JPS6299171A - フオ−ムトラクタ内蔵型プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、連票用紙（ファンフォールド紙）をプラテン
へ自動給紙するフオームトラクタ内蔵型プリンタに関す
る。

更末抜東 従来、連票用紙をフオームトラクタによってプラテンへ
自動給紙するプリンタには、プリンタと分離したトラク
タユニットをプリンタの外部に搭載するトラクタ外付は
型と、トラクタをプリンタ内部に装備したトラクタ内蔵
型とがある。

しかし、前者にあっては、単票用紙を使用する場合には
トラクタユニットをプリンタから完全に外し、単票用紙
から連票用紙に切り換えるときは、トラクタユニットを
プリンタの所定の位置に正しく取り付けなければならな
く、単票・連票の用紙切換が面倒であった。

また、後者にあっては、従来はトラクタがモータと常に
連結されていてその間を解除できないため、連票用紙か
ら単票用紙に切り換えるときに、連票用紙がトラクタに
残っていると、それも単票用紙と同時に給紙するので、
連票用紙をトラクタから完全に抜き取っておかなくては
ならず、またそのため、次に単票用紙から連票用紙に切
り換えるときは、連票用紙を改めてセットし直さなけれ
ばならなく、これも単票・連票の用紙切換が面倒であっ
た。

目　　　　　的 本発明の目的は、フオームトラクタ内蔵型プリンタにお
いて、連票用紙から単票用紙に切り換えるとき、連票用
紙をトラクタに残しておいても問題はなく、また次に単
票用紙から連票用紙に切り換えるときに、連票用紙を再
セットしなくてもよいようにすることである。

構　　　成 そのため、本発明は、モータ（ｌＯ）の回転をトラクタ
ギヤ（１８）に伝達するトラクタ駆動ギヤ（１９）と単
票・連票切換用レバー（３０）とを第１のリンク機構に
よって連結し、また該レバー（３０）とプラテン（１１
）に圧接する紙送りローラ（２４）とを別に第２のリン
ク機構によって連結する。第１のリンク機構は、レバー
（３０）が連票側にセットされたときはトラクタ駆動ギ
ヤ（１９）をトラクタギヤ（１８）に噛み合わせ、単票
側にセットされたときはトラクタ駆動ギヤ（１９）をト
ラクタギヤ（１８）から離す。第２のリンク機構は、レ
バー（３０）が単票側にセットされたときは紙送りロー
ラ（２４）をプラテン（１１）に圧接させ、連票側にセ
ットされたときは紙送りローラ（２４）をプラテン（１
１）から離す。

以下、本発明を図示の実施例について詳細に説明する。

第１図において、モータ（１０）・プラテン（１１）・
フオームトラクタ（１２）はいずれもプリンタケース（
１３）内に配置されている。モータ（１０）の回転軸に
直結されたピニオンギヤ（１４）には大アイドルギヤ（
１５）が、またプラテン（１１）と一体に回転するプラ
テンギヤ（１６）には大アイドルギヤ（１５）と一体回
転する小アイドルギヤ（１７）がそれぞれ常に噛み合い
、モータ（１０）の回転はこれらのギヤを介してプラテ
ン（１１）に伝達される。

一方、フオームトラクタ（１２）のトラクタギヤ（１８
）は、該トラクタギヤ（１８）と大アイドルギヤ（１５
）の双方に噛み合うトラクタ駆動ギヤ（１９）を介して
モータ（１０）の回転を伝達される。このトラクタ駆動
ギヤ（１９）は、軸（２０）を中心に回動するＶ字形の
回動アーム（２１）の下腕部（２１ａ）に軸（２２）に
よって軸支されている。回動アーム（２１）は、スプリ
ング（２３）によって図中反時計方向、すなわちトラク
タ駆動ギヤ（１９）を大アイドルギヤ（１５）およびト
ラクタギヤ（１８）から離す方向に付勢されている。

また、プラテン（１１）に用紙を押し付ける紙送りロー
ラ（２４）は、軸（２５）を中心に回動する回動ブラケ
ット（２６）に軸（２７）によって軸支されている。回
動ブラケット（２６）は、スプリング（２８）によって
図中時計方向、すなわち紙送りローラ（２４）をプラテ
ン（１１）に圧接させる方向に付勢されている。

さらに、回動アーム（２１）と回動ブラケット（２６）
との図中中間上方位置に、軸（２９）によって単票・連
票切換用レバー（３０）が回動自在に軸支されている。

このレバー（３０）の摘みどなる上端部（３０ａ）はプ
リンタケース（１３）の外方へ突出し、また下側は二叉
に分岐し、その両分峡部（３０ｂ）・（３０ｃ）の先端
部分にそれぞれ長孔（３０ｄ）・（３０ａ）を設けてい
る。

一方の長孔（３０ｄ）には、回動アーム（２１）の上腕
部（２１ｂ）に突設されたピン（３１）が嵌合され、他
方の長孔（３０θ）には、リンク（３２）に突設された
ピン（３３）が嵌合されている。リンク（３２）は、ピ
ン（３３）とは反対側を回動自在に枢支され、その支点
に、円形断面の一部分を切り欠くようにフライス面（３
４ａ）を備えたピン（３４）を突設している。このピン
（３４）は回動ブラケット（２６）の側縁と係合してい
る。したがって、トラクタ駆動ギヤ（１９）とレバー（
３ｏ）とは、その分岐部（３０ｂ）とピン（３１）と回
Ｗｊｒアーム（２１）とで構成される第１のリンク機構
によって連結され、また紙送りローラ（２４）とレバー
（３ｏ）とは。

その分岐部（３０ｃ）・ピン（３３）・リンク（３２）
・ピン（３４）・回動ブラケット（２６）で構成される
第２のリンク機構によって連結されていることになる。

このような構成において、第１図に示す如くしバー（３
０）をＡ位置、すなわち連票側にセットしたときは、回
動アーム（２１）がレバー（３０）によってスプリング
（２３）に抗し時計方向に回動されるため、トラクタ駆
動ギヤ（１９）が大アイドルギヤ（１５）とトラクタギ
ヤ（１８）とに同時に噛み合う。このとき。

リンク（３２）もレバー（３０）によって時計方向に回
動され、これに伴いピン（３４）の欠けていない部分が
回動ブラケット（２６）に係合して該回動ブラケット（
２６）がスプリング（２８）に抗して少し反時計方向に
回動するため、紙送りローラ（２４）はプラテン（１１
）から離される。この状態でモータ（１０）が回転する
と、その回転はピニオンギヤ（１４）・大アイドルギヤ
（１５）・トラクタ駆動ギヤ（１９）を介してトラクタ
ギヤ（１８）に伝達され、トラクタ（１２）が駆動して
連票用紙（３５）が下側の案内板（３６）によって案内
されながらプラテン（１１）へ送り込まれる。これと同
時に、モータ（ｌＯ）の回転は大アイドルギヤ（１５）
から小アイドルギヤ（１７）を介してプラテンギヤ（１
６）に伝達され、プラテン（１１）が回転して連票用紙
（３５）をプリンタケース（１３）の外方へ排出する。

次に、連票用紙から単票用紙に切り換える場合は、プラ
テン（１１）による連票用紙（３５）の繰り出し部分（
３５ａ）を、プラテン（１１）から外れるＰ位置まで戻
した後、レバー″（３０）を第２図に示す如くＢ位置、
すなわち単票側に切り換える。この切り換えによって回
動アーム（２１）は１反時計方向に回動されてトラクタ
駆動ギヤ（１９）を大アイドルギヤ（１５）とトラクタ
ギヤ（１８）から離し、またリンク（３２）も反時計方
向に回動してピン（３４）のフライス面（３４ａ）を回
動ブラケット（２６）に係合させる。このため、回動ブ
ラケット（２６）はスプリング（２８）によって少し時
計方向に回動し、紙送りローラ（２４）をプラテン（１
１）に圧接させる。したがって、この状態ではモータ（
１０）の回転はプラテン（１１）には伝達されるが、ト
ラクタギヤ（１８）には伝達されないので、連票用紙（
３５）は給紙されない、そこで、単票用紙（３７）を上
側の案内板（３８）に沿ってプラテン（１１）と紙送り
ローラ（２４）との間に差し込むと、そのフリクション
フィード作用によって単票用紙（３７）が給紙される。

逆に、単票用紙から連票用紙へ切り換える場合は、レバ
ー（３０）をＢ位置からＡ位置に戻すと、トラクタ駆動
ギヤ（１９）と紙送りローラ（２４）は再び第１図に示
す如き状態になる。このとき、連票用紙（３５）はトラ
クタ（１２）にセットされたままであるため、これをプ
ラテン（１１）に巻き付けるだけで印字可能となる。

なお、符号（３９）は紙押えローラ、（４０）はプリン
トハンマ、　（４１）はプリントホイールである。

効　　　果 以上のように、本発明によると、連票用紙から単票用紙
に切り換える場合、トラクタに連票用紙を残したまま単
票用紙による印字が可能であり、また単票用紙から連票
用紙に切り換えるときにも、連票用紙をトラクタに再セ
ットする必要がないため、単票・連票の用紙切換の操作
性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を連票用紙給紙状態にした場
合の側面図、第２図は単票用紙給紙状態にした場合の側
面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フォームトラクタを内蔵し、そのトラクタギヤにトラク
   タ駆動ギヤを介してモータの回転を伝達するとともに、
   この回転をアイドルギヤを介してプラテンギヤに伝達し
   、またプラテンに圧接する紙送りローラを備えたプリン
   タにおいて、単票・連票切換用レバーと、このレバーと
   前記トラクタ駆動ギヤとを連結し、該レバーが連票側に
   セットされたときはそのトラクタ駆動ギヤを前記トラク
   タギヤと噛み合わせ、単票側にセットされたときはその
   トラクタ駆動ギヤを前記トラクタギヤから離す第１のリ
   ンク機構と、前記レバーと前記紙送りローラとを連結し
   、該レバーが単票側にセットされたときはその紙送りロ
   ーラを前記プラテンに圧接させ、連票側にセットされた
   ときはその紙送りローラを前記プラテンから離す第２の
   リンク機構とを備えたことを特徴とするフォームトラク
   タ内蔵型プリンタ。