JPH0615422Y2 - 樹脂封止プリント配線基板 - Google Patents
樹脂封止プリント配線基板Info
- Publication number
- JPH0615422Y2 JPH0615422Y2 JP1987102518U JP10251887U JPH0615422Y2 JP H0615422 Y2 JPH0615422 Y2 JP H0615422Y2 JP 1987102518 U JP1987102518 U JP 1987102518U JP 10251887 U JP10251887 U JP 10251887U JP H0615422 Y2 JPH0615422 Y2 JP H0615422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external connection
- cover member
- connection terminal
- printed wiring
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気部品が取付けられケース内に収納され
て絶縁性樹脂で封止されるプリント配線基板に関する。
て絶縁性樹脂で封止されるプリント配線基板に関する。
〔従来の技術〕 電気部品が搭載されるプリント配線基板は一般に第4図
に示すように、既に基本的な電気配線が施されたプリン
ト配線基板1に電気部品2を取付けて配線を完了し、こ
れを保護するためにケース4に収納して使用される。と
ころが、電気回路に用いられる電気部品は一般に小型化
され高性能化が図られており、これに従って端子や口出
線のような外部接続用端子3の裸充電部間の距離も小さ
くなり、部品ごとの裸充電部の絶縁距離が不足するとい
う問題がある。そこで、信頼性を高くするために従来で
は第5図に示すように、電気部品2を取付けたプリント
配線基板1をケース4に収納した後、流動状態の絶縁性
樹脂5を流し込み、この絶縁性樹脂5を固化させて各電
気部品の間を絶縁するようにされている。このようにす
ると、湿気に強く、プリント配線基板1が搭載される機
器の振動による障害も回避できる。
に示すように、既に基本的な電気配線が施されたプリン
ト配線基板1に電気部品2を取付けて配線を完了し、こ
れを保護するためにケース4に収納して使用される。と
ころが、電気回路に用いられる電気部品は一般に小型化
され高性能化が図られており、これに従って端子や口出
線のような外部接続用端子3の裸充電部間の距離も小さ
くなり、部品ごとの裸充電部の絶縁距離が不足するとい
う問題がある。そこで、信頼性を高くするために従来で
は第5図に示すように、電気部品2を取付けたプリント
配線基板1をケース4に収納した後、流動状態の絶縁性
樹脂5を流し込み、この絶縁性樹脂5を固化させて各電
気部品の間を絶縁するようにされている。このようにす
ると、湿気に強く、プリント配線基板1が搭載される機
器の振動による障害も回避できる。
このように絶縁性樹脂で封止されたプリント配線基板に
おいて、外部接続用端子、例えばプリント配線基板と外
部電源とを接続する中継端子が結合される外部接続用端
子は樹脂で封止することができないので、この外部接続
用端子は絶縁性樹脂より突出しており、外部接続用端子
の裸充電部の絶縁距離が依然として問題となる。特に、
プリント配線基板を搭載する機器の小型化,高性能化に
伴ない外部接続用端子間のピッチが小さくなる傾向にあ
り、益々外部接続用端子の裸充電部の絶縁距離が不足
し、これを補うために市販のコネクタ類を使用すると小
型化に制限が生じたりコスト高となる欠点を有する。
おいて、外部接続用端子、例えばプリント配線基板と外
部電源とを接続する中継端子が結合される外部接続用端
子は樹脂で封止することができないので、この外部接続
用端子は絶縁性樹脂より突出しており、外部接続用端子
の裸充電部の絶縁距離が依然として問題となる。特に、
プリント配線基板を搭載する機器の小型化,高性能化に
伴ない外部接続用端子間のピッチが小さくなる傾向にあ
り、益々外部接続用端子の裸充電部の絶縁距離が不足
し、これを補うために市販のコネクタ類を使用すると小
型化に制限が生じたりコスト高となる欠点を有する。
そこで、本考案の目的は、前述した従来装置の欠点を除
去し、外部接続用端子間のピッチを小さくすることがで
きるとともに外部接続用端子間の絶縁距離を確保するこ
とが可能であり、さらに外部接続用端子に中継端子を確
実に結合することが可能な樹脂封止プリント配線基板を
提供することにある。
去し、外部接続用端子間のピッチを小さくすることがで
きるとともに外部接続用端子間の絶縁距離を確保するこ
とが可能であり、さらに外部接続用端子に中継端子を確
実に結合することが可能な樹脂封止プリント配線基板を
提供することにある。
前述の目的を達成するため本考案は、電気部品が取付け
られケース内に収納されて絶縁性樹脂にて封止されるプ
リント配線基板において、絶縁物からなり、前記絶縁性
樹脂より突出する外部接続用端子の周囲を間隔をもって
覆う筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材または外
部接続用端子はそれぞれ外部接続用端子またはカバー部
材と当接し、カバー部材の中心部に外部接続用端子が位
置するように位置決めする位置決め突起を有することを
特徴とする。
られケース内に収納されて絶縁性樹脂にて封止されるプ
リント配線基板において、絶縁物からなり、前記絶縁性
樹脂より突出する外部接続用端子の周囲を間隔をもって
覆う筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材または外
部接続用端子はそれぞれ外部接続用端子またはカバー部
材と当接し、カバー部材の中心部に外部接続用端子が位
置するように位置決めする位置決め突起を有することを
特徴とする。
本考案によるプリント配線基板においては、絶縁性樹脂
で封止されたプリント配線基板の前記絶縁性樹脂より突
出した外部接続用端子がカバー部材により覆われている
ことから、外部接続用端子間のピッチを小さくしてもそ
の間の絶縁距離は確実に確保される。また、カバー部材
あるいは外部接続用端子に設けた位置決め突起により、
外部接続用端子にカバー部材を被せるのみでカバー部材
の中心部に外部接続用端子が位置するようになるので、
前記外部接続用端子に中継端子を確実に結合することが
できる。
で封止されたプリント配線基板の前記絶縁性樹脂より突
出した外部接続用端子がカバー部材により覆われている
ことから、外部接続用端子間のピッチを小さくしてもそ
の間の絶縁距離は確実に確保される。また、カバー部材
あるいは外部接続用端子に設けた位置決め突起により、
外部接続用端子にカバー部材を被せるのみでカバー部材
の中心部に外部接続用端子が位置するようになるので、
前記外部接続用端子に中継端子を確実に結合することが
できる。
第1図は本考案の原理を示す要部断面図であり、第4図
に示す従来装置と同一のものには同一の符号を付してい
る。
に示す従来装置と同一のものには同一の符号を付してい
る。
第1図において、1で再びプリント配線基板を示し、こ
のプリント配線基板1は絶縁性樹脂5で封止されてい
る。プリント配線基板1には、例えば外部電源に接続さ
れる外部接続用端子3が半田1aで半田付けされている。
この外部接続用端子3には絶縁材料からなり外部接続用
端子3の周囲を覆う円筒状のカバー部材7が被せられて
いる。前記プリント配線基板1は外部接続用端子3にカ
バー部材7を被せた後、不図示のケースに収納され絶縁
性樹脂5で封止される。6は外部接続用端子3に差し込
まれる絶縁物のカバー付中継端子であり、このカバー付
中継端子6は、例えば外部電源に接続されている。
のプリント配線基板1は絶縁性樹脂5で封止されてい
る。プリント配線基板1には、例えば外部電源に接続さ
れる外部接続用端子3が半田1aで半田付けされている。
この外部接続用端子3には絶縁材料からなり外部接続用
端子3の周囲を覆う円筒状のカバー部材7が被せられて
いる。前記プリント配線基板1は外部接続用端子3にカ
バー部材7を被せた後、不図示のケースに収納され絶縁
性樹脂5で封止される。6は外部接続用端子3に差し込
まれる絶縁物のカバー付中継端子であり、このカバー付
中継端子6は、例えば外部電源に接続されている。
第1図に示すように、外部接続用端子3にカバー部材7
を被せて覆うことにより、外部接続用端子3の間のピッ
チを小さくしてもなおかつ絶縁距離および沿面距離を充
分に確保することができる。
を被せて覆うことにより、外部接続用端子3の間のピッ
チを小さくしてもなおかつ絶縁距離および沿面距離を充
分に確保することができる。
なお、中継端子6として絶縁物のカバー付でないものを
用いる場合には、カバー部材7の高さを高くすることに
より規定の絶縁距離を確保することができる。
用いる場合には、カバー部材7の高さを高くすることに
より規定の絶縁距離を確保することができる。
第2図はカバー部材の抜け止めを図る原理図であり、第
2図においては、カバー部材7の絶縁性樹脂5で封止さ
れる部分に孔7aを形成し、この孔7aに絶縁性樹脂5を盛
り込ませることによりカバー部材7が抜け出ないように
されている。カバー部材7の孔7aは、第2図(ロ)に示す
ものでは円形としたが、孔7aの形状は任意形状とするこ
とができる。
2図においては、カバー部材7の絶縁性樹脂5で封止さ
れる部分に孔7aを形成し、この孔7aに絶縁性樹脂5を盛
り込ませることによりカバー部材7が抜け出ないように
されている。カバー部材7の孔7aは、第2図(ロ)に示す
ものでは円形としたが、孔7aの形状は任意形状とするこ
とができる。
第3図は本考案の異なる実施例を示す要部斜視図であ
る。
る。
第3図においては、カバー部材7の中央部に外部接続用
端子3が位置するように構成するため、外部接続用端子
3にカバー部材7の内壁に当接する位置決め突起3aを設
けたものである。このように、外部接続用端子3に位置
決め突起3aを形成することにより、外部接続用端子3に
カバー部材7を被せた際、カバー部材7が外部接続用端
子3の位置決め突起3aにより位置決めされ、カバー部材
7の中心部に外部接続用端子3が位置するようにするこ
とができる。これによって、カバー部材7が被せられた
外部接続用端子3に中継端子6(第1図参照)を容易に
結合することができる。
端子3が位置するように構成するため、外部接続用端子
3にカバー部材7の内壁に当接する位置決め突起3aを設
けたものである。このように、外部接続用端子3に位置
決め突起3aを形成することにより、外部接続用端子3に
カバー部材7を被せた際、カバー部材7が外部接続用端
子3の位置決め突起3aにより位置決めされ、カバー部材
7の中心部に外部接続用端子3が位置するようにするこ
とができる。これによって、カバー部材7が被せられた
外部接続用端子3に中継端子6(第1図参照)を容易に
結合することができる。
なお、外部接続用端子3に設けた位置決め突起3aの代わ
りに、カバー部材7の内側に外部接続用端子3と当接す
る位置決め突起を設けてもよい。
りに、カバー部材7の内側に外部接続用端子3と当接す
る位置決め突起を設けてもよい。
以上に説明したように本考案によれば、電気部品が取付
けられケース内に収納されて絶縁性樹脂にて封止される
プリント配線基板において、絶縁物からなり、前記絶縁
性樹脂より突出する外部接続用端子の周囲を間隔をもっ
て覆う筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材または
外部接続用端子に、それぞれ外部接続用端子またはカバ
ー部材と当接し、カバー部材の中心部に外部接続用端子
が位置するように位置決めする位置決め突起を設けたこ
とにより、外部接続用端子間のピッチを小さくしても外
部接続用端子間の絶縁距離を充分に確保するこが可能で
プリント配線基板を搭載する機器を小型化することがで
き、また、簡単な構成でカバー部材の中心部に外部接続
用端子が位置するようにすることができるので、カバー
部材を被せられた外部接続用端子に中継端子を迅速かつ
容易に結合することがでるという実用上優れた利点を有
する。
けられケース内に収納されて絶縁性樹脂にて封止される
プリント配線基板において、絶縁物からなり、前記絶縁
性樹脂より突出する外部接続用端子の周囲を間隔をもっ
て覆う筒状のカバー部材を備え、前記カバー部材または
外部接続用端子に、それぞれ外部接続用端子またはカバ
ー部材と当接し、カバー部材の中心部に外部接続用端子
が位置するように位置決めする位置決め突起を設けたこ
とにより、外部接続用端子間のピッチを小さくしても外
部接続用端子間の絶縁距離を充分に確保するこが可能で
プリント配線基板を搭載する機器を小型化することがで
き、また、簡単な構成でカバー部材の中心部に外部接続
用端子が位置するようにすることができるので、カバー
部材を被せられた外部接続用端子に中継端子を迅速かつ
容易に結合することがでるという実用上優れた利点を有
する。
第1図は本考案の原理を示すプリント配線基板の要部断
面図、第2図はカバー部材の抜け止めを行う原理を示
し、第2図(イ)は要部断面図,第2図(ロ)はカバー部材の
斜視図、第3図は本考案の異なる実施例を示す要部斜視
図、第4図及び第5図はそれぞれ従来装置を示す分解斜
視図および断面図である。 符号の説明 1:プリント配線基板、3:外部接続用端子、 3a:位置決め突起、5:絶縁性樹脂、7:カバー部
材。
面図、第2図はカバー部材の抜け止めを行う原理を示
し、第2図(イ)は要部断面図,第2図(ロ)はカバー部材の
斜視図、第3図は本考案の異なる実施例を示す要部斜視
図、第4図及び第5図はそれぞれ従来装置を示す分解斜
視図および断面図である。 符号の説明 1:プリント配線基板、3:外部接続用端子、 3a:位置決め突起、5:絶縁性樹脂、7:カバー部
材。
Claims (1)
- 【請求項1】電気部品が取付けられケース内に収納され
て絶縁性樹脂にて封止されるプリント配線基板におい
て、絶縁物からなり、前記絶縁性樹脂より突出する外部
接続用端子の周囲を間隔をもって覆う筒状のカバー部材
を備え、前記カバー部材または外部接続用端子はそれぞ
れ外部接続用端子またはカバー部材と当接し、カバー部
材の中心部に外部接続用端子が位置するように位置決め
する位置決め突起を有することを特徴とする樹脂封止プ
リント配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102518U JPH0615422Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 樹脂封止プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102518U JPH0615422Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 樹脂封止プリント配線基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS647772U JPS647772U (ja) | 1989-01-17 |
JPH0615422Y2 true JPH0615422Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31332497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987102518U Expired - Lifetime JPH0615422Y2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 樹脂封止プリント配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615422Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548449Y2 (ja) * | 1974-08-19 | 1979-04-18 |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP1987102518U patent/JPH0615422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647772U (ja) | 1989-01-17 |
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