検知する機構
とを、それぞれ別個に設けるのではなく、両機構のかな
りの部分を共通化して両者を連動させ、その連動した機
構部品によるフォトインタラプタの遮断状況に基づいて
給紙カセットの有無(挿脱)及び記録紙の有無を検知し
ている。従って、部品点数を減らしてコスト削減及びス
ペースの節約が可能となり、また、検知動作の簡素化も
行なうことができるので、動作不良等を招くことがなく
確実な検知を行なうことができる。さらに、センサによ
る検出状態(フォトインタラプタの遮断の仕方)は一つ
に限定されるものではなく、複数の態様を取ることがで
きる。そのため、柔軟性(選択性)に富んだ設計を行な
うことができる。
【0024】次に、フィラー5及び遮蔽ブラケット6の
軸4に対する取付角度を変化させ、遮蔽板7による2個
のセンサ10,11の遮蔽の仕方を変化させた例につい
て説明する。
【0025】図7〜9に示す例において、フィラー5と
遮蔽ブラケット6の成す角度αは、図1〜6により説明
した検知装置のものよりも大きくなっている。これ以外
の構成は、図1〜6により説明した検知装置と同様であ
る。
【0026】図7は、給紙カセットが装着されていない
状態を示しており、このとき、遮蔽板7はセンサ11だ
けを遮蔽している。そのため、図10(a)に示すよう
に、センサ10の出力はオンであり、センサ11の出力
はオフとなっている。
【0027】図8は、記録紙が収納されたカセットが装
着された状態を示している。図に示すように、フィラー
5及び遮蔽ブラケット6は、フィラーの先端部5aが記
録紙の上面に当接する位置まで回動する。このとき、遮
蔽板7はセンサ10だけを遮蔽している。そのため、図
10(b)に示すように、センサ10の出力はオフであ
り、センサ11の出力がオンとなっている。
【0028】図9は、カセットは装着されているが記録
紙が無い状態を表している。図に示すように、フィラー
の先端部5aがカセット底板14の切り欠き(図示せ
ず)内に入り込んでいる。このとき、遮蔽板7はセンサ
10,11の両方を遮蔽せず、図10(c)に示すよう
に、センサ10,11の出力は両方共オンとなってい
る。この例においては、2個のセンサ10,11の出力
の組合せが異なっているが、やはり、2個のセンサ1
0,11の出力から給紙カセットの有無(挿脱)及び記
録紙の有無を検知可能なことが分かる。
【0029】次に、本発明の請求項2に係る実施例につ
いて図11〜14を参照して説明する。本実施例の検知
装置は、センサとして1個の多連センサを用いたもので
ある。それ以外の構成は、図1〜6により説明した検知
装置と同様である。多連センサは、1個のセンサに複数
の検出部を有するものであり、本実施例においては2つ
の検出部を有する多連センサを用いる。
【0030】図11は、給紙カセットが装着されていな
い状態を示しており、このとき、遮蔽板7は多連センサ
20を遮蔽していない。そのため、図14(a)に示す
ように、多連センサ20の2つの検出部20a,bの出
力は、両方共にオンとなっている。
【0031】図12は、記録紙が収納されたカセットが
装着された状態を示している。図に示すように、フィラ
ー5及び遮蔽ブラケット6は、フィラーの先端部5aが
記録紙の上面に当接する位置まで回動する。このとき、
遮蔽板7は多連センサ20の2つの検出部20a,bの
両方を遮蔽している。そのため、図14(b)に示すよ
うに、多連センサ20の2つの検出部20a,bの出力
は、両方共にオフとなっている。
【0032】図13は、カセットは装着されているが記
録紙が無い状態を表している。図に示すように、フィラ
ーの先端部5aがカセット底板14の切り欠き(図示せ
ず)内に入り込んでいる。このとき、遮蔽板7は多連セ
ンサ20の一方の検出部20aだけを遮蔽している。そ
のため、図14(c)に示すように、多連センサ20の
一方の検出部20aの出力がオフし、他方の検出部20
bの出力がオンしている。
【0033】本実施例においては、1個の多連センサ2
0の2つの検出部20a,bの出力から給紙カセットの
有無(挿脱)及び記録紙の有無を検知することができ
る。多連センサを用いることにより、センサ組み付け作
業を容易にし、コスト低減に寄与することができる。
【0034】次に、フィラー5及び遮蔽ブラケット6の
軸4に対する取付角度を変化させ、遮蔽板7による多連
センサ20の遮蔽の仕方を変化させた例について説明す
る。
【0035】図15〜17に示す例において、フィラー
5と遮蔽ブラケット6の成す角度βは、図11〜13に
より説明した検知装置のものよりも大きくなっている。
これ以外の構成は、図11〜13により説明した検知装
置と同様である。
【0036】図15は、給紙カセットが装着されていな
い状態を示しており、このとき、遮蔽板7は多連センサ
20の一方の検出部20bだけを遮蔽している。そのた
め、多連センサ20の一方の検出部20bの出力がオフ
し、他方の検出部20aの出力がオンとなる。
【0037】図16は、記録紙が収納されたカセットが
装着された状態を示している。図に示すように、フィラ
ー5及び遮蔽ブラケット6は、フィラーの先端部5aが
記録紙の上面に当接する位置まで回動する。このとき、
遮蔽板7は多連センサ20の一方の検出部20aだけを
遮蔽している。そのため、多連センサ20の一方の検出
部20aの出力がオフし、他方の検出部20bの出力が
オンとなる。
【0038】図13は、カセットは装着されているが記
録紙が無い状態を表している。図に示すように、フィラ
ーの先端部5aがカセット底板14の切り欠き(図示せ
ず)内に入り込んでいる。このとき、遮蔽板7は多連セ
ンサ20を遮蔽していない。そのため、多連センサ20
の2つの検出部20a,bの出力は、両方共にオンとな
る。
【0039】このように、この例においては、多連セン
サ20の2つの検出部20a,bの出力の組合せが異な
っているが、やはり、多連センサ20の2つの検出部2
0a,bの出力から給紙カセットの有無(挿脱)及び記
録紙の有無を検知可能なことが分かる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙及び
カセット検知装置によれば、カセットの有無(装脱)を
検知する機構と記録紙の有無を検知する機構とを部分的
に共通化して両者を連動させ、その連動した機構部品に
対する光学センサの検知出力に基づいてカセットの装脱
及び記録紙の有無を検知することができる。従って、部
品点数を減らしてコスト削減及びスペースの節約が可能
となり、また、検知動作の簡素化も行なうことができる
ので、動作不良等を招くことがなく確実な検知を行なう
ことができる。さらに、検知動作の多様化により多様な
装置レイアウトへの柔軟な対応が可能となる。
【0041】請求項2の構成により、上記の効果に加え
てセンサ組み付け作業を容易にし、コスト低減に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の用紙及びカセット検知装置の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】図2は、その検知装置の一部を示す部分平面図
である。
【図3】図3は、カセットが装着されていない状態の検
知装置の機構部品と2つのセンサとの位置関係を説明す
るための一部を省略した正面図である。
【図4】図4は、記録紙を収納したカセットが装着され
た状態の検知装置の機構部品と2つのセンサとの位置関
係を説明するための一部を省略した正面図である。
【図5】図5は、記録紙が全て消費された状態の検知装
置の機構部品と2つのセンサとの位置関係を説明するた
めの一部を省略した正面図である。
【図6】図6は、図3〜5に示した状態における2つの
センサ出力を示す図であり、(a)は図3に、(b)は
図4に、(c)は図5に対応するものである。
【図7】図7は、検知装置の機構部品の位置関係が異な
る別例における、カセットが装着されていない状態の機
構部品と2つのセンサとの位置関係を説明するための一
部を省略した正面図である。
【図8】図8は、その別例における、記録紙を収納した
カセットが装着された状態の機構部品と2つのセンサと
の位置関係を説明するための一部を省略した正面図であ
る。
【図9】図9は、その別例における、記録紙が全て消費
された状態の機構部品と2つのセンサとの位置関係を説
明するための一部を省略した正面図である。
【図10】図10は、図7〜9に示した状態における2
つのセンサ出力を示す図であり、(a)は図7に、
(b)は図8に、(c)は図9に対応するものである。
【図11】図11は、多連センサを用いた実施例におけ
る、カセットが装着されていない状態の機構部品と2つ
のセンサとの位置関係を説明するための一部を省略した
正面図である。
【図12】図12は、その実施例における、記録紙を収
納したカセットが装着された状態の機構部品と2つのセ
ンサとの位置関係を説明するための一部を省略した正面
図である。
【図13】図13は、その実施例における、記録紙が全
て消費された状態の機構部品と2つのセンサとの位置関
係を説明するための一部を省略した正面図である。
【図14】図14は、図11〜13に示した状態におけ
る2つのセンサ出力を示す図であり、(a)は図11
に、(b)は図12に、(c)は図13に対応するもの
である。
【図15】図15は、多連センサを用いた実施例の機構
部品の位置関係が異なる別例における、カセットが装着
されていない状態の機構部品と2つのセンサとの位置関
係を説明するための一部を省略した正面図である。
【図16】図16は、その別例における、記録紙を収納
したカセットが装着された状態の機構部品と2つのセン
サとの位置関係を説明するための一部を省略した正面図
である。
【図17】図17は、その別例における、記録紙が全て
消費された状態の機構部品と2つのセンサとの位置関係
を説明するための一部を省略した正面図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット 5 ペーパエンドフィラー 6 遮蔽ブラケット 7 ペーパエンド検知遮蔽板 8 ペーパエンド検知解除アーム 10,11 センサ(フォトインタラプタ) 13 押圧突起 14 カセット底板 20 多連センサ A カセット装着方向 B 解除アーム回動方向 C 遮蔽板回動方向 D 給紙方向 P 記録紙束

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に装着され、給紙カセット
    の挿脱及び該カセット内の記録紙の有無を検知する用紙
    及びカセット検知装置において、 複数の光学センサと、該複数の光学センサに検知される
    部材であって前記カセット内の記録紙の有無に対応して
    作動する作動部材と、前記カセットの挿脱に対応して前
    記作動部材の動作を規制する位置と規制解除する位置と
    に移動可能な規制部材とを有し、前記規制部材の規制位
    置及び規制解除位置における前記作動部材に対する前記
    複数の光学センサの検知出力に基づいて前記カセットの
    挿脱及び該カセット内の記録紙の有無を検知することを
    特徴とする用紙及びカセット検知装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置に装着され、給紙カセット
    の挿脱及び該カセット内の記録紙の有無を検知する用紙
    及びカセット検知装置において、 複数の検出部を有する一つの多連光学センサと、該多連
    光学センサに検知される部材であって前記カセット内の
    記録紙の有無に対応して作動する作動部材と、前記カセ
    ットの挿脱に対応して前記作動部材の動作を規制する位
    置と規制解除する位置とに移動可能な規制部材とを有
    し、前記規制部材の規制位置及び規制解除位置における
    前記作動部材に対する前記多連光学センサの検知出力に
    基づいて前記カセットの挿脱及び該カセット内の記録紙
    の有無を検知することを特徴とする用紙及びカセット検
    知装置。
JP6169470A 1994-07-21 1994-07-21 画像形成装置の用紙及びカセット検知装置 Pending JPH0826527A (ja)

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