JPH0715460Y2 - 回転収納装置 - Google Patents

回転収納装置

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JPH0715460Y2
JPH0715460Y2 JP1988080041U JP8004188U JPH0715460Y2 JP H0715460 Y2 JPH0715460 Y2 JP H0715460Y2 JP 1988080041 U JP1988080041 U JP 1988080041U JP 8004188 U JP8004188 U JP 8004188U JP H0715460 Y2 JPH0715460 Y2 JP H0715460Y2
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JP
Japan
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frame
upper rail
hanging
clothes
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JP1988080041U
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JPH01180931U (ja
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修 上田
潜三郎 三井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数個の吊り下げ枠を環状に回転するように
設けた回転収納装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から第14図に示すような回転収納装置が知られてい
る。この回転収納装置は、押し入れ等に設置されるもの
であり、環状の上レール1の下方に上レール1に沿って
複数個の吊り下げ枠2を配置すると共に隣り合う吊り下
げ枠2間に連結フレーム3を配置して連結フレーム3の
両端部をそれぞれ隣り合う吊り下げ枠2に回転自在に枢
支し、この吊り下げ枠2と連結フレーム3との枢支部分
を上レール1に走行自在に取り付けたランナーに吊り下
げ、吊り下げ枠2に横方向に掛け渡したハンガーパイプ
に洋服Aを吊り下げるようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記の従来例にあっては、洋服Aが吊り下げ
枠2に対して直交して吊り下げられる状態となるため、
回転収納装置を設置する部分の奥行きが洋服の巾の約2
倍以上(すなわち洋服の巾は通常500mm〜600mm程度であ
るため、1000mm〜1200mm以上)必要であった。ところ
が、一般住宅においては押し入れ等の奥行きは建築のモ
ジュールから考えると900mmであり、上記、1000mm〜120
0mmの奥行きにするには一般住宅ではなななか適応する
ことができなかった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは、回転収納装置を設置す
る場所の奥行きが狭くても洋服を吊り下げて回転させる
ことができる回転収納装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の回転収納装置は、環状の上レール1の下方に上
レール1に沿って複数個の吊り下げ枠2を配置すると共
に隣り合う吊り下げ枠2間に連結フレーム3を配置して
連結フレーム3の両端部をそれぞれ隣り合う吊り下げ枠
2に回転自在に枢支し、この吊り下げ枠2と連結フレー
ム3との枢支部分を上レール1に走行自在に取り付けた
ランナー4に吊り下げ、吊り下げ枠2の横長さを洋服A
の巾よりやや大きくし、この吊り下げ枠2の横方向の中
央部から環状の上レール1に囲まれた部分の下方位置に
向けて直角に突出するハンガーパイプ5bを設けて成るも
のであって、このような構成を採用することで、上記し
た本考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、吊り下げ枠2の横長さを洋服の巾よりやや大
きくし、この吊り下げ枠2の横方向の中央部から環状の
上レール1に囲まれた部分の下方位置に向けて直角に突
出するハンガーパイプ5bを設けることで、洋服Aを吊り
下げ枠2に対して平行に吊り下げることができ、この結
果回転収納装置を設置する部分の奥行きを洋服Aの巾の
2倍以上にしなければならないという制約がなくなった
ものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
上レール1は断面リップ付きコ字状で全体が長円形の環
状に形成されており、上レール1の内周側に配置した上
フレーム6aに取り付けてある。また、下レール7も上レ
ール1と同じ長円形の環状に形成してあり、下レール7
の内周側に配置した下フレーム6bに取り付けてある。そ
して下フレーム6bと上フレーム6aとを支柱8により連結
してある。上レール1の下方位置には上レール1に沿っ
て複数個の吊り下げ枠2が配置されるが、隣り合う吊り
下げ枠2の上部間には連結フレーム3が配置されて連結
フレーム3の上部両端部がそれぞれ隣り合う吊り下げ枠
2の側端部に回転自在に枢支してあり、この吊り下げ枠
2と連結フレーム3とを枢支する軸部9の上部にランナ
ー4が設けてあり、ランナー4が上レール1に走行自在
に取り付けてある。したがって、吊り下げ枠2と連結フ
レーム3との枢支部分が上レール1に走行自在に取り付
けたランナー4に吊り下げられることとなる。また、隣
り合う吊り下げ枠2の下部間にも下の連結フレーム3が
配置され、連結フレーム3の下部両端部がそれぞれ隣り
合う吊り下げ枠2の側端部に回転自在に枢支してあり、
この吊り下げ枠2と連結フレーム3とを枢支する軸部9a
の下部に第3図に示すように回転自在にコ字状体10を取
り付け、このコ字状体10の内面の両側にそれぞれガイド
ころ11を水平回転自在に取り付け、この一対のガイドこ
ろ11間に下レール7を位置させ、下レール7の両側をガ
イドころ11でガイドするようになっている。ここで、隣
り合うランナー4間の間隔は一定にしておく。第1図、
第2図に示す実施例、第4図、第5図に示す実施例では
隣り合うランナー4間の間隔が上レール1の側部の半円
状部分1aの半径をRとした場合、 となっている。吊り下げ枠2の上部または中央部には環
状の上レール1に囲まれた部分の下方位置に環状の枠体
5cが突設してある。そして、この環状の枠体5cの中央部
にハンガーパイプ5bが吊り下げ枠2に対して直角となる
ように架設してある。このため、ハンガーパイプ5bは吊
り下げ枠2の横方向の中央部から環状の上レール1に囲
まれた部分の下方位置に向けて直角に突出するように配
設してある。枠体5cを吊り下げ枠2に取り付けるには、
例えば第6図に示すように環状の吊り下げ枠2内に環状
の枠体5cの前端部をはめ込み、固定金具20を当てて取付
けビス21と袋ナット22とで締結して固定するようになっ
ている。図中23は固定金具20に設けた位置決めピンであ
って、吊り下げ枠2及び枠体5cの孔24に挿入するもので
ある。なお、吊り下げ枠2には必要に応じて収納かごを
5aを取り付けてもよい。この場合、収納かご5aはは環状
の上レール1に囲まれた部分の下方より外側には突出し
ないかもしくは突出するとしてもわずかしか突出しない
ようにしてある。上記枠体5cに取り付けたハンガーパイ
プ5b、収納かご5a等が収納部5となっている。
ところで、隣り合うランナー4間の間隔が とするのが上記収納部5の突出長さを最も長くできて最
も好ましいものである。ここで、収納部5の突出長さを よりも僅かに短く設定しておくと、収納部5が上レール
1の半円状部分1aにおいてちょうど支柱8に接しない最
も長い突出長さにできるが、この場合、第2図(a)の
状態から45°回転して第2図(b)の状態になるにあた
り、隣り合う収納部5同士が当たることなく、回転に支
障がないものである。また第5図(a)の状態から45°
回転して第5図(b)の状態になるにあたり、隣り合う
収納部5同士が当たることなく、回転に支障がないもの
である。
しかして、上記のような構成の回転収納装置は第3図
(b)に示すように、押し入れ12等に設置して押し入れ
12等の前部に設けた開口部13から収納部5内に収納した
収納物の出し入れをするものであり、この際、吊り下げ
枠2を回転して吊り下げ枠2に設けた収納部5を次々と
開口部13の前に位置させるものである。なお、半円状部
1aの半径Rを300mmとした場合には、収納部5が環状を
した上レール1の外方に突出しないかあるいは突出する
としてもわずかしか突出せず、また収納部5を構成する
ハンガーパイプ5bが吊り下げ枠2に対して直角に配置し
てあるので、ハンガーパイプ5bの長さは洋服Aの巾より
も短くてよく、これらの理由により押し入れ12等の奥行
きが900mm以内のもので十分回転収納装置を設置するこ
とができるものである。
第7図には吊り下げ枠2に上下2段にハンガーパイプ5b
を設けた実施例が示してある。
また、第9図にはハンガーパイプ5bを固定パイプ5dと固
定パイプ5dにスライド自在に取り付けた可動パイプ5eと
で構成し、可動パイプ5eに洋服Aを吊り下げるようにな
っており、収納時には可動パイプ5eを押し込み、洋服A
の出し入れをする時には可動パイプ5eを手前に引き出し
て可動パイプ5eから取り外したり、あるいは引っ掛けた
りするものであり、このようにすることで、押し入れ12
等の開口部13からの洋服Aの出し入れが簡単にできるも
のである。
また、第10図には環状の枠体5cの後部に下方に向けて洋
服A振れ止め部材5jを設けた実施例が示してある。この
ようにすることで、洋服Aが第10図(c)矢印のように
振れるのが防止でき、吊り下げ枠2の回転時に洋服Aが
回転して他の洋服Aに当たって回転が停まったりするの
を防止することができる。この場合、吊り下げ枠2にコ
字状の洋服A振れ止め部材5jを突出してもよい。
また、第11図には枠体5cの側下部に小物入れ用の引き出
し5fを引き出し自在に設けた実施例が示してある。この
実施例の場合、枠体5cの側下部に引き出し5fを設けるこ
とで、ハンガーパイプ5bに洋服Aを吊り下げた際に洋服
Aの肩部の上方のデッドスペースを有効利用することが
できるものである。
更に、第12図には枠体5cまたは吊り下げ枠2の側部に鏡
5gを回動自在に枢支したものが示してある。
更にまた、第13図には枠体5cの側部にネクタイハンガー
材5hを設けた実施例が示してある。この場合第13図
(c)に示すように枠体5cの側部に上方開口の小物入れ
部5iを設け、この小物入れ部5iの下部ネクタイハンガー
材5hを設けてたものであってもよい。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように吊り下げ枠の横長さを
洋服の巾よりやや大きくし、この吊り下げ枠の横方向の
中央部から環状の上レールに囲まれた部分の下方位置に
向けて直角に突出するハンガーパイプを設けてあるの
で、環状の上レールに囲こまれた部分の下方の空間を有
効利用して洋服を吊り下げることができ、この部分がデ
ッドスペースとならないようにできるものであり、しか
も洋服はハンガーパイプに洋服を吊り下げ枠に対して平
行に吊り下げることができ、この結果従来のように回転
収納装置を設置する場所の奥行きが洋服の巾の2倍以上
必要であるという制約がなく、設置場所の奥行きを一般
家庭の押し入れの奥行きと同じ900mm以下にすることが
可能となるものであり、また、吊り下げ枠の横方向の中
央部から環状の上レールに囲まれた部分の下方位置に向
けて直角に突出するハンガーパイプを設けたので、押入
れなどに収納する場合のように前後方向の長さに制約が
あっても、できるだけ上レールの半円状部分の半径を大
きく取ることができ、この結果、上レールを走行するラ
ンナー間の距離を長くでき、横長さが洋服の巾よりやや
大きくなった吊り下げ枠を横方向の両端部付近でランナ
ーで吊り下げることができて、洋服を吊り下げて支持す
る吊り下げ枠を安定して吊り下げ走行させることができ
るものである。また、上レールの半円状部分の半径を大
きく取ることができるので、上レールの押入れ等の収納
箇所の奥行きを充分に使用して上レールを配設すること
ができて安定するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本考案の一実施例の平面
図、正面図及び側面図、第2図(a)(b)はそれぞれ
収納部の半円状部分における回転を説明するための説明
図、第3図(a)(b)は本考案の断面図及び設置状態
の水平断面図、第4図(a)(b)(c)は本考案の他
の実施例の平面図、正面図及び側面図、第5図(a)
(b)はそれぞれ収納部の半円状部分における回転を説
明するための説明図、第6図は本考案のハンガーパイプ
の取り付け状態の一例の斜視図、第7図は同上の洋服を
吊り下げている状態の斜視図、第8図は他の実施例の斜
視図、第9図(a)(b)は同上の更に他の実施例の斜
視図及びハンガー部分の斜視図、第10図(a)(b)
(c)は同上の更に他の実施例の斜視図、平面図及び洋
服振れ止め部材を設けない場合に洋服が回転する状態を
説明する説明図、第11図(a)(b)は同上の更に他の
実施例の斜視図及び正面図、第12図(a)(b)は同上
の他の実施例の斜視図及び側面図、第13図(a)(b)
(c)は同上の更に他の実施例の斜視図、平面図及び更
に他例の斜視図、第14図は従来例の斜視図であって、1
は上レール、2は吊り下げ枠、3は連結フレーム、4は
ランナー、5bはハンガーパイプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の上レールの下方に上レールに沿って
    複数個の吊り下げ枠を配置すると共に隣り合う吊り下げ
    枠間に連結フレームを配置して連結フレームの両端部を
    それぞれ隣り合う吊り下げ枠に回転自在に枢支し、この
    吊り下げ枠と連結フレームとの枢支部分を上レールに走
    行自在に取り付けたランナーに吊り下げ、吊り下げ枠の
    横長さを洋服の巾よりやや大きくし、この吊り下げ枠の
    横方向の中央部から環状の上レールに囲まれた部分の下
    方位置に向けて直角に突出するハンガーパイプを設けて
    成る回転収納装置。
JP1988080041U 1988-06-15 1988-06-15 回転収納装置 Expired - Lifetime JPH0715460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988080041U JPH0715460Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 回転収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988080041U JPH0715460Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 回転収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180931U JPH01180931U (ja) 1989-12-27
JPH0715460Y2 true JPH0715460Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31304888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988080041U Expired - Lifetime JPH0715460Y2 (ja) 1988-06-15 1988-06-15 回転収納装置

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JP (1) JPH0715460Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62266007A (ja) * 1986-05-14 1987-11-18 松下電工株式会社 回転収納装置

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Publication number Publication date
JPH01180931U (ja) 1989-12-27

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