JP2845678B2 - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
- Publication number
- JP2845678B2 JP2845678B2 JP22372392A JP22372392A JP2845678B2 JP 2845678 B2 JP2845678 B2 JP 2845678B2 JP 22372392 A JP22372392 A JP 22372392A JP 22372392 A JP22372392 A JP 22372392A JP 2845678 B2 JP2845678 B2 JP 2845678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- platen
- feed
- continuous form
- feed roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に関し、特
に連続帳票を送るプルトラクタを標準で装備したプリン
タ装置に関する。
に連続帳票を送るプルトラクタを標準で装備したプリン
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は、図3(a)に示
すように、標準の状態ではプルトラクタユニット28は
付けられておらず、プラテン1と、フィードローラ13
を保持するフィードローラユニット26と、フィードロ
ーラ13に単票25を押し付けるベールローラ24と、
ベールローラ24を保持しベールスタッド27を回転中
心とし回転自在であるベールアーム18とで用紙排出機
構が構成されており、この標準状態では用紙は単票25
しか送ることができなかった。プルトラクタ11で連続
帳票17を送りたい場合には、図3(b)に示すよう
に、フィードローラユニット26を取り外し、オプショ
ンで設定されているプルトラクタユニット28を取り付
けなければならなかった。
すように、標準の状態ではプルトラクタユニット28は
付けられておらず、プラテン1と、フィードローラ13
を保持するフィードローラユニット26と、フィードロ
ーラ13に単票25を押し付けるベールローラ24と、
ベールローラ24を保持しベールスタッド27を回転中
心とし回転自在であるベールアーム18とで用紙排出機
構が構成されており、この標準状態では用紙は単票25
しか送ることができなかった。プルトラクタ11で連続
帳票17を送りたい場合には、図3(b)に示すよう
に、フィードローラユニット26を取り外し、オプショ
ンで設定されているプルトラクタユニット28を取り付
けなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプリンタ装
置は、標準状態では単票用紙しか送ることができず、連
続帳票を使うにはフィードローラユニットを取り外し
て、オプション設定されているプルトラクタユニットを
代わりに取り付けなければならなかった。したがってユ
ーザーは、単票用紙と連続帳票を切り替えるごとに、フ
ィードローラユニットとプルトラクタユニットを交換し
なければならないわずらわしさがあり、更に使用しない
ユニットを置く保管場所がないため、紛失したり誤って
こわすという問題点があった。
置は、標準状態では単票用紙しか送ることができず、連
続帳票を使うにはフィードローラユニットを取り外し
て、オプション設定されているプルトラクタユニットを
代わりに取り付けなければならなかった。したがってユ
ーザーは、単票用紙と連続帳票を切り替えるごとに、フ
ィードローラユニットとプルトラクタユニットを交換し
なければならないわずらわしさがあり、更に使用しない
ユニットを置く保管場所がないため、紛失したり誤って
こわすという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はプラテンと、こ
のプラテンの周速度より速い速度で回転するフィードロ
ーラと、連続帳票を引き上げるプルトラクタと、前記プ
ラテン及び前記フィードローラと前記プルトラクタとの
間に設けられ前記連続帳票の摩擦負荷により回転自在で
且つ前記連続帳票の送りルートを曲げるように作用する
ローラとを備え、単票を送る前記フィードローラが前記
プラテンと前記ローラとを結ぶ接線から僅かに離間して
設けられており、このフィードローラに前記単票を介し
当接して前記単票を送る単票ローラ回転機構を備えてい
る。
のプラテンの周速度より速い速度で回転するフィードロ
ーラと、連続帳票を引き上げるプルトラクタと、前記プ
ラテン及び前記フィードローラと前記プルトラクタとの
間に設けられ前記連続帳票の摩擦負荷により回転自在で
且つ前記連続帳票の送りルートを曲げるように作用する
ローラとを備え、単票を送る前記フィードローラが前記
プラテンと前記ローラとを結ぶ接線から僅かに離間して
設けられており、このフィードローラに前記単票を介し
当接して前記単票を送る単票ローラ回転機構を備えてい
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は図1の左
側面図で(a)は連続帳票送り、(b)は単票送りの場
合をそれぞれ示す。
る。図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は図1の左
側面図で(a)は連続帳票送り、(b)は単票送りの場
合をそれぞれ示す。
【0006】プラテン1の同軸上にはプラテンギヤ2と
フィードドライブギヤ3が固定されており、モータ4の
回転は、モータ4の軸に固定されたモータギヤ5によっ
て、モータギヤ5とかみ合っているプラテンギヤ2を経
由してプラテン1に伝えられる。プラテン1の回転は、
プラテンギヤ2とかみ合っているアイドルギヤ6,7,
8とトラクタドライブギヤ9を経由してトラクタドライ
ブシャフト10に伝えられ、プルトラクタ11のピンベ
ルト12が回転する。このとき、プラテン1の周速度と
ピンベルト12の周速度は同じであり、互いに同じ方向
に回転する。フィードローラ13にはフィードギヤ14
が同軸に固定されており、プラテン1の回転はフィード
ドライブギヤ3とフィードアイドルギヤ15を経由して
フィードローラ13に伝えられる。ここでフィードロー
ラ13の周速度は、プラテン1の周速度よりも速く設定
されている。
フィードドライブギヤ3が固定されており、モータ4の
回転は、モータ4の軸に固定されたモータギヤ5によっ
て、モータギヤ5とかみ合っているプラテンギヤ2を経
由してプラテン1に伝えられる。プラテン1の回転は、
プラテンギヤ2とかみ合っているアイドルギヤ6,7,
8とトラクタドライブギヤ9を経由してトラクタドライ
ブシャフト10に伝えられ、プルトラクタ11のピンベ
ルト12が回転する。このとき、プラテン1の周速度と
ピンベルト12の周速度は同じであり、互いに同じ方向
に回転する。フィードローラ13にはフィードギヤ14
が同軸に固定されており、プラテン1の回転はフィード
ドライブギヤ3とフィードアイドルギヤ15を経由して
フィードローラ13に伝えられる。ここでフィードロー
ラ13の周速度は、プラテン1の周速度よりも速く設定
されている。
【0007】次に、プラテン1とプルトラクタ11の間
にはローラ16が設けられており、連続帳票17はロー
ラ16上で送り方向を45度曲げられる。尚、ローラ1
6は回転自在であり、連続帳票17の接触摩擦により自
由に回転できる。さて、ベールアーム18はベールシャ
フト19を固定しており、ベールスタッド27が回転中
心である。モータ21を回転させることにより、モータ
21の軸に固定されたベールギヤ22からアイドルギヤ
23を経由して、アイドルギヤ23と固定されたベール
アーム18を矢印a方向に自由に動かすことができる。
ここでベールローラ24はベールシャフト19上に保持
されており、スラスト方向には動かないが、ベールシャ
フト19上での回転は自由である。
にはローラ16が設けられており、連続帳票17はロー
ラ16上で送り方向を45度曲げられる。尚、ローラ1
6は回転自在であり、連続帳票17の接触摩擦により自
由に回転できる。さて、ベールアーム18はベールシャ
フト19を固定しており、ベールスタッド27が回転中
心である。モータ21を回転させることにより、モータ
21の軸に固定されたベールギヤ22からアイドルギヤ
23を経由して、アイドルギヤ23と固定されたベール
アーム18を矢印a方向に自由に動かすことができる。
ここでベールローラ24はベールシャフト19上に保持
されており、スラスト方向には動かないが、ベールシャ
フト19上での回転は自由である。
【0008】図2(a)は図1の左側面図であって連続
帳票17を送っている状態を示す。連続帳票17はプラ
テン1上からローラ16まで接線で送られ、ローラ16
上にて送り方向を45度曲げられ、ローラ16とピンベ
ルト12の接線方向に送られる。ここで、フィードロー
ラ13の表面と連続帳票17の用紙ルートとは寸法L
(約0.5mm)だけ離れており、またベールローラ2
4はフィードローラ13から十分に離れた位置に保持さ
れるため、連続帳票17がフィードローラ13の摩擦に
よって送られることはない。図2(b)は図1の左側面
図であって単票25を送っている状態を示す。単票25
の送り時には、モータ21の回転によってベールアーム
18が矢印b方向に動かされ、単票25を介してフィー
ドローラ13にベールローラ24が一定の圧力で加圧さ
れる。この状態で単票25は、プラテン1上からフィー
ドローラ13とベールローラ24の間を通り、ローラ1
6の表面に接触しながら矢印c方向に送られる。したが
って、単票25はプルトラクタ11に当たることなく、
スムーズに矢印c方向に送られる。
帳票17を送っている状態を示す。連続帳票17はプラ
テン1上からローラ16まで接線で送られ、ローラ16
上にて送り方向を45度曲げられ、ローラ16とピンベ
ルト12の接線方向に送られる。ここで、フィードロー
ラ13の表面と連続帳票17の用紙ルートとは寸法L
(約0.5mm)だけ離れており、またベールローラ2
4はフィードローラ13から十分に離れた位置に保持さ
れるため、連続帳票17がフィードローラ13の摩擦に
よって送られることはない。図2(b)は図1の左側面
図であって単票25を送っている状態を示す。単票25
の送り時には、モータ21の回転によってベールアーム
18が矢印b方向に動かされ、単票25を介してフィー
ドローラ13にベールローラ24が一定の圧力で加圧さ
れる。この状態で単票25は、プラテン1上からフィー
ドローラ13とベールローラ24の間を通り、ローラ1
6の表面に接触しながら矢印c方向に送られる。したが
って、単票25はプルトラクタ11に当たることなく、
スムーズに矢印c方向に送られる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、標準装備
においてプラテンと、プラテンの周速度より速く回転す
るフィードローラと、連続帳票を引き上げるプルトラク
タと、プラテンとプルトラクタの間に用紙の摩擦係数に
より回転自在なローラとを備え、ローラ上において用紙
ルートを45度曲げたことにより、プルトラクタを装着
固定したままで単票の用紙ルートと連続帳票の用紙ルー
トを切り分けることができ、プルトラクタユニットとフ
ィードローラユニットの脱着操作をせずに、単票と連続
帳票とを自由に交換して使用できるという効果を有す
る。
においてプラテンと、プラテンの周速度より速く回転す
るフィードローラと、連続帳票を引き上げるプルトラク
タと、プラテンとプルトラクタの間に用紙の摩擦係数に
より回転自在なローラとを備え、ローラ上において用紙
ルートを45度曲げたことにより、プルトラクタを装着
固定したままで単票の用紙ルートと連続帳票の用紙ルー
トを切り分けることができ、プルトラクタユニットとフ
ィードローラユニットの脱着操作をせずに、単票と連続
帳票とを自由に交換して使用できるという効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の左側面図で、(a)は連
続帳票送りの場合、(b)は単票送りの場合をそれぞれ
示す図である。
続帳票送りの場合、(b)は単票送りの場合をそれぞれ
示す図である。
【図3】従来技術の一例を示す左側面図で、(a)は単
票送りの場合、(b)は連続帳票送りの場合をそれぞれ
示す図である。
票送りの場合、(b)は連続帳票送りの場合をそれぞれ
示す図である。
1 プラテン 11 プルトラクタ 13 フィードローラ 16 ローラ 17 連続帳票 18 ベールアーム 21 モータ 24 ベールローラ 25 単票
Claims (1)
- 【請求項1】 プラテンと、このプラテンの周速度より
速い速度で回転するフィードローラと、連続帳票を引き
上げるプルトラクタと、前記プラテン及び前記フィード
ローラと前記プルトラクタとの間に設けられ前記連続帳
票の摩擦負荷により回転自在で且つ前記連続帳票の送り
ルートを曲げるように作用するローラとを備え、単票を
送る前記フィードローラが前記プラテンと前記ローラと
を結ぶ接線から僅かに離間して設けられており、このフ
ィードローラに前記単票を介し当接して前記単票を送る
単票ローラ回転機構を備えることを特徴とするプリンタ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372392A JP2845678B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372392A JP2845678B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664256A JPH0664256A (ja) | 1994-03-08 |
JP2845678B2 true JP2845678B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16802675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22372392A Expired - Lifetime JP2845678B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845678B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5098512B2 (ja) | 2007-08-15 | 2012-12-12 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22372392A patent/JP2845678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664256A (ja) | 1994-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981006 |