JP3005258B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3005258B2 JP20573890A JP20573890A JP3005258B2 JP 3005258 B2 JP3005258 B2 JP 3005258B2 JP 20573890 A JP20573890 A JP 20573890A JP 20573890 A JP20573890 A JP 20573890A JP 3005258 B2 JP3005258 B2 JP 3005258B2
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芳一 森下
建明 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、主に一般家庭で使用される空気清浄機に
関する。
(ロ)従来の技術 従来の空気清浄機においては、センサによって空気の
汚れを検知し、空気の汚れに対応して、空気をとり入れ
るファンモータの速度を制御するようにするものが知ら
れている(例えば、特開昭64−54158号公報参照)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来のこのような空気清浄機においては、空気の汚れ
がひどくなるとファンモータが自動的に高速度で運転さ
れるため、たとえば、夜間の寝室において、その騒音が
使用者に不快感を与えるという問題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもの
で、ファンモータの回転速度の上限を制御することが可
能な空気清浄機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は空気の汚れを検知するセンサと、空気浄化
部と、空気浄化部に空気を供給して浄化された空気を排
出するファンモータと、センサの出力に応じてファンモ
ータの速度を変化させる制御部と、空気の汚れ状態やフ
ァンモータの速度を表示する発光表示部を備えた空気清
浄機において、発光表示部の発光出力を調整する調整手
段と、発光表示部の発光出力に応じてファンモータの上
限速度を設定する設定手段を備えたことを特徴とする空
気清浄機である。
(ホ)作用 夜間の就寝時など室内が暗いときには、発光表示部の
明るい表示は不要となるため、使用者は発光表示部の発
光出力を調整手段によって低くする。発光出力が低くな
ると、それに応じてファンモータの上限速度が低く設定
されるので、空気の汚れ状態が変動しても、ファンモー
タの騒音が使用者に不快感を与えることがない。
(ヘ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳細す
る。これによってこの発明が限定されるものではない。
第1図はこの発明の一実施例の空気清浄機を示す斜視
図、第2図はその断面図である。これらの図において、
空気清浄機1は上面に空気の吹出口2を備え、前面に着
脱自在の吸込グリル体3を備えている。吸込グリル体3
の内面には吸い込んだ空気流Aを両側部に分流する分散
板4が設置されている。5は本体ケースであり、分散板
4に対向して通気性フィルタ7が設置されている。フィ
ルタ支持板6は金網ラス板にて形成される。通気性フィ
ルタ7は繊維フィルタと脱臭フィルタが積層されて構成
される。吸込グリル体3から分散板4にて分散された空
気流Aがフィルタ7に至る位置には空気流Aをイオン化
して、その中に含まれる塵埃を帯電させるための板状対
向電極8の針状イオン化電極9とが配設される。本体ケ
ース5内にはさらに電動機10と送風羽根11からなる送風
機12が設置されている。送風機12は吸込グリル体3から
空気流Aを吸込み吹出口2より吹き出す。吹出口2の手
前には空気流Aをさらにイオン化するための対向電極13
と針状イオン化電極14が配設される。
空気清浄機1は電動機10の回転速度を変化させること
により送風羽根11による送風量を変化させ、フィルタ7
による塵埃の時間当りの捕集量を変化させている。空気
清浄機1は急速運転・標準運転・弱運転に切換制御さ
れ、それに対応して、電動機10は高速・中速、低速の3
段階に変化する。
また、第1図に示すように、本体ケース5前面には、
運転表示部16、遠隔操作用赤外線信号を受光するリモコ
ン受光部17およびガスセンサ18が設けられている。
第3図は第1図に示す空気清浄機の制御回路のブロッ
ク図であり、中央制御部20はマイクロコンピュータを備
え、その内部にプログラムを記憶したリードオンリメモ
リ(ROM)と、ランダムアクセスメモリ(RAM)が内蔵さ
れている。
Mは不揮発性メモリであり、自由に読み出しや書き込
みができ電源が遮断されても内容を保持する記憶装置で
ある。
空気清浄機1が自動運転状態に入ると、ガスセンサ18
の出力がガス検知部19に入力され、中央制御部20が基準
値に対するセンサ出力の増加、減少の変化を検出する。
前記変化に応じ、中央制御部20は電動機10の制御部21及
び板状対向電極8,13と針状イオン化電極9,14との間にそ
れぞれ高電圧を印加する直流高電圧部22を制御すると共
に、運転表示部16の表示ランプの制御を行う。自動運転
時にはガスセンサ18の出力に応じて室内空気がひどく汚
染されている時には急速運転となり、汚染度が低いと弱
運転となる。
第4図は運転表示部16の詳細説明図、第5図は空気清
浄機を遠隔操作する赤外線ワイヤレスリモコン信号の送
信部の斜視図である。停止状態から送信部23の手動運転
キー24を押すと空気清浄機1は弱運転状態に入り、もう
一度手動運転キー24を押すと標準運転状態、さらに手動
運転キー24を押すと急速運転状態に入る。つまり、弱→
標準→急速→弱→標準……とキー24を押すごとに運転状
態ぎ切りかわる。この運伝状態は表示部16のLED25〜LED
27で表示されるので、使用者はこれらのLEDを見ながら
好みの風量を選択することができる。
自動運転キー28を押すと室内空気の汚れに応じたガス
センサ18の出力をガス検知部19が検出して、この結果に
応じて中央制御部20が運転レベルを自動的に決定する自
動運転モードに入る。自動運転モードでは自動運転を知
らせるLED29が点灯する。タイマーキー30は運転時間を
設定するもので、タイマーキー30を押すと運転時間に対
応したLED31〜LED34が点灯する。運転時間を設定する
と、空気清浄機1は運転時間が経過すると運転を停止す
る。
明るさ切換キー35は表示部16のすべてのLEDの明るさ
を切換えるキーで、夜間寝室で使用する時などに表示部
16の明るさが気になるような場合、全LEDの明るさを暗
くするためのもので、主に夜間の使用を考えたキーであ
る。全LEDの明るさは明るさ切換キー35を押すたびに
“標準”、“暗い”と交互に切換わる。
LEDの明るさの切り換えは第6図に示すように、LEDを
オンさせる通電時間(点灯時間率)を変えることによっ
て行っている。
第7図は自動運転運転時の動作を示す説明である。室
内空気の汚れがひどい程、ガスセンサ18の出力は大きい
ものとする。最初室内空気が清浄であると、ガスセンサ
18の出力はレベル(イ)となる。やがて、時間の経過と
共に空気が汚れてきて、センサ18出力がレベル(ロ)に
なった時、空気清浄機1は運転を開始する。その後、空
気清浄機1が空気中の汚れを除去し、センサ18の出力が
レベル(ロ)より下がった時、空気清浄機1は運転を停
止する。
表示部16の全LEDの明るさが“標準”に設定されてい
る時には、第7図のように、センサ18の出力がレベル
(ロ)に達した時に弱運転となり(期間T1)、出力が増
加しレベル(ハ)に達した時に標準運転となり(時間T
2)、さらに出力が増加してレベル(ニ)に達した時は
急速運転となる(期間T3)。そして、空気が浄化されて
センサ18の出力がレベル(ニ)より低下すると再び標準
運転となり(期間T4)、さらにレベル(ハ)より低下す
ると弱運転となる(期間T5)。
表示部16の全LEDの明るさを“暗い”に設定した時に
は、第8図に示すように、センサ18出力がレベル(ロ)
に達した時、弱運転となり(期間T6)、出力が増加しレ
ベル(ハ)に達した時、標準運転となる(期間T7)が、
さらに出力が増加しても急速運転には入らない。標準運
転状態を続け室内空気の汚れが減少してレベル(ハ)よ
り小さくなると、再び弱運転状態となる(期間T8)。さ
らに汚れが少なくなりレベル(ロ)より小さくなると空
気清浄機1は運転を停止する。
第7図と第8図で空気の汚れの量が同じであるとする
と空気清浄機1の運転時間の関係は、 (T1+T2+T3+T4+T5)<(T6+T7+T8) となるが、停止する時の室内空気はいずれも浄化された
状態となる。
なお、汚れの中にCO等のガス成分が多く含まれている
場合、空気清浄機1ではガス成分を除去できないため第
9図に示すようにセンサ18の出力が下がらない場合があ
る。このような時はセンサ18の出力が飽和したと判断し
た時(S点)からTS時間後に空気清浄機1を停止させ
る。表示部16の全LEDの明るさが“暗い”状態に設定さ
れている場合には、TSO時間だけ標準運転を行い、その
後TS1時間の弱運転を行う。ただしTSO=TS1=Ts/2であ
る。なお、時間TSは、標準運転+弱運転でも室内空気が
きれになったと感じられるような十分に長い時間とす
る。
上述の例は表示部16が“暗い”状態の時、センサ18出
力が飽和した例であるが、表示部16の明るさが“標準”
状態の時、センサ18の出力が飽和した場合は、飽和した
と判断した時点からTS/3時間だけ急速運転を行い、次に
TS/3時間だけ標準運転を行い、最後にTS/3時間の弱運転
を行い空気清浄機1の運転を停止する。
以上の実施例は表示部の明るさに連動させて自動運転
時の運転レベルの上限を変えたものであるが、昼間、夜
間モードを備えこのモードに合わせて運転レベルの上限
を変えるという意味である。
次に不揮発性メモリMの作用について説明する。空気
清浄機1を停止状態から、“手動”で第10図のように運
転したとすると、中央制御部20は時刻t1〜t6(運転状態
の変化時点)において、それぞれの運転レベルを不揮発
性メモリMに書き込む。期間TOは停電期間であるとする
と、中央制御部20は時刻t4で書かれた内容を基に停電終
了後、“標準運転”を再開させる。
“自動”の場合は、停止状態から“自動”状態になっ
た時点と“手動”から“自動”に切り換わった時点で不
揮発性メモリMに、“自動”状態であるという情報を書
き込む。
例えば不揮発性メモリMのAo番地に停電終了後必要な
内容が保存されるとする。この内容が「0」であれば停
電直前“自動”状態であったことを示し、「1」であれ
ば“手動”の弱運転、「2」であれば“手動”の標準運
転、「3」であれば“手動”の急速運転であったことを
示す。中央制御部20は電源が供給されると不揮発性メモ
リMのAo番地の内容を確かめこれが「0」であれば人が
操作しなくても“自動”状態の運転を再開する。
「1」,「2」および「3」についても同様である。
この実施例によれば、電源をONしたときに前回の運転
条件で運転が再開されるので、電源をON−OFFするごと
に条件設定動作をくり返す必要がなくなるため、空気清
浄機はたいへん使用性の高いものとなる。また、瞬時の
停電があっても運転条件を再設定の必要がない。
(ト)発明の効果 この発明によれば、夜間に寝室等で自動運転を行った
場合でも、ファンモータの上限速度を制限することがで
きるので、騒音を小さく抑制することができる。またこ
の際必ず発光表示部の発光出力が抑制されているので、
ファンモータでの消費電力と共に発光表示部での消費電
力をも節約することができる。また、発光表示部による
眩しさから目を守ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す空気清浄機の斜視
図、第2図は第1図に示す空気清浄機の断面図、第3図
は第1図に示す実施例の制御回路のブロック図、第4図
は第1図の要部拡大図、第5図は第1図に示す実施例の
リモコン信号の送信部の斜視図、第6図は第1図に示す
表示部のLEDに印加される電圧波形を示す波形図、第7
図〜第9図は第1図に示す実施例の運転状態を示す説明
図、第10図は第1図に示す実施例の運転状態を示す説明
図である。 1……空気清浄機、2……吹出口、 3……吸込グリル体、5……本体ケース、 16……運転表示部、 17……リモコン受光部、 18……ガスセンサ、20……中央制御部、 M……不揮発性メモリ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−228521(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/30 B01D 46/42 - 46/46 B03C 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の汚れを検知するセンサと、空気浄化
    部と、空気浄化部に空気を供給して浄化された空気を排
    出するファンモータと、センサの出力に応じてファンモ
    ータの速度を変化させる制御部と、空気の汚れ状態やフ
    ァンモータの速度を表示する発光表示部を備えた空気清
    浄機において、発光表示部の発光出力を調整する調整手
    段と、発光表示部の発光出力に応じてファンモータの上
    限速度を設定する設定手段を備えたことを特徴とする空
    気清浄機。
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