JP2518527B2 - 圧電トランスコンバ―タ - Google Patents

圧電トランスコンバ―タ

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JP2518527B2 JP5179344A JP17934493A JP2518527B2 JP 2518527 B2 JP2518527 B2 JP 2518527B2 JP 5179344 A JP5179344 A JP 5179344A JP 17934493 A JP17934493 A JP 17934493A JP 2518527 B2 JP2518527 B2 JP 2518527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源に関
し、特に、圧電トランスを用いた圧電トランスコンバー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電トランスコンバータでは、入
力直流電圧をトランジスタなどを用いてスイッチングし
て得た交流電圧を圧電トランスに印加している。この交
流電圧は圧電トランスにより電圧変換されて出力され
る。ここで用いられる圧電トランスとしては、例えば、
特願平1−139525号に記載されるピエゾ効果をも
つ薄膜を数層に積層させた圧電トランスが使用される。
直流電圧をスイッチングして得た交流信号を圧電トラン
スに印加するスイッチング回路として、例えば、特開昭
61−139448号に記載された矩形波信号を出力す
る回路が知られてる。上記公報記載の回路では、この矩
形波を発生させる具体的な回路は示されていないが、一
般的には直流電源に直列に接続された2個のトランジス
タから構成され、この2個のトランジスタを交互にオン
オフし、スイッチングされた矩形波信号を圧電トランス
の両入力端子に交互に印加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の圧電ト
ランスコンバータは、トランジスタと圧電トランスがそ
れぞれ寄生容量と入力容量をもつため、トランジスタを
スイッチングする際に、これら容量の充放電によるスイ
ッチング損失が発生するという問題がある。充放電によ
るスイッチング損失Pは、2個のトランジスタの容量を
それぞれC1 ,C2 、圧電トランスの入力容量をCd1
入力電圧をE、スイッチング周波数をfとすると
【0004】
【0005】で表される。
【0006】一般に、圧電トランスにより電圧変換を行
う場合、変換出力を大きくするためには圧電トランスを
形成する電極自体の面積を大きくする必要がある。しか
し、電極面積の増大は圧電トランスの入力容量の増大を
招き、その結果、式(1)に示すようにスイッチング損
失も大きくなってしまうという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上述の欠点を除去し、ス
イッチング損失の少ない圧電トランスコンバータを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の圧電トランスコンバータは、入力直流電圧
を発生する直流電源と、入力直流電圧にスイッチング信
号電圧を相加する少なくとも1個のトランジスタと、ス
イッチング信号電圧が入力される入力端子と、スイッチ
ング信号電圧を電圧変換して交流電圧を出力する出力端
子を有する圧電トランスを備えた圧電トランスコンバー
タにおいて、トランジスタと圧電トランスの入力端子の
間に、圧電トランスに並列に、トランジスタと圧電トラ
ンスに電流を発生させる手段が設けられている。
【0009】
【作用】圧電トランスの入力端子側に、圧電トランスと
並列に、例えば、コイル、またはコイルとコンデンサか
らなる直列回路を設けることにより、トランジスタの信
号電圧がオフ状態の間にコイルにより流れる電流で圧電
トランスの入力Cd1、及びトランジスタの寄生容量
1 ,C2 を充電することができる。スイッチング信号
がオフ状態の期間中にこれらが十分に充電されれば、ト
ランジスタの電圧が0Vになった時にスイッチングする
ゼロボルトスイッチング(ZVS)が可能となり、充放
電によるスイッチング損失はゼロになる。
【0010】ここで、2個のトランジスタが同時にオフ
となる一定期間を設ける。例えば、トランジスタの一周
期におけるオン状態を35%程度になるように設定す
る。このような条件でスイッチング信号電圧をコイルと
コンデンサからなる直列回路と圧電トランスコンバータ
に送出することにより、小さいインダクタンスのコイル
でZVSを実現することができる。これにより、スイッ
チング損失の少ない圧電トランスコンバータを構成する
ことができる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照して本発明の一実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図において、入力直流電源1には直列接続された2
個のトランジスタ4,5が接続されている。これらのト
ランジスタ4,5の接続点とトランジスタ5の一端が圧
電トランス10の両入力端子にそれぞれ接続されてい
る。トランジスタ4,5にはそれぞれ発振器2,3が接
続されており、スイッチングして得られた変換電圧を圧
電トランス10に送出する。2個のトランジスタ4,5
と圧電トランス10の間には、コイル8とコンデンサ9
の直列回路が圧電トランス10と並列に接続されてい
る。圧電トランス10の出力側には交流電圧を整流平滑
するために、ダイオード18〜21と平滑コンデンサ2
2からなる整流平滑回路17が接続されている。さら
に、出力端には負荷抵抗として抵抗23が接続されてい
る。なお、圧電トランス10はインダクタンス12、容
量13、等価抵抗14、等価トランス15、出力容量1
6を含む等価回路で表現されている。また、トランジス
タ4,5はスイッチング動作を行う素子であれば、FE
Tやバイポーラトランジスタ等自由に選定できる。
【0013】図2(A)〜(E)は、図1記載の圧電ト
ランスコンバータの動作を説明する波形図である。トラ
ンジスタ4,5は、発振器2,3からの信号(図2
(A),(B))により駆動され、スイッチングされた
信号を交互に送出する。直流電源1からの入力直流電圧
はトランジスタ4,5からのスイッチングにより交流電
圧に変換される。さらに、圧電トランス10のピエゾ効
果によりこの交流電圧がより高い電圧に変換される。こ
の交流電圧は圧電トランス10のフィルタ作用により、
図1のvb で示される正弦波(図2(E))となる。最
終に整流平滑回路17により正弦波電圧は整流平滑さ
れ、出力端子に直流電圧が出力される。
【0014】ところで、トランジスタ4,5によりスイ
ッチングされた信号が一周期Tにおいてオン状態(ゲー
ト電圧が高い状態)TONにある割合(以下、デューティ
Dと記載する。D=TON/T)がともに50%以下であ
れば、図2に示すようにともにオフ状態(ゲート電圧が
低い状態)となる期間(これを、デッドタイム期間と定
義する。)Tcが存在することになる。いま、t=tO
でトランジスタ4がオンするものとすれば、t0 ≦t≦
1 の期間中にコイル8に流れる電流iL
【0015】
【0016】で示される。図2(D)に示すように、電
流iL はトランジスタ4がオン状態にある間、徐々に増
大する。
【0017】トランジスタ4は、t=t1 でオフ状態に
なる。この後、トランジスタ5がt=t2 でオン状態に
なるまで、デッドタイム期間Tcが存在することにな
る。デッドタイム期間中(t1 ≦t≦t2 )にコイル8
に流れる電流iL
【0018】
【0019】で表され、図2(F)に示すように、一定
値Ipとなる。このときの一定値Ipは
【0020】
【0021】で表される。コイル8とコンデンサ9の共
振周波数はスイッチング周波数(1/T)にくらべ十分
高いものとすると、デッドタイム期間中はiL =Ip
(一定)と近似できる。また、コンデンサ9の両端の電
位差は直流で、
【0022】
【0023】で表される。デッドタイム期間が経過した
後、トランジスタ5がオン状態になれば時間t3 までの
間、Ipの値から除々に減少し、式(2)で表される電
流が逆方向に流れる。この後、時間t4 まで、すなわち
スイッチング信号が一周期を終えるまで、最初のデッド
タイム期間中とは逆方向に一定の電流Ipがコイル8に
流れる。
【0024】上述のデッドタイム期間中に、式(4)で
表されるコイル8に流れる直流電流Ipによって、圧電
トランス10とトランジスタ4,5の寄生容量C1 ,C
2 が充電される。デッドタイム期間が終了し、トランジ
スタ5がオン状態になる時(t=t2 )に圧電トランス
の入力側の電圧va は、va =0となっているため、コ
ンデンサ充放電による損失は発生しない。ここで、電流
L の実効電流による導通損失は、トランジスタのオン
時の抵抗をRON、コイル8の抵抗をRcoilとすると
【0025】
【0026】
【0027】によって表される。しかしながら、これは
充放電による損失にくらべ十分に小さいので問題となら
ない。
【0028】このように、コイルとコンデンサの直列回
路を圧電トランスに並列に接続することにより、両方の
トランジスタがオフ状態となっているデッドタイム期間
中にこの直列回路から流れる電流によりトランジスタの
寄生容量C1 ,C2 と圧電トランスの入力容量Cd1を充
電することができる。これらを充電することによって、
充放電損失を大幅に低減させることができるようにな
る。
【0029】次に、上述の充放電による損失を低減し、
かつ十分な出力を得ることができる最適なデッドタイム
期間の設定について説明する。最適なデッドタイム期間
Tcを決定するためには、第一に圧電トランス10とト
ランジスタ4,5を充電するのに必要な条件を算出する
必要がある。第二に、コイル8のインダクタンスLを小
さくするための条件を考慮する必要がある。これは、コ
イル8の共振により発生する電流は、スイッチング信号
のデッドタイム期間とコイル8のインダクタンスLによ
り決まるからである。圧電トランスコンバータの大きさ
を小さくするためにはインダクタンスLはなるべく小さ
い方がよい。また、デッドタイム期間を長くしてスイッ
チング信号をオン状態になっている時間を小さくし過ぎ
ると、出力側に十分なパワーを送り出せなくなるという
問題を生じる。
【0030】まず最初に、圧電トランス10とトランジ
スタ4,5を充電するのに必要な時間について説明す
る。デッドタイム期間中の圧電トランスの両端子間の電
位差va
【0031】
【0032】により表される。va(t)はコイル8から流
れる電流iL により時間とともに減少するが、この値が
0になる時間を式(8)より逆算して求めると
【0033】
【0034】のように示される。ここで求めた時間tが
圧電トランス10とトランジスタ4,5を充電するのに
必要な時間である。式(9)で表される時間を満足する
ように十分なデッドタイム期間をおけば損失を低減させ
ることができる。
【0035】次に、上述の効果を得るのに必要なコイル
8のインダクタンスLを小さくするための条件について
説明する。コイル8のインダクタンスLを論理式により
求めると
【0036】
【0037】で表されるようになる。式(10)から、
デッドタイム期間を大きくすると、それにつれコイル8
のインダクタンスも大きくなってしまうことがわかる。
言い換えれば、インダクタンスを小さくするためには、
デッドタイム期間を小さくする必要がある。
【0038】これらの要因を考慮して最適なデッドタイ
ム期間を決めるために、式(9)を用いて計算により求
めたデッドタイム期間とスイッチング損失の関係を図3
に示す。ここでは、電源出力が2Wのものを想定し、C
1 =C2 =60pF、Cd1=100pF、RON=8Ω、
coil=27Ω、トランジスタ4、5のスイッチング周
波数を、f=1MHz(T=1μs)となっている。ま
た、コイル8とコンデンサ9の直列回路がない従来の圧
電トランスコンバータのスイッチング回路と、本発明の
圧電トランスコンバータのスイッチング回路ともに、入
力直流電源1の直流電圧は、E=10V、50Vの2水
準に設定して、それぞれの電圧でデッドタイム期間を求
めた。なお、図3に示すグラフでは、デッドタイム期間
でなく、各トランジスタのデューティDにより表わされ
る。例えば、デューティDが20%であれば、デッドタ
イム期間Tcは一周期における30%の期間、すなわ
ち、0.3Tとなる。
【0039】図3において、破線は従来の回路構成によ
るスイッチング損失を、実際は本発明のスイッチング損
失をそれぞれ表わしている。従来のスイッチング回路で
はトランジスタのデューティDに関係なくスイッチング
損失は一定になる。これに対して、本発明の回路では、
デューティDが小さくなるにつれてスイッチング損失は
急激に減少することがわかる。また、この損失量は、従
来のスイッチング回路と本発明のスイッチング回路とも
に入力直流電圧が大きいほど顕著になる。しかしなが
ら、例えば入力直流電圧E=50Vで両者を比較する
と、デューティDが45%と非常に大きくてもスイッチ
ング損失は従来のスイッチング回路が550mWである
のに対して、本発明のスイッチング回路ではわずか15
0mWに低減される。以上のことから、本発明のスイッ
チング回路により、大幅にスイッチング損失を低減させ
ることができ、また、トランジスタのデューティDが小
さいほどその効果が大きいことがわかる。
【0040】次に、本発明のスイッチング回路で用いた
コイル8のインダクタンスを小さくするための条件につ
いて図4を用いて詳細に説明する。図4はスイッチング
損失を求めたときと同じ条件で、式(10)により求め
られるトランジスタ4,5のデューティDとインダクタ
ンスLの関係を示している。なお、ここでは、スイッチ
ング周波数をf=1MHzのほか、500kHz、2M
Hzの場合についても図4に示す。
【0041】図4から、周波数に関係なくデューティD
が概ね20%のときインダクタンスLは最大となること
がわかる。また、周波数が小さくなるにつれ、インダク
タンスLが大きくなる。したがって、スイッチング損失
を低減させ、しかもコイルのインダクタンスLを小さく
するためのデューティDの条件としては、概ね30%か
ら40%の間に設定するのが最適であることがわかる。
【0042】次に、本発明のスイッチング回路と従来の
スイッチング回路をそれぞれ用いた場合の圧電トランス
コンバータのスイッチング損失について、比較評価した
結果を説明する。本発明の圧電トランスコンバータ用ス
イッチング回路では、トランジスタ4,5のデューティ
Dはともに35%となっている。また、トランジスタ
4,5の入力容量C1 ,C2 はもとに60pF、圧電ト
ランス10の入力容量Cd1は100pFである。トラン
ジスタ4,5のスイッチング周波数はf=1MHzに設
定し、入力直流電源1の直流電圧はE=50Vとなって
いる。
【0043】従来のスイッチング回路を用いた圧電トラ
ンスコンバータではスイッチング損失は約600mWと
なり、入力直流電源の約25%が充放電により損失した
ことになる。これに対して、本発明のスイッチング回路
を用いた圧電トランスコンバータではスイッチング損失
はわずかに30mWであり、充放電による損失を約2%
程度に大幅に低減することができる。ここで設定したス
イッチング信号のデューティDの条件は、コイル8のイ
ンダクタンスLは約80μHでよく、十分に小さい。ま
た、デューティDが小さくなりすぎると出力側に十分な
パワーを送り出すことができなくなるが、デューティD
が約25%以上であればこの問題は生じない。
【0044】本発明の一実施例は、入力直流電圧をスイ
ッチングするトランジスタを直列に2個配置して、交互
に矩形波を圧電トランスに送出する。本発明の圧電トラ
ンスコンバータ用スイッチング回路は、必ずしもトラン
ジスタが2個である必要はなく、例えば、1992年に
ワシングトンD.C.において開催されたIEEEのI
NTELEC’92の予稿集の論文番号19−2に掲載
の、“2MHz Power Converter w
ith Piezoelectric Ceramic
Transformer”の第435頁Fig.12
に記載されている回路にも適用することができる。すな
わち、図1において、スイッチング信号を送出するトラ
ンジスタをトランジスタ5のみとし、トランジスタ4の
代わりにコイルを配置してもよい。また、圧電トランス
10に交互に矩形波信号を印加できればよいので、トラ
ンジスタ4を用いトランジスタ5の代わりにダイオード
を配置してもよい。1個のトランジスタでスイッチング
信号を送出する回路を構成した場合でも、トランジスタ
5の矩形波のデューティDは30〜40%の範囲が最適
となる。
【0045】図1において、圧電トランス10に並列に
配置されるコイル8とコンデンサ9の直列回路は、単に
コイル8のみとしてもよい。しかしながら、本実施例に
示したように、コンデンサ9をコイル8に直列に配置し
た方が、コイル8のインダクタンスLをより小さくする
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は圧電トラ
ンスの入力側に、コイルとコンデンサからなる直列回路
を圧電トランスと並列に接続し、スイッチング信号の矩
形波のオン状態の期間の割合を適当な値に設定すること
により、圧電トランスの入力容量やスイッチングトラン
ジスタのもつ寄生容量によって発生するスイッチング損
失の大幅な低減が可能になる。特に、スイッチング信号
の一周期におけるオン状態の期間を特定の割合に設定す
ることにより、スイッチング損失を大幅に少なくし、し
かもコイルのインダクタンスを小さくすることができ
る。したがって本発明の圧電トランスコンバータ用スイ
ッチング回路により、電圧変換効率の高い圧電トランス
コンバータを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電トランスコンバータの一実施例を
示す回路図
【図2】図1に示した回路図の各部の動作波形
【図3】図1に示した回路における矩形波のデューティ
とスイッチング損失の関係を示すグラフ
【図4】図1に示した回路における矩形波のデューティ
とコイルのインダクタンスの関係を示すフラグ
【符号の説明】
1 入力直流電源 2,3 発振器 4,5 トランジスタ(FET) 6,7 寄生容量 8 コイル 9 コンデンサ 10 圧電トランス 11 入力容量 12 等価インダクタンス 13 等価容量 14 等価抵抗 15 等価トランス 16 出力容量 17 整流平滑回路 18,19,20,21 ダイオード 22 平滑コンデンサ 23 抵抗

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力直流電圧を発生する直流電源と、 前記直流電源をスイッチングして交流電圧を発生するス
    イッチング手段と、 前記交流電圧を電圧変換して、電圧変換された交流電圧
    を出力する圧電トランスを備えた圧電トランスコンバー
    タにおいて、 前記圧電トランスは、数層に積層されたピエゾ効果を有
    する薄膜を含み、前記薄膜の積層方向に前記交流電圧が
    印加される圧電トランスであって、 前記スイッチング手段は、双方のスイッチが同時にオフ
    となるデッドタイム期間を有するように、交互に予め定
    められた周期でオンおよびオフする第1のスイッチと第
    2のスイッチを含み、 前記デッドタイム期間中にのみ、前記圧電トランスと前
    記スイッチング手段に電流を流す電流発生手段を備えた
    ことを特徴とする圧電トランスコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記電流発生手段が、第1のコイルを含
    むことを特徴とする請求項1記載の圧電トランスコンバ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記電流発生手段が、前記第1のコイル
    とコンデンサの直列回路を含むことを特徴とする請求項
    1記載の圧電トランスコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング手段が、直列接続され
    た2個のトランジスタを含み、 前記圧電トランスの入力端子が前記2個のトランジスタ
    の接続点に接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の圧電トランスコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング手段が、1個のトラン
    ジスタと、該トランジスタに対してダイオードがカソー
    ドを向けて直列に接続された回路を含み、 前記圧電トランスの片方の入力端子は前記トランジスタ
    と前記ダイオードの接続点に接続されていることを特徴
    とする請求項1記載の圧電トランスコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチング手段が、1個のトラン
    ジスタと、該トランジスタの一端に直列に接続された第
    2のコイルから構成され、 前記圧電トランスの片方の入力端子は前記トランジスタ
    と前記第2の接続点に接続されていることを特徴とする
    請求項2記載の圧電トランスコンバータ。
  7. 【請求項7】 前記圧電トランスは、入出力電圧が10
    0V以下で、周波数がMHz帯であることを特徴とする
    請求項1記載の圧電トランスコンバータ。
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