JP3006598B1 - 圧電トランス駆動装置 - Google Patents

圧電トランス駆動装置

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JP3006598B1
JP3006598B1 JP10260324A JP26032498A JP3006598B1 JP 3006598 B1 JP3006598 B1 JP 3006598B1 JP 10260324 A JP10260324 A JP 10260324A JP 26032498 A JP26032498 A JP 26032498A JP 3006598 B1 JP3006598 B1 JP 3006598B1
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Abstract

【要約】 【課題】 入力電圧が考慮されたものではなく、特に高
い電源電圧を入力することができなかった。 【解決手段】 圧電トランス50の入力容量に対して直
列に接続されたコンデンサ33により圧電トランス50
の駆動電圧を小さくするため、高い電源電圧を入力して
高効率で駆動させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電トランス駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電トランスは、チタン酸ジルコン酸鉛
(PZT)等のセラミック材料により形成された不燃性
物質で、圧電効果を利用して機械振動を発生させ、電圧
を取り出す機械−電気変換素子である。これは、電磁ト
ランスに比べて安全性及び変換効率が高く、主に降圧型
の場合では電子機器等の電源用途に、昇圧型の場合では
放電管を点灯させる等の高圧用途に利用される電力変換
素子である。特に、電源用途の場合、ACアダプタを考
えると、国内においては商用電源が交流100Vである
ことから、これを数十V以下に降圧する必要があり、ま
た、世界的には同電源として更に高電圧(240V程
度)が使用されている地域もある。つまり、この用途が
ACアダプタに要求する性能は、高い入力電圧への対応
である。
【0003】この種の圧電トランス駆動装置として、特
開平7−39144号公報に開示された圧電トランス駆
動装置が知られている。図7は、この圧電トランス駆動
装置の構成を示し、図8は、動作を説明するための波形
図を示している。同図によると、入力直流電源100に
は、直流接続された2個のトランジスタ110a,11
0bが接続されている。これらのトランジスタ110
a,110bの接続点とトランジスタ110bの一端が
圧電トランス120の両入力端子にそれぞれ接続されて
いる。
【0004】トランジスタ110a,110bには、そ
れぞれ発振器130a,130bが接続されており、ス
イッチングして得られた変換電圧を圧電トランス120
に送出する。2個のトランジスタ110a,110bと
圧電トランス120との間には、コイル140とコンデ
ンサ150の直列回路が圧電トランス120と並列に接
続されている。圧電トランス120の出力側には、交流
電圧を整流平滑するため、ダイオード160aと平滑コ
ンデンサ160bからなる整流平滑回路160が接続さ
れている。さらに、出力端には付加抵抗として抵抗17
0が接続されている。
【0005】なお、圧電トランス120は、インダクタ
ンス120b、容量120c、等価抵抗120d、等価
トランス120e及び出力容量120fを含む等価回路
で表現される。また、トランジスタ110a,110b
は、スイッチング動作を行う素子であれば、FETやバ
イポーラトランジスタ等自由に選択することができる。
トランジスタ110a,110bは、発振器130a,
130bからの図8(a)及び(b)に示すような信号
により駆動され、スイッチングされた信号を交互に送出
する。直流電源からの入力直流電圧は、トランジスタ1
10a,110bからのスイッチングにより交流電圧に
変換される。
【0006】さらに、圧電トランス120の圧電効果に
より、この交流電圧がより高い電圧に変換される。この
交流電圧は、圧電トランス120のフィルタ作用によ
り、図6のVbで示される図8(e)に示すような正弦
波となる。最終的に整流平滑回路160により正弦波電
圧は整流平滑され、出力端子に直流電圧が出力される。
ところで、トランジスタ110a,110bによりスイ
ッチングされた信号が一周期においてオン状態(ゲート
電圧が高い状態)Tonにある場合、(以下、デューテ
ィD(=Ton/T)と記載する)がともに50%以下
であれば、図7に示すように、ともにオフ状態(ゲート
電圧が低い状態)となる期間(これをデッドタイム期間
と定義する)Tcが存在することになる。このとき、t
=t0でトランジスタ110aがオンするものとすれ
ば、t0≦t≦t1の期間中にコイル140に流れる電
流iLは、 iL=(E(1−D)t/L)−Ip で示される。
【0007】図8(d)に示すように、電流iLはトラ
ンジスタ110aがオン状態にある間、徐々に増大す
る。トランジスタ110aは、t=t1でオフ状態とな
る。この後、トランジスタ110bがt=t2でオン状
態になるまで、デッドタイム期間Tcが存在することに
なる。デッドタイム期間中(t1≦t≦t2)にコイル
140に流れる電流iLは、 iL=Ip で表され、一定値Ipとなる。このときの一定値Ip
は、 Ip=(E(1−D)/L)×(DT/2) で表される。
【0008】コイル140とコンデンサ150の共振周
波数は、スイッチング周波数(1/T)に比べ高いもの
とすると、デッドタイム期間中はiL=Ip(一定)と
近似できる。また、コンデンサ150の両端の電位差は
直流で、 V=D×E で表される。デッドタイム期間が経過した後、トランジ
スタ110bがオン状態になれば、時間t3までの間、
Ipの値から徐々に減少し、電流iLが逆方向に流れ
る。この後、時間t4まで、すなわち、スイッチング信
号が一周期を終えるまで、最初のデッドタイム期間中と
は逆方向に一定の電流Ipがコイル140に流れる。
【0009】上述したデッドタイム期間中、コイル14
0に流れる直流電流Ipによって、圧電トランス120
とトランジスタ110a,110bの寄生容量が充電さ
れる。デッドタイム期間が終了し、トランジスタ110
bがオン状態になるとき(t=t2)に圧電トランス1
20の入力側の電圧Vaは、Va=0となっているた
め、コンデンサ充放電による損失は発生しない。ここ
で、電流iLの実効電流による導通損失は、トランジス
タ110bのオン時の抵抗をRon、コイルの抵抗をR
coilとすると、 IL=(E(1−D)/L)×(DT/2)×{(3−4D)/3}1/2 P=IL2(Ron+Rcoil) によって表される。しかし、これは充放電による損失に
比べ、十分に小さいので問題とならない。
【0010】このように、コイル140とコンデンサ1
50の直流回路を圧電トランス120に並列に接続する
ことにより、両方のトランジスタ110a,110bが
オフ状態となっているデッドタイム期間中にこの直流回
路から流れる電流によりトランジスタ110a,110
bの寄生容量C1,C2と圧電トランス120の入力容
量を充電することができる。これらを充電することによ
って、充放電損失を大幅に低減させることができるよう
になる。
【0011】次に、上述した充放電による損失を低減
し、かつ、十分な出力を得ることができる最適なデッド
タイム期間の設定について説明する。最適なデッドタイ
ム期間Tcを決定するためには、第一に圧電トランス1
20とトランジスタ110a,110bを充電するのに
必要な条件を満足し、第二にコイル140のインダクタ
ンスLを小さくするための条件を考慮する必要がある。
これは、コイル140の共振により発生する電流は、ス
イッチング信号のデッドタイム期間とコイル140のイ
ンダクタンスLにより決まるからである。圧電トランス
コンバータの大きさを小さくするためには、インダクタ
ンスLはなるべく小さい方が良い。
【0012】また、デッドタイム期間を長くしてスイッ
チング信号をオン状態になっている時間を小さくしすぎ
ると、出力側に十分なパワーを送り出せなくなるという
問題を生じる。最初に、圧電トランス120とトランジ
スタ110a,110bを充電するのに必要な時間t
は、 t=2×(C1+C2+Cd1)×E/Ip で表される。この時間条件を満足するように十分なデッ
ドタイム期間をおけば、損失を低減させることができ
る。
【0013】次に、上述の効果を得るのに必要なコイル
140のインダクタンスLを小さくするための条件につ
いて説明する。インダクタンスLは、デッドタイム期間
の二乗関数になっており、デッドタイム期間を大きくす
ると、それに連れてコイル140のインダクタンスLも
大きくなってしまうため、インダクタンスを小さくする
にはデッドタイム期間を小さくする必要がある。このよ
うに、デッドタイム期間は、スイッチング損失とインダ
クタンスによる正弦範囲があり、それをデューティDの
条件として換算すると、概ね30%から40%の間に設
定するのが最適である。また、図6において、圧電トラ
ンス120に並列に配置されるコイル140とコンデン
サ150の直列回路は、単にコイル140のみとしても
良い。
【0014】しかし、圧電トランスコンバータの大きさ
を小さくするためには、コイル140のインダクタンス
Lはなるべく小さい方が良く、そのためには、コンデン
サ150をコイル140に直列に配置した方がインダク
タンスLをより小さくすることができる。以上のような
圧電トランス駆動装置により、コイル140とコンデン
サ150により構成される直流回路を圧電トランス12
0と並列に接続し、スイッチング信号の矩形波のオン状
態の期間の割合を適当な値に設定することにより、圧電
トランス120の入力容量やスイッチングトランジスタ
のもつ寄生容量によって発生するスイッチング損失の大
幅な低減が可能となる。従って、当該圧電トランス駆動
装置では、電圧変換効率の高い圧電トランスコンバータ
を実現できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の圧電ト
ランス駆動装置においては、トランジスタ110a,1
10bの寄生容量C1,C2が変動すると最適デューテ
ィDも変動することから、入力電圧が考慮されたもので
はなく、特に高い電源電圧を入力することはできなかっ
た。
【0016】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、高い電源電圧を入力することにより高効率で駆
動させることが可能な圧電トランス駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、直流電圧を発生する電源
回路と、入力端子に交流電圧またはパルス電圧が印加さ
れると圧電効果により所定の変圧比に変換した交流電圧
を出力端子に発生する圧電トランスと、コイルの一端を
上記電源回路に接続し、他端をコンデンサの一端と接続
するとともに、このコイルとコンデンサとの接続点に、
発振器の発振周波数をベース電極又はゲート電極に入力
するとスイッチングを行うnチャンネル型トランジスタ
のコレクタ 電極またはドレイン電極を接続し、かつ上記
コンデンサの他端を上記圧電トランスの入力端子の一端
に接続した圧電トランスの駆動回路と、上記圧電トラン
スの出力電圧を整流平滑する整流平滑回路と、負荷電圧
の分圧値と基準電圧とを比較して所定の電圧値を発生す
る出力電圧検出回路と、この出力電圧検出回路からの入
力電圧により発振周波数を制御する上記発振器とを具備
する構成としてある。すなわち、上記電源回路が電源電
圧を発生すると、上記圧電トランスの入力容量に対して
コンデンサを直列接続した駆動回路を介し、この発生し
た電源電圧を電圧変換して出力する。
【0018】上記電源回路は、電源電圧を発生するもの
であれば良く、直流電源からの電源電圧をスイッチング
回路により交流電源に変換するものであっても良いし、
交流電源を直接用いるもの等であっても良い。そこで、
請求項2では、請求項1記載の圧電トランス駆動装置に
おいて、上記電源回路が、交流電源と交流電圧を直流電
圧に整流平滑する回路からなる構成としてある。
【0019】上記駆動回路は、請求項1又は2記載の圧
電トランス駆動装置において、上記駆動回路は、インダ
クタンスとキャパシタによる共振回路によってスイッチ
に流れる電流を正弦波形の一部に変換する電圧共振型ス
イッチであり、この電圧共振型スイッチと並列に接続さ
れる共振用キャパシタとして圧電トランスの入力容量と
コンデンサを直列接続した合成容量を使用する構成とし
てある。
【0020】請求項4にかかる発明は、請求項1,2又
は3記載の圧電トランス駆動装置において、上記駆動回
路は、共振用キャパシタとして、圧電トランスの入力容
量とコンデンサを直列接続した合成容量、又は圧電トラ
ンスの入力容量のみを使用する場合において電圧共振型
スイッチとして機能する構成としてある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にお
ける圧電トランス駆動装置の構成をブロック図により示
している。
【0022】 同図によると、電源10は交流電源であ
り、その両端は整流平滑回路20に接続されている。整
流平滑回路20の出力端子は、駆動回路30を構成する
コイル31の一端に接続され、他端は接地されている。
コイル31の他端は、トランジスタ32のドレイン端子
及びコンデンサ33の一端に接続されている。トランジ
スタ32のゲート端子は、発振器34の一端に接続さ
れ、ソース端子は接地されている。発振器34の他端
は、出力電圧検出回路40の一端に接続されている。コ
ンデンサ33の他端は、圧電トランス50の第一入力端
子に接続され、圧電トランス50の第二入力端子は接地
されている。
【0023】 圧電トランス50の第一出力端子及び第二
出力端子は、整流平滑回路60の入力端子に接続されて
いる。整流平滑回路60の出力端子は、負荷抵抗70の
一端、モジュール出力端子80及び出力電圧検出回路4
0の一端に接続されている。モジュール出力端子80
は、負荷抵抗70の他端に一端を接続するとともに、他
端を接地している。ここで、整流平滑回路20,60
は、全波整流回路で構成されているが、半波整流回路と
することも可能である。また、トランジスタ32は、F
ETで構成されているが、バイポーラトランジスタ等の
スイッチング動作を行う素子を適用することも可能であ
る。
【0024】 図2は、圧電トランス50の最大昇圧比の
負荷依存性を示している。圧電トランス50の最大昇圧
比は、出力側に接続される負荷インピーダンスにより連
続的に変化し、負荷インピーダンスが低いほど最大昇圧
比も低くなる。この負荷インピーダンスをさらに低くし
ていくと、最大昇圧比が1倍以下となり、降圧型トラン
スとして機能する。図3に示すように、圧電トランス5
0の昇圧比は駆動周波数について周波数特性を持ち、振
動モード、外形寸法及び負荷インピーダンス等により決
まる固有の共振周波数にて最大昇圧比となる。
【0025】 昇圧比曲線は、圧電トランス50の駆動周
波数を横軸としたとき、この駆動周波数に対応して連続
的に変化し、共振周波数を最大昇圧比として山なりの曲
線となる。最大昇圧比が1倍以下のとき、この山なりの
昇圧比曲線を利用し、駆動周波数を変化させて得られる
昇圧比の調整範囲は50%程度である。また、このとき
の最大昇圧比は、上記負荷インピーダンスにより決定さ
れる。図4に示すように、圧電トランス50の共振周波
数は、負荷インピーダンスが低くなるほど低い周波数側
へシフトする。
【0026】 次に、本実施形態にかかる圧電トランス駆
動装置の動作を図5を参照しながら説明する。交流電源
である電源10を投入すると、整流平滑回路20により
全波整流平滑された直流電圧が駆動回路30に入力され
る。このとき、図5(a)に示すように、電源電圧の振
幅を2Vpとすると、駆動回路30に入力される直流電
圧は整流平滑回路20のダイオードの電圧降下分を無視
すると、図5(b)に示すように、Vpとなる。駆動回
路30に直流電圧が供給されると、発振器34は駆動回
路30が共振状態となり、かつ、その共振波形の1/2
周期でゼロ電圧スイッチングとなる周波数(以下、共振
周波数と呼ぶ。)を発振する。この電圧制御による周波
数範囲は、共振周波数を中心として数%程度である。
【0027】 共振周波数で駆動回路30を駆動すると、
図5(c)に示すようなトランジスタ32のゲート端子
の電圧波形に対し、ドレイン端子の電圧波形は、図5
(d)に示すような半波の正弦波に近似した波形とな
り、また、トランジスタ32のオフ時のドレイン電圧は
ゼロ電圧となり、スイッチング損失がない(ゼロ電圧ス
イッチング)。このとき、ドレイン電圧の振幅は、入力
電圧の約3倍となる。ドレイン電圧は、コンデンサ33
と入力容量により分圧され、圧電トランス50の駆動波
形に振幅Vptは、図5(e)に示すように、ドレイン
電圧の振幅より小さくなる。
【0028】 負荷抵抗70と駆動周波数とに基づいて決
定される圧電トランス50の昇圧比により、昇圧比倍さ
れた(実際には、昇圧比1倍以下で使用するため降圧さ
れる)駆動周波数の交流出力が第一出力端子及び第二出
力端子の間で図5(f)に示すような電圧振幅2V0を
発生する。この出力が整流平滑回路60に入力されて全
波整流平滑、ダイオードによる電圧降下分を無視する
と、モジュール出力端子80には、図5(g)に示すよ
うに、V0の直流電圧が出力される。
【0029】 ここで、圧電トランス50の昇圧比と駆動
周波数との関係について説明する。圧電トランス50の
昇圧比は、図2に示すように、負荷依存性があり、出力
端子に接続される負荷インピーダンスにより最大昇圧比
が変化する。この負荷インピーダンスが低いほど最大昇
圧比が低下するため、さらに負荷インピーダンスを低く
していくと昇圧比が1倍以下となって降圧される。整流
平滑回路60のインピーダンスは高いため、負荷に依存
する最大昇圧比は負荷抵抗70により決まる。
【0030】 また、この負荷インピーダンスが一定のと
きは、図3に示すような周波数特性を持ち、駆動周波数
を変化すると圧電トランス50の共振周波数にて最大昇
圧比となり、その前後で昇圧比が低下するような山なり
の昇圧比曲線を描く。このとき、圧電トランス50の効
率を損なわずに使用することの可能な昇圧比の変化率は
最大昇圧比からみて50%以下であり、これを駆動周波
数に換算すると圧電トランス50の共振周波数を中心と
して数%程度である。一方、負荷インピーダンスが変化
するときは、図4に示すように圧電トランス50の共振
周波数も変化し、負荷インピーダンスが低いほど共振周
波数も低くなる。
【0031】 次に、駆動周波数の制御について説明す
る。発振器34は、電圧制御発振器であり、出力電圧検
出回路40の検出電圧により制御され、この検出電圧と
基準電圧との比較結果に伴い、駆動周波数の掃引または
駆動周波数の維持を行う。なお、本実施例では、検出電
圧とモジュール出力端子の出力電圧とは等しい。この検
出電圧が基準電圧と等しくないとき、発振器34は、駆
動周波数の掃引を行う。
【0032】 この駆動周波数の掃引方向を低い方から高
い方へとすると、圧電トランス50の共振周波数より高
い方から掃引を開始した場合、負荷変動によって負荷抵
抗のインピーダンスが低下すると、共振周波数が駆動周
波数より低域側となってしまい必要とされる昇圧比が得
られない可能性があるので、掃引方向は圧電トランス5
0の共振周波数より高い方から共振周波数へ向かわせ
る。この掃引方向により圧電トランス50の昇圧比は、
駆動周波数が低下するに伴い、連続的に増加するため、
必要とされる昇圧比が得られる駆動周波数を通ることと
なる。
【0033】 一方、検出電圧が基準電圧と等しいとき、
発振器34はその駆動周波数を維持する。必要とされる
昇圧比が得られる駆動周波数を通るとき、出力電圧検出
回路40の検出電圧は基準電圧と等しくなり、このとき
の駆動周波数を維持するための信号を発振器へ出力す
る。従って、圧電トランス50の最大昇圧比は、負荷抵
抗70により決定され、実際の昇圧比はこの最大昇圧比
をピークにした周波数特性と駆動周波数により求められ
る。
【0034】 また、負荷インピーダンスに若干の変動が
あっても制御できるようにするため、発振器34による
駆動周波数の掃引方向は圧電トランス50の共振周波数
より高い方から低い方へとする。そして、あらかじめ設
定されたモジュール出力電圧に見合う駆動周波数で掃引
を停止し、この駆動周波数で圧電トランス50を駆動す
る。モジュール出力電圧の検出は、出力電圧検出回路4
0により行う。このため、圧電トランス50の共振周波
数を中心として数%程度の周波数範囲でスイッチング損
失の少ない駆動波形を発生する駆動回路30が求められ
る。すなわち、駆動回路30の共振周波数は、圧電トラ
ンス50の共振周波数を中心として数%程度の周波数範
囲となるように設定し、発振器34は発振可能な周波数
範囲の高い方から掃引を開始する。
【0035】 駆動回路30の共振周波数は、コイル3
1、コンデンサ33、入力容量51、等価インダクタン
ス52、等価容量53、等価抵抗54、等価トランス5
5の共振条件により決まる。これらの回路定数の中でコ
イル31、コンデンサ33以外は圧電トランス50の振
動モード、外形寸法、パワーにより大まかな値が決ま
り、駆動周波数により多少変化する。そこで、圧電トラ
ンス50の共振周波数近傍への同調は、コイル31、コ
ンデンサ33により行う。
【0036】 駆動回路30の共振周波数におもに影響す
る回路定数は、圧電トランス50の入力容量51、コイ
ル31、コンデンサ33である。入力容量51は、上述
したように回路定数が決まっているので、コイル31及
びコンデンサ33を調整してゼロ電圧スイッチングを行
う条件を設定する。駆動回路30の共振周波数は、コン
デンサ33と入力容量51の合成容量とコイル31のイ
ンダクタンスの積に相関があり、合成容量が小さくなる
ときはインダクタンスを大きくし、逆に合成容量が大き
くなるときはインダクタンスを小さくし、駆動回路30
はゼロ電圧スイッチングを維持しつつ、その駆動周波数
を圧電トランス50の共振周波数を中心として数%程度
の周波数範囲で同調する。このように、駆動回路30
は、コンデンサ33と入力容量51の合成容量とコイル
31のインダクタンスにより決まる駆動周波数に基づい
て圧電トランス50を駆動する。
【0037】 降圧型トランスにおいて一定出力のとき、
圧電トランス50の駆動波形の電圧振幅は、小さい方が
より大きく降圧できるため、大きな入力電圧に対応でき
る。駆動回路30の駆動周波数は、上述した駆動条件よ
りコンデンサ33、入力容量51の合成容量及びコイル
31のインダクタンスが決定されるため、駆動波形の電
圧振幅を小さくするように、コンデンサ33と入力容量
51を直列に接続して、圧電トランス50の駆動波形の
電圧振幅をトランジスタ32のドレイン端子の電圧振幅
より小さくする。ここで、圧電トランス50の駆動電圧
について等価インダクタンス52、等価容量53、等価
抵抗54、等価トランス55の影響を無視して近似的に
計算する。
【0038】 コンデンサ33をCsとし、入力容量51
をCinとしたとき、これらが直列に接続されていると
きの合成容量をCxとすると、Cxは以下の式で表され
る。 Cx=Cs×Cin/(Cin+Cs) ここで、トランジスタ32のドレイン端子の電圧をV0
とし、圧電トランス50の駆動電圧をV1とすると、
(V1はCinの電圧に相当する。)CsとCinの直
列接続に流れる電流Iは同一であり、圧電トランス50
の等価回路において入力容量の値が他の定数より十分大
きいと仮定すると、 I=2πf×Cx×V0=2πf×Cin×V1 となるため、 V1=[1/{1+(Cin/Cs)}]×V0 (Cin、Cs>0) 従って、コンデンサ33と入力容量51を直列接続する
と、圧電トランス50の駆動電圧は、トランジスタ32
のドレイン端子の電圧より小さくなる。
【0039】 以上より、コンデンサ33と入力容量51
を直列接続すると、その合成容量とコイル31のインダ
クタンスにより駆動回路30はゼロ電圧スイッチングを
維持しつつ、その駆動周波数を圧電トランス50の共振
周波数を中心として数%程度の周波数範囲で同調でき、
圧電トランス50の駆動電圧を小さくすることができ
る。特に、入力容量51がコンデンサ33に比べて大き
いほど駆動電圧は低くなるため、より大きな降圧が可能
となる。
【0040】 圧電トランス50の昇圧比は、負荷抵抗7
0と駆動周波数とにより決められているので、駆動電圧
が小さくなると、入力電圧(または、電源電圧)をさら
に大きくすることができる。また、圧電トランス50の
第一入力端子及び第二入力端子は、圧電トランス50の
変換効率向上のため、振動を阻害しないように端子を露
出させることがあるが、このとき各入力端子にかかる電
圧が低くなるため安全性も高くなる。
【0041】 図6は、変形例における圧電トランス駆動
装置をブロック図により示している。同図に示すよう
に、整流平滑回路20の出力端子は、比較器90及び切
替回路91に接続されている。比較器90は、基準電圧
Vrefを持ち、その出力端子は、切替回路91に接続
されている。切替回路91は、スイッチ91aとスイッ
チ91bの二つのスイッチと、これらのスイッチの駆動
回路92とから構成されている。
【0042】 スイッチ91aは、電源10と駆動回路9
2を接続するトランスファ接点型スイッチであり、スイ
ッチ91bは、コンデンサ92aと並列接続されたメー
ク接点型スイッチである。スイッチ91aのブレーク接
点は、コイル92bの一端と接続されており、メーク接
点はコイル92cの一端に接続されている。
【0043】 コイル92bの他端、コイル92cの他
端、トランジスタ92dのドレイン端子、コンデンサ9
2aの一端及びスイッチ91bのコモン接点は、それぞ
れ接続されている。トランジスタ92dのゲート端子は
発振器92eの一端に接続され、ソース端子は接地され
ている。
【0044】 発振器92eの他端は、出力電圧検出回路
40の他端に接続されている。コンデンサ92aの他端
は、スイッチ91bのメーク接点及び圧電トランス50
の第一入力端子に接続され、第二入力端子は接地されて
いる。圧電トランス50の第一及び第二出力端子は、整
流平滑回路60の入力端子に接続されている。整流平滑
回路60の第一出力端子は、負荷抵抗70の一端、モジ
ュール出力端子80及び出力電圧検出回路40の一端に
接続され、第二出力端子は、負荷抵抗70の他端に接続
されており、他端は接地されている。
【0045】 なお、上述した本実施形態の場合と同様
に、整流平滑回路20,60は、全波整流回路で構成さ
れているが、半波整流回路とすることも可能である。ま
た、トランジスタ92dは、FETで構成されている
が、バイポーラトランジスタ等のスイッチング動作を行
う素子を適用することも可能である。
【0046】 比較器90は、基準電圧と出力端子の電圧
を比較し、出力端子の電圧が基準電圧より低くなったと
き、出力端子から信号を発生し、逆に出力端子の電圧が
基準電圧より高いときは無出力となる。比較器90から
出力信号がないとき、切替回路91のスイッチ91aの
コモン接点はコイル92bの一端側の接点と接続してお
り、また、スイッチ91bの接点はオープンとなってい
る。比較器90から出力信号があると、切替回路91の
スイッチ91aのコモン接点はコイル92cの一端側の
接点と接続し、またスイッチ91bはオンとなる。これ
により、電源10を整流平滑した値が基準電圧より高い
とき、上述した本実施形態の場合に示した回路図と同様
に構成されることとなり、その動作も図5に示すものと
同様である。なお、この回路を第一駆動回路と呼ぶこと
とする。
【0047】 一方、電源10を整流平滑した値が基準電
圧より低いとき、駆動回路92はコイル92bとインダ
クタンスの異なるコイル92cと圧電トランス50の入
力容量51とによる共振回路でゼロ電圧スイッチングに
調整する。このとき、電気的にコンデンサは存在しない
ことになる。このときの回路動作は、図5(d)に示す
ようなドレイン電圧の波形が圧電トランスの駆動波形と
なる。なお、この回路を第二駆動回路と呼ぶこととす
る。これら第一及び第二駆動回路と駆動周波数とを以下
のように組み合わせて動作する。
【0048】 図3に示すような圧電トランス50の周波
数特性より、負荷変動に対応するため、駆動周波数は圧
電トランス50の共振周波数より高い周波数領域を使用
する。電源電圧の上限値では、第一駆動回路により圧電
トランス50の駆動波形の電圧振幅をコンデンサ分圧に
より小さくし、かつ、圧電トランス50の昇圧比の低い
ところを使用するため、圧電トランス50の共振周波数
より高い周波数で駆動し、電源電圧が低下するに伴って
駆動周波数を圧電トランス50の共振周波数に近づけて
昇圧比を上げていく。
【0049】 さらに、電源電圧が低下すると、第二駆動
回路により圧電トランス50の駆動波形の電圧振幅を大
きくし、かつ、圧電トランス50の昇圧比の低いところ
を使用するため、圧電トランス50の共振周波数より高
い周波数で駆動し、電源電圧の下限値では、駆動周波数
を圧電トランス50の共振周波数に近づけ、最大昇圧比
で駆動する。従って、電源電圧範囲が広い降圧型の圧電
トランス駆動装置が可能となる。このように、圧電トラ
ンス50の入力容量に対して直列に接続されたコンデン
サ33により圧電トランス50の駆動電圧を小さくする
ため、高い電源電圧を入力して高効率で駆動させること
が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コンデン
サにより駆動周波数変化に対する駆動回路の容量変化を
小さくすることが可能なため、共振条件に対する駆動周
波数の影響を低減し、駆動周波数の変化による駆動波形
の変化を少なくすることが可能となる。また、圧電トラ
ンスの共振周波数を中心とした狭い周波数範囲で駆動周
波数を同調するとともに、圧電トランスの駆動電圧を小
さくすることにより、高い電源電圧を入力することが可
能となり、高効率で駆動させることが可能な圧電トラン
ス駆動装置を提供することができる。
【0051】また、本発明によれば、コイルとコンデン
サの両方の回路定数を変化させて調整することが可能な
ため、駆動波形をゼロ電圧スイッチングに調整しやす
く、高効率な駆動回路を容易に設定できる。
【0052】さらに、本発明によれば、コンデンサと圧
電トランスの入力容量との合成容量と、コイルのインダ
クタンスとにより、駆動回路はゼロ電圧スイッチングを
維持しつつ、駆動周波数をこの圧電トランスの共振周波
数を中心とした狭い周波数範囲で同調することが可能と
なるため、圧電トランスの駆動電圧を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる圧電トランス駆動装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】圧電トランスの最大昇圧比に対する負荷依存性
を示すグラフである。
【図3】圧電トランスの昇圧比にかかる周波数特性を示
すグラフである。
【図4】負荷インピーダンスが低くなって圧電トランス
の共振周波数が低周波数側へシフトしたときの状況を示
すグラフである。
【図5】上記圧電トランス駆動装置における動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図6】変形例にかかる圧電トランス駆動装置の構成を
示すブロック図である。
【図7】従来例にかかる圧電トランス駆動装置の構成を
示すブロック図である。
【図8】この圧電トランス駆動装置における動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 電源 20 整流平滑回路 30 駆動回路 31 コイル 32 トランジスタ 33 コンデンサ 34 発振器 40 出力電圧検出回路 50 圧電トランス 51 入力容量 52 等価インダクタンス 53 等価容量 54 等価抵抗 55 等価トランス 60 整流平滑回路 70 負荷抵抗 80 モジュール出力端子 90 比較器 91 切替回路 91a,91b スイッチ 92 駆動回路 92a コンデンサ 92b,92c コイル 92d トランジスタ 92e 発振器 100 入力直流電源 110a,110b トランジスタ 120 圧電トランス 120b インダクタンス 120c 等価容量 120d 等価抵抗 120e 等価トランス 120f 出力容量 130a,130b 発振器 140 コイル 150 コンデンサ 160 整流平滑回路 160a ダイオード 160b 平滑コンデンサ 170 付加抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/24 H02M 7/48 H02M 7/537

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を発生する電源回路と、 入力端子に交流電圧またはパルス電圧が印加されると圧
    電効果により所定の変圧比に変換した交流電圧を出力端
    子に発生する圧電トランスと、 コイルの一端を上記電源回路に接続し、他端をコンデン
    サの一端と接続するとともに、このコイルとコンデンサ
    との接続点に、発振器の発振周波数をベース電極又はゲ
    ート電極に入力するとスイッチングを行うnチャンネル
    型トランジスタのコレクタ電極またはドレイン電極を接
    続し、かつ上記コンデンサの他端を上記圧電トランスの
    入力端子の一端に接続した圧電トランスの駆動回路と、 上記圧電トランスの出力電圧を整流平滑する整流平滑回
    路と、 負荷電圧の分圧値と基準電圧とを比較して所定の電圧値
    を発生する出力電圧検出回路と、 この出力電圧検出回路からの入力電圧により発振周波数
    を制御する上記発振器と、 を具備することを特徴とする圧電トランス駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧電トランス駆動装置に
    おいて、 上記電源回路が、交流電源と交流電圧を直流電圧に整流
    平滑する回路からなることを特徴とした圧電トランス駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の圧電トランス駆動
    装置において、 上記駆動回路は、インダクタンスとキャパシタによる共
    振回路によってスイッチに流れる電流を正弦波形の一部
    に変換する電圧共振型スイッチであり、この電圧共振型
    スイッチと並列に接続される共振用キャパシタとして圧
    電トランスの入力容量とコンデンサを直列接続した合成
    容量を使用することを特徴とする圧電トランス駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の圧電トランス
    駆動装置において、 上記駆動回路は、共振用キャパシタとして、圧電トラン
    スの入力容量とコンデンサを直列接続した合成容量、又
    は圧電トランスの入力容量のみを使用する場合 において
    電圧共振型スイッチとして機能することを特徴とする圧
    電トランス駆動装置。
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