JPH07187437A - 回転軸の支持装置 - Google Patents
回転軸の支持装置Info
- Publication number
- JPH07187437A JPH07187437A JP33174493A JP33174493A JPH07187437A JP H07187437 A JPH07187437 A JP H07187437A JP 33174493 A JP33174493 A JP 33174493A JP 33174493 A JP33174493 A JP 33174493A JP H07187437 A JPH07187437 A JP H07187437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- bearing
- rotary shaft
- delivery roller
- driven transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザが簡単に回転軸を交換することがで
き、低コスト化を図る。 【構成】 回転軸１を軸受４方向にスプリング３の力に
抗して相対移動可能にし、被駆動伝達部１aを駆動ボス
７から離脱させて回転軸１を引き抜くようにする。
き、低コスト化を図る。 【構成】 回転軸１を軸受４方向にスプリング３の力に
抗して相対移動可能にし、被駆動伝達部１aを駆動ボス
７から離脱させて回転軸１を引き抜くようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置における搬送
装置などに好適な回転軸の支持装置に関する。
装置などに好適な回転軸の支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】給紙装置において、搬送用ゴムローラ等
の消耗時に、ユーザがこれを交換する場合、工具を用い
ないで外すことが望ましいが、従来の装置では、Ｅリン
グや樹脂製の止め輪等を使ってセットおよび取り外しを
行っていた。
の消耗時に、ユーザがこれを交換する場合、工具を用い
ないで外すことが望ましいが、従来の装置では、Ｅリン
グや樹脂製の止め輪等を使ってセットおよび取り外しを
行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記構造で
は、Ｅ状の係止リング等は紛失しやすく、また変形など
が生じて再利用し難いなどの問題があった。
は、Ｅ状の係止リング等は紛失しやすく、また変形など
が生じて再利用し難いなどの問題があった。
【０００４】前記問題の対策として、図５に示すよう
に、ゴムローラ10の回転軸11を駆動軸12とは別にして、
駆動ギヤ14と従動ギヤ15を外し、ゴムローラ10部のみを
受け部13から強制的に外す機構も知られているが、この
場合、駆動系が複雑でコストがかかってしまうという問
題があった。
に、ゴムローラ10の回転軸11を駆動軸12とは別にして、
駆動ギヤ14と従動ギヤ15を外し、ゴムローラ10部のみを
受け部13から強制的に外す機構も知られているが、この
場合、駆動系が複雑でコストがかかってしまうという問
題があった。
【０００５】本発明の目的は、ユーザが簡単に回転軸を
交換することができ、低コスト化を図ることができる回
転軸の支持装置を提供することにある。
交換することができ、低コスト化を図ることができる回
転軸の支持装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、回転軸の一端に、駆動伝達手段と着脱自
在でかつ駆動連結される被駆動伝達部を形成し、さらに
前記回転軸の他端に、軸方向にある範囲移動可能でかつ
スプリングによって外側に付勢された軸受を設けたこと
を特徴とする。
め、本発明は、回転軸の一端に、駆動伝達手段と着脱自
在でかつ駆動連結される被駆動伝達部を形成し、さらに
前記回転軸の他端に、軸方向にある範囲移動可能でかつ
スプリングによって外側に付勢された軸受を設けたこと
を特徴とする。
【０００７】また、前記軸受を受ける側板と当接する前
記軸受の面を球状に形成したことを特徴とする。
記軸受の面を球状に形成したことを特徴とする。
【０００８】また、前記駆動伝達手段と被駆動伝達部が
係合した状態で、駆動連結に至るまでの案内を行う案内
部を少なくとも一方に形成したことを特徴とする。
係合した状態で、駆動連結に至るまでの案内を行う案内
部を少なくとも一方に形成したことを特徴とする。
【０００９】
【作用】前記構成の回転軸の支持装置によれば、回転軸
を軸受方向に押圧すると、スプリングの力に抗して回転
軸は移動し、被駆動伝達部が駆動伝達手段から離脱す
る。この状態で軸受を中心として回転軸を、例えば、上
方に回動して引き抜くと、軸受が側板から外れるので、
簡単に回転軸を取り外すことができる。
を軸受方向に押圧すると、スプリングの力に抗して回転
軸は移動し、被駆動伝達部が駆動伝達手段から離脱す
る。この状態で軸受を中心として回転軸を、例えば、上
方に回動して引き抜くと、軸受が側板から外れるので、
簡単に回転軸を取り外すことができる。
【００１０】また、軸受の側板当接面を球状としたの
で、取り外し時の回転軸の回動動作がスムーズになる。
で、取り外し時の回転軸の回動動作がスムーズになる。
【００１１】また、案内部を設けたので、駆動伝達手段
と被駆動伝達部との駆動連結を確実に行うことができ
る。
と被駆動伝達部との駆動連結を確実に行うことができ
る。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【００１３】図１は一実施例の回転軸の支持装置の分解
斜視図、図２は組立状態の側面図であり、１は回転軸、
２はこの回転軸１の中央に固定されたスポンジ製の搬送
ローラ、３は回転軸１に外嵌されたコイル状のスプリン
グ、４は回転軸１と相対的に移動可能な軸受、５はＥ状
の係止リング、６は図示しない装置本体側に設けられた
加圧コロ、７は後側板９に取り付けられた駆動ボス、８
は軸受４が軸支される前側板、９は後側板である。
斜視図、図２は組立状態の側面図であり、１は回転軸、
２はこの回転軸１の中央に固定されたスポンジ製の搬送
ローラ、３は回転軸１に外嵌されたコイル状のスプリン
グ、４は回転軸１と相対的に移動可能な軸受、５はＥ状
の係止リング、６は図示しない装置本体側に設けられた
加圧コロ、７は後側板９に取り付けられた駆動ボス、８
は軸受４が軸支される前側板、９は後側板である。
【００１４】搬送ローラ２の交換時は、搬送ローラ２を
前側板８側に押圧すると、スプリング３の弾発力に抗し
て、回転軸１が軸受４方向(矢印Ａ方向)に移動し、駆動
ボス７に嵌合されている被駆動伝達部１aが外れる。こ
の時点で軸受４側を支点に回転軸１を上方(矢印Ｂ方向)
に持ち上げ、矢印Ｃ方向に引き抜くことで、回転軸１を
両側板８，９から取り外すことができる。
前側板８側に押圧すると、スプリング３の弾発力に抗し
て、回転軸１が軸受４方向(矢印Ａ方向)に移動し、駆動
ボス７に嵌合されている被駆動伝達部１aが外れる。こ
の時点で軸受４側を支点に回転軸１を上方(矢印Ｂ方向)
に持ち上げ、矢印Ｃ方向に引き抜くことで、回転軸１を
両側板８，９から取り外すことができる。
【００１５】軸受４の、前側板８の当接面は、球状部４
aとなっているため、回転軸１を上方に持ち上げる際、
スムーズに行うことができる。
aとなっているため、回転軸１を上方に持ち上げる際、
スムーズに行うことができる。
【００１６】図３は回転軸を取り付けるときの様子を示
す説明図であり、取り外した状態の回転軸１の端部の軸
受４を矢印Ｄのように、まず前側板８に嵌合し、次いで
矢印Ｅ方向に回転軸１を倒し、スプリング３を圧縮した
状態で被駆動伝達部１aを駆動ボス７の中空部に対面さ
せて、操作者による付勢力を解くと、スプリング３の弾
発力により被駆動伝達部１aが駆動ボス７に嵌合され
る。駆動ボス７には長さＬ分だけの案内部７aがあり、
被駆動伝達部１aの位置合わせをしなくても、案内部７a
の作用により両者は駆動連結される。
す説明図であり、取り外した状態の回転軸１の端部の軸
受４を矢印Ｄのように、まず前側板８に嵌合し、次いで
矢印Ｅ方向に回転軸１を倒し、スプリング３を圧縮した
状態で被駆動伝達部１aを駆動ボス７の中空部に対面さ
せて、操作者による付勢力を解くと、スプリング３の弾
発力により被駆動伝達部１aが駆動ボス７に嵌合され
る。駆動ボス７には長さＬ分だけの案内部７aがあり、
被駆動伝達部１aの位置合わせをしなくても、案内部７a
の作用により両者は駆動連結される。
【００１７】図４(a)，(b)は軸受部の比較図であり、図
４(a)の如く、当接面Ｓが角張っている従来の軸受４と
異なり、本実施例では図４(b)のように、球状部４aを設
けているので、回転軸１の回動はスムーズになる。
４(a)の如く、当接面Ｓが角張っている従来の軸受４と
異なり、本実施例では図４(b)のように、球状部４aを設
けているので、回転軸１の回動はスムーズになる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転軸の
支持装置は、請求項１記載の発明によれば、回転軸と軸
受を相対的に移動可能としたので、回転軸を軸方向に移
動させて容易に着脱することができ、交換作業性を向上
させることができる。
支持装置は、請求項１記載の発明によれば、回転軸と軸
受を相対的に移動可能としたので、回転軸を軸方向に移
動させて容易に着脱することができ、交換作業性を向上
させることができる。
【００１９】請求項２記載の発明によれば、軸受の側板
当接面を球状としたので、取り外し時の回転軸の回動動
作がスムーズになる。
当接面を球状としたので、取り外し時の回転軸の回動動
作がスムーズになる。
【００２０】請求項３記載の発明によれば、案内部を設
けたので、駆動伝達手段と被駆動伝達部との駆動連結を
確実に行うことができる。
けたので、駆動伝達手段と被駆動伝達部との駆動連結を
確実に行うことができる。
【図１】本発明の回転軸の支持装置の一実施例の分解斜
視図である。
視図である。
【図２】図１に示す回転軸の支持装置の組立状態の側面
図である。
図である。
【図３】図１に示す回転軸の支持装置の回転軸を取り付
けるときの様子を示す説明図である。
けるときの様子を示す説明図である。
【図４】本発明の実施例と従来例の軸受部の比較図であ
る。
る。
【図５】従来例の搬送ローラ部の構造を示す図である。
１…回転軸、 １a…被駆動伝達部、 ３…スプリン
グ、 ４…軸受、 ４a…球状部、 ７…駆動ボス、
８…前側板。
グ、 ４…軸受、 ４a…球状部、 ７…駆動ボス、
８…前側板。
Claims (3)
- 【請求項１】 回転軸の一端に、駆動伝達手段と着脱自
在でかつ駆動連結される被駆動伝達部を形成し、さらに
前記回転軸の他端に、軸方向にある範囲移動可能でかつ
スプリングによって外側に付勢された軸受を設けたこと
を特徴とする回転軸の支持装置。 - 【請求項２】 前記軸受を受ける側板と当接する前記軸
受の面を球状に形成したことを特徴とする請求項１記載
の回転軸の支持装置。 - 【請求項３】 前記駆動伝達手段と被駆動伝達部が係合
した状態で、駆動連結に至るまでの案内を行う案内部を
少なくとも一方に形成したことを特徴とする請求項１記
載の回転軸の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33174493A JPH07187437A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 回転軸の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33174493A JPH07187437A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 回転軸の支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187437A true JPH07187437A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18247133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33174493A Pending JPH07187437A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 回転軸の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07187437A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0871078A1 (en) * | 1997-04-11 | 1998-10-14 | Xerox Corporation | Integral drive roll bearing assembly |
| JP2006011112A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2008201532A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Saxa Inc | ローラの支持構造 |
| JP2009040512A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Kyocera Mita Corp | 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| JP2010150022A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Ricoh Co Ltd | 用紙揃え装置、用紙積載装置及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33174493A patent/JPH07187437A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0871078A1 (en) * | 1997-04-11 | 1998-10-14 | Xerox Corporation | Integral drive roll bearing assembly |
| US6070870A (en) * | 1997-04-11 | 2000-06-06 | Xerox Corporation | Integral drive roll bearing assembly |
| JP2006011112A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP4548772B2 (ja) * | 2004-06-28 | 2010-09-22 | 株式会社リコー | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2008201532A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Saxa Inc | ローラの支持構造 |
| JP2009040512A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Kyocera Mita Corp | 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 |
| JP2010150022A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Ricoh Co Ltd | 用紙揃え装置、用紙積載装置及び画像形成装置 |
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