JPH08247166A - クラッチ装置 - Google Patents

クラッチ装置

Info

Publication number
JPH08247166A
JPH08247166A JP5469695A JP5469695A JPH08247166A JP H08247166 A JPH08247166 A JP H08247166A JP 5469695 A JP5469695 A JP 5469695A JP 5469695 A JP5469695 A JP 5469695A JP H08247166 A JPH08247166 A JP H08247166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
driven
engaging
driven rotating
clutch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5469695A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Asai
良則 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP5469695A priority Critical patent/JPH08247166A/ja
Publication of JPH08247166A publication Critical patent/JPH08247166A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従動回転体の回転・停止を円滑かつ確実に行わ
せることができ、かつ従動回転体を定位置に停止させる
ことができるようにする。 【構成】駆動回転体11にラチェット部13を設けると
ともに、従動回転体21に係合爪部材31と付勢ばね3
5とを設け、定位置で係合爪部材31の凹部34に従動
回転体位置決め保持手段41のアマチュア42を嵌挿し
て従動回転体21を係止可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動可能に設けら
れた駆動回転体と,回転自在に設けられた従動回転体と
を連結・連結解除して従動回転体を回転・停止するクラ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、クラッチ装置は、複写機やレー
ザプリンタ等の画像形成装置の給紙装置に用いられてい
る。図3および図4に、かかるクラッチ装置の代表的例
であるスプリングクラッチ装置の従来構成を示す。スプ
リングクラッチ装置は、回転駆動可能に設けられた駆動
回転体11Pと,回転自在に設けられた従動回転体21
Pとを,コイルスプリング17および回転制御手段51
を用いて連結・連結解除して、従動回転体21Pを回転
・停止可能に設けられている。
【0003】具体的には、駆動回転体11Pは、給紙ロ
ーラ2のローラ軸2sに回転自在に装着されており、駆
動ギヤ部12と円筒形状の係合部15とを有している。
駆動ギヤ部12にはギヤ列18等を介して図示しない回
転駆動手段が接続されており、当該回転駆動手段を駆動
することにより駆動回転体11Pは所定方向に回転され
る。また、従動回転体21Pは、給紙ローラ2のローラ
軸2sに固定されており、円筒形状の係合部25を有し
ている。
【0004】また、コイルスプリング17は、駆動回転
体11Pの係合部15と従動回転体21Pの係合部25
とを締付けた状態で被嵌し,かつ一端部17aが従動回
転体21Pに係止されている。
【0005】また、回転制御手段51は、アマチュア5
2と,アマチュア52を作動するソレノイド55とを含
み、コイルスプリング17の他端部17bを定位置で係
止して当該スプリング17の径を拡大し両係合部(1
5,25)の締付を解除可能に設けられている。
【0006】このように、コイルスプリング17の締付
が解除されると、駆動回転体11Pは空転し、給紙ロー
ラ2は当該スプリング17の他端部17bに対応した角
度位置で停止される。
【0007】コイルスプリング17を係止状態より解除
すると、当該スプリング17の径が縮小して両係合部
(15,25)を締付ける。したがって、給紙ローラ2
は、駆動回転体11Pと同期して同一方向に同一速度で
回転される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記クラッ
チ装置では、コイルスプリング17の締付力のばらつき
や,各回転体(11P,21P)の係合部(15,2
5)の直径寸法のばらつき等によって、従動回転体21
P(したがって、給紙ローラ32)が定位置より位置ず
れして停止する事態が生じることがあり、給紙ローラ2
による給紙作業に支障を来すことがある。
【0009】また、コイルスプリング17の他端部17
bがアマチュア52によって係止されている場合に、例
えば給紙ローラ2に外力が作用していると、その力の大
きさによってはアマチュア52が当該他端部17bから
外れずに,従動回転体21P側へ駆動回転体11P側か
ら回転動力を伝達できない事態も起こり得る。
【0010】なお、上記した不都合はスプリングクラッ
チ装置以外のクラッチ装置でも起こり得る。
【0011】本発明の目的は、上記事情に鑑み、従動回
転体の回転・停止を円滑かつ確実に行わせることがで
き、かつ従動回転体を定位置に正確に停止させることが
できるクラッチ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転駆動可能
に設けられた駆動回転体と,回転自在に設けられた従動
回転体とを連結・連結解除して従動回転体を回転・停止
するクラッチ装置において、前記駆動回転体にラチェッ
ト部を設け、前記従動回転体に、一端部にラチェット部
と係止・係止解除可能な爪部が形成されかつ他端部に係
合凹部が形成された係合爪部材を設けるとともに、爪部
がラチェット部と係止するように係合爪部材を付勢する
付勢手段を設け、定位置において係合爪部材の係合凹部
と係合して爪部とラチェット部との係止関係を付勢手段
の付勢力に抗して強制解除可能な作動部材を有する従動
回転体位置決め保持手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による本発明では、従動回転体位置決
め保持手段を作動して作動部材を定位置で係合爪部材の
係合凹部と係合させると、係合爪部材の爪部は付勢手段
の付勢力に抗してラチェット部と係止解除される。これ
により、従動回転体と駆動回転体とは連結解除され、当
該従動回転体は作動部材によって定位置に位置決め保持
される。この際、従動回転体は、係合爪部材の凹部と作
動部材との間のガタ分程度しか動かず、確実に定位置に
位置決め保持することができる。
【0014】また、付勢手段は、例えば従来のスプリン
グクラッチ装置のコイルスプリングとは異なり動力伝達
を行うものではないので、係合爪部材に作用させる付勢
力は大きくする必要はない。したがって、従動回転体側
から付勢手段を介して作動部材に過負荷が掛かることは
なく、作動部材を容易に係合凹部から係止解除できる。
したがって、従動回転体の回転・停止を円滑かつ確実に
行わせることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本クラッチ装置は、図1および図2に示す如く、
画像形成装置の給紙装置に適用されており、駆動回転体
11にラチェット部13を設けるとともに、従動回転体
21に係合爪部材31と付勢手段(35)とを設け、定
位置において係合爪部材31の凹部34に従動回転体位
置決め保持手段41の作動部材(42)を係合して従動
回転体21を停止可能に構成されている。
【0016】駆動回転体11は、給紙ローラ2のローラ
軸2sに回転自在に装着されており、当該回転体11に
はラチェット部13が設けられている。このラチェット
部13は、その先端部が従動回転体21の凹部22に回
転自在に嵌挿されている。なお、図2中、12は駆動ギ
ヤ部で、ギヤ列等を介して回転駆動手段(図示省略)が
接続されている。
【0017】従動回転体21には、係合爪部材31と,
付勢手段としての付勢ばね35とが設けられている。係
合爪部材31は、従動回転体21の凹部22に支軸23
を介して回動可能に装着されており、その一端部にはラ
チェット部13と係止・係止解除可能な爪部32が形成
されている。そして、係合爪部材31の他端部32b
は、従動回転体21の外周壁22aに形成された穴24
を介して外部に突出している。この係合爪部材31の他
端部32bには係合凹部34が形成されているととも
に、後述するアマチュア42の先端部43aを係合凹部
34に導くためのガイド部33が形成されている。
【0018】付勢ばね35は、係合爪部材31の爪部3
2がラチェット部13と係止するように当該係合爪部材
31を付勢するもので、この実施例ではねじりコイルば
ねから形成されている。付勢ばね35は、従来のスプリ
ングクラッチ装置のコイルスプリングのような動力伝達
部材ではなく,爪部32とラチェット部13との係止状
態を維持できればよいので、そのばね力は弱く形成され
ている。
【0019】従動回転体位置決め保持手段41は、作動
部材としてのアマチュア42と,ソレノイド45と,ば
ね49とを含み、定位置においてアマチュア42の先端
部43aを係合爪部材31の係合凹部34と係合させて
爪部32とラチェット部13との係止関係を付勢ばね3
5の付勢力に抗して強制解除可能に構成されている。
【0020】アマチュア42は、支持部材44に基端部
43bを中心として回動可能に取り付けられており、ば
ね49によって先端部43aが従動回転体21に向けて
付勢されている。アマチュア42の先端部43aは、係
合爪部材31の係合凹部34にガタなく嵌合するように
形成されている。
【0021】ソレノイド45は、励磁・消磁可能に設け
られており、励磁することによりアマチュア42をばね
49の付勢力に抗して先端部43aを従動回転体21か
ら離れる方向へ回動可能に形成されている。
【0022】次に、この実施例の作用について説明す
る。従動回転体位置決め保持手段41を停止させた状態
で、駆動回転体11を図1(A)中反時計回り方向に回
転駆動させると、図1(B)に示す如く、従動回転体1
1(給紙ローラ2)はラチェット部13および係合爪部
材31を介して同方向に同一速度で回転される。
【0023】次に、その状態で従動回転体位置決め保持
手段41を作動して、アマチュア42の先端部43aを
従動回転体21に接近させると、当該先端部43aは係
合爪部材31のガイド部33に案内されつつ係合凹部3
4に嵌挿される〔図1(C)参照〕。これにより、係合
爪部材31の爪部32は付勢ばね35の付勢力に抗して
ラチェット部13と係止解除される。そのため、従動回
転体21と駆動回転体11とは連結解除され、当該従動
回転体21はアマチュア42によって定位置に位置決め
保持される。
【0024】この際、係合爪部材31の係合凹部34と
アマチュア42との間にはガタはないので、確実に定位
置に位置決め保持することができる。また、付勢ばね3
5が付勢力が弱くなるように形成されているので、従動
回転体21側から付勢ばね35を介してアマチュア42
に過負荷が掛かることはなく、当該アマチュア42を容
易に係合凹部34から抜き出すことができる。したがっ
て、従動回転体21の回転・停止を円滑かつ確実に行わ
せることができる。
【0025】しかして、この実施例によれば、駆動回転
体11にラチェット部13を設けるとともに、従動回転
体21に係合爪部材31と付勢ばね35とを設け、定位
置において係合爪部材31の凹部34に従動回転体位置
決め保持手段41のアマチュア42を嵌挿させて従動回
転体21を停止可能に構成されているので、従動回転体
21の回転・停止を円滑かつ確実に行わせることがで
き、かつ従動回転体21を定位置に停止させることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、駆動回転体にラチェッ
ト部を設けるとともに、従動回転体に係合爪部材と付勢
手段とを設け、定位置で係合爪部材の凹部と従動回転体
位置決め保持手段の作動部材とを係合して従動回転体を
係止するように構成されているので、従動回転体の回転
・停止を円滑かつ確実に行わせることができ、かつ従動
回転体を定位置に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】同じく、係合爪部材とラチェット部と従動回転
体位置決め保持手段との位置関係を説明するための斜視
図である。
【図3】従来のクラッチ装置を説明するための斜視図で
ある。
【図4】同じく、駆動回転体と従動回転体とコイルスプ
リングとの位置関係とを説明するための側断面図であ
る。
【符号の説明】
11 駆動回転体 21 従動回転体 31 係合爪部材 32 爪部 34 係合凹部 35 付勢ばね(付勢手段) 41 従動回転体位置決め保持手段 42 アマチュア(作動部材) 43a 先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動可能に設けられた駆動回転体
    と,回転自在に設けられた従動回転体とを連結・連結解
    除して従動回転体を回転・停止するクラッチ装置におい
    て、 前記駆動回転体にラチェット部を設け、 前記従動回転体に、一端部にラチェット部と係止・係止
    解除可能な爪部が形成されかつ他端部に係合凹部が形成
    された係合爪部材を設けるとともに、爪部がラチェット
    部と係止するように係合爪部材を付勢する付勢手段を設
    け、 定位置において係合爪部材の係合凹部と係合して爪部と
    ラチェット部との係止関係を付勢手段の付勢力に抗して
    強制解除可能な作動部材を有する従動回転体位置決め保
    持手段を設けたことを特徴とするクラッチ装置。
JP5469695A 1995-03-14 1995-03-14 クラッチ装置 Pending JPH08247166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5469695A JPH08247166A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 クラッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5469695A JPH08247166A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 クラッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08247166A true JPH08247166A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12977977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5469695A Pending JPH08247166A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 クラッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08247166A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002014A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Seiko Epson Corp クラッチ装置、給送装置、記録装置
WO2013073134A1 (en) * 2011-11-17 2013-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission apparatus and image forming apparatus using the same
CN103946753A (zh) * 2011-11-17 2014-07-23 佳能株式会社 驱动力传递装置及使用该装置的成像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002014A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Seiko Epson Corp クラッチ装置、給送装置、記録装置
WO2013073134A1 (en) * 2011-11-17 2013-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission apparatus and image forming apparatus using the same
CN103946753A (zh) * 2011-11-17 2014-07-23 佳能株式会社 驱动力传递装置及使用该装置的成像装置
US9623688B2 (en) 2011-11-17 2017-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Driving force transmission apparatus and image forming apparatus using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10252767A (ja) 駆動力伝達装置
EP0780725B1 (en) Paper magazine having a paper rewinding mechanism
JPH08247166A (ja) クラッチ装置
JPS6315918B2 (ja)
US7100859B2 (en) Holder device of recording paper roll
WO2006137218A1 (ja) 版締め装置
JPH1071757A (ja) 印字機器
US4380195A (en) Type setting device for printers
JPH11257368A (ja) トルクリミッタ付きローラ
JPH0629545Y2 (ja) 給紙用クラッチのブレ−キ装置
JPH0826507A (ja) 電子機器
JP4716343B2 (ja) 軸受け機構
JP2929551B2 (ja) 回転刃駆動装置
JPH0229081Y2 (ja)
JPH018317Y2 (ja)
JPH05157126A (ja) クラッチ機構
JPH10252774A (ja) クラッチ機構
JPH04357334A (ja) クラッチ機構
JPH0645063Y2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
KR200173439Y1 (ko) 화상형성장치의 급지구동장치
KR830001578Y1 (ko) 활자 선택기구
JP2672393B2 (ja) 記録紙収納カセット
JPS593889Y2 (ja) 活字選択機構
JPH0550670A (ja) 印字機器の用紙送り装置
JP2003246507A (ja) 記録紙ロールホルダ装置