JP2002331199A - 物干し装置 - Google Patents
物干し装置Info
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- JP2002331199A JP2002331199A JP2001140222A JP2001140222A JP2002331199A JP 2002331199 A JP2002331199 A JP 2002331199A JP 2001140222 A JP2001140222 A JP 2001140222A JP 2001140222 A JP2001140222 A JP 2001140222A JP 2002331199 A JP2002331199 A JP 2002331199A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リング状物干しを壁際、窓際等に吊下げても
物干し装置は水平姿勢を保持でき、物干しが傾斜状態と
なって各洗濯物が相互に接触して乾きが悪くなったり、
また不安定な姿勢となるため物干し自体の落下が発生し
やすい等の不都合を解消する。 【解決手段】 多数の洗濯ばさみを有する枠状体と、前
記枠状体を所定箇所に吊下するための吊下げ機構とから
構成され 前記吊下げ機構は、吊下げ具とこの吊下げ具
と前記枠状体との間に張設される複数の吊下げ紐とから
なり、この吊下げ紐は前記吊下げ具の係止孔に挿通され
ることにより、吊下げ具の吊下げ紐における位置を変換
可能なようにして前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に
固定しても物干し装置自体は傾斜することなく正常姿勢
を保持できるようにした物干し装置を提供して上記課題
の解決を図る。
物干し装置は水平姿勢を保持でき、物干しが傾斜状態と
なって各洗濯物が相互に接触して乾きが悪くなったり、
また不安定な姿勢となるため物干し自体の落下が発生し
やすい等の不都合を解消する。 【解決手段】 多数の洗濯ばさみを有する枠状体と、前
記枠状体を所定箇所に吊下するための吊下げ機構とから
構成され 前記吊下げ機構は、吊下げ具とこの吊下げ具
と前記枠状体との間に張設される複数の吊下げ紐とから
なり、この吊下げ紐は前記吊下げ具の係止孔に挿通され
ることにより、吊下げ具の吊下げ紐における位置を変換
可能なようにして前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に
固定しても物干し装置自体は傾斜することなく正常姿勢
を保持できるようにした物干し装置を提供して上記課題
の解決を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、吊り下げる場所
を問わず、常に正常な姿勢すなわち水平状態を保持でき
るリング状の物干し装置と、この物干し装置をベランダ
等の立ち上がり壁あるいは柵状の手摺りに係止するため
の、広義の物干し装置に関するものである。
を問わず、常に正常な姿勢すなわち水平状態を保持でき
るリング状の物干し装置と、この物干し装置をベランダ
等の立ち上がり壁あるいは柵状の手摺りに係止するため
の、広義の物干し装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景と従来の問題点】円形、方形等の各種形状
のリング状枠体に多数の洗濯ばさみを設けた物干し具
は、場所をとらないこと、多数の洗濯小物を干せるこ
と、内側に干した物は外から見えにくいこと、突然の降
雨時にも屋内へ取り込み易いこと等々の利点があり、今
日では家庭での必需品となっており、特に集合住宅での
使い勝手の良さから多数利用されている。
のリング状枠体に多数の洗濯ばさみを設けた物干し具
は、場所をとらないこと、多数の洗濯小物を干せるこ
と、内側に干した物は外から見えにくいこと、突然の降
雨時にも屋内へ取り込み易いこと等々の利点があり、今
日では家庭での必需品となっており、特に集合住宅での
使い勝手の良さから多数利用されている。
【0003】しかしながら、このようなリング状の物干
しは、屋外での使用のみならず、屋内での使用も必要な
ことが多い。すなわち、雨天の場合、洗濯物の性質によ
り陰干しを要する場合等である。しかるに、屋内ではリ
ング状物干しの掛ける適当な場所がないため、通常は部
屋の鴨居やカ−テンレ−ル等に掛けざるを得ないのが実
情である。
しは、屋外での使用のみならず、屋内での使用も必要な
ことが多い。すなわち、雨天の場合、洗濯物の性質によ
り陰干しを要する場合等である。しかるに、屋内ではリ
ング状物干しの掛ける適当な場所がないため、通常は部
屋の鴨居やカ−テンレ−ル等に掛けざるを得ないのが実
情である。
【0004】ところが、従来のリング状物干しでは、本
体と紐、鎖を介して取付けられている吊下げ具の位置が
固定されているから、鴨居やカ−テンレ−ル等に掛けた
場合、物干しが傾斜状態となってしまい各洗濯物が相互
に接触して重なり合い乾きが悪く、また不安定な姿勢と
なるため物干し自体の落下が発生しやすいという問題が
あった。また、従来のリング状物干しをベランダ等で使
用する場合、通常は物干し竿に掛けるが、風が強い日あ
るいは洗濯物の種類によっては人目にさらしたくない場
合があり、このような時はベランダの立ち上がり壁や柵
状の手摺りの内側に干す必要が生じる。 しかしなが
ら、従来はこのような状況に適応できる広義の物干し装
置は存在しなかった。
体と紐、鎖を介して取付けられている吊下げ具の位置が
固定されているから、鴨居やカ−テンレ−ル等に掛けた
場合、物干しが傾斜状態となってしまい各洗濯物が相互
に接触して重なり合い乾きが悪く、また不安定な姿勢と
なるため物干し自体の落下が発生しやすいという問題が
あった。また、従来のリング状物干しをベランダ等で使
用する場合、通常は物干し竿に掛けるが、風が強い日あ
るいは洗濯物の種類によっては人目にさらしたくない場
合があり、このような時はベランダの立ち上がり壁や柵
状の手摺りの内側に干す必要が生じる。 しかしなが
ら、従来はこのような状況に適応できる広義の物干し装
置は存在しなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、多数の洗濯
ばさみを有する枠状体と、前記枠状体を所定箇所に吊下
するための吊下げ機構とを有する物干し装置において、
前記吊下げ機構を、吊下げ具とこの吊下げ具と前記枠状
体との間に張設される複数の吊下げ紐とから構成すると
ともに、前記吊下げ具には吊下げ紐を挿通させる係止孔
を設けて、吊下げ具の吊下げ紐における位置を変換可能
なようにして前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固定
した際に、前記吊下げ具は物干し装置自体が傾斜するこ
となく正常姿勢を保持できる位置に移動してするように
して、上記従来の課題を解決しようとするものである。
ばさみを有する枠状体と、前記枠状体を所定箇所に吊下
するための吊下げ機構とを有する物干し装置において、
前記吊下げ機構を、吊下げ具とこの吊下げ具と前記枠状
体との間に張設される複数の吊下げ紐とから構成すると
ともに、前記吊下げ具には吊下げ紐を挿通させる係止孔
を設けて、吊下げ具の吊下げ紐における位置を変換可能
なようにして前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固定
した際に、前記吊下げ具は物干し装置自体が傾斜するこ
となく正常姿勢を保持できる位置に移動してするように
して、上記従来の課題を解決しようとするものである。
【0006】上記構成において、前記枠状体は二つ折可
能に構成され前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固定
した際に、枠状体の半部が垂直に回動起立して壁等と平
行状態になり物干し装置自体は傾斜することなく正常姿
勢を保持できるようにして、より安定した吊下げ状態の
実現を図ることがある。
能に構成され前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固定
した際に、枠状体の半部が垂直に回動起立して壁等と平
行状態になり物干し装置自体は傾斜することなく正常姿
勢を保持できるようにして、より安定した吊下げ状態の
実現を図ることがある。
【0007】また、本願発明は、水平腕木部と、この水
平腕木部の端部に固定されて垂下する支柱と、支柱の下
部に設けた係止部と、一端は前記水平腕木部に回動自在
に軸支され他端は前記係止部に当接保持される補強板と
を具えた広義の物干し装置を提供して、ベランダ等にお
ける物干し位置の多様性を確保して上記従来の課題を解
決しようとするものである。
平腕木部の端部に固定されて垂下する支柱と、支柱の下
部に設けた係止部と、一端は前記水平腕木部に回動自在
に軸支され他端は前記係止部に当接保持される補強板と
を具えた広義の物干し装置を提供して、ベランダ等にお
ける物干し位置の多様性を確保して上記従来の課題を解
決しようとするものである。
【0008】そしてさらに、本願発明は、水平部と垂直
部とからなる外側直角枠体と、水平部と垂直部とからな
る内側直角枠体とを有して、内側直角枠体の水平部は前
記外側直角枠体の水平部の裏側に位置調節可能に連結さ
れる一方、互いに対向する前記両直角枠体の垂直部によ
りベランダ壁等の被挟持対象を挟持して前記両直角枠体
の各水平部を固定するようにした物干し装置を開示し
て、前述と同様にベランダ等における物干し位置の多様
性を確保して上記従来の課題を解決しようとするもので
ある。
部とからなる外側直角枠体と、水平部と垂直部とからな
る内側直角枠体とを有して、内側直角枠体の水平部は前
記外側直角枠体の水平部の裏側に位置調節可能に連結さ
れる一方、互いに対向する前記両直角枠体の垂直部によ
りベランダ壁等の被挟持対象を挟持して前記両直角枠体
の各水平部を固定するようにした物干し装置を開示し
て、前述と同様にベランダ等における物干し位置の多様
性を確保して上記従来の課題を解決しようとするもので
ある。
【0009】
【発明の実施形態】図面に基づき、本願発明の実施形態
を説明する。図1は、本願発明の1実施形態に係る物干
し装置の全体斜視図である。図において、1は物干し装
置であり、この物干し装置1は多数の洗濯ばさみ2,
2,2....を有する方形状の枠状体3と、この枠状
体3を所定箇所に吊下するための吊下げ機構4とを有し
ている。
を説明する。図1は、本願発明の1実施形態に係る物干
し装置の全体斜視図である。図において、1は物干し装
置であり、この物干し装置1は多数の洗濯ばさみ2,
2,2....を有する方形状の枠状体3と、この枠状
体3を所定箇所に吊下するための吊下げ機構4とを有し
ている。
【0010】前記吊下げ機構4は、吊下げ具としてのフ
ック5と前記枠状体3との間に張設される複数の吊下げ
紐6とから構成されていて、フック5と吊下げ紐6との
位置関係はフック5の移動により変換できるようになっ
ている。すなわち、図2に示すように前記フック5には
吊下げ紐6を挿通させる係止孔7が貫通形成されてい
て、枠状体3における対角間を結ぶ2本の吊下げ紐6
は、前記係止孔7に緩挿、すなわちフック5が吊下げ紐
6上を自由に移動できる状態で挿通されている。 した
がって、壁際等に吊下げる場合フック5を図3に示すよ
うに片方に移動させれば良い。
ック5と前記枠状体3との間に張設される複数の吊下げ
紐6とから構成されていて、フック5と吊下げ紐6との
位置関係はフック5の移動により変換できるようになっ
ている。すなわち、図2に示すように前記フック5には
吊下げ紐6を挿通させる係止孔7が貫通形成されてい
て、枠状体3における対角間を結ぶ2本の吊下げ紐6
は、前記係止孔7に緩挿、すなわちフック5が吊下げ紐
6上を自由に移動できる状態で挿通されている。 した
がって、壁際等に吊下げる場合フック5を図3に示すよ
うに片方に移動させれば良い。
【0011】図4は、上記構成の物干し装置1を窓9際
のカ−テンレ−ル8に吊下げた状態を示す側面図であ
る。フック5を手に持ちカ−テンレ−ル8に係止しよう
とすると、枠状体3の端部(図で左方)は窓9(鴨居等
に掛けるときは壁等)に当接し、このとき、フック5を
カ−テンレ−ル8方向にさらに伸ばすようにすると、フ
ック5は物干し装置1の中央の通常位置から移動して、
図示のように物干し装置自体は傾斜することなく正常姿
勢、すなわち枠状体3は水平状態を保持する。
のカ−テンレ−ル8に吊下げた状態を示す側面図であ
る。フック5を手に持ちカ−テンレ−ル8に係止しよう
とすると、枠状体3の端部(図で左方)は窓9(鴨居等
に掛けるときは壁等)に当接し、このとき、フック5を
カ−テンレ−ル8方向にさらに伸ばすようにすると、フ
ック5は物干し装置1の中央の通常位置から移動して、
図示のように物干し装置自体は傾斜することなく正常姿
勢、すなわち枠状体3は水平状態を保持する。
【0012】前述の実施形態では枠状体3は変形しない
ものを用いているが、図5に示すように枠状体3を二つ
折可能に構成すると、壁際等に接する箇所に固定した際
にさらに安定した状態を保持できる。図5において、物
干し装置1を窓9際のカ−テンレ−ル8に吊下げた場
合、枠状体3の半部31は、ほぼ垂直に回動起立して窓
9(鴨居等に掛けるときは壁等)等と平行状態になり物
干し装置1自体は傾斜することなく正常姿勢を保持でき
ることになる。 この実施形態では、枠状体3における
洗濯物の容量は減るが、より安定した吊下げ状態の実現
が可能になる。
ものを用いているが、図5に示すように枠状体3を二つ
折可能に構成すると、壁際等に接する箇所に固定した際
にさらに安定した状態を保持できる。図5において、物
干し装置1を窓9際のカ−テンレ−ル8に吊下げた場
合、枠状体3の半部31は、ほぼ垂直に回動起立して窓
9(鴨居等に掛けるときは壁等)等と平行状態になり物
干し装置1自体は傾斜することなく正常姿勢を保持でき
ることになる。 この実施形態では、枠状体3における
洗濯物の容量は減るが、より安定した吊下げ状態の実現
が可能になる。
【0013】図6は、本願請求項3に係る物干し装置の
1実施形態を示す斜視図である。この物干し装置は、前
述した物干し装置を吊下げるために用いるもので、いわ
ば広義の物干し装置である。図において、11は、ベラ
ンダ等の柵状の手摺り20に設置した物干し装置の斜視
図である。 この物干し装置11は、水平腕木部12
と、この水平腕木部12の端部に固定されて垂下する支
柱13と、支柱の下部に設けた係止部14と、その一端
は前記水平腕木部12に回動自在に軸支され他端は前記
係止部14に当接保持される補強板15とから構成され
ている。 係止部14には固定板16が固着されてい
て、係止部14はこの固定板16を介して支柱13の下
方部分に不図示のスペ−サを介してボルトその他のネジ
手段により連結されている。
1実施形態を示す斜視図である。この物干し装置は、前
述した物干し装置を吊下げるために用いるもので、いわ
ば広義の物干し装置である。図において、11は、ベラ
ンダ等の柵状の手摺り20に設置した物干し装置の斜視
図である。 この物干し装置11は、水平腕木部12
と、この水平腕木部12の端部に固定されて垂下する支
柱13と、支柱の下部に設けた係止部14と、その一端
は前記水平腕木部12に回動自在に軸支され他端は前記
係止部14に当接保持される補強板15とから構成され
ている。 係止部14には固定板16が固着されてい
て、係止部14はこの固定板16を介して支柱13の下
方部分に不図示のスペ−サを介してボルトその他のネジ
手段により連結されている。
【0014】この物干し装置11を手摺り20に取り付
けるには、まず補強板15、15を前記水平腕木部12
における軸支部分17で回動させて係止部14に当接保
持されている補強板15、15の端部を開放する。 次
いで、支柱13が手摺り20の外側に また前記固定板
16は手摺り20の内側にそれぞれ位置させて水平腕木
部12を手摺り20の上部に当接させる。支柱13と固
定板16(係止部14も)により、手摺り20の立て柵
部分を挟み、前記したボルトその他のネジ手段により固
定する。 このようにして係止部14が所定位置に固定
されたら、開放していた補強板15、15を前記とは反
対に回動させて端部を係止部14に当接固定させる。
そして、水平腕木部12の掛け止め部18に前述の狭義
の物干し装置を吊下げることになる。
けるには、まず補強板15、15を前記水平腕木部12
における軸支部分17で回動させて係止部14に当接保
持されている補強板15、15の端部を開放する。 次
いで、支柱13が手摺り20の外側に また前記固定板
16は手摺り20の内側にそれぞれ位置させて水平腕木
部12を手摺り20の上部に当接させる。支柱13と固
定板16(係止部14も)により、手摺り20の立て柵
部分を挟み、前記したボルトその他のネジ手段により固
定する。 このようにして係止部14が所定位置に固定
されたら、開放していた補強板15、15を前記とは反
対に回動させて端部を係止部14に当接固定させる。
そして、水平腕木部12の掛け止め部18に前述の狭義
の物干し装置を吊下げることになる。
【0015】さらに、図7は、本願請求項4に係る物干
し装置の1実施形態を示す斜視図である。この物干し装
置も、前述した物干し装置を吊下げるために用いるもの
で、請求項3に係る前述のものと同様に広義の物干し装
置であり、主としてベランダ等の立ち上がり壁に設置し
て使用される。図において、21は外側直角枠体で、水
平部22と垂直部23とからなっている。 また、24
は前記外側直角枠体21と共働する内側直角枠体であ
り、水平部25と垂直部26とを有している。 そし
て、内側直角枠体24の水平部25は前記外側直角枠体
21の水平部22の裏側に位置調節可能に接合されてい
る。すなわち、水平部22と水平部25のいずれか一方
又は双方に調節長穴28が形成されていて、調節ネジ2
7により両直角枠体の対向する垂直部23と垂直部26
との間隔を調整固定できるようになっている。
し装置の1実施形態を示す斜視図である。この物干し装
置も、前述した物干し装置を吊下げるために用いるもの
で、請求項3に係る前述のものと同様に広義の物干し装
置であり、主としてベランダ等の立ち上がり壁に設置し
て使用される。図において、21は外側直角枠体で、水
平部22と垂直部23とからなっている。 また、24
は前記外側直角枠体21と共働する内側直角枠体であ
り、水平部25と垂直部26とを有している。 そし
て、内側直角枠体24の水平部25は前記外側直角枠体
21の水平部22の裏側に位置調節可能に接合されてい
る。すなわち、水平部22と水平部25のいずれか一方
又は双方に調節長穴28が形成されていて、調節ネジ2
7により両直角枠体の対向する垂直部23と垂直部26
との間隔を調整固定できるようになっている。
【0016】この物干し装置をベランダ壁29に取り付
けるには、まず、調節ネジ27により両直角枠体の対向
する垂直部23と垂直部26との間隔をベランダ壁29
の厚さより広げて、垂直部23と垂直部26がそれぞれ
ベランダ壁29の外側および内側に位置するようにして
物干し装置をベランダ壁29の頂部にセットする。次い
で、内側直角枠体24の垂直部26をベランダ壁29の
内側に突き当てた後、調節ネジ27を締結し、前記両直
角枠体の垂直部23、26によりベランダ壁29を挟持
させる。そして、水平部22の掛け止め部18に前述の
狭義の物干し装置を吊下げることになる。
けるには、まず、調節ネジ27により両直角枠体の対向
する垂直部23と垂直部26との間隔をベランダ壁29
の厚さより広げて、垂直部23と垂直部26がそれぞれ
ベランダ壁29の外側および内側に位置するようにして
物干し装置をベランダ壁29の頂部にセットする。次い
で、内側直角枠体24の垂直部26をベランダ壁29の
内側に突き当てた後、調節ネジ27を締結し、前記両直
角枠体の垂直部23、26によりベランダ壁29を挟持
させる。そして、水平部22の掛け止め部18に前述の
狭義の物干し装置を吊下げることになる。
【0017】
【発明の効果】本願発明にあっては、以上説明した構成
作用を有するので、リング状物干しを壁際、窓際等に吊
下げても物干し装置は水平姿勢を保持でき、物干しが傾
斜状態となって各洗濯物が相互に接触して乾きが悪くな
ったり、また不安定な姿勢となるため物干し自体の落下
が発生しやすい等の不都合が解消される。また、物干し
をベランダ壁や手摺の内側で安定的に保持できるので、
風が強い日あるいは洗濯物の種類によっては人目にさら
したくない場合等に容易に適応できるという効果を奏す
る。
作用を有するので、リング状物干しを壁際、窓際等に吊
下げても物干し装置は水平姿勢を保持でき、物干しが傾
斜状態となって各洗濯物が相互に接触して乾きが悪くな
ったり、また不安定な姿勢となるため物干し自体の落下
が発生しやすい等の不都合が解消される。また、物干し
をベランダ壁や手摺の内側で安定的に保持できるので、
風が強い日あるいは洗濯物の種類によっては人目にさら
したくない場合等に容易に適応できるという効果を奏す
る。
【図1】 物干し装置の1実施形態に係る全体斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1の物干し装置における吊下げ具としての
フックと吊下げ紐の関連構成を示す斜視図である。
フックと吊下げ紐の関連構成を示す斜視図である。
【図3】 図1の物干し装置のフックを片方に移動させ
た状態を示す全体斜視図である。
た状態を示す全体斜視図である。
【図4】 図1に示す物干し装置の使用状態を示す側面
図である。
図である。
【図5】 他の実施形態に係る物干し装置の使用状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図6】 請求項3に係る広義の物干し装置の使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】 請求項4に係る広義の物干し装置の使用状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1.....物干し装置 2.....洗濯ばさみ 3.....枠状体 4.....吊下げ機構 5.....フック(吊下げ具) 6.....吊下げ紐 7.....係止孔 31....枠状体の回動半部 11....物干し装置(広義) 12....水平腕木部 13....支柱 14....係止部 15....補強部 21....外側直角枠体 22....水平部 23....垂直部 24....内側直角枠体
Claims (4)
- 【請求項1】 多数の洗濯ばさみを有する枠状体と、前
記枠状体を所定箇所に吊下するための吊下げ機構とを有
する物干し装置であって、 前記吊下げ機構は、吊下げ具とこの吊下げ具と前記枠状
体との間に張設される複数の吊下げ紐とからなり、この
吊下げ紐は前記吊下げ具の係止孔に挿通されることによ
り、吊下げ具の吊下げ紐における位置を変換可能なよう
にして前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固定しても
物干し装置自体は傾斜することなく正常姿勢を保持でき
るようにしたことを特徴とする物干し装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記枠状体は二つ折
可能に構成され前記吊下げ具を壁際等に接する箇所に固
定した際に、枠状体の半部が垂直に回動起立して壁等と
平行状態になり物干し装置自体は傾斜することなく正常
姿勢を保持できるようにしたことを特徴とする物干し装
置。 - 【請求項3】 水平腕木部と、この水平腕木部の端部に
固定されて垂下する支柱と、支柱の下部に設けた係止部
と、一端は前記水平腕木部に回動自在に軸支され他端は
前記係止部に当接保持される補強板とを具えたことを特
徴とする物干し装置。 - 【請求項4】 水平部と垂直部とからなる外側直角枠体
と、水平部と垂直部とからなる内側直角枠体とを有し
て、内側直角枠体の水平部は前記外側直角枠体の水平部
の裏側に位置調節可能に連結される一方、互いに対向す
る前記両直角枠体の垂直部によりベランダ壁等の被挟持
対象を挟持して前記両直角枠体の各水平部を固定するよ
うにしたことを特徴とする物干し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140222A JP2002331199A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 物干し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140222A JP2002331199A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 物干し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331199A true JP2002331199A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18986861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001140222A Withdrawn JP2002331199A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 物干し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002331199A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4488379B1 (ja) * | 2009-02-03 | 2010-06-23 | さゆり 山根 | ハンガー |
JP2011024875A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Lec Inc | 物干し具 |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001140222A patent/JP2002331199A/ja not_active Withdrawn
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