JPH0725494A - 給紙ローラ機構 - Google Patents

給紙ローラ機構

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JPH0725494A
JPH0725494A JP5166593A JP16659393A JPH0725494A JP H0725494 A JPH0725494 A JP H0725494A JP 5166593 A JP5166593 A JP 5166593A JP 16659393 A JP16659393 A JP 16659393A JP H0725494 A JPH0725494 A JP H0725494A
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JP
Japan
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support shaft
paper feed
feed roller
axial direction
feeding roller
Prior art date
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Application number
JP5166593A
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English (en)
Inventor
Kunio Hirai
國夫 平井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH0725494A publication Critical patent/JPH0725494A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙ローラを迅速かつ容易に交換することがで
き、経済性の向上を図れるようにする。 【構成】給紙ローラ11に、支持軸12を軸心方向に摺
動自在に嵌挿する係合穴13を設けるとともに、当該給
紙ローラ11と支持軸12との間に両者を軸心方向の相
対移動を許容しかつ相対回転不能に係止する係止部13
を設け、支持軸12の一端部に継手部を駆動部15に形
成された係合部と軸心方向に挿抜可能かつ相対回転不能
に連結されるように設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタおよ
びインクジェットプリンタ等に適用される給紙ローラ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真プリンタに適用された
給紙装置の従来構成を図5〜図7に示す。これらの図に
おいて、2は給紙台,5は摩擦板,10Pは給紙ローラ
機構および22は用紙ガイドである。給紙台2は、支持
軸3を中心として回動可能に設けられている。給紙台2
上に載置された用紙Pは、その先端部がスプリング4の
弾性力等により給紙ローラ11に押し当てられる。
【0003】また、給紙ローラ機構10Pは、給紙ロー
ラ11,駆動部15およびフレーム18等から構成され
ている。給紙ローラ11は、支持軸12に固設されてお
り、当該支持軸12はフレーム18に軸受構造(取付穴
部19,軸受部材25)を介して回転自在に取り付けら
れている。なお、取付穴部19は、フレーム18に欠円
状に形成されており、軸受部材25は取付穴部19に着
脱可能に装着されて支持軸12を回転可能に支持する構
成とされている。
【0004】また、支持軸12には、取扱性の向上およ
び部品点数の減少等を図るために、当該支持軸12を回
転駆動するための駆動部15が一体的に設けられてい
る。この駆動部15は、支持軸12と一体形成された駆
動軸16と,この駆動軸16に固設された動力伝達部材
(例えばギヤ17)とから構成されている。このギヤ1
7には、図示しないギヤ列等を介して駆動モータが接続
されている。
【0005】したがって、上記駆動モータを回転駆動す
ると、給紙ローラ11は駆動部15から伝達された動力
により支持軸12軸心を中心として回転されて摩擦板5
との協働により給紙台2上の最上位用紙Pを画像形成部
7へ向けて送り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した給
紙ローラ11は、使用に伴い磨耗してくるので、磨耗の
程度が許容限界を越えた場合には支持軸12および駆動
部15ごと交換している。しかし、これでは駆動部15
等は寿命が尽きる前に廃棄されてしまうことになり経済
性の観点より問題があるとともに、全世界的な課題とな
っている環境保全(資源節約)上も問題がある。特に、
環境保全の一環として、再生紙を使用する機会が増大し
ている現今では、給紙ローラ11が磨耗する割合も大き
くなる傾向にあり上記問題の早急な解決が望まれてい
る。
【0007】また、上記交換時には、給紙ローラ11,
支持軸12および駆動部15を他の構成部品(例えば用
紙ガイド22)を干渉させることなくフレーム18から
一緒に取り外さなければならず、交換作業に非常に手間
がかかるという問題点も有する。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み、給紙ロ
ーラを迅速かつ容易に交換することができるとともに経
済性の向上を図ることができる給紙ローラ機構を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給紙ローラ
機構は、駆動部から伝達された動力により支持軸軸心を
中心として回転駆動されて接触する用紙を送り出し可能
に設けられた給紙ローラを備えた給紙ローラ機構におい
て、前記給紙ローラに前記支持軸を軸心方向に摺動自在
に嵌挿する係合穴を設けるとともに、当該給紙ローラと
支持軸との間に両者を軸心方向の相対移動を許容しかつ
相対回転不能に係止する係止部を設け、前記支持軸の一
端部に継手部を前記駆動部に形成された係合部と軸心方
向に挿抜可能かつ相対回転不能に連結されるように設け
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明の場合、支持軸を駆動部
および給紙ローラに対して軸心方向に引っ張ることによ
り、駆動部等と相対移動させて引き抜くことができる。
これにより、給紙ローラは、駆動部等と切り離されるの
で、当該駆動部等によって制約を受けることなく迅速か
つ容易に設置場所から取り出すことができる。
【0011】また、駆動部および給紙ローラを整合させ
た状態で、支持軸を給紙ローラの係合穴に嵌挿させると
ともに、継手部を駆動部の係合部に挿入することによ
り、当該三者を一体的に連結することができる。
【0012】したがって、給紙ローラ,駆動部および支
持軸を個別に交換することができるので、各部品を寿命
が尽きるまで有効使用することができる。その結果、経
済性の向上を図ることができる。また、給紙ローラの交
換を迅速かつ容易に行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本給紙ローラ機構は、図1〜図4に示す如く、基
本的構成が従来例(図5〜図7)と同様とされており、
支持軸12を給紙ローラ11および駆動部15に対して
軸心方向に相対移動させることにより、三者(11,1
2,15)を連結,分離することができるように構成さ
れている。なお、従来例(図5〜図7)と共通する構成
要素については同一の符号を付し、その説明は省略もし
くは簡略化する。
【0014】まず、給紙ローラ11には、支持軸12を
軸心方向に摺動自在に嵌挿する係合穴13が設けられて
いる。また、給紙ローラ11と支持軸12との間には、
両者(11,12)の軸心方向の相対移動を許容しかつ
相対回転不能に係止する係止部(14,24)が設けら
れている。本実施例では、係止部は、スプラインを利用
して形成されており、給紙ローラ11の係合穴13に軸
心と平行に形成された多条のキー溝部14と、支持軸1
2の外周にキー溝部14に嵌合するように形成された各
キー部24とから構成されている。
【0015】また、支持軸12の一端部には、継手部1
2jが駆動部15に形成された係合部(15h)と軸心
方向に挿抜可能かつ相対回転不能に連結されるように設
けられている。具体的には、駆動部15の係合部は、多
条のキー溝部を有するスプライン状の穴部15hより形
成されている。また、継手部12jは、穴部15hの各
キー溝部と嵌合するように形成されている。
【0016】なお、支持軸12の他端部には、当該支持
軸12の挿入,抜き取りを容易に行えるように摘部12
iが形成されているとともに、止め溝12m,12nが
形成されている。また、支持軸12は、フレーム18の
取付穴部19(通し部19a,円形状穴19b)に軸受
部材25(軸受部25a,平面部25b,回り止め部2
7および抜き止め部28等)を介して着脱自在に装着さ
れている。
【0017】すなわち、軸受部材25,25を支持軸1
2に被嵌した後、図4に示す如く、各軸受部材25の平
面部25bをフレーム18の通し部19aを通過させた
後、レバー26を操作して回り止め部27を回動し係合
突起27aをフレーム18側の係止穴19cに嵌挿する
ことにより、軸受部材25はフレーム18に固定され
る。
【0018】さらに、軸受部材25には、支持軸12の
止め溝部12m,12nと係合して当該支持軸12の軸
心方向移動を規制する抜き止め部28が形成されてい
る。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
支持軸12を、図2に示す如く、駆動部15および給紙
ローラ11に対して軸心方向に引っ張ることにより、駆
動部15等と相対移動させて引き抜くことができる。こ
れにより、給紙ローラ11は、駆動部15等と切り離さ
れるので、当該駆動部15等によって制約を受けること
なく迅速かつ容易にフレーム18の設置場所から取り出
すことができる。
【0020】また、駆動部15および給紙ローラ11を
整合させた状態で、支持軸12を給紙ローラ11の係合
穴13に嵌挿させるとともに、継手部12jを駆動部1
5の係合部(12h)に挿入することにより、当該三者
(11,12,15)を一体的に連結することができ
る。
【0021】したがって、給紙ローラ11,駆動部15
および支持軸12を個別に交換することができるので、
各部品を寿命が尽きるまで有効使用することができる。
その結果、経済性の向上を図ることができる。また、給
紙ローラ11の交換を迅速かつ容易に行える。
【0022】しかして、この実施例によれば、給紙ロー
ラ11に支持軸12を軸心方向に摺動自在に嵌挿する係
合穴13を設けるとともに、当該給紙ローラ11と支持
軸12との間に両者を軸心方向の相対移動を許容しかつ
相対回転不能に係止する係止部(14,24)を設け、
支持軸12の一端部に継手部12jを駆動部15に形成
された係合部(穴部15h)と軸心方向に移動可能かつ
相対回転不能に連結されるように設けた構成としたの
で、支持軸12と給紙ローラ11と駆動部15とを軸心
方向に相対移動させるだけで各構成部品の連結,分離を
行うことができ、給紙ローラ11の交換を迅速かつ容易
に行うことができる。また、支持軸12,駆動部15を
再使用することができ、これら部品も給紙ローラ11ご
と廃棄していた従来構成より大幅に経済性の向上を図る
ことができる。
【0023】また、係止部,継手部をスプラインを利用
して形成したので、確実に連結することができ円滑給紙
を確約することができる。
【0024】なお、上記実施例においては、係止部を給
紙ローラ11の係合穴13に設けられた多条のキー溝部
14と,支持軸12側に設けられたキー部24とから形
成したが、軸心方向の相対移動を許容し相対回転不能に
係合することができれば、どのように形成してもよい。
例えば、給紙ローラの係合穴に一本のキー溝を設けると
ともに、支持軸12にキー溝部に対応してキー部を設け
ることにより形成してもよい。また、給紙ローラ11の
端面に、支持軸12の各キー部24間の谷に嵌挿可能な
係合突起(図示省略)を設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、給紙ローラに支
持軸を軸心方向に摺動自在に嵌挿する係合穴を設けると
ともに、当該給紙ローラと支持軸との間に両者を軸心方
向の相対移動を許容しかつ相対回転不能に係止する係止
部を設け、支持軸の一端部に継手部を駆動部に形成され
た係合部と軸心方向に挿抜可能かつ相対回転不能に連結
されるように設けた構成としたので、給紙ローラを迅速
かつ容易に交換することができ、かつ経済性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための断面図であ
る。
【図2】同じく、支持軸を引き抜いて給紙ローラと駆動
部とを切り離した様子を示す断面図である。
【図3】同じく、全体構成を説明するための分解斜視図
である。
【図4】軸受部材を用いて支持軸をフレームに装着する
方法を説明するための図である。
【図5】従来の電子写真プリンタの給紙装置を説明する
ための図である。
【図6】同じく、全体構成を説明するための図である。
【図7】給紙ローラと摩擦板と用紙ガイドとの位置関係
を説明するための図である。
【符号の説明】
11 給紙ローラ 12 支持軸 13 係合穴 15 駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部から伝達された動力により支持軸
    軸心を中心として回転駆動されて接触する用紙を送り出
    し可能に設けられた給紙ローラを備えた給紙ローラ機構
    において、 前記給紙ローラに前記支持軸を軸心方向に摺動自在に嵌
    挿する係合穴を設けるとともに、当該給紙ローラと支持
    軸との間に両者を軸心方向の相対移動を許容しかつ相対
    回転不能に係止する係止部を設け、前記支持軸の一端部
    に継手部を前記駆動部に形成された係合部と軸心方向に
    挿抜可能かつ相対回転不能に連結されるように設けたこ
    とを特徴とする給紙ローラ機構。
JP5166593A 1993-07-06 1993-07-06 給紙ローラ機構 Pending JPH0725494A (ja)

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JP5166593A JPH0725494A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 給紙ローラ機構

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JP5166593A JPH0725494A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 給紙ローラ機構

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JPH0725494A true JPH0725494A (ja) 1995-01-27

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ID=15834165

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JP5166593A Pending JPH0725494A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 給紙ローラ機構

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057616A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Canon Finetech Inc 回転軸支持装置
JP2009113956A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置及び画像形成装置
JP2013043715A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
US8894061B2 (en) 2012-06-14 2014-11-25 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet conveying apparatus and image forming apparatus provided with same
WO2022172880A1 (ja) 2021-02-10 2022-08-18 三菱ケミカル株式会社 アルデヒドによるニトリルヒドラターゼの反応性向上

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