JP2500509Y2 - 間仕切りパネルの走行装置 - Google Patents

間仕切りパネルの走行装置

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JP2500509Y2
JP2500509Y2 JP1990017913U JP1791390U JP2500509Y2 JP 2500509 Y2 JP2500509 Y2 JP 2500509Y2 JP 1990017913 U JP1990017913 U JP 1990017913U JP 1791390 U JP1791390 U JP 1791390U JP 2500509 Y2 JP2500509 Y2 JP 2500509Y2
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JP
Japan
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upper rail
lower opening
inclined surface
partition panel
ring
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JP1990017913U
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JPH03108774U (ja
Inventor
茂幸 江口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、間仕切りドアや間仕切り体等の間仕切りパ
ネルを吊り下げて走行させるための間仕切りパネルの走
行装置に関するものである。
[従来の技術] 間仕切りパネルを吊り下げて走行させるための走行装
置は従来第5図に示すようなものであった。すなわち、
下方に開口したコ字状の上レール1の下開口2の両側に
それぞれ下横片3を設け、一方の下横片3に下開口2か
ら離れるに従い高くなる傾斜面4を設け、間仕切りパネ
ル5の上部から上方に突出した吊り棒6の上部に上レー
ル1の下開口2内に位置する回転自在な振れ止め輪7
と、振れ止め輪7の上に位置して傾斜面4に下面が回転
自在に載る吊り輪8とを設けた構成となっており、吊り
輪8を傾斜面4に回転自在に載せることで間仕切りパネ
ル5を吊り下げ、更に、この場合、吊り輪8が傾斜面4
に載ることで振れ止め輪7が下開口2の傾斜面4と反対
側の縁に回転自在に転接するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記した従来例にあっては、振れ止め輪7
が上レール1の下開口2の一方の縁に常に転接した状態
となっており、このため、振れ止め輪7や吊り棒6が上
レール1の下開口2の片側にかたよった状態で見えて外
観が悪いという問題があった。
本考案は上記した従来例の問題点に鑑みて考案したも
のであって、その目的とするところは、間仕切りパネル
を上レールに吊り下げた場合に振れ止め輪を上レールの
下開口の縁に常時転接することなく吊り下げることが可
能となって、振れ止め輪や吊り棒を上レールの下開口の
中央部に位置させて外観を良くすることができる間仕切
りパネルの走行装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の間仕切りパネルの走行装置は、下方に開口し
たコ字状の上レール1の下開口2の両側にそれぞれ下横
片3を設けると共に、一方の下横片3の上面を上レール
1の下開口2から離れるほど高くなる傾斜面4とし、間
仕切りパネル5の上部から上方に突出した吊り棒6の上
部に上レール1の下開口2内に位置する回転自在な振れ
止め輪7と、振れ止め輪7の上に位置して傾斜面4に下
面が回転自在に載る吊り輪8と、吊り輪8の上に位置し
て傾斜面4と反対側の上レール1内側壁に回転自在に転
接するための位置決めガイド輪9とを設け、位置決めガ
イド輪9を吊り輪8よりも大径として、上記内側壁に接
する位置決めガイド輪9と上記傾斜面4に載る吊り輪8
とで上記振れ止め輪7を上レール1の下開口2の幅方向
中央部に位置させて成るものであって、このような構成
を採用することで上記した従来例の問題点を解決して本
考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、間仕切りパネル5は傾斜面4に吊り輪8の
下面が転接し、ガイド輪9が傾斜面4と反対側の上レー
ル1内側壁に回転自在に転接することで、間仕切りパネ
ル5が振れ止めされた状態で吊り下げられることとな
り、この自然な吊り下げ状態では下開口2内に位置する
振れ止め輪7を下開口2の一方の縁に当てる必要がなく
なったものであり、このため、設計段階で振れ止め輪7
及び吊り棒6を上レール1の下開口2の幅方向のほぼ中
央に位置させることができるようになるとともに、位置
決めガイド輪9を吊り輪8よりも大径としているため
に、上レール1側における位置決めガイド輪9の転接部
については、振れ止め輪7を上記位置におくための細工
を必要としなくなったものである。そして、上記の自然
な吊下状態において、間仕切りパネル5をゆするような
外力が加わってた場合には、振れ止め輪7が上レール1
の下開口2の縁に当たって振れ止めがなされることにな
る。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
添付図面には間仕切りパネルを複数枚上レール1に走
行自在に取り付けて部屋の間仕切りをする場合の実施例
が示してある。上レール1は下方が開口したコ字状をし
たものであり、この上レール1の下開口2の両側にはそ
れぞれ下横片3が設けてある。下横片3のうち一方の下
横片3の上面は上レール1の下開口2から離れるほど高
くなる傾斜面4となっている。間仕切りパネル5の両端
部側の上部にはそれぞれ吊り棒6が突出してある。吊り
棒6には振れ止め輪7が回転自在に取り付けてあり、吊
り棒6の振れ止め輪7の上に振れ止め輪7よりも大径の
吊り輪8が回転自在に取り付けてあり、吊り棒6の吊り
輪8の上に吊り輪8よりも大径のガイド輪9が回転自在
に取り付けてある。ここで、振れ止め輪7は上レール1
の下開口2内に位置しており、吊り輪8は上レール1内
に位置していて吊り輪8の下面が傾斜面4に回転自在に
載置してあり、吊り輪8の下面が傾斜面4に回転自在に
載置してあることで、吊り輪8が第1図矢印方向に傾斜
面4に沿って移動しようとし、このため、吊り輪8より
も大径のガイド輪9が傾斜面4と反対側の上レール1内
側壁に回転自在に転接するようになっている。このよう
に、吊り輪8の下面が傾斜面4に載置され、ガイド輪9
が傾斜面4と反対側の上レール1内側壁に回転自在に転
接することで、自然状態で上レール1に吊り下げた状態
で間仕切りパネル5の一次的な振れ止めがなされ、吊り
棒6及び振れ止め輪7が一定位置に位置するようになっ
ている。したがって、上記の自然状態で上レール1に吊
り下げた状態で吊り棒6及び振れ止め輪7が上レール1
の下開口2の略中央部に位置するように予め設定してお
くものである。この時、位置決めガイド輪9を吊り輪8
よりも大径としているために、上レール1における位置
決めガイド輪9が接する部分に凸部を設けたりしなくと
も、振れ止め輪7を上記位置に配置することができるも
のである。
間仕切りパネル5の一端部の下部から下方に落とし棒
11が落下自在に垂下してあって、落とし棒11を床12に設
けた落とし棒受け10にはめ込み自在としてある。そし
て、端部の間仕切りパネル5は吊り棒6部分及び落とし
棒11部分を軸支部分として回動自在な扉となっていて、
この部分を開いて出入りするようにしている。また、各
間仕切りパネル5は落とし棒11を引き上げた状態で上レ
ール1に沿って走行させて上レール1の端部側において
一方の吊り輪8等を上レール1に設けた切り欠き(図示
せず)から外方に飛び出させて間仕切りを解除できるよ
うになっており、間仕切りする場合には上記と逆の順序
で行うものである。
ところで、間仕切りパネル5を自然状態で吊り下げて
いる場合には、間仕切りパネル5は傾斜面4に吊り輪8
の下面が転接し、ガイド輪9が傾斜面4と反対側の上レ
ール1内側壁に回転自在に転接することで、間仕切りパ
ネル5が振れ止めされた状態で吊り下げられるが、この
状態で間仕切りパネル5をゆするような外力が加わる
と、振れ止め輪7が上レール1の下開口2の縁に当たっ
て振れ止めがなされるものである。
なお、間仕切りパネル5としては上記した実施例にの
み限定されるものではなく、上レール1から吊り輪8等
が飛び出さないようなタイプのものであってもよい。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように下方に開口したコ字
状の上レールの下開口の両側にそれぞれ下横片を設ける
と共に、一方の下横片の上面を上レールの下開口から離
れるほど高くなる傾斜面とし、間仕切りパネルの上部か
ら上方に突出した吊り棒の上部に上レールの下開口内に
位置する回転自在な振れ止め輪と、振れ止め輪の上に位
置して傾斜面に下面が回転自在に載る吊り輪と、吊り輪
の上に位置して傾斜面と反対側の上レール内側壁に回転
自在に転接するための位置決めガイド輪を設けているの
で、間仕切りパネルは傾斜面に吊り輪の下面が転接し、
ガイド輪が傾斜面と反対側の上レール内側壁に回転自在
に転接することで、間仕切りパネルが振れ止めされた状
態で吊り下げられることとなり、この自然な吊り下げ状
態では下開口内に位置する振れ止め輪を下開口の一方の
縁に当てる必要がなくなり、この結果、間仕切りパネル
を上レールに吊り下げた場合に振れ止め輪を上レールの
下開口の縁に常時転接することなく吊り下げることが可
能となって、振れ止め輪や吊り棒を上レールの下開口の
中央部に位置させて外観を良くすることができるもので
ある。特に、位置決めガイド輪は吊り輪よりも大径とし
ているために、上レールにおける位置決めガイド輪が転
接する部分に突部を設けたりしなくとも、振れ止め輪を
上レールの下開口の幅方向中央部に位置させることがで
きるものであり、上レールの構造を簡単にすることがで
きるものである。また、間仕切りパネルの自然な吊下状
態において、間仕切りパネルをゆするような外力が加わ
ってた場合には、振れ止め輪が上レールの下開口の縁に
当たって振れ止めが確実に防止されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の拡大断面図、第2図は同上の全体断面
図、第3図は同上の全体正面図、第4図は同上の全体平
面図、第5図は従来例の断面図であって、1は上レー
ル、2は下開口、3は下横片、4は傾斜面、5は間仕切
りパネル、6は吊り棒、7は振れ止め輪、8は吊り輪、
9はガイド輪である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方に開口したコ字状の上レールの下開口
    の両側にそれぞれ下横片を設けると共に、一方の下横片
    の上面を上レールの下開口から離れるほど高くなる傾斜
    面とし、間仕切りパネルの上部から上方に突出した吊り
    棒の上部に上レールの下開口内に位置する回転自在な振
    れ止め輪と、振れ止め輪の上に位置して傾斜面に下面が
    回転自在に載る吊り輪と、吊り輪の上に位置して傾斜面
    と反対側の上レール内側壁に回転自在に転接する位置決
    めガイド輪とを設け、位置決めガイド輪を吊り輪よりも
    大径として、上記内側壁に接する位置決めガイド輪と上
    記傾斜面に載る吊り輪とで上記振れ止め輪を上レールの
    下開口の幅方向中央部に位置させて成る間仕切りパネル
    の走行装置。
JP1990017913U 1990-02-23 1990-02-23 間仕切りパネルの走行装置 Expired - Lifetime JP2500509Y2 (ja)

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