JP3000784U - 物干し竿の支持装置 - Google Patents

物干し竿の支持装置

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Publication number
JP3000784U
JP3000784U JP1994002157U JP215794U JP3000784U JP 3000784 U JP3000784 U JP 3000784U JP 1994002157 U JP1994002157 U JP 1994002157U JP 215794 U JP215794 U JP 215794U JP 3000784 U JP3000784 U JP 3000784U
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JP
Japan
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groove
support arm
support
supporting
arm
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994002157U
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English (en)
Inventor
誠二郎 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Co Ltd
Original Assignee
Daiken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持腕の張り出しが水平方向に限らず、傾斜
状に張り出し可能な製品を得ようとするのである。 【構成】 壁面などに固定される基板1の表面中央部に
係合突起2を下向きに突設し、係合突起2の両側部に、
係合突起2を挟み込む間隔3をおいて設けた支持片4の
内側面の前方上方から中央部にかけて溝5を相対して形
成し、後方両側に突設した軸7を溝5に摺動可能に嵌合
した支持腕6を支持片4の間隔3に移動自在に挿入し、
支持腕6の後端半周縁に形成した複数個の歯車状の係止
爪8のうちの適宜係止爪8を前記係合突起2に下方から
係止するのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば壁面やベランダの手摺りなどに取り付けられ、洗濯物の乾燥 に用いられる物干し竿の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の物干し竿の支持装置は、壁面ないしは手摺りなどの垂直部に 取り付けて使用するのが通常であり、壁面などの垂直部の前部には物干し竿を支 持する支持腕が水平方向に張り出されるためのかなりのスペースを要し、また、 不使用時には支持腕が壁面などの垂直部に沿って収納されることが好ましいもの であった。
【0003】 しかしながら、従来では水平方向に張り出された支持腕が、軸によって水平方 向に回転して壁面などの垂直部に沿う方式を採用していたため、部品の数が多く なり、組み立て工程が複雑となるばかりでなく、支持腕の張り出しが水平方向に 限られていることから、洗濯物への日当たりや設置場所の状況に応じて適宜支持 腕の角度が変更できる支持装置が望まれていたのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の支持装置が支持腕の張り出しが水平方向に 限られていたことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、壁面などの垂直部に固定される基板1と、基板1の表面中央部に下 向きに突設した係合突起2と、係合突起2の両側部に、係合突起2を挟み込む間 隔3をおいて基板1に設けられた支持片4と、支持片4の内側面の前方上方から 中央部にかけて相対して形成した溝5と、溝5に摺動可能に嵌合される軸7を後 方両側に突設し、支持片4の間隔3に移動自在に挿入される支持腕6と、支持腕 6の後端半周縁に形成され、前記係合突起2に下方から係止される複数個の歯車 状の係止爪8とからなるのである。
【0006】 また、溝の上方部に、溝に嵌合された軸の抜け止め用のストッパーを設けるこ とが好ましい。
【0007】 更に、複数個のうちの1個の係止爪が、支持腕を水平状態に維持する位置に形 成されているのがよい。
【0008】 そして、支持腕を若干下向き状態に維持する係止爪が、折り取り可能な補助爪 を延長形成しているのが望ましい。
【0009】
【作用】
而して、軸が支持片中央部の溝の下端部に位置した際に、何れかの係止爪が係 合突起に下方から係止されるように夫々を設定配置するもので、軸の抜け止め用 のストッパーは、溝に沿って斜め上方に移動させた軸を中心として支持腕を回転 させるに当って係止爪が係合突起から離脱可能な位置に設けられる。
【0010】 そして、支持腕は水平方向に張り出されて使用されるのが通常であり、使用状 態における支持腕は、軸が溝の下端部に支持され、係止爪が係合突起の下方係止 されることにより基板に支持される。
【0011】 水平方向に支持された支持腕の角度を変更するに当っては、支持腕をもって軸 を移動させ、係止爪を係合突起から離脱させた後、支持腕を適当な角度に調整し 、その支持腕の角度に相当する係止爪を係合突起に係止して軸を溝の下端部に位 置させるのであり、支持腕を上方に垂直状に配し、この状態で係止爪を係合突起 に係止した際には支持腕を安全な状態に収納できるのである。
【0012】 この際、複数個の係止爪のうち、支持腕を水平状態に維持する係止爪の下方に 位置する係止爪には、補助爪を延長形成していることから支持腕の下方への角度 変更に当っては補助爪が係合突起に衝突して障害となるが、必要に応じて補助爪 を折り取れば支持腕の下方への角度変更は可能となり、下方への垂直状の収納も できることとなる。
【0013】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明すると、1は壁面などの垂直部に 固定される基板で、基板1の表面中央部には係合突起2が下向きに突設されてお り、この係合突起2の両側部には、係合突起2を挟み込む間隔3をおいて支持片 4が基板1に設けられており、支持片4の内側面の前方上方から中央部にかけて 溝5を相対して形成している。
【0014】 6は支持片4の間隔3に移動自在に挿入される支持腕で、後方両側に相対する 溝5に摺動可能に嵌合される軸7を突設しており、支持腕6の後端半周縁には前 記係合突起2に下方から係止される複数個の係止爪8を歯車状に形成しているの であって、複数個の係止爪8のうちの1個の係止爪8が、支持腕6を水平状態に 維持する位置に形成されている。
【0015】 9は溝5の上方部に設けられたストッパーで、溝5に摺動可能に嵌合された軸 7の抜け止め用であって、支持片4の外側から挿通したピン状のものを図示して いる。 10は折り取り可能な補助爪で、支持腕6を水平状態に維持する係止爪8の下 方に位置する係止爪8に延長形成されている。11は支持腕6に形成された竿受 け部である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記のように、壁面などの垂直部に取り付けられる基板に対して、支 持腕を適当な角度をもって設定することができる構成としたため、洗濯物への日 当たりや設置場所の状況に応じて適宜支持腕の角度が変更でき、洗濯物の乾燥を 最適な状態で行うことができる。
【0017】 また、不使用時においては支持腕を上方に垂直状に配し、この状態で係止爪を 係合突起に係止することにより、支持腕は安全な状態に収納できるのであって、 ベランダなどのスペースを有意義に活用できるのである。
【0018】 そして、溝には軸の抜け止め用のストッパーが設けられていることから、溝に 沿って斜め上方に移動可能な軸はストッパーによって移動が制限され、支持腕の 角度変更も安全に、且つ、確実に行えるのである。
【0019】 更に、係合突起に係止される係止爪のうちの1個の係止爪が、支持腕を水平状 態に維持する位置に形成されていることにより、支持腕は通常の使用状態である 水平方向への張り出しが確実に行えるのである。
【0020】 更に、支持腕を水平状態に維持する係止爪の下方に位置する係止爪に、補助爪 を延長形成したことによって幼児の鉄棒遊びなどによる支持腕の意図しない下方 への回転の危険性を完全に防止し、安全性の高い製品の提供ができるのである。
【0021】 また、補助爪は折り取り可能であることから、折り取ることにより支持腕を下 方に回転させることが可能となり、支持腕を垂れ下がった状態に収納することが できるのであって、収納状態における安全性はより一層完全なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態における側面図である。
【図2】使用状態における平面図である。
【図3】一部断面とした分解状態における要部の拡大し
た側面図である。
【図4】支持腕の回転状態の拡大した説明図である。
【図5】支持腕の回転規制状態の拡大した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2
係合突起 3 間隔 4
支持片 5 溝 6
支持腕 7 軸 8
係止爪 9 ストッパー 10
補助爪

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面などの垂直部に固定される基板
    (1)と、基板(1)の表面中央部に下向きに突設した
    係合突起(2)と、係合突起(2)の両側部に、係合突
    起(2)を挟み込む間隔(3)をおいて基板(1)に設
    けられた支持片(4)と、支持片(4)の内側面の前方
    上方から中央部にかけて相対して形成した溝(5)と、
    溝(5)に摺動可能に嵌合される軸(7)を後方両側に
    突設し、支持片(4)の間隔(3)に移動自在に挿入さ
    れる支持腕(6)と、支持腕(6)の後端半周縁に形成
    され、前記係合突起(2)に下方から係止される複数個
    の歯車状の係止爪(8)とからなる物干し竿の支持装
    置。
  2. 【請求項2】 溝(5)の上方部に、溝(5)に嵌合さ
    れた軸(7)の抜け止め用のストッパー(9)を設けた
    請求項1記載の物干し竿の支持装置。
  3. 【請求項3】 複数個のうちの1個の係止爪(8)が、
    支持腕(6)を水平状態に維持する位置に形成されてい
    る請求項1または2記載の物干し竿の支持装置。
  4. 【請求項4】 支持腕(6)を若干下向き状態に維持す
    る係止爪(8)が、折り取り可能な補助爪(10)を延
    長形成している物干し竿の支持装置。
JP1994002157U 1994-02-04 1994-02-04 物干し竿の支持装置 Expired - Lifetime JP3000784U (ja)

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Publication Number Publication Date
JP3000784U true JP3000784U (ja) 1994-08-16

Family

ID=43136787

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JP1994002157U Expired - Lifetime JP3000784U (ja) 1994-02-04 1994-02-04 物干し竿の支持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3163631U (ja) * 2010-08-12 2010-10-21 タカラ産業株式会社 物干し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3163631U (ja) * 2010-08-12 2010-10-21 タカラ産業株式会社 物干し装置

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