JP2997698B2 - 物干し装置 - Google Patents

物干し装置

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JP2997698B2
JP2997698B2 JP3113668A JP11366891A JP2997698B2 JP 2997698 B2 JP2997698 B2 JP 2997698B2 JP 3113668 A JP3113668 A JP 3113668A JP 11366891 A JP11366891 A JP 11366891A JP 2997698 B2 JP2997698 B2 JP 2997698B2
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鐵三 西村
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株式会社キョーワナスタ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戸建や集合住宅用のバ
ルコニー,ベランダ等の適所に取り付け、布団,洗濯物
等を掛け干して使用に供する、布団等の物干し装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、戸建や集合住宅用のバルコニー,
ベランダ等の狭小なスペースに布団,洗濯物等を干す場
合、特に重量のある布団干しの場合には、手摺りを利用
してこれに直接掛ける方法が多用されている。この場
合、風の風圧を受けて、布団が落下してしまう不都合が
あり、更に、外方から手摺りに掛けた布団が丸見えとな
ることから、集合住宅の場合、大変見苦しいものとな
り、特に、高層住宅等の高層部のベランダ等に於いて布
団干しを行う場合には、手摺に近づかなくてはならず、
少なからず恐怖感を覚えるものであった。この問題を解
決するために、図3乃至図5に示されるような構成の装
置が提案されている。図3に示されるす物干し装置は、
適宜間隔をもって手摺1の支柱2に取り付けた一対の取
付板3の夫々に、アーム4を一定角度内で上下方向に回
動自在に取り付け、アーム4間に物干し杆5を架け渡し
てなるものであるが、物干し杆5は一本だけであり、又
その長さもバルコニー,ベランダの横巾の限度内とせざ
るを得ず、干せる布団の数にも限度があった。また、こ
の場合に於いても、手摺1に近づいた状態で物干しをし
なくてはならず、高層部にあっては恐怖感を覚えるもの
であった。更に、当該装置に布団を干す場合には、布団
を略中央部で中折りして持ち上げ、先端部を物干し杆5
と手摺1との間に通して物干し杆5に掛けなくてはなら
ず、力が弱く背の低い女性にとっては大変な重労働なる
問題があった。また、図4に示される物干し装置は、複
数の枠状部材6をその一側部で回動自在に連結してなる
ものであるが、使用状態時に於いては、単に床面に載せ
置くだけで特段固定されることがないので、重い布団を
掛けた時にはバランスを崩し易く、風に煽られて横転す
ることもあり、又広めの設置面積を必要とし、一般的に
狭小なバルコニー,ベランダ等で使用する場合には邪魔
となり、更に、収納時に折り畳むことが出来ても手摺や
壁等に立て掛けて置かなくてはならず、風に煽られる等
して立て掛け状態より倒れてしまうこともあり、開いた
ままにしておくと邪魔となり、極めて収納性が悪い問題
があった。また、図5に示される物干し装置は、手摺1
の支柱2に垂直に設置した棒状部材7に、順次物干し杆
8を回動自在に取り付けてなるものであるが、各物干し
杆8の取り付け位置には高さの相違があり、最上部の物
干し杆8には、背の低い女性が布団を掛け難いものとな
り、更に、各物干し杆8は同一軸を中心にして回動する
ものとなることから、棒状部材7への取り付け基部側に
於いては隣り合う物干し杆8同士の間隔が狭く、厚みの
ある布団を掛けるには適さいないものであった。更に、
上記の物干し装置に係る問題は、集合住宅に於けるベラ
ンダは共用部分として緊急避難通路用とされ、避難時に
当該装置が通行の邪魔となることであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の様々な問題点を解決するために開発したものであ
り、バルコニー,ベランダ内に多数の布団や洗濯物など
を干すことが出来、当該干し物が外方より見えない状態
で掛けることが出来、重い布団が掛け易く物干し状態が
安定しており、更に、避難時に当該装置が避難通路の邪
魔となることのない物干し装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ベランダの支柱等の内側に固定される背面板と、こ
の背面板の内側に突設固定されるアーム取付基体と、こ
のアーム取付基体の天板部の幅方向両側部に適宜間隔を
設けて開設された一対の第1軸穴と、前記アーム取付基
体の天板部であって前記第1軸穴と第1軸穴との間に開
設された一対の第2軸穴と、前記第1軸穴に回動可能に
取り付けられると共に竿状部材と第1アーム取付基部と
からなる第1アームと、この第1アーム取付基部に形成
されて竿状部材に対して水平方向に折り曲げられた水平
折曲部と、この水平折曲部に連続して垂直方向に形成さ
れた垂下折曲部と、前記第2軸穴に回動可能に取り付け
られると共に竿状部材と第2アーム取付基部とからなる
第2アームと、この第2アーム取付基部に形成されて竿
状部材に対して水平方向に湾曲して形成された水平湾曲
部と、この水平湾曲部に連続して垂直方向に形成される
と共に前記第1アーム取付基部の垂下折曲部と同じ高さ
寸法の垂下折曲部と、前記水平湾曲部の一側面に形成さ
れて隣り合う第1アームの垂下折曲部が入り込む円弧凹
部と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】前記の如く本発明は構成しており、その作用を
説明すると、図1に示されるように、アーム取付基体1
4に開設した一対の第1軸穴16には第1アーム20が
回動自在に取り付けられ、また第1軸穴16の内側に開
設した一対の第1軸穴18には第2アーム22を回動自
在に取り付けたので複数の第1アーム20、第2アーム
22はアーム取付基体14を中心にして扇状に開き得る
ものとなる。また、隣り合う第1アーム20と第2アー
ム22をベランダと平行になるように回動させると第2
アーム22の水平湾曲部28Aに第1アーム20の垂下
折曲部26Bが入り込む状態となるので第1アーム20
と第2アーム22を接触させることなくベランダと平行
になるように回動位置させることができる。しかも、第
1軸穴16と第2軸穴18はアーム取付基体14の同じ
天板部14Aに開設され、第1アーム20の垂下折曲部
26Bと第2アーム22の垂下折曲部28Bは同じ高さ
に形成されているので高さ制限を受ける取付個所におい
ても物干し装置を取り付けることができる。
【0006】
【実施例】図1及び図2には、本発明の物干し装置10
の一実施例が示されている。図1に示されるように、バ
ルコニー等の手摺1の支柱2には部屋側である支柱2の
内側に適宜手段を介して背面板12が固定されている。
この背面板12の内側にはアーム取付基体14が突設さ
れている。このアーム取付基体14の天板部14Aの幅
方向両側部には一対の第1軸穴16,16が間隔を設け
て開設されている。また、これら第1軸穴16と第1軸
穴16との間で第1軸穴16,16よりやや反背面板1
2側の天板部14Aには一対の第2軸穴18,18が開
設されている。前記第1軸穴16にはそれぞれ第1アー
ム20が回動可能に取り付けられ、第2軸穴18にはそ
れぞれ第2アーム22が回動可能に取り付けられてい
る。前記第1アーム20は直線状の竿状部材24と第1
アーム取付基部26とから構成されている。この第1ア
ーム取付基体26には竿状部材24に対して水平方向に
略90度の角度をもって折り曲げられた水平折曲部26
Aと、この水平折曲部26Aに連続して垂直方向に略9
0度の角度をもって折り曲げられて形成された垂下折曲
部26Bが形成されている。この垂下折曲部26Bは前
記第1軸穴16に挿入され、これにより第1アーム20
は回動可能になっている。また、前記第2アーム22は
直線状の竿状部材24と第2アーム取付基部28とから
構成されている。この第2アーム取付基体28には竿状
部材24に対して水平方向に円弧状に湾曲した水平湾曲
部28Aと、この水平湾曲部28Aに連続して垂直方向
に略90度の角度をもって折り曲げられて形成された前
記垂下折曲部26Bと同じ高さ寸法の垂下折曲部28B
が形成されている。この垂下折曲部28Bは前記第2軸
穴18に挿入され、これにより第2アーム22は回動可
能になっている。前記第2アーム22の水平湾曲部28
Aの一側面には隣り合う第1アーム取付基部26の垂下
折曲部26Bが入り込める円弧凹部30が形成されてい
る。また、前記水平湾曲部28Aの他側面には第2アー
ム28の竿状部材24が対応する水平凹部32が形成さ
れ、図2に示されるように、一方の第2アーム22方向
に他方の第2アーム22を回動させた場合に一方の第2
アーム22の水平凹部32に他方の第2アーム22の竿
状部材24の側部を嵌め入れて、第2アーム22同士を
平行に沿わせて収納することを可能にしている。また、
本実施例においては、第2軸穴18,18を第1軸穴1
6,16よりやや内側に開設しているが、第1アーム2
0の第1アーム取付基部26の外周に沿って湾曲する第
2アーム22の第2アーム取付基部28の形状を工夫す
る(例えば、当該部位の肉厚を薄く形成する)ことで、
第1軸穴16,16、第2軸穴18,18を直線状に横
並びとすることも出来る。なお、図2に示されるように
前記アーム取付基体14における背面板12の両側近部
には、ストッパー34を突設し、第1アーム20の第1
アーム取付基部26と係合し、第2アーム20の背面板
12側への回転を規制している。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る物干し
装置は、バルコニー,ベランダ等に設置された手摺の支
柱や手摺子等の部屋側である内側適所に設けるものであ
るので、第1アーム及び第2アームに掛けて干した布団
等は外部から見えない状態となり、特に集合住宅等に使
用した場合に住環境の美感を損ねることなく物干しが可
能となる。また、本発明の物干し装置は、第1アーム及
び第2アームは、不使用時において、支柱及び手摺子等
の取り付け側に平行に沿わした状態で二方向にまとめて
収納が可能となり、狭小なバルコニー,ベランダ等に取
り付けても邪魔とならず、緊急避難時の通路を妨げるこ
とがない。特に、支柱及び手摺子等の取り付け側の一方
に第1アーム及び第2アームを平行に沿わした状態で収
納可能となり、第1アーム及び第2アームの収納が極め
て簡単に行うことが出来て至便であり、緊急避難時に於
いては、第1アーム及び第2アームが扇状に開いた状態
であっても、そのまま体で進行方向に当該第1アーム及
び第2アームを押せば、第1アーム及び第2アームは前
記した取り付け側の一方にその全てが平行に沿った状態
となる迄回転させることが出来、その場で立ち止まる必
要がないため、速やかな避難が可能となる。さらに、本
発明の物干し装置は、アーム取付基体の天板部に段差を
設けたり、あるいは第1アームの第1アーム取付基部の
垂下折曲部と第2アームの第2アーム取付基部の垂下折
曲部の高さ寸法を変えることなく、第1アームと第2ア
ームを自由に回動させることができるのでアーム取付基
体の構造が複雑にならないと共に高さ制限のある取付箇
所でも取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物干し装置の斜視図である。
【図2】本発明の物干し装置の一部平面図である。
【図3】従来技術に係る物干し装置の構成を示す斜視図
である。
【図4】従来技術に係る物干し装置の構成を示す斜視図
である。
【図5】従来技術に係る物干し装置の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 物干し装置 12 背面板 14 アーム取付基体 14A 天板部 16 第1軸穴 18 第2軸穴 20 第1アーム 22 第2アーム 26 第1アーム取付基部 26A 水平折曲部 26B 垂下折曲部 28 第2アーム取付基部 28A 水平折曲部 28B 垂下折曲部 30 円弧凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−131132(JP,U) 実開 平3−76590(JP,U) 実開 昭64−1696(JP,U) 実開 昭50−17242(JP,U) 実開 平4−103892(JP,U) 実公 平7−13667(JP,Y2) 実公 昭63−4470(JP,Y2) 実公 昭43−12277(JP,Y1) 実公 昭48−26897(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/00 - 57/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベランダの支柱等の内側に固定される背
    面板と、この背面板の内側に突設固定されるアーム取付
    基体と、このアーム取付基体の天板部の幅方向両側部に
    適宜間隔を設けて開設された一対の第1軸穴と、前記ア
    ーム取付基体の天板部であって前記第1軸穴と第1軸穴
    との間に開設された一対の第2軸穴と、前記第1軸穴に
    回動可能に取り付けられると共に竿状部材と第1アーム
    取付基部とからなる第1アームと、この第1アーム取付
    基部に形成されて竿状部材に対して水平方向に折り曲げ
    られた水平折曲部と、この水平折曲部に連続して垂直方
    向に形成された垂下折曲部と、前記第2軸穴に回動可能
    に取り付けられると共に竿状部材と第2アーム取付基部
    とからなる第2アームと、この第2アーム取付基部に形
    成されて竿状部材に対して水平方向に湾曲して形成され
    た水平湾曲部と、この水平湾曲部に連続して垂直方向に
    形成されると共に前記第1アーム取付基部の垂下折曲部
    と同じ高さ寸法の垂下折曲部と、前記水平湾曲部の一側
    面に形成されて隣り合う第1アームの垂下折曲部が入り
    込む円弧凹部と、を有してなることを特徴とする物干し
    装置。
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JPH0727495U (ja) * 1993-11-04 1995-05-23 モリ工業株式会社 多機能物干し装置
CN106120264B (zh) * 2016-08-31 2018-04-17 江阴友利特智能家居有限公司 晒被架

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