JP3001241B2 - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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Description
て権利発生遊技状態とし、その権利発生遊技状態中に打
球が始動入賞口へ入賞する毎に変動入賞装置の扉板を所
定期間開放駆動し、前記権利発生遊技状態中に、前記始
動入賞口へ規定数の打球が入賞したこと又は前記権利発
生入賞装置へ再度打球が入賞したことに基づいて前記権
利発生遊技状態が消滅するように構成されたパチンコ機
に関する。
利発生遊技状態とし、その権利発生遊技状態中に打球が
始動入賞口へ入賞する毎に変動入賞装置の扉板を所定期
間開放駆動し、前記権利発生遊技状態中に、前記始動入
賞口へ規定数の打球が入賞したこと又は前記権利発生入
賞装置へ再度打球が入賞したことに基づいて前記権利発
生遊技状態が消滅するように構成されたパチンコ機が多
数市場に提供されていた。このようなパチンコ機におい
ては、扉板の開放回数が最高規定数まで許容されるが、
扉板が開放している状態で始動入賞口に入賞した打球の
数も前記規定数として計数するので、始動入賞口への打
球の入賞数よりも扉板の開放回数の方が少なくなること
があり、その少ない状態で始動入賞口への打球の入賞数
が規定数に到達した場合には、権利発生遊技状態が消滅
して、遊技者に不満感を与えるという問題があった。こ
のような問題を解決するために、本出願人は、先に特願
昭60−62928号において、扉板が開放している状態にお
いては、打球が始動入賞口へ入賞しないようにした発明
を提案した。
置への打球の入賞率が権利発生遊技状態となった場合で
も通常の遊技状態と全く変らないので、扉板の開放回数
が規定数に到達しない早期の段階で権利発生遊技状態が
消滅するおそれがあり、依然として遊技者の不満感を解
消することができないという問題があった。
の目的とするところは、権利発生遊技状態において扉板
の開放回数をより規定数に近づけることが可能なパチン
コ機を提供することにある。
遊技状態とし、その権利発生遊技状態中に打球が始動入
賞口へ入賞する毎に変動入賞装置の扉板を所定期間開放
駆動し、前記権利発生遊技状態中に、前記始動入賞口へ
規定数の打球が入賞したこと又は前記権利発生入賞装置
へ再度打球が入賞したことに基づいて前記権利発生遊技
状態が消滅するように構成されたパチンコ機において、 前記権利発生入賞装置を、作動口への打球の入賞によ
り打球が入賞し難い状態と打球が入賞し易い状態とに変
化可能な電動役物として構成すると共に、前記扉板を有
する変動入賞装置と遊技盤上で分離して配置し、 前記作動口及び始動入賞口は、前記扉板が閉じた状態
で打球の入賞を容易とし、前記扉板が開放した状態で打
球の入賞を困難としたことを特徴とするものである。
電動役物が打球が入賞し易い状態となる。そして、打球
が電動役物に導かれて権利発生入賞装置内に入賞する
と、それに基づいて権利発生遊技状態となる。そして、
その権利発生遊技状態中に打球が始動入賞口に入賞する
と、扉板が所定期間開放する。扉板が開放すると打球が
始動入賞口や作動口に入賞し難いので、扉板の開放中に
おいては、権利消滅を心配することなく安心して遊技を
行うことができる。つまり、本発明においては、従来の
ように扉板の開放中であっても打球が権利発生入賞装置
に入賞して権利発生遊技状態を消滅させるものに比較し
て、少なくとも扉板の開放期間中に権利発生入賞装置に
打球の入賞を困難とするので、権利発生遊技状態を消滅
させる可能性が低くなり、その分、扉板の開放回数を規
定数に近づけることが可能となる。
る。
して説明する。第1図は、パチンコ機の正面図である。
図において、パチンコ機1の額縁状に形成された前面枠
2の開口には、金枠3が周設されている。そして、その
金枠3には、ガラスを有するガラス扉枠4と前面扉板5
とが開閉自在に設けられている。ガラス扉枠4の後方に
は、前記前面枠2の裏面に固定される遊技盤固定枠(図
示しない)に着脱自在に取り付けられる遊技盤9が配置
されている。
しない賞品球排出装置から排出された賞品球を優先的に
貯留し、且つ打球を発射位置に誘導する上皿6が取り付
けられている。
操作ハンドル8が突設固定され、該操作ハンドル8の側
方には、前記上皿6に貯留し切れなかった賞品球を貯留
する下皿7が取り付けられている。
10がほぼ円状に植設され、該誘導レール10によって囲ま
れた範囲が遊技領域11を構成している。遊技領域11のほ
ぼ中央には、本実施例の要部の1つを構成する権利発生
入賞装置12が設けられている。この権利発生入賞装置12
は、その上部に一対の開閉翼片14を有する電動役物13を
備えており、一対の開閉翼片4が遊技盤9の裏面に配置
されるソレノイド15によって開閉制御されるようになっ
ている。しかして、図示の実施例では、ソレノイド15が
OFFの状態では、開閉翼片14が起立してその先端が閉じ
られており、遊技領域11を落下する打球が入賞しないよ
うになっており、ソレノイド15がONの状態では、開閉翼
片14が開放して遊技領域11を落下する打球が入賞するこ
とができるようになっている。また、開閉翼片14に受け
止められて権利発生入賞装置12に入賞した打球は、その
内部に設けられる検出スイッチ16によって検出される。
検出スイッチ16の検出信号は、通常遊技モードにおいて
権利発生信号として扱われ、権利発生遊技モードにおい
て権利消滅信号として扱われる。また、本実施例におい
ては、前記ソレノイド15は、後述する作動スイッチ45が
ONしたことに基づいて一定時間(例えば、6秒)励磁さ
れるようになっている。
のみ打球が権利発生入賞装置12に入賞し、その入賞した
打球がすべての検出スイッチ16によって検出されるもの
を示したが、権利発生入賞装置12の内部を複数に区画
し、その区画された領域の1つに検出スイッチ16を設け
るようにしてもよいし、あるいは検出スイッチ16がONし
たときに直ちに権利発生又は権利消滅とするのではな
く、例えば、変動表示器を変動させて、その表示結果に
よって権利発生又は権利消滅を判定するようにしてもよ
い。また、本実施例においては、後述する作動スイッチ
45がONしたことに基づいて直ちにソレノイド15をONさせ
るようにしたが、作動スイッチ45のONによって変動表示
器を変動させ、その表示結果によってソレノイド15をON
させるようにしてもよい。更に、電動役物13の開閉翼片
14が閉じているときに全く打球が入賞しないものを示し
たが、極めて少ない確率で入賞するものでもよい。
口17が配置され、また、権利発生入賞装置12の斜め左右
下方にチューリップ入賞口18a,18bが配置されている。
更に、遊技領域11の最下方中央に入賞しなかった打球を
回収するアウト口19も設けられている。
つの要部を構成する変動入賞装置20が配置されている。
この変動入賞装置20は、前記遊技盤9の表面に取付けら
れる取付基板21に集約して形成されるものであり、これ
について第2図乃至第6図を参照して説明する。図にお
いて、取付基板21の中央部には、複数の打球が同時に通
過可能な広さの玉入口22を開設し、その玉入口22を扉板
23により閉塞している。扉板23は、その下端両側に突設
した軸杆24a,24bを玉入口22の下側に挿入して開閉自在
に装着し、さらに扉板23の裏面側縁に突設した腕杆25を
ソレノイド26のプランジャ27先端に係合させ、常態で
は、ソレノイド26のバネ28の付勢力により第5図の実線
のように扉板3を起立させるようにしている。
個が通過可能な玉入口29a,29bを開設し、この玉入口29
a,29bの前面を覆う状態で箱状のチャッカー30a,30bを固
着して始動入賞口31a,31bを形成すると共に、取付基板2
1の裏面に玉入口22及び両玉入口29a,29bを囲う案内箱32
が一体に固着されている。玉入口29a,29bに対応する案
内箱32は、その上面にて玉入口29a,29bに入賞する打球
を遊技盤9の裏面に導くと共に、案内箱32内に設置した
近接型の始動スイッチ33a,33b(第6図参照;ただし33a
は図示せず)によりその入賞を検出し、また、玉入口22
に対応する案内箱32の底壁32aは、樋状に形成され、玉
入口22に入賞した打球を玉出口34に導く。
型に形成した弁部材35a,35bを上下摺動自在に装着し、
該弁部材35a,35bをチャッカー30a,30bの内側壁に一端を
係止したバネ36a,36bにより常時下向きに付勢してい
る。そして、第4図及び第6図に示すように、ほぼ逆
「L」字形状の屈曲部を案内箱32に支持した軸37a,37b
(37aは、図示せず;以下、43aまで図示せず)に軸支さ
れる押上杆38a,38bの水平腕39a,39bを弁部材35a,35bの
下面に臨ませている。また、押上杆38a,38bの垂直腕40
a,40bには、長孔41a,41bが穿設されており、前記扉板23
の軸杆24a,24b先端に固着した係合腕42a,42bの係合ピン
43a,43bを押上杆38a,38bの長孔41a,41bに挿通してい
る。なお、上記した弁部材35a,35b上端の形状は、左右
対称の山型形状に限定されるものではなく、例えば外側
あるいは内側の位置方向にのみ傾斜する斜面でってもよ
いし、チャッカー30a,30b内に出没するストッパー片で
あってもよい。この場合、ストッパー片が突出した状態
で打球を後方に誘導して始動スイッチ33a,33bで検出す
るようにし、ストッパー片が退避した状態で打球を下方
に通過させるようにすれば良い。
動口44が突設されており、その作動口44には、通過する
打球を検出する作動スイッチ45が内蔵されている。この
作動口44は、第5図に示すように扉板23が閉じた状態で
上方から落下する打球を受け入れるものであるが、扉板
23が開放した状態では、上方から落下する打球がすべて
扉板23に受け止められるため、打球を受入ないようにな
っている。また、作動口44は、打球が通過したときに前
記電動役物13のソレノイド15を一定時間励磁するための
ものであり、権利発生遊技状態の発生・消滅に深く関与
するため、パチンコ機の構成上、前記始動入賞口31a,31
bほど簡単には、打球が入賞(通過)しないようにその
上流側に配置される障害釘が植立されている。
以下説明する。
ソレノイド26のバネ28の付勢力により起立して打球の入
賞を阻止している。この時、始動入賞口31a,31bは、弁
部材35a,35bがバネ36a,36bの付勢力により下がった位置
にあり、打球がチャッカー30a,30bに入り弁部材35a,35b
上に乗ると玉入口29a,29bに導かれて通常の入賞玉とな
る。また、作動口44の上方が扉板23によって邪魔される
ことがないので、打球が通過し得るようになっている。
過すると作動スイッチ45がONしてソレノイド15を一定時
間(例えば、6秒)ONする。ソレノイド15がONすると電
動役物13の開閉翼片14が開放するので打球が権利発生入
賞装置12に入賞し易くなる。しかして、打球が権利発生
入賞装置12に入賞すると、検出スイッチ16がONして権利
発生遊技状態となり、これにより変動入賞装置20を例え
ば16回開放動作する権利が発生する。しかして、この状
態では、未だ扉板23が開放せず、その権利が留保されて
いる。そして、ここで打球が始動入賞口31a,31bに打球
が入賞すると始動スイッチ33a,33bがONし、これによっ
てソレノイド26が励磁されて扉板23が開放する。この扉
板23の開放に伴って軸杆24a,24bと一体の係合腕42a,42b
が第6図の鎖線のように反時計方向に回動し、係合ピン
43a,43bを介して押上杆38a,38bが回動して水平腕39a,39
bが弁部材35a,35bを押し上げる。これによって上昇した
弁部材35a,35bは、玉入口29a,29bを閉塞し、打球の入賞
を阻止すると共に、上端の山型形状によってパチンコ玉
を左右に振分ける。また、扉板23の開放に伴って作動口
44への打球の通過も阻止される。扉板23の開放動作は、
所定時間(例えば、10秒)の経過、又は所定個数(例え
ば、10個)の入賞により閉じられる。そして、扉板23が
閉じると、係合腕42a,42bを介して押上杆38a,38bが第6
図実線の位置に復動し、弁部材35a,35bもバネ36a,36bの
作用により下動して玉入口29a,29bを開放する。また、
作動口44にも再度打球が通過し得るようになる。しか
し、作動口44より始動入賞口31a,31bの方が打球の入賞
率が高いため、扉板23が閉じた状態でも打球が早く始動
入賞口31a,31bに導かれ、再度扉板23を開放する。
た規定数(例えば、16)の打球が入賞するまで繰り返さ
れ、規定数に到達するまで打球が権利発生入賞装置12に
誘導されて権利消滅となる確率を低く抑えることができ
る。
を構成する扉板23と始動入賞口31a,31bと作動口44とを
1つの取付基板21に集約して形成したので、それぞれの
取付作業が簡略化される。もちろん、これらを別体に構
成して同じ位置又は異なる位置に配置しても良い。
板23の開放と連動する弁部材35a,35bを設けたものを示
したが、始動入賞口31a,31bの位置を作動口44と同様に
扉板23の下方に配置しても良い。このように構成すれ
ば、弁部材やこれを作動するリンク機構等を省略して上
記実施例と同等な効果を得ることができる。また、逆に
作動口44の位置を扉板23の上方に設け、扉板23の開放と
連動して作動口44を閉塞する弁部材を設けてもよい。そ
して、これらの弁部材を電気的駆動源によって動作させ
てもよい。
る通過口としてを示したが、入賞して賞品球を排出する
入賞口として構成してよい。
おいては、従来のように扉板の開放中であっても打球が
権利発生入賞装置に入賞して権利発生遊技状態を消滅さ
せるものに比較して、少なくとも扉板の開放期間中に権
利発生入賞装置に打球を入賞させ難いので、権利発生遊
技状態を消滅させる可能性が低くなり、その分、扉板の
開放回数を規定数に近づけることが可能となる。
は、変動入賞装置の斜視図、第3図は、変動入賞装置の
正面図、第4図は、一部断面にして示す変動入賞装置の
要部の拡大正面図、第5図は、第5図のX−X線断面
図、第6図は、第4図のY−Y線断面図である。 1……パチンコ機、12……権利発生入賞装置 13……電動役物、16……検出スイッチ 20……変動入賞装置、23……扉板 31a,31b……始動入賞口 44……作動口
Claims (1)
- 【請求項1】権利発生入賞装置への打球の入賞に基づい
て権利発生遊技状態とし、その権利発生遊技状態中に打
球が始動入賞口へ入賞する毎に変動入賞装置の扉板を所
定期間開放駆動し、前記権利発生遊技状態中に、前記始
動入賞口へ規定数の打球が入賞したこと又は前記権利発
生入賞装置へ再度打球が入賞したことに基づいて前記権
利発生遊技状態が消滅するように構成されたパチンコ機
において、 前記権利発生入賞装置を、作動口への打球の入賞により
打球が入賞し難い状態と打球が入賞し易い状態とに変化
可能な電動役物として構成すると共に、前記扉板を有す
る変動入賞装置と遊技盤上で分離して配置し、 前記作動口及び始動入賞口は、前記扉板が閉じた状態で
打球の入賞を容易とし、前記扉板が開放した状態で打球
の入賞を困難としたことを特徴とするパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245892A JP3001241B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245892A JP3001241B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | パチンコ機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11035137A Division JP2991206B2 (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | パチンコ機 |
JP21853799A Division JP3541738B2 (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126175A JPH04126175A (ja) | 1992-04-27 |
JP3001241B2 true JP3001241B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=17140369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2245892A Expired - Lifetime JP3001241B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001241B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245892A patent/JP3001241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126175A (ja) | 1992-04-27 |
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