JP3006863U - 食品収納容器 - Google Patents

食品収納容器

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JP3006863U
JP3006863U JP1994009875U JP987594U JP3006863U JP 3006863 U JP3006863 U JP 3006863U JP 1994009875 U JP1994009875 U JP 1994009875U JP 987594 U JP987594 U JP 987594U JP 3006863 U JP3006863 U JP 3006863U
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JP1994009875U
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Inventor
正宏 竹谷
Original Assignee
タケヤ化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上方開口状容器本体1と、これに係脱可能に
施蓋される大蓋3と、を備える。容器本体1は、上縁部
6に側外方へ突出状に係止片8を有する。大蓋3は、係
止片8に係脱自在な雌型係止部17を有すると共に、上面
壁18に窓部2を備える。さらに、この窓部2に揺動開閉
自在に小蓋4が取付けられている。 【効果】 小蓋4を開閉するだけで、容器本体1の中身
を取り出すことができるので、従来のように、大蓋3を
開閉するスペースを確保したり、容器本体1を移動する
といった必要がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、米,砂糖,調味料,その他食品を収納するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の収納容器としては、上方開口状容器本体と、これに施蓋される (1個)の蓋と、から成っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の収納容器では、中身を取り出す際に、蓋が開閉できるスペースを確保す るか、もしくは、開閉可能な位置まで収納容器を移動させる必要があった。また 、たとえ蓋を開閉できるスペースが確保されていても、蓋を手で保持するか、あ るいは、蓋を何処かへ置く、等の欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案に係る食品収納容器は、上方開口状容器本体と、これに係脱可 能に施蓋されると共に、1箇所以上の窓部が開設された大蓋と、該大蓋の上記窓 部に開閉自在に取付けられた小蓋と、を備えている。
【0005】 また、上方開口状容器本体と、これに係脱可能に施蓋される大蓋とを備え、該 容器本体は、周囲壁の上縁部に側外方へ突出状に係止片を有し、さらに、上記大 蓋は、上記係止片に係脱自在な雌型係止部を有し、さらに、上記大蓋は、1箇所 以上の窓部が上面壁に開設され、該窓部に揺動開閉自在に小蓋が取付けられてい る。
【0006】 また、容器本体は、周囲壁の上縁部に側外方へ折曲状に上縁フランジ部を有す ると共に、該上縁フランジ部の左右両辺に一文字状の係止片を有し、大蓋が、倒 立J字型の周縁フランジ部を有し、かつ、該周縁フランジ部の左右両辺に一文字 状のスリット溝が貫設されていて、上記係止片と係脱可能に係止し、施蓋状態を 保持するように構成され、かつ、上記大蓋は、上方に窓部が1箇所以上開設され 、球面軸受状のヒンジ部にて、小蓋が揺動開閉自在に枢着されて、該窓部を施蓋 可能とされている。
【0007】 さらに、大蓋が上記窓部周囲壁の一部に小蓋持ち上げ用の凹部を形成し、また 、小蓋が半透明又は透明のプラスチックで成型され、かつ、容器本体及び大蓋と 小蓋が共にプラスチックにて一体に成型されている。
【0008】 また、容器本体の上縁フランジ部と大蓋の周縁フランジ部が、施蓋状態に於い て、重ね合わされて一体状に手で引掛可能に構成されている。
【0009】
【作用】
(請求項1〜3によれば、)大蓋には窓部が開設され、さらに、小蓋がこの窓 部に開閉自在に取り付けられているので、大蓋を開けずに容易に中身を取り出す ことができる。
【0010】 (請求項2によれば、)係止片と雌型係止部により、容器本体と大蓋を、小蓋 開閉時に不意に大蓋が外れないように、係止できると共に、迅速、かつ、容易に 着脱が可能である。
【0011】 (請求項3によれば、)係止片及びスリット溝は簡単に(プラスチック等で) 成型でき、かつ、確実に係止できる。球面軸受状のヒンジ部は、組立が容易で部 品点数も少なく寿命が長い。
【0012】 (請求項4によれば、)小蓋を指で引っ掛け易くなり、容易に小蓋を開閉する ことができる。
【0013】 (請求項5によれば、)容器本体内部が外から見えるので、中の状態を確認す ることができる。
【0014】 (請求項6によれば、)見栄えが良く、手入れも楽に行うことができ、かつ、 軽量に作れる。
【0015】 (請求項7によれば、)米等の比較的に重い食品を収納した状態で全体を持ち 上げる際に、容器本体の上縁フランジ部に手を掛けて容易に持ち上げ得ると共に 、大蓋に持ち上げ力が作用せず、不意に大蓋が離脱することがない。このように 重量物を入れても安全に持ち運びすることができる。
【0016】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0017】 図1〜図4に本考案に係る食品収納容器の一実施例を示す。この食品収納容器 は、米,砂糖,乾物,その他食品を収納するための容器である。
【0018】 本食品収納容器は、上方が開口状である容器本体1と、該容器本体1に係脱可 能に施蓋され、物を入れるときのために使用する大蓋3と、該大蓋3に開閉自在 に取付けられ、通常、中身を取り出す時に使用する小蓋4と、から成る。
【0019】 また、容器本体1は、(図4に示す如く、)周囲壁5の上縁部6に側外方へ折 曲状に上縁フランジ部7を有し、かつ、該上縁フランジ部7に突出状に係止片8 を形成している。つまり、この係止片8は、上縁フランジ部7の左右両辺に一文 字状に形成されている。
【0020】 また、容器本体1に施蓋される大蓋3は、倒立J字型の周縁フランジ部10を有 し、かつ、該周縁フランジ部10には、上記係止片8に係脱自在に雌型係止部17が 形成されている。(図2,図6参照)
【0021】 即ち、雌型係止部17は、周縁フランジ部10に一文字状に貫設されたスリット溝 11から成る。
【0022】 そして、スリット溝11と係止片8とが係脱可能に係止し、大蓋3の施蓋状態を 保持している。
【0023】 なお、係止片8を有する容器本体1の左右両辺には、大蓋3を係止させる際の 側内方へ働く押圧力、及び容器本体1の持ち運びの際の上方への外力にも耐えう るように、容器本体1の周囲壁5に垂直状に外鍔部9,9が設けられている。
【0024】 また、大蓋3は、上面壁18に物を取り出すための窓部2を1箇所有し、かつ、 揺動開閉自在に小蓋4が取付けられている。
【0025】 即ち、図4と図5に示すように、小蓋4が、窓部2に球面軸受状のヒンジ部12 を介して、揺動開閉自在に枢着されている。
【0026】 しかして、図5と図7に示すように、大蓋3の上面に設けられた嵌合雌部13と 、嵌合雌部13に嵌合するように小蓋4に突設された球状の嵌合雄部14と、から上 記ヒンジ部12が形成される。この嵌合雌部13は、半球よりも深い凹球面を有し、 これに、組立時に押圧力を与えて、嵌合雌部13の周囲壁部を弾性(拡開)変形さ せつつ、球状の嵌合雄部14を押込んで連結する。
【0027】 また、上述の容器本体1と大蓋3と小蓋4が、プラスチックにて一体に成型し て成る。
【0028】 なお、小蓋4のプラスチックは、透明もしくは半透明で成型されており、容器 本体1の内部を確認することができる。
【0029】 また、図3,図4に示す如く、大蓋3が窓部2の周囲壁19の一部に凹部15を設 け、さらに、小蓋4を閉じた状態に於いて、小蓋4が上記凹部15と近設する位置 に水平突片16aにて凹部16を形成し、該凹部16と大蓋3の凹部15との間に指の入 る隙間を確保して、水平突片16aを持ち上げて小蓋4を開きやすくしている。
【0030】 また、図4,図5の断面図に於いて、容器本体1と大蓋3が施蓋状態にあると き、容器本体1の上縁フランジ部7と大蓋3の周縁フランジ部10が、相互に重な り合って一体状のフランジ部を形成する。
【0031】 なお、上述の実施例では、小蓋4は1個であるが、図9に示す如く、小蓋4… が複数個あるも自由である。それに伴い、容器本体1の内部に仕切板を設ければ 、用途に合わせ、いろいろな種類の食品を収納が可能である。
【0032】 また、小蓋4はスライド開閉自在に大蓋3に取付けても良い。また、ヒンジ部 12を軸部と孔付ボス部をもって構成しても良い。
【0033】 また、図6の大蓋3の離脱状態に於いて、該大蓋3を施蓋方向へ下げていくと 、周縁フランジ部10が上縁フランジ部7に当接した後、該上縁フランジ部7は内 方へ弾性変形し、その後復元する。これにより、係止片8とスリット溝11が係止 される。
【0034】 また、図8に示す如く、小蓋4を開けるだけで中の物を取り出すことが可能で ある。そして、容器本体1を持ち運びする際には、人の手が周縁フランジ部10に 触れることがないので、該周縁フランジ部10に外力が加わり、不意に大蓋3が外 れることはない。
【0035】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成され、次のような著大な効果を奏する。
【0036】 小蓋4を開閉するだけで、容器本体1の中身を取り出すことができるので、今 までのような大蓋3を開閉するスペースを確保する必要もなければ、容器本体1 を移動させたりといった手間が省ける。
【0037】 さらに、容器本体1と大蓋3を施蓋状態に確実に係止させることができるので 、小蓋4を開けた際に一緒に大蓋3が開放してしまう心配もなければ、容器本体 1に衝撃が加わって転倒した場合でも、中身が溢れ出ることもない。
【0038】 (請求項4によれば、)容易、かつ、迅速に小蓋4を開閉することができる。
【0039】 (請求項5によれば、)小蓋4を開けずに、容器内の状態を把握することがで きる。
【0040】 (請求項6によれば、)軽量であるので、持ち運びが容易であり、また、衛生 的である。
【0041】 (請求項7によれば、)容器本体1が持ち易く、また、重量物を入れても安全 に持ち運びが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】大蓋の離脱状態を示す断面正面図である。
【図7】要部拡大断面図である。
【図8】使用状態を示す断面正面図である。
【図9】他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 窓部 3 大蓋 4 小蓋 5 周囲壁 6 上縁部 7 上縁フランジ部 8 係止片 10 周縁フランジ部 11 スリット溝 12 ヒンジ部 15 凹部 17 雌型係止部 18 上面壁 19 周囲壁

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開口状容器本体1と、これに係脱可
    能に施蓋されると共に、1箇所以上の窓部2が開設され
    た大蓋3と、該大蓋3の上記窓部2に開閉自在に取付け
    られた小蓋4と、を備えたことを特徴とする食品収納容
    器。
  2. 【請求項2】 上方開口状容器本体1と、これに係脱可
    能に施蓋される大蓋3とを備え、該容器本体1は、周囲
    壁5の上縁部6に側外方へ突出状に係止片8を有し、さ
    らに、上記大蓋3は、上記係止片8に係脱自在な雌型係
    止部17を有し、さらに、上記大蓋3は、1箇所以上の窓
    部2が上面壁18に開設され、該窓部2に揺動開閉自在に
    小蓋4が取付けられていることを特徴とする食品収納容
    器。
  3. 【請求項3】 容器本体1は、周囲壁5の上縁部6に側
    外方へ折曲状に上縁フランジ部7を有すると共に、該上
    縁フランジ部7の左右両辺に一文字状の係止片8を有
    し、大蓋3が、倒立J字型の周縁フランジ部10を有し、
    かつ、該周縁フランジ部10の左右両辺に一文字状のスリ
    ット溝11が貫設されていて、上記係止片8と係脱可能に
    係止し、施蓋状態を保持するように構成され、かつ、上
    記大蓋3は、上方に窓部2が1箇所以上開設され、球面
    軸受状のヒンジ部12にて、小蓋4が揺動開閉自在に枢着
    されて、該窓部2を施蓋可能とされている請求項1又は
    2記載の食品収納容器。
  4. 【請求項4】 大蓋3が上記窓部2の周囲壁19の一部に
    小蓋4持ち上げ用の凹部15を形成した請求項1,2又は
    3記載の食品収納容器。
  5. 【請求項5】 小蓋4が半透明又は透明のプラスチック
    で成型された請求項1,2又は3記載の食品収納容器。
  6. 【請求項6】 容器本体1及び大蓋3と小蓋4がプラス
    チックにて一体に成型された請求項1,2,3,4又は
    5記載の食品収納容器。
  7. 【請求項7】 容器本体1の上縁フランジ部7と大蓋3
    の周縁フランジ部10が、施蓋状態に於いて、重ね合わさ
    れて一体状に手で引掛可能に構成された請求項3記載の
    食品収納容器。
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