JP3003522B2 - ハーネス付電子部品 - Google Patents

ハーネス付電子部品

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JP3003522B2
JP3003522B2 JP6256811A JP25681194A JP3003522B2 JP 3003522 B2 JP3003522 B2 JP 3003522B2 JP 6256811 A JP6256811 A JP 6256811A JP 25681194 A JP25681194 A JP 25681194A JP 3003522 B2 JP3003522 B2 JP 3003522B2
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JP
Japan
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terminal
harness
case
terminal fitting
groove
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治美 青木
朗 金澤
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子点火装置(イグナ
イタ)などのように外部接続用のハーネスが接続された
ハーネス付電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のイグナイタの構造を示して
いる。図2において、1はアルミダイキャストからなる
ブラケットであり、このブラケット1の上面には、パワ
ートランジスタ2、スイッチング制御回路基板3が接着
剤で接着される。上記スイッチング制御回路基板3に
は、半導体素子4、チップ部品5などが半田付けされて
いる。6は中央に角形の孔7が形成された樹脂製のケー
スであり、このケース6には接続用の端子8,9が植設
され、端子8,9の一端がケース6の上面より突出して
いる。上記端子8,9の他端と上記スイッチング制御回
路基板3の端子部は電気的に接続され、またパワートラ
ンジスタ2の端子と上記スイッチング制御回路基板3の
端子部も電気的に接続されるものである。上記ケース6
の下面が上記ブラケット1の外周部に接着される。10
は上記ケース6のカバーであり、このカバー10は上記
ケース6の角形の孔7内の段部11に接着剤で接着さ
れ、孔7を閉成するものである。12はハーネスであ
り、このハーネス12の一端には、端子金具13がかし
め止めされている。14はハーネス12の他端にかしめ
止めされた筒状の端子金具であり、この端子金具14を
端子8の先端に被せ半田付けするものである。なお端子
9の先端にも同様のハーネスが接続されるものである。
15は熱収縮チューブであり、この熱収縮チューブ15
を、端子金具14と端子8との接続部まで下ろした後に
熱収縮させ、端子金具14と端子8との接続部外周の絶
縁と防振を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のイグナイタは、端子金具14と端子8の先端とを半
田付けするのみであるため、接続部の信頼性が低く、ま
た端子金具14と端子8との接続部を熱収縮チューブ1
5を使用して絶縁と防振を確保しなければならないた
め、部品点数が多くなり、ハーネス固定部の高さ寸法が
高くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、部品点数が少なく、ハーネス固定部の高さが低
く、かつ確実にハーネスを接続することができるイグナ
イター等のハーネス付電子部品を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、回路部品が収納された絶縁性のケース
と、上記ケースの外周面に形成された溝と、上記ケース
に植設され先端部が上記溝内に突出された端子と、先端
部に折曲部を有しハーネスの一端に接続された端子金具
とを具備し、上記端子金具を上記溝内に挿入し、上記端
子金具の折曲部と上記端子とを溶接することを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のような構成であり、ハーネスの
一端に取付けられた端子金具の折曲部と、ケースに植設
された端子とを溶接するため、接続部の信頼性が向上す
るとともに、ケースを利用して溶接部の絶縁と防振を図
るため、ハーネス固定部の高さが低くなり、かつ部品点
数が少なくなるものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1ととも
に説明する。なお図1において従来例と同一箇所には図
2と同一番号を付して説明を省略する。16、17はケ
ース6の外周面に形成された円形の溝であり、この円形
の溝16の底面部に、ケース6に植設された端子8が配
置されている。また他方の溝17の底面部にもケース6
に植設された端子(端子8と同様の端子)が配置されて
いる。なお端子8の先端部はケース6の外周面よりわず
かに突出している。上記端子8には突起18が形成され
ている。19はハーネス12の一端にかしめ止めされた
端子金具であり、この端子金具19の先端はほぼ90度
折曲げられ折曲部20を構成している。
【0008】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図1において、ハーネス12の一端に取付けられた
端子金具19をケース6の溝16に挿入すると、溝16
の底部において端子金具19の折曲部20が、ケース6
に植設された端子8に接触する。この状態で、折曲部2
0と端子8とに溶接機の電極を当て、電極間に電流を流
すことにより、端子8の突起18が溶融し折曲部20と
端子8とがプロジェクション溶接される。
【0009】このように、上記実施例では、端子金具1
9と端子8とを溶接するため、従来例に比較して接続部
の信頼性が向上し、また端子金具19と端子8との溶接
部の絶縁をケース6を利用して行うため、従来例のよう
な絶縁用の熱収縮チューブが不要になり部品点数が少な
くなり、かつハーネス固定部の高さを低くすることがで
きる。また上記実施例は、端子金具19をケース6の溝
16内に挿入する構造であるため、防振性が向上するも
のである。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、部品点数が少なく、ハーネスに接続された端子金具
とケースに植設された端子との高さが低くくなり接続が
確実になるとともに、高信頼性のハーネス付電子部品を
提供できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるハーネス付電子部品
の分解斜視図
【図2】従来のハーネス付電子部品の分解斜視図
【符号の説明】
6 ケース 8 端子 12 ハーネス 16,17 溝 18 突起 19 端子金具 20 折曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23Q 3/00 101 H01B 7/00 306 H01R 4/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路部品が収納された絶縁性のケース
    と、上記ケースの外周面に形成された溝と、上記ケース
    に植設され先端部が上記溝内に突出された端子と、先端
    部に折曲部を有しハーネスの一端に接続された端子金具
    とを具備し、上記端子金具を上記溝内に挿入し、上記端
    子金具の折曲部と上記端子とを溶接してなるハーネス付
    電子部品。
  2. 【請求項2】 溝内に挿入された端子金具の折曲部とケ
    ースに植設された端子とをプロジェクション溶接してな
    る請求項1記載のハーネス付電子部品。
  3. 【請求項3】 端子金具の折曲部またはケースに植設さ
    れた端子の接合面に突起が形成されていることを特徴と
    する請求項2記載のハーネス付電子部品。
JP6256811A 1994-10-21 1994-10-21 ハーネス付電子部品 Expired - Fee Related JP3003522B2 (ja)

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