JP2009074788A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】常時空質の改善ができ、省エネルギーが実現できる空気調和機を提供する。
【解決手段】本空気調和機は、筐体内に室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置と、換気装置を収容し、ほこり空気清浄装置と、ガス空気清浄装置を設け、ほこりセンサが検出する空気中粒子系の濃度に基づき、空気清浄装置の能力を変更し、ガスセンサが検出する空気中ガス系の濃度に基づき、換気装置の能力を変更する。
【選択図】 図6
【解決手段】本空気調和機は、筐体内に室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置と、換気装置を収容し、ほこり空気清浄装置と、ガス空気清浄装置を設け、ほこりセンサが検出する空気中粒子系の濃度に基づき、空気清浄装置の能力を変更し、ガスセンサが検出する空気中ガス系の濃度に基づき、換気装置の能力を変更する。
【選択図】 図6
Description
本発明は空気調和機に係り、特に空気清浄装置の能力および空気清浄装置の能力を変更することができる空気調和機に関する。
近年の清潔・健康志向の一つとして、花粉やハウスダスト、たばこやペットの臭いなどを取り除く空気清浄・脱臭へのニーズが高まっている。
従来の空気調和機の基本機能である冷暖房・ドライに加えて、空質(温度、湿度、粉塵、臭いなどさまざまな要素を考慮した空気の質)の改善が求められている。
従来、空気調和機を用いた空質の改善のために種々の提案がなされている。
例えば、室内の空気の汚れを除去する空気清浄機、室内の空気を外に排出して新鮮な空気を室内に導入する換気ファン、室内空気のガス濃度を検知する検知手段を設け、空気中の汚染度が所定値以上のとき、換気ファンを動作させて、換気を行う空気調和機が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、特許文献1のものは、ガス濃度を検知して空気清浄手段による汚れの除去を目的としているが、ほこりの度合いに応じて空気清浄機を制御する機能を備えていない。
また、筐体の上部に空気吸込口、下部に空気吹出口を設け、さらに、空気吸込口の少なくとも一部を開閉するように可動パネルを設け、空気吹出口に上下風向板を設けるとともに、電気集塵空清ユニットを設ける。冷房運転時または暖房運転時に可動パネルを開くように制御し、空気清浄運転時に、可動パネルを閉じ、電気集塵空清ユニットを運転し、上下風向板が水平より上向き又は最大限の上向き角度となるように制御する制御装置を備える。さらに、ほこり空気清浄手段および人検地空気清浄手段を設け、空気中の粒子系の濃度が所定値以上であることを検知して、空気清浄装置の能力を変更し、室内に人が居ないことを検知し、床面に沈降した花粉などのダストを積極的に除去するものである。(特許文献2参照)。
しかし、特許文献2に記載の空気調和機は、室内に人が居つづけた場合にはほこり除去機能が使えず、また、人検知空気清浄手段はほこり検知空気清浄手段、ガス検知空気清浄手段に比べて高価であり、制御が複雑化するといった問題点がある。
特開平3−194341号公報
特開2007−132610号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、常時空質の改善ができ、省エネルギーが実現できる空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る空気調和機は、室内空気の吸込口および熱交換された空気の吹出口を備えた筐体内に、室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置と、換気装置とを収容し、前記筐体内あるいは筐体表面に、空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサと、空気中のガス系濃度を検出するガスセンサを設け、前記ほこりセンサの検出濃度に基づき、空気清浄装置の能力を変更し、前記ガスセンサの検出濃度に基づき、換気装置の能力を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る空気調和機は、室内空気の吸込口および熱交換された空気の吹出口を備えた筐体内に、室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置とを収容し、前記筐体表面の吸込口下部に、空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサと、空気中のガス系濃度を検出するガスセンサを、空気の清浄度を示す表示手段を中央に介して左右方向に並べて配置し、それぞれのセンサ前面に空気の流通する空気導入孔を備えたカバーで覆ったことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機によれば、常時空質の改善ができ、省エネルギーが実現できる空気調和機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機の概念図、図2は本空気調和機の室内機の前面パネルを外して示す概念図、図3は本空気調和機の室内機の側断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態に係る空気調和機1は、室内機2と室外機4が接続配管5により接続されてなり、室内を空気調和する。
室内機2は筐体21を備え、この筐体21は後本体21aと、この後本体21aの前面側開口を覆うように取り付けられる前面パネル21bと、この前面パネル21bの吸込側前部開口部を開閉可能に可動的に設ける可動パネル21cから構成される。
この筐体21の前面パネル21b上面に上面空気吸込口211、前面パネル21bの吸込側前部開口部に前面空気吸込口212および前面パネル21b前面下部に空気吹出口213が設けられる。
筐体21内には上面空気吸込口211および前面空気吸込口212と空気吹出口213とを連通する通風路が形成し、室内熱交換器22が逆V字状に配され、この室内熱交換器22の下方に室内送風用モータ231を備えた室内送風機23、室内熱交換器22の前面に空気清浄装置としての電気集塵器24と、エアフィルタ25が配され、さらに、筐体21内の室内熱交換器22の一側近傍(図2中右側)には電気部品箱26が、他側近傍(図2中左側)には室内空気と室外空気を交換する能力可変の換気装置27が配される。
前面パネル21bはその一側から他側に延びて、室内熱交換器22の下方に室内熱交換器22に沿う露受皿28を形成し、さらに、同様に一側から他側に延び吸込口と吹出口を仕切る前面部29を形成する。
この前面部29には、図15乃至図17に示すように、空気中のガス系濃度を検出するガスセンサ31、空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサ32、空気の清浄状態を表示するための発光素子35が設けられたエアクリーンモニター33が配置されている。
このエアクリーンモニター33は、図17に示されるように、基板に装着され中央部に発光素子35、この発光素子35の一方の側部に室内空気が導入されて、空気中に含まれる空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサ32、発光素子35の他方の側部に室内空気が導入されて空気中に含まれるガス系濃度を検出するガスセンサ31が配置され、この前面は、図16に示されるように、ほこりセンサ32、前記発光素子35、前記ガスセンサ31を覆うカバー34が装着されている。
このカバー34には、前記発光素子35前面に対向する位置となる中央部に、発光素子35の発光状態で、空気の清浄度を目視で表示する導光部材で形成された空気清浄状態表示部34cが形成し、この空気清浄状態表示部34cの一方の側部のほこりセンサ32の前面に対向する位置に室内空気がほこりセンサ32に導入されるように構成するほこりセンサ用空気導入口34aが、また、この空気清浄状態表示部34cの他方の側部のガスセンサ31の前面に対向する位置に室内空気がガスセンサ31に導入されるように構成するガスセンサ用空気導入口34bが形成されている。
なお、ほこりセンサ用空気導入口34aとガスセンサ用空気導入口34bの孔の大きさは、それぞれのセンサに十分な空気が流通するよう設定されている。通常ほこりセンサ用空気導入口34aは、センサ内に空気を導入することで空気中に含まれる塵埃量を感知するため、通風しやすいように通気孔の面積をガスセンサ用空気導入口34bの孔より大きく形成している。
また、室内機2には、上記のほかに、いずれも図示しない表示部、別体のリモコン6からの赤外線の操作信号を受ける受光部が配置されている。
また、筐体21下部には、空気吹出口213の前方近傍にルーバ角度を上下方向に回動可能な上下風向板30と、ルーバ角度を左右に回動可能に設けられた左右風向板(図示せず)が設けられる。
上下風向板30は閉じた状態で空気吹出口213をほぼ塞ぐ、上下風向板30は両端部に設けた回動軸を支点にして、リモコン6からの指示に応じて、駆動モータ(図示せず)により、空気調和機の運転時に所要の角度回動し空気吹出口213を開き、その状態を保持する。空気調和機の運転停止時には、空気吹出口213を閉じる。
また、左右風向板(図示せず)は下端部に設けた回動軸を支点にして、駆動モータ(図示せず)により回動可能に構成され、リモコン6からの指示に応じて回動してその状態を保持し、吹出し空気を左右の所望の方向に吹出させる。なお、空気調和機運転中、上下風向板30、左右風向板を周期的に揺動させ、室内の広範囲に周期的に吹出し空気を送ることも可能である。
図4に示すように、さらに、可動パネル21cは駆動モータ(図示せず)を回転させることにより、下端部に設けた回動軸を支点として回動可能に構成され、空気調和機の運転時に前側空気吸込部211aを全開、半開にして、この前側空気吸込部211aからも室内空気を室内機内に吸い込む、空気調和機の停止時には、前側空気吸込部211aを閉じるように制御される。
電気部品箱26には、空気調和機1全体および室内機2内の制御対象要素を制御する制御回路が内装され、この制御回路は制御回路用MPUを備え、制御回路はリモコン6からの指令信号を受信する。制御回路は室内温度センサ、室内湿度センサ、ガスセンサ31、ほこりセンサ32等の各種のセンサからの信号を受け、リモコン6からの操作信号を受光部で受けると共に、室内送風機23、換気用モータ271、可動パネル駆動モータ、上下風向板駆動モータ、左右風向板駆動モータ等を制御する。
電気集塵器24は低圧力損失、高集塵効率を両立させるもので、集塵部に電極を用いた2段式電気集塵方式であり、1段部はイオン化線と対向するアース板からなり、吸い込んだ汚れた空気の粒子をコロナ放電により帯電させる。2段部はアース板と高圧電極からなる対向電極でクーロン力により帯電粒子をアース電極に付着させるものである。
ガスセンサ31は半導体ガスセンサを用い、ヒータで加熱される感ガス材料に電圧を印加し、ガスに触れる感ガス材料の抵抗の変化を、感ガス材料に直列に設けた負荷抵抗両端出力(電圧)の変化として取り出すものである。
ほこりセンサ32はLEDで照射される照明域を煙、ほこり等の粒子が通過すると、粒子径に応じた散乱光パルスが発生し、これを電圧出力として取り出すもので、タバコ煙、アレルギーに密接に関連する比較的おおきな粒子径のハウスダストにも敏感に反応する。
換気装置27は、筐体21内で室内熱交換器22の他側近傍の空間に配され、換気用モータ271を備えた換気用送風機272と、いずれも図示しないダンパー駆動機構により適宜開閉制御されるダンパーを有する。換気用送風機272は換気ホース273が接続される。換気装置は換気機能と給気機能を同時に備えるものであってもよい。
次に本空気調和機の換気装置および空気清浄装置の運転およびその能力制御について説明する。
空質を改善するための換気装置および空気清浄装置の運転(以下、空質改善運転という。)は、空気調和機の冷房運転、暖房運転と同時および単独で行われる。
制御装置のROMには、ほこりセンサからのほこり濃度情報信号、ガスセンサからのガス濃度情報信号に基づいて、換気装置および空気清浄装置の能力を制御するためのプログラムが予め記憶されている。
図5に示すように、エアクリーンモニター33には、現在の室内空気の空質状況を色彩によって表示する。例えば、汚れた空気の汚れレベル1は青色、レベル2、3は、黄色、レベル4、5は橙色で表示する。
図6に示すように、空質改善運転中は、下部空気吸込口212から筐体21内に室内空気が吸い込まれるため、室内空気はガスセンサ31、ほこりセンサ32内を通り、ガスセンサ31により空気中のCOやアルコールなどのガス系濃度が検出され、ほこりセンサ32により空気中の塵埃などの粒子系濃度が検出される。
ガスセンサ31の検出値によって、換気ファンの回転数を決定し、ほこりセンサ32の検出値によって、室内送風機の回転数、空気清浄装置の通電率を決定する。
後述の方法で決定される汚れレベル(レベル1〜レベル5)によって、図6(a)に示すように、粒子系濃度(汚れ)が大きいほど室内送風機の風量(モータ回転数)が大きくなるように変化させて、空気清浄能力をアップさせ、レベル5の風量を100%とした場合、レベル1の風量を30%とする。
また、粒子系濃度(塵埃など室内空気の汚れ)が大きいほど空気清浄装置の通電率が大きくなるように変化させて、空気清浄能力をアップさせ、レベル5の風量を100%とした場合、レベル2の風量を15%とする。
さらに、ガス系濃度(COやアルコールなど室内空気の汚れ)が大きいほど換気装置27の換気風量が大きくなるように変化させ、換気能力をアップさせ、レベル5の風量を100%とした場合、レベル2の風量を65%とする。
次にほこりセンサ制御を詳細に説明する。
(1)初期化制御(一定時間この状態を保つ)
1)通電開始条件:空気清浄装置あるいは換気装置の運転開始
2)ゾーン(汚れレベル)定義:ゾーン3に固定。図7にゾーンの定義を示す。
3)初期化時間:なし(即読み込み値を使用する)
4)基準値計算:下記のa、b、cのいずれかで決定
a.前回基準値がない場合(例えば、電源投入時)
Vp1=Vps−Vp2−Vp3
ここで、Vpsはほこりセンサの検出電圧値
b.前回基準値がある場合
前回基準値(Vp1)を利用
c.ほこりセンサ異常の場合
Vp1=0
(1)初期化制御(一定時間この状態を保つ)
1)通電開始条件:空気清浄装置あるいは換気装置の運転開始
2)ゾーン(汚れレベル)定義:ゾーン3に固定。図7にゾーンの定義を示す。
3)初期化時間:なし(即読み込み値を使用する)
4)基準値計算:下記のa、b、cのいずれかで決定
a.前回基準値がない場合(例えば、電源投入時)
Vp1=Vps−Vp2−Vp3
ここで、Vpsはほこりセンサの検出電圧値
b.前回基準値がある場合
前回基準値(Vp1)を利用
c.ほこりセンサ異常の場合
Vp1=0
(2)ほこりセンサゾーン計算
図8に示すシーケンスによって決定する。
図8に示すシーケンスによって決定する。
ほこりセンサ初期化完了(S1)。
この時点ではゾーン3である。
この時点ではゾーン3である。
ほこりセンサの通電禁止条件の有無を判断する(S2)。
通電禁止条件がないなら(No)、tn間にVps値を検出して記憶する(S3)。
検出されたVps値がゾーン3以下かを判断する(S4)。
Vps値がゾーン3以下なら(Yes)、Vps値≧Vpn+2を1回以上検出したか判断する(S5)。
1回以上検出したなら(Yes)、Vps値の最大値のゾーンに移行する(S6)。
通電禁止条件がないなら(No)、tn間にVps値を検出して記憶する(S3)。
検出されたVps値がゾーン3以下かを判断する(S4)。
Vps値がゾーン3以下なら(Yes)、Vps値≧Vpn+2を1回以上検出したか判断する(S5)。
1回以上検出したなら(Yes)、Vps値の最大値のゾーンに移行する(S6)。
以下、S2に戻り、同様のステップを繰り返す。
S2において、ほこりセンサの通電禁止条件の有りなら(S2のYes)、例えば、室内送風機あるいは空気清浄装置の故障であり、ゾーン制御を終了する(S7)。
S4において、Vps値がゾーン3以下でないなら(S4のNo)、Vps≧Vp5を1回以上検出したか判断する(S8)。
1回以上検出なら(S8のYes)、S6のVps値の最大値のゾーンに移行する。
1回以上検出なら(S8のYes)、S6のVps値の最大値のゾーンに移行する。
S5において、1回以上検出しないなら(S5のNo)、Vps値≧Vpn+1を3回以上検出したか判断する(S9)。
3回以上検出したなら(S9のYes)、S6のVps値の最大値のゾーンに移行する。
3回以上検出したなら(S9のYes)、S6のVps値の最大値のゾーンに移行する。
S8において、1回以上検出していないなら(S8のNo)、ゾーン番号nを1つ減らし(但し、ゾーン1が最低値)、以下、S2に戻り、同様のステップを繰り返す(S10)。
S9において、3回以上検出しないなら(S9のNo)、Vpn+1≧Vps≧Vpnを1回以上検出したか判断する(S11)。
1回以上検出したなら(S11のYes)、ゾーン変更なく、以下、S2に戻り、同様のステップを繰り返す。
1回以上検出していないなら(S11のNo)、S10に移行し、ゾーン番号nを1つ減らして(但し、ゾーン1が最低値)、S2に戻り、同様のステップを繰り返す。
1回以上検出したなら(S11のYes)、ゾーン変更なく、以下、S2に戻り、同様のステップを繰り返す。
1回以上検出していないなら(S11のNo)、S10に移行し、ゾーン番号nを1つ減らして(但し、ゾーン1が最低値)、S2に戻り、同様のステップを繰り返す。
なお、図9のようなゾーン毎に、ほこりセンサによる更新時間を定める。
(3)基準値の更新
図10に示すシーケンスによって決定する。
ほこりセンサ運転開始(S21)。
図10に示すシーケンスによって決定する。
ほこりセンサ運転開始(S21)。
基準値は前回運転のVp1あるいは前回値がない場合、Vps−Vp2−Vp3
ほこりセンサの通電禁止条件の有無を判断する(S22)。
通電禁止条件がないなら(No)、前回基準値計算後2分経過しているか判断する(S23)。
2分経過しているなら(Yes)、Vps≦Vp1か判断する(S24)。
Vps≦Vp1なら(Yes)、基準値Vp1’=Vpsとし(S25)、S22に戻り、以下繰り返す。
ほこりセンサの通電禁止条件の有無を判断する(S22)。
通電禁止条件がないなら(No)、前回基準値計算後2分経過しているか判断する(S23)。
2分経過しているなら(Yes)、Vps≦Vp1か判断する(S24)。
Vps≦Vp1なら(Yes)、基準値Vp1’=Vpsとし(S25)、S22に戻り、以下繰り返す。
S22において、ほこりセンサの通電禁止条件の有りなら(S22のYes)、Vp1は前回値なしとし、基準値計算制御を終了する(S26)。
S23において、2分経過していないなら(S23のNo)、S22に戻り、以下繰り返す。
2分経過しているなら(Yes)、Vps≦Vp1か判断する(S24)。
2分経過しているなら(Yes)、Vps≦Vp1か判断する(S24)。
S24において、Vps≦Vp1でないなら(S24のNo)、Vps≦Vp1なら(Yes)、基準値Vp1’=Vp1+(Vps−Vs1)÷20とし(S27)、S22に戻り、以下繰り返す。
また、ガスセンサ制御を説明する。
(1)初期化制御(一定時間この状態を保つ)
1)通電開始条件:空気清浄装置あるいは換気装置の運転開始
2)ゾーン(汚れレベル)定義:ゾーン3に固定。
3)初期化時間:2分間(読み込み値を無視する)
4)基準値計算:下記のa、b、cのいずれかで決定
a.前回基準値がない場合(例えば、電源投入時)
V0=Vs−Z1−Z2−Z3/2
b.前回基準値がある場合
図11に示す定義による。
c.ガスセンサ異常の場合
V0=0とする。
(1)初期化制御(一定時間この状態を保つ)
1)通電開始条件:空気清浄装置あるいは換気装置の運転開始
2)ゾーン(汚れレベル)定義:ゾーン3に固定。
3)初期化時間:2分間(読み込み値を無視する)
4)基準値計算:下記のa、b、cのいずれかで決定
a.前回基準値がない場合(例えば、電源投入時)
V0=Vs−Z1−Z2−Z3/2
b.前回基準値がある場合
図11に示す定義による。
c.ガスセンサ異常の場合
V0=0とする。
(2)ガスセンサゾーン計算
10秒毎にガスセンサ値を読み込み、図12で示すように定義する。
10秒毎にガスセンサ値を読み込み、図12で示すように定義する。
(3)基準値の更新
基準値は2分毎に、次式で補正する。
Von+1=Z×Q×{(ガスセンサ出力値)−Von}/8+Von+R
ここでZ:ゾーン係数、Q:風量係数、R:前回計算時の余り
基準値は2分毎に、次式で補正する。
Von+1=Z×Q×{(ガスセンサ出力値)−Von}/8+Von+R
ここでZ:ゾーン係数、Q:風量係数、R:前回計算時の余り
また、本空気調和機の空質改善運転時、ほこりセンサの検出値すなわち上記のような汚れレベル(ゾーン値)により、室内送風機の回転数が制御され、図6(a)に示すような汚れレベルと風量割合の関係で室内送風機が運転される。このように、汚れレベルに応じて室内送風機の運転を制御するので省エネルギーになる。また、図6(a)に示すような汚れレベルと通電率との関係で空気清浄装置が運転される。このように、汚れレベルに応じて空気清浄装置の運転を制御するので省エネルギーになる。さらに、図6(b)に示すような汚れレベルと風量割合の関係で換気装置が運転される。このように、汚れレベルに応じて換気装置の運転を制御するので省エネルギーになる。
また、図5に示すように、ほこりセンサ32が検出する空気中粒子系の濃度が所定値以下(例えば、レベル1)のとき、可動パネル21cはこの可動パネル21cの開度を全開時よりも小さくし、図13に示すように、上下風向板30を上向き位置にして、吹出空気が水平より上方に吹き出す。なお、図14は室内空気が汚れている場合の気流を示し、吹出空気が水平よりないし下方に吹き出す。
可動パネル21cの開度と風向を変化させることで、室内全体を循環する気流が生じる。これにより、室内に人が居ても、空気の汚れのモニタリングと空気の清浄化が可能になるばかりか、人に直接風を送らないので、騒音を感じさせず、ドラフト感もない。
室内空気が清浄な状態となっても、上下風向板をやや上に向けた状態から、再び室内空気の汚れ度が上昇し、通常の位置へ戻すべき状態となっても、所定時間の間は復帰をさせないように制御するのが好ましい。これにより、風向板動作のチャタリングを防止できる。
また、本空気調和機の空質改善運転時、ほこりセンサの検出値あるいはガスセンサのどちらかが、空気の清浄な状態を検知した場合でも、空気清浄装置あるいは換気装置を停止させることなく、所定の能力をキープさせ、完全に独立制御としないことで、誤検知やユーザーへの違和感発生の防止を図ることができる。
図5に示すように、室内空気が汚れている状態では可動パネル21cを開き、清浄かされた状態で、開状態からやや開度を閉じた状態、あるいは完全に閉とした状態とすることで、騒音の低減、あるいはユーザーへ空気が清浄となっていることを知らせることができる。
さらに、室内空気の汚れ状態をエアクリーンモニターに表示する。この場合、両センサのいずれか汚れレベルの高い方を優先して表示するので、ユーザーへ空気の汚れ状態を適確に知らせることができる。
本実施形態の空気調和機によれば、常時空質の改善ができ、省エネルギーが実現できる空気調和機が実現する。
1…空気調和機、2…室内機、4…室外機、5…接続配管、6…リモコン、21…筐体、21b…前面パネル、21c…可動パネル、211…空気吸込口、211a…前側空気吸込部、212…下部空気吸込口、213…空気吹出口、22…室内熱交換器、23…室内送風機、231…室内送風用モータ、24…電気集塵器、26…電気部品箱、27…換気装置、271…換気用モータ、272…換気用送風機、273…換気ホース、28…露受皿、29…前面部、30…上下風向板、31…ガスセンサ、32…ほこりセンサ、33…エアクリーンモニター、33a…エアクリーンモニター用発光素子、34…エアクリーンモニター部カバー、34a…ほこりセンサ用空気導入口、34b…ガスセンサ用空気導入口。
Claims (4)
- 室内空気の吸込口および熱交換された空気の吹出口を備えた筐体内に、室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置と、換気装置とを収容し、
前記筐体内あるいは筐体表面に、空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサと、空気中のガス系濃度を検出するガスセンサを設け、
前記ほこりセンサの検出濃度に基づき、前記空気清浄装置の能力を変更し、
前記ガスセンサの検出濃度に基づき、前記換気装置の能力を変更することを特徴とする空気調和機。 - 前記空気清浄装置は、高圧電極で発生する高電圧により、空気中の粒子に帯電させて捕集し、前記空気清浄装置の能力の変更は、前記高電電極への印加電圧の変更あるいは通電時間の変更、または、前記室内送風機のファン回転数の変更、室内空気を前記筐体内に吸い込む吸込口の開口面積の変更にて行うことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記筐体の前面吸込口を開閉可能に設けた可動式パネル、この可動式パネルの下端近傍に形成する前記吹出口に設けた上下風向板とを備え、前記ほこりセンサの検出濃度および前記ガスセンサの検出濃度が、所定値以下のとき、前記可動式パネルの開度を全開時よりも小さくし、吹出空気が水平より上方向に吹き出されるように、上下風向板を設定することを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- 室内空気の吸込口および熱交換された空気の吹出口を備えた筐体内に、室内熱交換器と、室内送風機と、空気清浄装置とを収容し、
前記筐体表面の吸込口下部に、空気中の粒子系濃度を検出するほこりセンサと、空気中のガス系濃度を検出するガスセンサを、空気の清浄度を示す表示手段を中央に介して左右方向に並べて配置し、それぞれのセンサ前面に空気の流通する空気導入孔を備えたカバーで覆ったことを特徴とする空気調和機。
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