JP2544775Y2 - 回転ハンガー台 - Google Patents

回転ハンガー台

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JP2544775Y2
JP2544775Y2 JP1992040597U JP4059792U JP2544775Y2 JP 2544775 Y2 JP2544775 Y2 JP 2544775Y2 JP 1992040597 U JP1992040597 U JP 1992040597U JP 4059792 U JP4059792 U JP 4059792U JP 2544775 Y2 JP2544775 Y2 JP 2544775Y2
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JP
Japan
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rotating
substrate
caster
casters
supporting
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JP1992040597U
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JPH0619576U (ja
Inventor
義一 斎藤
Original Assignee
有限会社 斎藤金属産業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンガー掛部が回転す
る回転ハンガー台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ハンガー台は、ハンガー掛部が回転
するようになっており、一般に洋室の押し入れやクロー
ゼット内に収納し、ハンガー掛部を回転して奥方に収納
してある洋服等を手前側に移動して取り出し易いように
してなる。その具体的構造は、例えば実開平4−512
41号公報に示されているように、中央支柱で上下基板
を連結し、基板周囲に矩形枠体を、その中心を上下基板
に枢結して回転自在に設けハンガー掛部とした回転部
と、回転部の回転中心を形成する固定部からなり、固定
部にはブレーキ付きキャスターを設け、回転部には回転
自在とするための脚長のキャスターが設けられ、固定部
を中心に回転部が回転するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記の回転ハ
ンガー台は、回転部がハンガー台を収納しているクロー
ゼットや押し入れ内で、必要とする衣服が収納されてい
る部分を前面の取り出し側に移動させる。このとき回転
部は床面上を走行し、而もこの走行は洋服の取り出し毎
に行われる。従って回転部の回転動作によって前記床面
が傷むという不都合が生ずる。また器具全体の移動設置
の際には、固定部のキャスターのブレーキの解除並びに
固定動作が必要であるが、固定部が回転部より小さいた
め当然固定部のキャスターは内方に位置しており、ブレ
ーキの操作が非常に面倒である。更にハンガー掛け部と
なる矩形枠に多数の衣服を吊り下げると、洋服の荷重は
下方基板に加わるので、下方基板は充分な梁強度を必要
とする構造的問題がある。そこで本考案は、回転部と固
定部による回転付与構造の改善並び基板に多大な強度を
必要としない構造の器具を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る回転ハンガ
ー台は、多角形状の上下回転基板の各上下頂角部分間を
支柱で連結すると共に、支柱間を横杆で互いに連結し、
下方回転基板の底面における各支柱の下方位置に回転用
キャスターを設けた回転部と、下面に移動用キャスター
を付設した前記回転板の外接円より充分大きい円形の支
持基板を備えた支持部とからなり、回転用キャスターが
支持基板上を走行可能に回転部を支持部上に戴置すると
共に、下方回転基板と支持基板の中心を、下方回転基板
から上方に突出させない枢結軸で連結し、且つ前記移動
用キャスターを回転用キャスターの走行線位置に設けて
なることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】衣服等はハンガー掛部に吊り下げて収納される
もので、器具全体の移動並びに所定位置への設置は、支
持部の移動用キャスターによって行い、衣服等の出し入
れのための回転部の回転は、回転用キャスターの支持基
板上の走行で行われる。また衣服の荷重は、支柱から支
柱直下の回転キャスターに加わるので、基板は、単に回
転部の一体化に必要とする強度で良い。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。本考
案に係る回転ハンガー台は回転部1と支持部2と枢結部
3で構成される。回転部1は、上下の各回転基板11,
12と支柱13と回転用キャスター14とからなり、回
転基板11,12は多角形の樹脂製で、平滑な基板面の
各頂角部分に支柱装着部111,121を形成すると共
に、支柱装着部111,121の背面側に回転用キャス
ター14の取付部112,122を形成し、また中央に
枢結用孔部113,123を設けてなる。
【0007】支柱13は前記支柱装着部111,121
と対応するように立設して上下の回転基板11,12を
連結すると共に、掛け杆(横杆)131で互いに連結
し、且つ必要に応じて帽子掛部132、網棚133、移
動用取っ手134等を付設し、一体とした回転部1を形
成する。更に下方回転基板12の回転用キャスター14
の取付部122に回転用キャスター14を装着する。
【0008】支持部2は、支持基板21と、移動用キャ
スター22とからなり、支持基板21は前記の回転基板
11,12の外接円より充分に大きくして上面に前記回
転用キャスター14の回転方向の走行路211を設けた
円形板で、その中央に枢結用孔部212を穿設し、下面
側にブレーキ機能付きの移動用キャスター22を付設し
たもので、移動用キャスター22は後述する回転部1の
回転用キャスター14の走行線となる走行路下方に設け
たものである。
【0009】而して前記の回転部1の回転用キャスター
14が支持部2の走行路211上に位置する様に回転部
1を支持部2上に戴置し、下方回転基板12の枢結用孔
部123と支持基板21の枢結用孔部212に、枢結軸
(枢結部)3を挿着して、枢結軸3が下方回転基板12
の上面に突出しないようにして、回転部1を回転自在に
支持部2に連結してなるものである。
【0010】従って掛け杆131に洋服を掛けたハンガ
ーを吊り下げることで、洋服の収納がなされると共に、
回転部1の回転によって収納洋服の取り出しが容易にな
るもので、特に回転部1の回転は総て支持部1の上面で
行われるため、何らハンガー台を設置した床面上を度々
走行することが無く、単にハンガー台の設置位置の変更
の際に、移動用キャスター22のブレーキを解除し、移
動用取っ手134を使用してのハンガー台の移動のとき
のみ床面走行するものである。
【0011】又前記回転ハンガー台は、特に回転部1に
支持基板2の走行路211上を走行するようにしたこと
によって、床面に比して滑らかな面のキャスター走行と
なり、回転部1の回転動作がよりスムーズに実現される
ものである。而も掛け杆131に洋服等を吊り下げた場
合に荷重は支柱13に加わり、支柱13は回転用キャス
ター14で支持され、更に回転用キャスター14の荷重
は支持基板21で支えてなるものであるから、上下回転
基板11,12は、単に支柱の一体化に必要とする強度
のみで良く、また枢結軸となる枢結部3への荷重が小さ
く、枢結軸構造を簡便にできる利点がある。
【0012】尚本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、回転部1が支持部2の上面を回転走行するもの
であれば、回転基板の多角形状並びに支柱の数も任意で
あり、更にハンガー掛部の具体的構造も任意に定めても
良い。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は、回転ハンガー台
に於いて、ハンガー掛部を備えた回転部と回転部を支持
する支持部からなり、両者を平面中心で枢結すると共
に、回転部の支柱の下端に支持基板の上面を走行する回
転用キャスターを付設したもので、衣服の取り出しの際
の回転部の回転動作がスムーズに出来、而も従来器具の
ような設置個所の床面を傷める不都合が解消され、更に
器具全体の移動を移動用キャスターのブレーキ操作の不
都合さも解消できたものである。また構造的にも衣服の
重量が直接上下回転基板に加わらないようにしているい
るものであるから、その強度を衣服重量を無視して定め
ることができ、更に中央柱体を必要としない ので、回転
部全体を有効に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の各部の分解斜視図である。
【図2】同全体図である。
【図3】同要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 回転部 11 上方回転基板 12 下方回転基板 111,121 支柱装着穴 112,122 回転用キャスター取付部 113,123 枢結用孔部 13 支柱 131 掛け杆(ハンガー掛部) 132 帽子掛部 133 網棚 134 移動用取っ手 14 回転用キャスター 2 支持部 21 支持基板 211 走行路 212 枢結用孔部 22 移動用キャスター 3 枢結軸(枢結部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形状の上下回転基板の各上下頂角部
    分間を支柱で連結すると共に、支柱間を横杆で互いに連
    結し、下方回転基板の底面における各支柱の下方位置に
    回転用キャスターを設けた回転部と、下面に移動用キャ
    スターを付設した前記回転板の外接円より充分大きい円
    形の支持基板を備えた支持部とからなり、回転用キャス
    ターが支持基板上を走行可能に回転部を支持部上に戴置
    すると共に、下方回転基板と支持基板の中心を、下方回
    転基板から上方に突出させない枢結軸で連結し、且つ前
    記移動用キャスターを回転用キャスターの走行線位置に
    設けてなることを特徴とする回転ハンガー台。
JP1992040597U 1992-05-20 1992-05-20 回転ハンガー台 Expired - Lifetime JP2544775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040597U JP2544775Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 回転ハンガー台

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040597U JP2544775Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 回転ハンガー台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619576U JPH0619576U (ja) 1994-03-15
JP2544775Y2 true JP2544775Y2 (ja) 1997-08-20

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ID=12584923

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JP1992040597U Expired - Lifetime JP2544775Y2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 回転ハンガー台

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313899A (en) * 1976-07-24 1978-02-07 Utsuno Seijiyu Rotary display rack
JPH0546675Y2 (ja) * 1990-02-28 1993-12-07

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JPH0619576U (ja) 1994-03-15

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Effective date: 20060118

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20060523

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