JPH11164994A - ベランダハンガー - Google Patents

ベランダハンガー

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JPH11164994A
JPH11164994A JP35411197A JP35411197A JPH11164994A JP H11164994 A JPH11164994 A JP H11164994A JP 35411197 A JP35411197 A JP 35411197A JP 35411197 A JP35411197 A JP 35411197A JP H11164994 A JPH11164994 A JP H11164994A
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JP
Japan
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veranda
support
frame
handrail
hanger
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Application number
JP35411197A
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English (en)
Inventor
Manabu Toyosawa
学 豊沢
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Dia Corp Ltd
Original Assignee
Dia Corp Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に長めの洗濯物等も干すことができ、第
2にベランダ内におけるスペースを小さくし、第3に手
すりに障害物等があっても、フレームを所望の位置に配
置することができ、第4に不使用時に邪魔にならないよ
うにする。 【解決手段】 ベランダの手すりに掛けられる支持体1
0の上部に回動可能に支持され、支持体10からベラン
ダ内に略水平に配置される第1の位置と、支持体10か
らベランダ内へ向けて上り傾斜状に配置される第2の位
置とを取り得る、位置調節可能なフレーム20を設け
る。支持体10はフレーム20に対して左右方向に移動
可能に設けられているとともに、フレーム20は支持体
10に折り畳み可能に設けられている。支持体10の下
部には、手すりの支柱に対してベランダ側から当接し、
支持体10が手すりの軸線回りに回動するのを規制する
当接部11a4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベランダハンガーに
関する。より詳しくは、マンション等のベランダの手す
りに引っ掛けて使用し、手すりの内側に洗濯物を掛けて
干すことのできるベランダハンガーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のベランダハンガーとしては、例え
ば、図10に示すようなものが知られている。
【0003】図10に示すものは、針金等の線材により
形成されたものであり、ベランダBの手すりB1に掛け
るためのフック1が設けられた一対の支持体2,2と、
これら一対の支持体2,2間に支持された物干し用のフ
レーム3とを有している。
【0004】このようなベランダハンガーによれば、そ
のフック1,1をベランダBの手すりB1にそれぞれ引
っ掛けて使用し、ベランダB内へ向けて支持されたフレ
ーム3に、タオルTなどの洗濯物を掛けて干すことがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】課題1 上述した従来のベランダハンガーは、フレーム3が、図
10,図11に示すように、支持体2,2の下部2a,
2aよりベランダB内に略水平に配置されるように支持
されていたので、ベランダBの床B2からフレーム3ま
での高さH1が、低いものとなっていた。
【0006】このため、フレーム3に掛けることのでき
る洗濯物等は、丈の短いもの等に限られてしまうという
問題があった。
【0007】課題2 従来のベランダハンガーは、フレーム3が、支持体2,
2に対して固定されており、常に、ベランダB内に略水
平に配置される構成であるので、ベランダ内おいて常に
大きなスペースを必要とするという問題があった。
【0008】課題3 従来のベランダハンガーは、フレーム3が支持体2,2
に対して固定されていたので、例えば、支持体2,2を
掛ける部分の手すりB1に、障害物等がある場合に、こ
れを避けるべく支持体2,2の掛ける位置をずらすと、
これに伴ってフレーム3の位置もずれてしまい、フレー
ム3を所望の位置に配置することができなくなるという
問題があった。
【0009】課題4 従来のベランダハンガーは、フレーム3が支持体2,2
に対して固定された構成となっていたため、不使用時に
ベランダハンガーを手すりに掛けたままにしておくと、
フレーム3が邪魔になる。したがって、不使用時にはベ
ランダハンガーをいちいち取り外す必要があった。
【0010】本発明の第1の目的は、上述した課題1を
解決し、ベランダの床面からフレームまでの高さを従来
のものよりも高くすることができ、長めの洗濯物等も干
すことができるベランダハンガーを提供することにあ
る。
【0011】第2の目的は、上述した課題2を解決し、
ベランダ内におけるベランダハンガーのスペースを小さ
くすることもできるベランダハンガーを提供することに
ある。
【0012】第3の目的は、上述した課題3を解決し、
手すりに障害物等がある場合でも、フレームを所望の位
置に配置することができるベランダハンガーを提供する
ことにある。
【0013】第4の目的は、上述した課題4を解決し、
不使用時にベランダハンガーを手すりに掛けたままにし
ておいてもフレームが邪魔にならないようにすることが
できるベランダハンガーを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のベランダハンガーは、ベランダ
の手すりに掛けられる支持体と、この支持体の上部から
ベランダ内に略水平に配置される物干し用のフレームと
を具備したことを特徴とする。
【0015】上記第2の目的を達成するために請求項2
記載のベランダハンガーは、ベランダの手すりに掛けら
れる支持体と、支持体に対して上下方向に回動可能に支
持された物干し用のフレームであって、支持体からベラ
ンダ内に略水平に配置される第1の位置と、支持体から
ベランダ内へ向けて上り傾斜状に配置される第2の位置
とを取り得る、位置調節可能なフレームとを具備したこ
とを特徴とする。
【0016】上記第3の目的を達成するために請求項3
記載のベランダハンガーは、ベランダの手すりに掛けら
れる支持体と、この支持体に支持され、ベランダ内に配
置される物干し用のフレームとを備え、前記支持体は前
記フレームに対して左右方向に移動可能に設けられてい
ることを特徴とする。
【0017】上記第4の目的を達成するために請求項4
記載のベランダハンガーは、ベランダの手すりに掛けら
れる支持体と、この支持体に支持され、ベランダ内に配
置される物干し用のフレームとを備え、このフレーム
は、手すりに掛けられた支持体に向けて折り畳み可能に
設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項5記載のベランダハンガーは、請求
項1から4のうちいずれか1項に記載のベランダハンガ
ーにおいて、前記支持体の下部には、手すりの支柱に対
してベランダ側から当接し、支持体が手すりの軸線回り
に回動するのを規制する当接部が設けられていることを
特徴とする。
【0019】
【作用効果】請求項1記載のベランダハンガーによれ
ば、物干し用のフレームが、ベランダの手すりに掛けら
れる支持体の上部からベランダ内に略水平に配置される
構成であるので、このフレームは、図10,図11に示
した従来のものに比べて高い位置に配置されることとな
る。
【0020】したがって、従来に比べて長めの洗濯物も
干すことができるようになる。
【0021】請求項2記載のベランダハンガーによれ
ば、物干し用のフレームが、支持体に対して上下方向に
回動可能に支持されており、支持体からベランダ内に略
水平に配置される第1の位置と、支持体からベランダ内
へ向けて上り傾斜状に配置される第2の位置とを取り得
る、位置調整可能な構成となっているから、次のような
作用効果が得られる。
【0022】すなわち、手すりに対して支持体を掛け
て、フレームを第1の位置にセットすると、フレーム
は、支持体からベランダ内に略水平に配置されることと
なる。
【0023】したがって、洗濯物をベランダの手すりか
らより離した状態で干すことができ、これにより、手す
りの支柱等に洗濯物を接触し難くし、汚れ難くすること
ができる。
【0024】一方、支持体に対してフレームを回動させ
て第2の位置にセットすると、フレームは、支持体から
ベランダ内に向けて上り傾斜状に配置されることとな
り、第1の位置にセットした場合に比べてその傾斜した
分高い位置に配置されることとなる。
【0025】したがって、長めの洗濯物等も干すことが
できるようになる。また、第1の位置にセットした場合
に比べてフレームが傾斜した分、フレームをベランダの
手すりに近づけることができ、これにより、ベランダ内
におけるベランダハンガーのスペースを小さくすること
ができる。
【0026】請求項3記載のベランダハンガーによれ
ば、ベランダの手すりに掛けられる支持体と、この支持
体に支持され、ベランダ内に配置される物干し用のフレ
ームとを備え、支持体はフレームに対して左右方向に移
動可能に設けられているので、例えば、ベランダハンガ
ーを掛ける部分の手すりに、障害物等がある場合には、
フレームの位置をずらすことなく、支持体をずらして障
害物等のない位置に掛けることが可能となる。
【0027】したがって、例えば、手すりに障害物等が
ある場合でも、フレームを所望の位置に配置することが
可能となる。
【0028】請求項4記載のベランダハンガーは、ベラ
ンダの手すりに掛けられる支持体と、この支持体に支持
され、ベランダ内に配置される物干し用のフレームとを
備え、このフレームは、支持体に向けて折り畳み可能に
設けられているので、不使用時には、支持体を手すりに
掛けたままの状態で、フレームを支持体に向けて折り畳
んでおくことができ、これにより、ベランダ内でフレー
ムが邪魔にならないようにすることができる。
【0029】したがって、不使用時にベランダハンガー
を手すりからいちいち取り外す必要がなくなる。
【0030】請求項5記載のベランダハンガーによれ
ば、請求項1から4のうちいずれか1項に記載のベラン
ダハンガーにおいて、支持体の下部には、手すりの支柱
に対してベランダ側から当接し、支持体が手すりの軸線
回りに回動するのを規制する当接部が設けられているの
で、支持体を手すりに掛けると、これが支柱に対してベ
ランダ側から当接し、その結果、支持体が手すりの軸線
回りに回動するということがなくなる。
【0031】したがって、例えば、断面丸形等の手すり
や、滑りやすい材質よりなる手すり等に対しても支持体
を確実に掛けることができるようになる。
【0032】特に、請求項3記載の構成と組み合わせた
場合には、次のような作用効果が得られる。
【0033】フレームを所望の位置にして支持体を手す
りに掛けようとしたとき、支持体が手すりに対して左右
動不能であると、手すりの支柱の間隔等によっては、支
持体の当接部が、支柱に当接しないこともあるが、この
ような場合には、フレームの位置をずらすことなく、支
持体をフレームに対して移動させて、その当接部を支柱
に当接させることができる。
【0034】したがって、フレームを所望の位置に配置
することができるとともに、支持体を手すりに確実に掛
けることができるようになる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0036】図1は本発明に係るベランダハンガーの一
実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は左側面図、(d)はフックの幅を狭めた状
態の部分左側面図である。図2は同じく斜視図である。
【0037】図1,図2に示すように、このベランダハ
ンガーは、ベランダの手すりに掛けることが可能な左右
一対の支持体10,10と、これら支持体10,10に
支持された物干し用のフレーム20とを備えている。支
持体10,10およびフレーム20は、腐食しにくい素
材、例えば、ステンレス等の線材あるいは板材で構成さ
れている。
【0038】支持体10は、図1(c)に示すように、
基部11と、この基部11に同図中矢印A1,A2方向
にスライド可能に取り付けられたフック12とを有して
いる。
【0039】基部11は、図3(b)に示すように、垂
直部11aと水平部11bとからなる側面視L字形に形
成されており、その横断面は同図(d)に示すように、
コ字形に形成されている。
【0040】基部11の垂直部11aの上部11aaに
は、同図(a)(b)に示すように、フレーム20を支
持するための支持部11a1が設けられている。この支
持部11a1は、その下部が丸く形成されており、この
部分に、点線で示すように、フレーム20の後部フレー
ム20aが嵌まり込むようになっている。これにより、
フレーム20は支持体10に対して回動可能に支持され
る。
【0041】垂直部11aには、支持部11a1の下方
に、フレーム20のステー23を掛けるための上下2つ
の略L字形の掛部11a2,11a3が設けられてい
る。
【0042】垂直部11aの下部11a4は、図8,図
9(b)に示すように、ベランダB側から支柱Sに対し
て当接可能となっており、支持体10が手すりB3の軸
線BO回りに回動するのを規制するための当接部を構成
している。
【0043】図3(b)(c)に示すように、基部11
の水平部11bには、その長手方向に長孔11b1が設
けられている。
【0044】フック12は、図4(b)に示すように、
垂直片12aと水平片12bとからなる側面視L字形に
形成されており、その水平片12bが図1(c)に示す
ように、基部11の水平部11bにスライド可能に係合
するようになっている。
【0045】図4(d)に示すように、水平片12bの
先端部12bbには、ねじ孔12b1が形成されてい
る。また、水平片12bの上面には、基部11に対する
滑り止め12b2が設けられている。
【0046】このような基部11とフック12との固定
は、図1、図2に示すように、固定ねじ13によって行
なわれる。図5に示すように、固定ねじ13は、基部1
1の長孔11b1に挿通可能で、図4(d)に示したフ
ック12のねじ孔12b1に螺合可能な、ねじ部13a
ローレット付きの摘み13bとを有している。なお、ね
じ部13aの長さは基部11の水平部11bの厚さより
も小さい。
【0047】フレーム20は、図1(a)に示すよう
に、平面視四角形に形成されており、その内側には3本
の横棒21a〜21cが設けられている。フレーム20
は、その後部フレーム20aが前述した支持体10の基
部11の支持部11a1に嵌め込まれて、図1(c)中
矢印X1,X2方向に回動可能に支持されている。ま
た、基部11の支持部11a1は、支持部10に対する
後部フレーム20aの左右方向の移動を規制するように
はなっておらず、これにより、支持体10とフレーム2
0とは、相互に左右方向(図1(a)中矢印Y1,Y2
方向)に移動可能となっている。
【0048】なお、本実施の形態では、支持体10,1
0の両方をフレーム20に対して左右方向に移動可能に
設けたが、どちらか一方のみをフレーム20に対して左
右方向に移動可能に設けても良い。
【0049】フレーム20には、上述した支持体10の
基部11の掛部11a2,11a3に掛けてフレーム2
0を保持する正面視U字形(図1(b)参照)のステー
23が設けられている。ステー23は、その両端部23
aがフレーム20の中央の横棒21bを巻き込むループ
状に形成されており、これによって横棒21bに対し、
図1(c)中矢印X11,X22方向に回動可能に連結
されている。
【0050】本実施の形態では、図7(a)に実線で示
すように、ステー23を基部11の下側の掛部11a3
に掛けたときに、フレーム20がベランダB内に略水平
に配置される第1の位置(1)をとり、二点鎖線で示す
ように、ステー23を基部11の上側の掛部11a2に
掛けたときに、フレーム20がベランダB内に向けて上
り傾斜状に配置される第2の位置(2)をとるようにな
っている。
【0051】すなわち、本実施の形態のベランダハンガ
ーは、フレーム20の高さをを第1,第2の位置(1)
(2)に2段階に調節することができるようになってい
る。
【0052】また、図7(b)に示すように、ステー2
3をいずれの掛部11a2,11a3にも掛けないよう
にすれば、フレーム20を支持体10に向けて折り畳ん
だ状態とすることができる。
【0053】このようなベランダハンガーは、図7
(a)に示すように、手すりB1の幅にフック12を合
わせ、基部11とフック12とで手すりB1を両側から
挟み込むようにして固定ねじ13を締め付けることによ
り、手すりB1に固定される。
【0054】上述した実施の形態のベランダハンガーに
よれば、次のような作用効果が得られる。
【0055】(i)フレーム20は、図6に示すよう
に、支持体10の基部11の上部11aaに支持され、
上部11aaからベランダB内に略水平に配置される構
成となっているので、このフレーム20は、図10,図
11に示した従来のものに比べて高い位置に配置される
こととなる。
【0056】したがって、従来に比べてバスタオルT等
の長めの洗濯物も干すことができるようになる。
【0057】(ii)フレーム20は、図7(a)に示す
ように、支持体10に対して上下方向に回動可能に支持
されており、支持体10からベランダB内に略水平に配
置される第1の位置(1)と、支持体10の上部からベ
ランダB内へ向けて上り傾斜状に配置される第2の位置
(2)とを取り得る、位置調整可能な構成となっている
から、次のような作用効果が得られる。
【0058】すなわち、手すりB1に対して支持体10
を掛けて、フレーム20を第1の位置(1)にセットす
ると、フレーム20は、支持体10からベランダB内に
略水平に配置されることとなる。
【0059】したがって、洗濯物をベランダBの手すり
B1から、より離した状態で干すことができ、これによ
り、手すりB1の支柱B1a等に洗濯物を接触し難く
し、汚れ難くすることができる。
【0060】一方、支持体10に対してフレーム20を
回動させて第2の位置(2)にセットすると、フレーム
20は、支持体10からベランダB内に向けて上り傾斜
状に配置されることとなり、第1の位置(1)にセット
した場合に比べてその傾斜した分高い位置に配置される
こととなる。
【0061】したがって、より長めの洗濯物等も干すこ
とができるようになる。また、第1の位置(1)にセッ
トした場合に比べてフレーム20が傾斜した分、フレー
ム20を手すりB1に近づけることができ、これによ
り、ベランダB内におけるベランダハンガーのスペース
を小さくすることができる。
【0062】(iii)支持体10,10はフレーム20
に対して左右方向に移動可能に設けられているので、例
えば、支持体10,10を掛ける部分の手すりB1に、
障害物等がある場合には、これを避けるために支持体1
0,10の一方あるいは両方をフレーム20に対してず
らすことができる。
【0063】したがって、手すりB1に障害物等がある
場合でも、フレーム20をずらすことなく、障害物を避
けて支持体10,10を手すりB1に掛けることがで
き、フレーム20を所望の位置に配置することができ
る。
【0064】(iv)フレーム20は、支持体10に向け
て折り畳み可能に設けられているので、不使用時には、
図7(b)に示すように、支持体10を手すりB1に掛
けたままの状態で、フレーム20を支持体10に向けて
折り畳んでおくことができ、これにより、ベランダB内
でフレーム20が邪魔にならないようにすることができ
る。
【0065】したがって、不使用時にベランダハンガー
を手すりB1からいちいち取り外す必要もなくなる。ま
た、緊急避難時の妨げになるということもなくなる。
【0066】なお、手すりB1から外した場合には、フ
レーム20を支持体10に向けて折り畳むことにより、
収納しやすいコンパクトな形状にすることもできる。
【0067】(v)図8,図9に示すように、支持体1
0の基部11の下部には、手すりB3の支柱Sに対して
ベランダB側から当接し、支持体10が手すりB3の軸
線BO回りに回動するのを規制する当接部11a4が設
けられているので、支持体10が手すりB3の軸線BO
回りに回動するということがなくなり、手すりB3に対
してベランダハンガーを確実に取り付けることができ
る。
【0068】したがって、同図に示した断面丸形等の手
すりB3や滑りやすい材質よりなる手すり等に対しても
確実に取り付けることができる。
【0069】しかも、支持体10はフレーム20に対し
て左右方向に移動可能に設けられているので、さらに次
のような作用効果が得られる。
【0070】フレーム20を所望の位置にして支持体1
0,10を手すりB3に掛けたとき、手すりB3の支柱
Sの間隔によっては、図8に仮想線で示すように、支持
体10の当接部11a4が支柱Sに対して当接し得ない
状態となることがある。一方の支持体10のみが支柱S
に当接し得ない状態の場合にはベランダハンガーの取付
状態が不安定となり、両方の支持体10,10が支柱S
に当接し得ない場合には、支持体10が手すりB3の軸
線BO回りに回動してしまうので、取付不能となる。
【0071】これに対し、本実施の形態のベランダハン
ガーは、支持体10がフレーム20に対して移動可能に
構成されているので、支持体10同士の間隔を支柱Sの
間隔に合わせて調整し、両支持体10,10が支柱S,
Sに当接するようにすることによって、支柱S同士の間
隔の異なる種々の手すりB3(断面丸形の手すり)に対
して安定した状態で取り付けることができる。
【0072】しかも、左右両方の支持体10がフレーム
20に対してスライド可能であるから、フレーム20を
所望の位置に配置することができる。
【0073】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0074】例えば、上述したベランダハンガーはステ
ンレス等により作成したが、合成樹脂の成形によって作
成することもできる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベランダハンガーの一実施の形態
を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は左側面図、(d)はフックの幅を狭めた状態の部分左
側面図。
【図2】同じく斜視図。
【図3】支持体の基部を拡大して示した図で、(a)は
正面図、(b)は(a)のb−b線断面図、(c)は平
面図を紙面上で左回りに90度回転させた図、(d)は
図(a)のd−d線断面図。
【図4】支持体のフックを拡大して示した図で、(a)
は正面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)
は(b)を正面図とした場合の平面図。
【図5】固定ねじの拡大正面図。
【図6】ベランダハンガーを手すりに掛けた状態の模式
図。
【図7】(a)(b)は作用説明図。
【図8】作用説明図。
【図9】(a)(b)は作用説明図。
【図10】従来例の説明図。
【図11】従来例の説明図。
【符号の説明】
10 支持体 20 フレーム B ベランダ B1 手すり

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベランダの手すりに掛けられる支持体
    と、この支持体の上部からベランダ内に略水平に配置さ
    れる物干し用のフレームとを具備したことを特徴とする
    ベランダハンガー。
  2. 【請求項2】 ベランダの手すりに掛けられる支持体
    と、支持体に対して上下方向に回動可能に支持された物
    干し用のフレームであって、支持体からベランダ内に略
    水平に配置される第1の位置と、支持体からベランダ内
    へ向けて上り傾斜状に配置される第2の位置とを取り得
    る、位置調節可能なフレームとを具備したことを特徴と
    するベランダハンガー。
  3. 【請求項3】 ベランダの手すりに掛けられる支持体
    と、この支持体に支持され、ベランダ内に配置される物
    干し用のフレームとを備え、前記支持体は前記フレーム
    に対して左右方向に移動可能に設けられていることを特
    徴とするベランダハンガー。
  4. 【請求項4】 ベランダの手すりに掛けられる支持体
    と、この支持体に支持され、ベランダ内に配置される物
    干し用のフレームとを備え、このフレームは、手すりに
    掛けられた支持体に向けて折り畳み可能に設けられてい
    ることを特徴とするベランダハンガー。
  5. 【請求項5】 前記支持体の下部には、手すりの支柱に
    対してベランダ側から当接し、支持体が手すりの軸線回
    りに回動するのを規制する当接部が設けられていること
    を特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載
    のベランダハンガー。
JP35411197A 1997-12-08 1997-12-08 ベランダハンガー Pending JPH11164994A (ja)

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JP35411197A JPH11164994A (ja) 1997-12-08 1997-12-08 ベランダハンガー

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JP35411197A Pending JPH11164994A (ja) 1997-12-08 1997-12-08 ベランダハンガー

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ298577B6 (cs) * 2005-10-27 2007-11-14 Bažo@Milan Sklopný sušák
KR100914143B1 (ko) 2009-06-04 2009-08-27 제이엔케이기술단(주) 건축물 베란다 난간구조
JP2011004974A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Kazumasa Yamamoto 吊具
KR200476685Y1 (ko) * 2014-02-13 2015-03-20 (주)프레인글로벌 가습 건조대

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