JP3046680B2 - 回転ハンガー装置の走行レールの取り付け構造 - Google Patents

回転ハンガー装置の走行レールの取り付け構造

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JP3046680B2 JP4200911A JP20091192A JP3046680B2 JP 3046680 B2 JP3046680 B2 JP 3046680B2 JP 4200911 A JP4200911 A JP 4200911A JP 20091192 A JP20091192 A JP 20091192A JP 3046680 B2 JP3046680 B2 JP 3046680B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋服等の被吊り下げ物
を吊り下げて収納し、回転して収納物を取り出したりで
きるようにした回転ハンガー装置を押し入れのような収
納空間に設けとき、収納空間の天井部に走行レールを取
り付けるの用いる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転ハンガー装置にあっ
ては、天井部に環状の走行レールを配置すると共に走行
レールに複数個のランナーを走行自在に装着し、ランナ
ーにハンガーパイプのようなハンガー部材を装着して形
成され、ハンガー部材に洋服等の被吊り下げ物を吊り下
げることができるようになっている。そして走行レール
を天井部に取り付けるには走行レールに取り付けた取り
付け金具を天井部に当接し、取り付け金具をビス等で取
り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような回
転ハンガー装置を押し入れのような収納空間に設けると
きには収納空間の前面開口からしかできないので、走行
レールを取り付ける取り付けがしにくいと共に走行レー
ルを位置決めして所定位置に取り付けるのが困難である
という問題があった。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、本発明の目的とするところは走行レールを奥行
き方向に位置決めして簡単に取り付けることができる回
転ハンガー装置の走行レールの取り付け構造を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明回転ハンガー装置の走行レールの取り付け構造
は、前方が開口した収納空間40の天井部1に環状に走
行レール2を配置すると共に走行レール2に複数個のラ
ンナー3を走行自在に装着し、洋服等の被吊り下げ物4
を吊り下げるハンガー部材5をランナー3に取り付けた
回転ハンガー装置において、走行レール2の上部に矩形
板状の取り付け金具7を取着し、天井部1に収納空間4
0の奥行き方向に亘って位置決め固定金具41を配置
し、この位置決め固定金具41の後端の後端取り付け部
42を収納空間40の後面に当接して取り付けると共に
位置決め固定金具41を天井部1に固定し、位置決め固
定金具41に設けた略L字状の係止片43に上記走行レ
ール2の取り付け金具7を引っ掛け係止して成ることを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、天井部1に収納空間40の
後面を基準に位置決め固定金具41を取り付けることが
でき、この位置決め固定金具41の係止片43に取り付
け金具7を引っ掛け係止することにより走行レール
所定位置に位置決めして取り付けることができる。これ
により、走行レールを収納空間40の後面を基準に奥
行き方向の所定位置に取り付けることができる。また走
行レールを1人でも簡単に取り付け施工できる。
【0007】
【実施例】前方が開口した収納空間40の天井部1には
図7や図8に示すように環状の走行レール2を配置して
あり、取り付け金具7にて天井部1に取り付けてある。
この走行レール2は図8に示すように一対の半円状の曲
がりレール2aと一対の直線レール2bとで構成され、
曲がりレール2aの端部と直線レール2bの端部とをジ
ョイント金具8にて連結してある。走行レール2は下方
を開口し且つ上下に長い断面コ字状に形成され、内部に
走行支持片9を設けてある。走行レール2の上端には上
方を開口せる断面リップ付コ字状の取り付け溝34を設
けてあり、取り付け溝34の両側にリップ片35を設け
てある。取り付け金具7は図4に示すように矩形板状に
形成され、長手方向の中央部に一対の略L字状の係止爪
36を切り起こしにて設けてある。この一対の係止爪3
6は係止爪36の突出する方向が逆方向になるように設
けてある。しかもこの係止爪36は矩形板状の取り付け
金具7の幅方向に位置をずらせて設けてある。つまり取
り付け金具7の幅方向の両側の側縁に位置するように位
置を幅方向にずらせて係止爪36を形成してある。取り
付け金具7の長手方向の両端近傍には取り付け孔37を
穿孔してある。そして走行レール2取り付け金具7を
取り付けるにあたっては次のように行われる。走行レー
ル2の上に取り付け金具7を配置し、図5の実線に示す
ように走行レール2の長手方向と取り付け金具7の長手
方向が鋭角の角度で交差するように位置させ、この状態
で係止爪36をリップ片35から取り付け溝34に挿入
する。この状態から取り付け金具7を回転させて図5の
想像線に示すように走行レール2と取り付け金具7とを
直交させ、係止爪36をリップ片35に係止させて走行
レール2に取り付け金具7を取り付ける。走行レール2
に取り付け金具7を取り付けた状態で取り付け金具7を
走行レール2の長手方向にスライドさせて位置を微調整
する。
【0008】また前方が開口した収納空間40の天井部
1には図2に示すような位置決め固定金具41が取り付
けられる。このとき図1(b)のような天井部1の上桟
45のうち符号45aで示す一対の上桟に沿って取り付
けられる。この位置決め固定金具41は帯板状の金属板
で形成され、後端に後端取り付け部42を設けてあり、
位置決め固定金具41の適所に固定孔46を穿孔してあ
る。位置決め固定金具41の後部には一対の略L字状の
係止片43を設けてあり、位置決め固定金具41の前部
に1つの略L字状の係止片43を設けてある。位置決め
固定金具41の後端取り付け部42は図1(a)のよう
に収納空間40の後面に当接してビスのような固着具4
7にて取り付けられると共に位置決め固定金具41も固
着具47にて上桟45に取り付けられる。環状の走行レ
ール2の適所には取り付け金具7が上記のように係止し
て取り付けてある。この取り付け金具7は位置決め固定
金具41の対応する前後に取り付けられると共に図3の
符号Aに示す位置にも取り付けられる。取り付け金具7
を取り付けた走行レール2は天井部1の下に配置され、
取り付け金具7をスライド若しくは回転させて取り付け
金具7を位置決め固定金具41の係止片43に係止させ
ることにより、走行レール2が位置決め固定される。こ
のとき係止片43の幅方向の端部に突起等でストッパー
を設けてあると、係止後外れないように確実に固定する
ことができる。このように走行レール2を位置決めして
取り付けた後、符号Aに示す位置に位置する取り付け金
具7が上桟45に直接固定される。つまり、天井部1の
上桟45の下面に取り付け金具7を当接し、取り付け孔
37からビスのような固着具39を天井部1の上桟45
に螺入して取り付け金具7を天井部1に取り付け、図6
(a)に示すように天井部1に走行レール2を取り付け
る。
【0009】ランナー3は走行ローラ10、ガイドロー
ラ11、水平軸12、軸支持金具13、垂直軸14等で
形成されている。図13に示すような軸支持金具13の
上部に設けた取り付け孔17には水平軸12を固着して
あり、水平軸12には走行ローラ10をベアリングを介
して回転自在に装着してある。走行ローラ10は走行レ
ール2内に配置され、走行ローラ10を走行支持片9の
上に走行自在に載置してある。垂直軸14は図14に示
すように上から順に雄ねじ部20、小径部21、大径部
22、鍔部23を有している。この垂直軸14の上端は
図9に示すように上記軸支持金具13の下の水平片の取
り付け孔19に挿通され、水平片の上に載置した固定金
具24の雌ねじ孔25に雄ねじ部20を螺合することに
より垂直軸14を取り付けてある。かかる垂直軸14は
雄ねじ部20と雌ねじ孔25の螺合による取り付けに代
えてかしめにて固定してもよい。垂直軸14の上部の小
径部21にはガイドローラ11を回転自在に装着してあ
り、ガイドローラ11が走行レール2の両側内面に沿っ
て転接するようになっている。垂直軸14の鍔部23上
で大径部22の外周にはブッシュ26を装着してある。
吊り金具15は図12に示すように上の水平片15aに
嵌合孔27を設け、垂直片15bに取り付け孔28と引
っ掛け孔29を設けて形成されている。嵌合孔27には
やや幅の狭いスリット27aを設けてある。またこの吊
り金具15は図10に示すように180°回転対称に配
置され、ハンガー部材5としてのハンガーパイプ5aの
両端を取り付け孔28に取り付けてある。吊り金具15
は嵌合孔27をブッシュ26の外周に嵌合することによ
り垂直軸14に回転自在に取り付けられる。嵌合孔27
をブッシュ26に嵌合するとき図11に示すように垂直
軸14の大径部22にスリット27aを通して嵌合孔2
7を大径部22に被嵌し、下に下げることにより嵌合孔
27をブッシュ26に嵌合する。また各垂直軸14には
隣り合うハンガーパイプ5aの吊り金具15が夫々吊ら
れる。このように隣り合うランナー3間に夫々ハンガー
パイプ5aが架設され、このハンガーパイプ5aに洋服
のような被吊り下げ物4を吊すことができる。
【0010】また角度規制ガード6は図15に示すよう
に線材にて形成されており、両側の縦棒部6aと、両側
の傾斜棒部6bと、両側の傾斜棒部6b間を連結する前
部棒部6cと、一方の傾斜棒部6bと前部棒部6cとの
間の円弧棒部6dで主体が構成されており、縦棒部6a
の上端にフック部30を設けてある。この角度規制ガー
ド6は1つおきのランナー3に夫々縦棒部6aが位置す
るように走行レール2の下方に複数個配置され、フック
部30を引っ掛け孔29に引っ掛けて吊り下げてある。
そしてこの角度規制ガード6にて被吊り下げ物4を傾け
るように保持してある。つまり、図8の想像線に示すよ
うに角度規制ガード6にて被吊り下げ物4を走行レール
2の長手方向と直交する方向に対して傾斜棒部6cが傾
斜している角度分傾けると共に隣り合う被吊り下げ物4
を重なるように並べられる。
【0011】上記のように回転ハンガー装置が構成さ
れ、ハンガーパイプ5aに洋服のような被吊り下げ物4
を掛けることにより収納される。このとき被吊り下げ物
4を角度規制ガード6にて所定の角度に傾斜させて保持
できて被吊り下げ物4を整然と収納することができ、ま
た傾斜させて保持したことにより被吊り下げ物4の外周
方向への突出量を少なくできる。ハンガーパイプ5aに
被吊り下げ物4を収納した状態でランナー3を走行レー
ル2に対して走行させることによりハンガーパイプ5a
を走行レール2の回りに回動でき、この回動にて被吊り
下げ物4を選択したり、任意の位置で被吊り下げ物4を
収納したり取り出したりできる。回動するとき角度規制
ガード6にて被吊り下げ物4が保持されているので被吊
り下げ物4が振れたり、他の物体に引っ掛かったりする
弊害がない。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように走行レールの上部
に矩形板状の取り付け金具を取着し、天井部に収納空間
の奥行き方向に亘って位置決め固定金具を配置し、この
位置決め固定金具の後端の後端取り付け部を収納空間の
後面に当接して取り付けると共に位置決め固定金具を天
井部に固定し、位置決め固定金具に設けた略L字状の係
止片に上記走行レールの取り付け金具を引っ掛け係止し
ているので、天井部に収納空間の後面を基準に位置決め
固定金具を取り付けることができ、この位置決め固定金
具の係止片に取り付け金具を引っ掛け係止することによ
り走行レールを所定位置に位置決めして取り付けること
ができるものであって、走行レールを収納空間後面を
基準に奥行き方向の所定位置に簡単に取り付けることが
できるものであり、また走行レールを1人でも簡単に取
り付け施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示し、(a)は概略
側面断面図、(b)は一点透視図である。
【図2】同上の位置決め固定金具の斜視図である。
【図3】同上の走行レールの取り付け状態の一部省略平
面図である。
【図4】同上の取り付け金具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図5】同上の取り付け金具を走行レールに取り付ける
状態を説明する平面図である。
【図6】同上の取り付け金具の天井部や走行レールへの
取り付け状態を示し、(a)は側面断面図、(b)は平
面図である。
【図7】同上の全体の走行レールを透視した状態の正面
図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】同上のランナーを走行レールに取り付けた状態
を示し、(a)は走行レールを透視した一部切欠正面
図、(b)は側面断面図である。
【図10】同上の吊り金具とハンガーパイプを示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図11】同上の吊り金具をランナーに取り付ける状態
を示す斜視図である。
【図12】同上の吊り金具を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図である。
【図13】同上の軸支持金具を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図14】同上の垂直軸の正面図である。
【図15】同上の角度規制ガードを示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は斜視図である。
【符号の説明】
1 天井部 2 走行レール 3 ランナー 4 被吊り下げ物 5 ハンガー部材 7 取り付け金具 40 収納空間 41 位置決め固定金具 42 後端取り付け部 43 係止片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方が開口した収納空間の天井部に環状
    に走行レールを配置すると共に走行レールに複数個のラ
    ンナーを走行自在に装着し、洋服等の被吊り下げ物を吊
    り下げるハンガー部材をランナーに取り付けた回転ハン
    ガー装置において、走行レールの上部に矩形板状の取り
    付け金具を取着し、天井部に収納空間の奥行き方向に
    って位置決め固定金具を配置し、この位置決め固定金具
    の後端の後端取り付け部を収納空間の後面に当接して取
    り付けると共に位置決め固定金具を天井部に固定し、位
    置決め固定金具に設けた略L字状の係止片に上記走行レ
    ールの取り付け金具を引っ掛け係止して成ることを特徴
    とする回転ハンガー装置の走行レールの取り付け構造。
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