JPH0355297Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355297Y2
JPH0355297Y2 JP7026886U JP7026886U JPH0355297Y2 JP H0355297 Y2 JPH0355297 Y2 JP H0355297Y2 JP 7026886 U JP7026886 U JP 7026886U JP 7026886 U JP7026886 U JP 7026886U JP H0355297 Y2 JPH0355297 Y2 JP H0355297Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
case body
side engaging
case
keyhole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7026886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62182622U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7026886U priority Critical patent/JPH0355297Y2/ja
Publication of JPS62182622U publication Critical patent/JPS62182622U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355297Y2 publication Critical patent/JPH0355297Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯用ランチボツクス、携帯用液体容
器などとして利用され、ケース本体に吊下げベル
トの両端を係合手段を介して取付けてなる携帯用
ケースに関するものである。
(従来の技術) 従来この種携帯用ケースにおいて、吊下げベル
トがケース本体に容易に取付けられ、しかも吊下
げベルトがケース本体から不用意に外れることの
ないものが種々提案されている。
例えば本考案の出願人の出願になる実願昭60−
113294号ではケース本体に設けた支持軸にベルト
側係合具を嵌着し、支持軸に抜け止め部を設けて
ベルト側係合具が支持軸より外れないようにした
ものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記先行技術では吊下げベルトがケース
本体から容易に取外すことができず、吊下げベル
トを取外した状態でケース本体を使用したり、吊
下げベルトのみを洗浄するこが困難であるという
問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するために、ケース
本体に吊下げベルトの両端を係合手段を介して取
付けた携帯用ケースにおいて、前記係合手段を吊
下げベルトの端部に設けたベルト側係合部とケー
ス本体に一体形成したケース側係合部とで構成
し、ベルト側係合具とケース側係合具との一方に
鍵孔を形成すると共に、他方に前記鍵孔に係合す
る鍵部を形成し、且つ吊下げベルトが通常の吊下
げ状態のとき鍵孔と鍵部とは係合関係にあり、こ
の係合位置から所定角度ベルト側係合具が回動し
たとき鍵孔と鍵部との係合が脱却可能な関係にあ
るように構成したことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、ベルト側係合具とケース側係
合具との一方に鍵孔を形成すると共に他方に前記
鍵孔に係合する鍵部を形成しており、吊下げベル
トが第2図に実線で例示する通常の吊下げ状態の
とき鍵孔と鍵部とは係合関係にあるので、吊下げ
ベルトはケース本体から外れることはない。
又吊下げベルトを前記通常の吊下げ状態から第
2図に仮想線で例示する位置まで回し、ベルト側
係合具を所定角度回動させれば鍵孔と鍵部との係
合が脱却可能な関係になるので、吊下げベルトを
ケース本体から簡単に取外し、又はその位置で取
付けることができる。
(実施例) 第1図ないし第3図は本考案を携帯用ランチボ
ツクスに適用した実施例を示すものである。
合成樹脂製のケース本体1は筒部材1aと底部
材1bとを接着させて形成しており、ケース本体
1の上端外周に外蓋2に嵌合する段部3が形成さ
れ、この段部3を利用して外蓋2がケース本体1
に嵌合できるようにしている。
ケース本体1の上部外周には、第3図に詳しく
示すように鍵部4を備えたケース側係合部5をケ
ース本体1に一体形成する一方、吊下げベルト6
の端部7には前記鍵部4が挿脱可能な形状の鍵孔
8を備えたベルト側係合具9を取付けている。第
2図に実線で示す吊下げ状態のとき鍵部4と鍵孔
8とが係合関係にあつて吊下げベルト6はケース
本体1から外れることはない。前記吊下げベルト
6をその可撓性を利用して第2図に仮想線で示す
位置まで回し、前記ベルト側係合具9を180°回動
させると前記鍵部4と前記鍵孔8との係合が脱却
可能な関係となり、吊下げベルト6をケース本体
1から取外したり、又はその位置で取付けること
ができる。前記吊下げベルト6はその端部7をベ
ルト側係合具9に開設した挿通孔10を挿通させ
て2つ折とし、その2つ折部分をリベツト11で
止着している。尚、図に12で示すのはベルト側
係合具9に嵌着されたカバーであり、ベルト側係
合具9と係合関係にあるケース側係合部5を覆う
ことにより係合部分を保護すると共に、美観を向
上させている。前記外蓋2は前記ケース本体1に
開閉可能に取付けられている。第2図にその取付
構造を示すように、ケース本体1及び外蓋2の対
向箇所に相係合するフツク部13,14を設けて
外蓋2の一端部をケース本体1に係脱可能に枢支
させる一方、ケース本体1の上端にロツク係合部
15を、外蓋2の前記ロツク係合部15と対向す
る部位にロツクレバー16をそれぞれ配設して両
者をロツク可能な関係に構成している。
ロツクレバー16は操作面17、操作面17の
下端に設けたフツク部18、フツク部18の下面
に形成した傾斜面19、及び前記操作面17の背
面に一体形成された樹脂バネ20、及び両側部に
突設した軸部23,23をそれぞれ備えている。
このように形成したロツクレバー16を、外蓋2
の側周面に凹設された収容空間21の両側壁2
2,22に前記軸部23,23を介して回動自在
に軸支すると共に、ロツク時に前記操作面17が
外蓋2の側周面と略面一となるように前記ロツク
レバー16を設けている。
尚、図に37で示すのは係止部であり、前記ロ
ツクレバー16の上端に当接する。外蓋2を開蓋
する際は操作面17を矢印の方向に押動してロツ
クレバー13のロツクを解除した後、外蓋2を持
上げれば簡単に開蓋することができる。外蓋2を
閉蓋する際は外蓋2の一端部に設けられたフツク
部14をケース本体1のフツク部13に係着して
枢支させた後、外蓋2を下方に押下げるだけのワ
ンタツチ操作で外蓋2をケース本体1に確実にロ
ツクすることができる。
ケース本体1内の真空二重容器24はステンレ
ス製で横断面楕円形状に形成され、真空二重容器
24の内部に収容された飯器25、断熱材25、
菜器27,28は全て真空二重容器24の前記楕
円形に適合する平面形状をなして真空二重容器2
4内にデツドスペースを残さないようにしてい
る。このような平面形状を有しているため飯器2
5、菜器27,28に円形の場合のような回動着
脱式蓋体を採用できず、凹凸嵌合部29,30,
31による弾性嵌着式の蓋32,33,34をそ
れぞれ装着している。
飯器25に積み重ねられる上下2段の菜器2
7、28はおかずを入れる容器としてそれぞれ使
用されるが、下段の菜器27には底部に断熱材2
6を収容し底板35で密封している。このように
前記菜器27は真空二重容器24の内蓋としての
機能を備えており、前記断熱材26により真空二
重容器24内の保温効果を飛躍的に高めている。
又真空二重容器24内の飯器25には暖かい御飯
が詰められて内部温度が高くなつているのに対
し、前記菜器27,28の内部温度は前記断熱材
26の働きによつて外気と略等しい低温状態に維
持することができる結果、菜器27,28内のお
かずが腐敗するのを防ぐことができる。尚、第1
図に36で示すのは折畳み式のスプーンである。
第4図に示す本考案の第2実施例は、ケース側
係合部5に先端が二股の鍵部4aを形成する一
方、吊下げベルト6の端部7に設けたベルト側係
合具9に前記鍵部4aの挿入が可能な鍵孔8aを
形成している。このような構成により鍵部4aと
鍵孔8aとの係合を更に確実なものにすることが
できる。その外の構成は第1実施例と同様であ
る。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、第5図に示すよう
にベルト側係合具9に鍵部4を設けると共にケー
ス側係合部5に前記鍵部4が挿入可能な鍵孔8を
設ければ、鍵部4及び鍵孔8をベルト側係合具9
で覆い、保護することができるので上記実施例に
用いたカバーを省略することができる。
(考案の効果) 本考案の携帯用ケースは、吊下げベルトを利用
してベルト側係合具を回動させることによりケー
ス本体から吊下げベルトを容易に取外しするこが
できる結果、吊下げベルトを取外した状態でケー
ス本体を使用したり、吊下げベルトのみを洗浄す
ることができる。吊下げベルトでケース本体を吊
下げる際は吊下げベルトをケース本体に容易に取
付けることができ、しかも吊下げベルトが通常の
吊下げ状態でケース本体から外れることはない。
又ケース側係合部はケース本来と一体で形成す
ることができ、しかも構造簡単なので従来例に比
較して製造コストの上昇を押さえることができる
という実用上の大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の一部切欠正面
図、第2図はその一部切欠側面図、第3図はその
要部を示す斜視図、第4図は本考案の第2実施例
の要部を示す斜視図、第5図は本考案の第3実施
例の要部を示す断面図である。 1……ケース本体、4……鍵部、5……ケース
側係合部、6……吊下げベルト、7……端部、8
……鍵孔、9……ベルト側係合具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体に吊下げベルトの両端を係合手段を
    介して取付けた携帯用ケースにおいて、前記係合
    手段を吊下げベルトの端部に設けたベルト側係合
    具とケース本体に一体形成したケース側係合部と
    で構成し、ベルト側係合具とケース側係合部との
    一方に鍵孔を形成すると共に、他方に前記鍵孔に
    係合する鍵部を形成し、且つ吊下げベルトが通常
    の吊下げ状態のとき鍵孔と鍵部とは係合関係にあ
    り、この係合位置から所定角度ベルト側係合具が
    回動したとき鍵孔と鍵部との係合が脱却可能な関
    係にあるように構成したことを特徴とする携帯用
    ケース。
JP7026886U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0355297Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026886U JPH0355297Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026886U JPH0355297Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182622U JPS62182622U (ja) 1987-11-19
JPH0355297Y2 true JPH0355297Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=30911754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7026886U Expired JPH0355297Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355297Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62182622U (ja) 1987-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0355297Y2 (ja)
JPS6228175Y2 (ja)
JP2513177Y2 (ja) 箸入れ付きの蓋
JP3708327B2 (ja) 気密性容器
JP2506929Y2 (ja) キャンピング用品携行ボックス
JP2510471Y2 (ja) 携帯用断熱容器
JPH08243014A (ja) 断熱調理容器
JPH08196323A (ja) 弁当箱
JPS6018363Y2 (ja) ジュ−ス等のコツプ兼用充填容器
JPH036280Y2 (ja)
JP2562501Y2 (ja) 食品容器
KR200319758Y1 (ko) 접시의 손잡이겸용 밀착고정식뚜껑
JPS6217407Y2 (ja)
JP2519055Y2 (ja) 断熱調理器
KR930000359Y1 (ko) 휴대용 도시락
JPS5855160Y2 (ja) 食缶
JPH0444113Y2 (ja)
JPH0449933Y2 (ja)
JP2571704Y2 (ja) 携帯用保温容器
JPH0357142Y2 (ja)
JP3001484U (ja) 汚物入れ用ゴミ箱
KR920003417Y1 (ko) 도시락
JPH078407Y2 (ja) 弁当および料理品の容器
JP3068824U (ja) 取手付き容器
JPS6129631Y2 (ja)