JPH04248024A - クラッチ機構 - Google Patents

クラッチ機構

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JPH04248024A
JPH04248024A JP697991A JP697991A JPH04248024A JP H04248024 A JPH04248024 A JP H04248024A JP 697991 A JP697991 A JP 697991A JP 697991 A JP697991 A JP 697991A JP H04248024 A JPH04248024 A JP H04248024A
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JP
Japan
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rotation
grooves
ratchet member
feed
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP697991A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Kawaguchi
川口 勝彦
Yasuhide Kimura
木村 耕英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタのフィード装
置等の産業機器に適用するに好適なクラッチ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】まず初めに、従来のスプリングクラッチ
機構が適用されたプリンタの概略構成を図9〜図11に
基づき説明する。
【0003】これらの図において、1は印字部で,プラ
テン2および印字ヘッド(図示省略)等から構成されて
いる。10はフィード装置で、用紙Pを印字部1に送る
手段である。
【0004】ここで、フィード装置10は、フィードロ
ーラー11,ピンチローラー12,搬送ローラー13,
14および駆動部15等から構成されている。具体的に
は、フィードローラー11およびピンチローラー12は
、協働して用紙Pを挟持搬送可能なるように形成されて
いる。また、駆動部15は、フィードローラー11を回
転駆動するための手段であり、駆動軸16,ギヤ17,
駆動モータ(図示省略)およびスプリングクラッチ機構
51等から構成されている。この駆動軸16は、ギヤ1
7等を介して駆動モータによって回転される。また、ス
プリングクラッチ機構51は、図9および図10に示す
如く、駆動軸16からフィードローラー11への回転の
伝達・遮断を選択的に行うための手段であり、ハブ52
,スプリング53およびラチェット部材54を含み構成
されている。ハブ52は、駆動軸16にスプリングピン
59等を介して固定されている。また、スプリング53
は、フィードローラー11に一端部53aが固定されか
つ他端部53bに嵌入係合されたハブ52の先端部分5
2aを弾性力により締め付けて駆動軸16の回転をフィ
ードローラー11に伝達可能なるように形成されている
。また、ラチェット部材54は、スプリング53を被覆
しかつ図示しないラチェット制御手段によって回転ロッ
クかつ回転フリーとされて,当該スプリング53のハブ
52に対する締め付けを弾性力に抗して解除して両者(
52,53)を摺動させることができるように形成され
ている。
【0005】しかして、上記プリンタを用いて用紙送り
する場合には、駆動モータが駆動されて、駆動軸16が
ギヤ17等を介して回転駆動される。そして、ラチェッ
ト部材54が、ラチェット制御手段により回転フリーと
されて駆動軸16と同期的に回転し,駆動軸16の回転
をフィードローラー11に伝達する。一方、印字する場
合には、ラチェット制御手段によりラチェット部材54
の回転がロックされる。すると、ラチェット部材54に
よってスプリング53のハブ52に対する締め付けが弾
性力に抗して解除されて両者(52,53)は摺動する
。これにより、駆動軸16は空転し、フィードローラー
11の回転が停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
スプリングクラッチ装置51においては、用紙送りされ
ない間はハブ52とスプリング53とは摺接されること
になるが,両者が摺接されている時間は一般的に長い。 そのため、ハブ52とスプリング53との摺接部分は早
期に磨滅したり焼付きを起こし易く耐久性が低下しやす
い。そこで、従来、ハブ52とスプリング53との摺接
部分に一定期間毎に油を塗布することが行われているが
、油を塗布するには一々クラッチ装置51を分解等しな
ければならずメンテナンスに手間がかかる不都合を有す
る。なお、電磁クラッチを用いて回転の伝達・遮断を行
うことも考えられるが、電磁クラッチは一般的にいって
高価かつ大型であり現今の小型化・低コスト化要請に応
じにくい欠点を有している。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑み、耐久性
および取扱性を向上しつつ円滑に回転の伝達・遮断を行
なうことができるクラッチ機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラチェット部
材を回転フリー状態とすることにより駆動軸の回転を回
転体に伝達しかつ当該ラチェット部材を回転ロック状態
とすることにより前記駆動軸と回転体とを分離するクラ
ッチ機構であって、前記ラチェット部材の中空円筒部に
内周方向に沿って複数の溝を形成するとともに前記回転
体の中空円筒部に内周方向に沿って同数の溝を形成し、
前記回転体側の溝は回転伝達方向に対し傾設させ、かつ
前記ラチェット部材と回転体との各対応する溝に丸軸材
を回動可能に連通させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、駆動軸を所定方向に回転させ,そ
の状態でラチェット部材の回転をロックすると、各丸軸
材は当該ラチェット部材の各溝によって回転伝達方向へ
の移動が規制されるので、回転体の傾設された各溝との
係合関係が解除される。そのため、回転体には、丸軸材
等を介して駆動軸の回転が伝達されなくなり回転停止さ
れる。
【0010】一方、前記ラチェット部材の回転ロック状
態を解除してフリー状態にすると、前記した各丸軸材の
回転伝達方向に対する移動規制が解除され当該各丸軸材
は回転体の各溝と係合する。この際、各丸軸材は、駆動
軸によって回転体に傾設された各溝に食込む方向に付勢
されるので当該各溝と確実に係合する。したがって、回
転体には丸軸材等を介して駆動軸の回転が確実に伝達さ
れ,当該回転軸は駆動軸と同期的に回転される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。本実施例に係るクラッチ機構は、駆動部1
5等を備えたプリンタのフィード装置に適用されており
、図1〜図8に示す如く、ラチェット部材21,ラチェ
ット制御手段25,回転体(フィードハブ31)および
丸軸材(ピン41)を含み構成されている。なお、図9
〜図11に示した構成要素と同一のものについては同一
の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0012】ここで、ラチェット部材21の中空円筒部
22には、その内周方向に沿って複数の溝23が形成さ
れている。本実施例では、ラチェット部材21の中空円
筒部22には、それぞれ当該ラチェット部材21の軸心
方向(図4中紙面と直角方向)に伸延した溝23が8個
,所定ピッチ間隔で内周方向に沿って形成されている。
【0013】また、ラチェット制御手段25は、ラチェ
ット部材21を選択的に回転ロック状態または回転フリ
ー状態とすることができるように形成されている。本実
施例においては、ラチェット制御手段25は、図8に示
す如く、ラチェット部材21の各歯と係合可能なレバー
26と,このレバー26をラチェット部材21と係合さ
せるためのスプリング28と,このレバー26をスプリ
ング28の弾性力に抗してラチェット部材21より離隔
させるための電磁石27を含み構成されている。ここで
、電磁石27を励磁すると、レバー26が時計方向回り
に回動して図中2点鎖線で示す位置に位置決めされ,ラ
チェット部材21の回転ロック状態が解除されてフリー
状態となる。また、電磁石27を消磁すると、レバー2
6がスプリング28の弾性力により図中実線で示す位置
に復帰され,ラチェット部材21の回転がロックされる
【0014】一方、回転体(本実施例ではフィードハブ
31)は、フィードローラー11と接続されており,そ
の中空円筒部32には内周方向に沿ってラチェット部材
21と同数(すなわち8個)の溝33が形成されている
。各溝33は、図5に示す如く,回転伝達方向(矢印R
方向)に所定角度θだけ傾斜するように設けられている
。さらに、ラチェット部材21とフィードハブ31との
対応する各溝(23,33)には丸軸材(本実施例では
ピン41)が回動可能に連通されている。
【0015】次に作用について説明する。上記したプリ
ンタのフィード装置を用いて用紙送りするには、まず駆
動モータを駆動することにより駆動軸16をギヤ17等
を介して矢印R方向に回転させる。この際、各ピン41
はラチェット部材21の各溝23によって回転伝達方向
(R方向)への移動が規制されているので、フィードハ
ブ31の各溝33とは係合しない。そのため、フィード
ハブ31(したがってフィードローラー11)には、ピ
ン41等を介して駆動軸16の回転が伝達されず回転停
止状態を維持する。
【0016】次に、ラチェット制御手段25の電磁石2
7を励磁することによりラチェット部材21の回転ロッ
ク状態を解除してフリー状態にすると、各ピン41の回
転伝達方向に対する移動規制が解除され当該各ピン41
はフィードハブ31に傾設された各溝33と係合する。 この際、各ピン41は、駆動軸16によってフィードハ
ブ31の傾設された各溝33に食込む方向に付勢される
ので当該各溝33と確実に係合する。これにより、フィ
ードハブ31(フィードローラー11)が、駆動軸16
と同期的に回転される。
【0017】一方、印字する場合には、電磁石27を消
磁することによりラチェット部材21の回転をロックす
る。すると、各ピン41とフィードハブ31の各溝33
との係合が解除される。そのため、フィードハブ31(
したがってフィードローラー11)には、ピン41等を
介して駆動軸16の回転が伝達されなくなり回転が停止
される。
【0018】しかして、この実施例によれば、ラチェッ
ト部材21の中空円筒部22に内周方向に沿って複数の
溝23を形成するとともに回転体(フィードハブ31)
の中空円筒部32に内周方向に沿って同数の溝33を形
成し、当該回転体(31)側の溝33は回転伝達方向(
R方向)に対し傾設させ、かつラチェット部材21とフ
ィードハブ31との各対応する溝(23,33)に丸軸
材(ピン41)を回動可能に連通させた構成としたので
、駆動軸16と回転体(31)との間の回転の伝達は丸
軸材(41)等を介して行なわれる。ここで、回転遮断
時には、各丸軸材(41)は駆動軸16とフィードハブ
31との間で円滑に転がり運動するので両者間の摩擦は
小さくなる。そのため、駆動軸16等が早期に磨滅して
しまうことがなく,また一定期間毎に給油する必要がな
くメンテナンスが不要となる。さらに、騒音が発生する
こともない。その結果、耐久性および取扱性の向上を図
りつつ円滑に動力の伝達・遮断を行なうことができる。
【0019】なお、上記実施例では本発明をプリンタの
フィード装置に適用したが、その他の産業機器に適用し
てもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ラチェット部材の中空
円筒部に内周方向に沿って複数の溝を形成するとともに
回転体の中空円筒部に内周方向に沿って同数の溝を形成
し、当該回転体側の溝は回転伝達方向に対し傾設させ、
かつラチェット部材と回転体との各対応する溝に丸軸材
を回動可能に連通させた構成としたので、耐久性および
取扱性の向上を図りつつ円滑に動力の伝達・遮断を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】一実施例の要部を示す半断面図である。
【図3】用紙送りを説明するための図である。
【図4】回転遮断状態を説明するための図である。
【図5】回転遮断状態におけるピンとフィードハブの溝
との位置関係を説明するための図である。
【図6】回転伝達状態を説明するための図である。
【図7】回転伝達状態におけるピンとフィードハブの溝
との位置関係を説明するための図である。
【図8】ラチェット制御手段を用いてラチェット部材を
回転ロック状態または回転フリー状態とした様子を示す
図である。
【図9】従来のスプリングクラッチ機構を示す全体構成
図である。
【図10】従来のスプリングクラッチ機構の詳細を説明
するための分解斜視図である。
【図11】従来のスプリングクラッチ機構が適用される
プリンタを示す図である。
【符号の説明】
16  駆動軸 21  ラチェット部材 22  ラチェット部材の中空円筒部 23  ラチェット部材の溝 31  フィードハブ(回転体) 32  フィードハブの中空円筒部 33  フィードハブの溝 41  ピン(丸軸材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ラチェット部材を回転フリー状態とす
    ることにより駆動軸の回転を回転体に伝達しかつ当該ラ
    チェット部材を回転ロック状態とすることにより前記駆
    動軸と回転体とを分離するクラッチ機構であって、前記
    ラチェット部材の中空円筒部に内周方向に沿って複数の
    溝を形成するとともに前記回転体の中空円筒部に内周方
    向に沿って同数の溝を形成し、前記回転体側の溝は回転
    伝達方向に対し傾設させ、かつ前記ラチェット部材と回
    転体との各対応する溝に丸軸材を回動可能に連通させた
    ことを特徴とするクラッチ機構。
JP697991A 1991-01-24 1991-01-24 クラッチ機構 Pending JPH04248024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP697991A JPH04248024A (ja) 1991-01-24 1991-01-24 クラッチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP697991A JPH04248024A (ja) 1991-01-24 1991-01-24 クラッチ機構

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Publication Number Publication Date
JPH04248024A true JPH04248024A (ja) 1992-09-03

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ID=11653311

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP697991A Pending JPH04248024A (ja) 1991-01-24 1991-01-24 クラッチ機構

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JP (1) JPH04248024A (ja)

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