JPH0647302Y2 - 鏡付き回動枠の支柱への取り付け構造 - Google Patents

鏡付き回動枠の支柱への取り付け構造

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JPH0647302Y2
JPH0647302Y2 JP1988154205U JP15420588U JPH0647302Y2 JP H0647302 Y2 JPH0647302 Y2 JP H0647302Y2 JP 1988154205 U JP1988154205 U JP 1988154205U JP 15420588 U JP15420588 U JP 15420588U JP H0647302 Y2 JPH0647302 Y2 JP H0647302Y2
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rotating
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JP1988154205U
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秀晃 福留
聡 中杉
龍一 上田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、押し入れや収納室等の支柱などに回動自在に
鏡付き回動枠を取り付けるための構造に関する考案であ
る。
[従来の技術] 従来から服を着たりする場合に鏡を見て着たりすること
が行なわれているが、従来の鏡は壁などに固定された固
定式であった。
[考案が解決しようとする課題] ところが、壁への固定式のものの場合、クローゼットか
ら服を選択したり、あるいはクローゼットから取り出し
た服を着たりする場合、いちいち壁に固定した鏡の所ま
で服を持って行っておこなわなけばならず不便であっ
た。また、洋服ダンスやクローゼットなどの扉に鏡を設
けることも考えられるが、鏡を使用する際も使用しない
際も必ず扉を操作して開閉しなければならず、扉に鏡が
あること自体が邪魔になり、特に扉として折り畳み扉な
どの場合には鏡が対向する扉と衝突して割れる恐れがあ
るという問題があった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、鏡を支柱よりも前に
突出させたり、支柱の前面より背方に後退させたりする
ことができて鏡の収納、使用時の突出が簡単にでき、し
かも収納した状態での使用や突出させた状態での使用が
選択してでき、また突出させて使用する際に鏡を使用す
る人が支柱に邪魔されることがない鏡付き回動枠の支柱
への取り付け構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の鏡付き回動枠の支
柱への取り付け構造は、支柱1に回動枠3aの一側端部を
回動自在に取り付けて回動枠3aを支柱1の略前面よりも
背方に収納した状態から支柱1の前方に突出自在とし、
この回動枠3aの支柱1への枢支側と反対側の端部寄りに
鏡12を取り付けると共に回動枠3aの支柱1への枢支側寄
りにネクタイ掛け14を設けた構成とした。
[作用] 収納時には回動枠3aを支柱1の略前面より背方に位置さ
せて収納するのであるが、この収納状態でも鏡12を見て
服の選択をしたり、服を着たりすることができ、また回
動枠3aを支柱1の前方に突出させた状態でも鏡12を見て
服の選択をしたり、服を着たりすることができるように
なった。そして、回動枠3aの支柱1への枢支側と反対側
の端部寄りに鏡12を取り付けることで、回動枠3aを支柱
1より突出させて使用する際に鏡12を見る人にとって支
柱1が邪魔にならないようにできた。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
支柱1は、金属角パイプ製であって、上下方向に一定間
隔を隔てて複数のスリット4が設けてある。添付図面の
実施例では前後左右に配置した複数の支柱1を金属パイ
プ製の横架材8により連結してクローゼット用立体枠が
形成してある。このクローゼット用立体枠は押し入れや
収納室内において組み立て構成されて押し入れや収納室
内に設置されるものである。クローゼット用立体枠の上
部には横架材8上に天袋の地板となる網体9が載設して
あり、網体9の上が天袋部となるものである。第3図に
おいて10は押し入や収納室の開口部を開閉するための扉
を示している。この扉としては例えば2つ折り扉などが
用いられるが必ずしもこれにのみ限定されるものではな
い。前部に位置する支柱1のいずれかには背面側に上下
に複数個の枢支手段2が設けてあり、各枢支手段2に回
動枠3aと収納用回動体3bとをそれぞれ別々に回動自在に
枢支して取り付けてある。ここで、回動枠3bは前後巾が
薄くて支柱1の前後巾とほぼ等しい前後巾となっており
(回動枠3aの収納時には回動枠3aの前面が支柱1の前面
とほぼ面一となるように配置されるものである。なお、
必要に応じて回動枠3aの後部を支柱1の後面よりも少し
だけ後方に突出させてもよい。)、また収納用回動体3b
は前後巾が広くなっている。回動枠3aは矩形枠11に鏡12
を回動自在に取り付け、また矩形枠11に網体13とネクタ
イ掛け14とを取り付けて構成してある。そして、矩形枠
11には支柱1への枢支側に近い方の片側半分に網体13と
ネクタイ掛け14を取り付け、支柱1への枢支側に遠い側
の片側半分に鏡12の上端部中央と下端部中央とが回動自
在に枢支してある。ここで、鏡12は矩形枠11と平行状態
(つまり矩形枠11から突出しない状態)で保持手段によ
り保持されており、一定以上の力で鏡12を回動した際に
保持手段が外れて鏡12を回動することができるようにな
っている。保持手段としては例えば、第9図に示すよう
にボール30をばね32により押圧し、このボール30が孔31
に弾性的にはまり込むようにしたものであるが、これ以
外の種々の保持手段が採用できるのは勿論である。収納
用回動体3bとしては添付図面の実施例ではカッターシャ
ツなどを収納する網かご15とずぼん吊り16とを使用した
例が示してある。そして、この収納用回動体3bである網
かご15と他の収納用回動体3bであるずぼん吊り16とは上
下にずらして配置してあって、各々支柱1に回動自在に
取り付けてある。支柱1に回動枠3a、収納用回動体3bを
回動自在に取り付けるには以下のようにしておこなう。
すなわち、添付図面の実施例においては、角パイプより
なる支柱1の背面に設けたスリット4に筒状をした取付
け金具5の前面側に突設した逆L字状をした爪部6を引
掛けて取付け金具5を支柱1に取り付けることで、支柱
1の上下に複数個取付け金具5を取り付けるものであ
る。図中20はくさび部材であって、くさび部材20の少な
くとも一側面部は傾斜面21となっており、爪部6の基部
の両側にくさび部材20を配置し、両くさび部材20をボル
ト22、ナット23により連結する。この場合、くさび部材
20の傾斜面21を円筒状をした取付け金具5の外面に押し
当てるとともにくさび部材20の他の側面(実施例では傾
斜面21と反対側の面)を支柱1の外面に対向させ、この
状態でボルト22、ナット23を締め付けるので、傾斜面21
が円筒状をした取付け金具5の外面に沿って移動して取
付け金具5が支柱1側に動き、くさび部材20の他の側面
が支柱1に押し当てられる。この状態でボルト22、ナッ
ト23により固定されることにより支柱1に対して取付け
金具5が強固に取り付けられて第5図矢印方向に振れる
のが防止されるようになっている。この場合、くさび部
材20の他の側面も傾斜面21としておいてもよい。このよ
うに取付け金具5をくさび部材20よりなる振れ止め手段
により支柱1に取り付けるものは、取付け金具5に収納
用回動体3を回転自在に取り付ける本考案において特に
有効である。添付図面において取付け金具5に設けた枢
支手段2となる軸受け部には回動枠3a(または収納用回
動体3b)の腕部19の先端に設けた軸18が回転自在に嵌め
込まれる。この場合、枢支手段2となる軸受け部に合成
樹脂製のブッシュ33を介して軸18を回動自在に嵌め込む
ことで、スムーズな回転ができまた回転時に金属音が発
生しないようになっている。そして、回動枠3aは枢支手
段2部分を中心にして回動し、支柱1の前方に突出させ
ることができるようになっている。また収納用回動体3b
も別の枢支手段2部分を中心にして回動し、支柱1の前
方に突出させることができるようになっている。ここ
で、回動枠3a、収納用回動体3bを支柱1の前方に突出さ
せた時、回動枠3aまたは収納用回動体3bの枢支手段2側
の基部に設けた腕部19がストッパ手段7となって支柱1
の外面に当たってそれ以上回動枠3aまたは収納用回動体
3bが回動するのを阻止するようになっている。したがっ
て、回動枠3aまたは収納用回動体3bを前方に突出させた
際に必要以上にオーバーランすることがないようになっ
ている。
しかして、回動枠3aを使用する際には、そのままの収納
状態または前方に回動させて使用するものである。つま
り、例えば回動枠3aに設けた鏡12を使用する場合には、
第6図に示すように回動枠3aを収納した状態で鏡12を姿
見として利用したり、あるいは、回動枠3bを前方に回動
した状態で第7図実線のようにして使用したり、あるい
は、回動枠3bを前方に回動した状態で鏡12を回動して第
7図想像線のようにして使用したりするものである。こ
の場合、第7図のA、Bのいずれの部分に人が立っても
鏡12を回動枠3に対して回動することで使用することが
でき、また収納時に鏡12を回動して鏡12を正面側に露出
して位置させたり、あるいは背面側に位置させて正面に
露出しないようにしたりするのが自由に選択できるもの
である。そして、回動枠3aの支柱1への枢支側と反対側
の端部寄りに鏡12を取り付けることで、回動枠3aを前方
に突出して使用する際、第7図のA位置、B位置のいず
れの位置に立って鏡12を使用する際、支柱1が邪魔にな
らないようになっている。また、回動枠3aに設けた網体
13に収納物を吊り下げる吊下フックを吊り下げたり、ネ
クタイ掛け14にネクタイを掛けたり外したりするには回
動枠3aの収納状態でも回動枠3aの前方への突出状態での
いずれでもできるものである。また、収納用回動体3bを
使用するには回動枠3aを前方に回動した状態で、収納用
回動体3bを手でつかんで前方に回動させて収納物の出し
入れや収納している収納物の選択をするものである。そ
して、収納する際には収納用回動体3bを回動してクロー
ゼット用立体枠内に収納し、更に回動枠3を回動して収
納用回動体3の前方において収納用回動体3に重ねてク
ローゼット用立体枠内に収納するものである。
添付図面の実施例では、回動枠3aの後ろに上下に複数段
に収納用回動体3bを収納する実施例が示してある。すな
わち、収納用回動体3bとして網かご15とずぼん吊り16と
を用いたものであり、網かご15の下方にずぼん吊り16が
配置してある。このずぼん吊り16も枢支手段2により支
柱1に回動自在に取り付けてあるが、収納用回動体3bと
して上記のように2個設けた実施例の他に1個のもの、
3個以上を上下に設けたものが考えられる。
なお、第6図の実施例では支柱1に更に網かごを回動自
在に備えた網かご枠17を枢支手段2により回動自在に取
り付けた実施例が示してあるが、この場合、網かご枠17
はクローゼット用立体枠内の収納空間のうち上記回動枠
3aと収納用回動体3bとを前後に重ねて収納する収納空間
の側方の空間に収納され、使用時には回動して前方に突
出させて使用するものである。
なお、またクローゼット用立体枠の後部に位置する支柱
1には支柱1のスリット4を利用して棚やハンガーパイ
プ等の固定収納部材24を直接または取付け金具を介して
着脱自在に取り付けるようになっている。この場合もス
リット4に固定収納部材24に設けた爪部または取付け金
具に設けた爪部を着脱自在に引掛け係止するものであ
る。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように支柱に回動枠の一側端
部を回動自在に取り付けて回動枠を支柱の略前面よりも
背方に収納した状態から支柱の前方に突出自在としてあ
るので、支柱をクローゼットなどの支柱とした場合、回
動枠を支柱の略前面より背方に位置させた状態でも鏡を
見て服の選択をしたり、服を着たりすることができ、ま
た回動枠を支柱の前方に突出させた状態でも鏡を見て服
の選択をしたり、服を着たりすることができるものであ
り、また、クローゼットなどの扉に鏡を設けるもののよ
うに扉の開閉時に鏡が破損したりすることがなく、更に
従来のように折り畳み扉は使用できないといったような
扉の種類に制限がないものであり、また、回動枠の支柱
への枢支側と反対側の端部寄りに鏡を取り付けること
で、回動枠を支柱より突出させて使用する際に鏡を見る
人にとって支柱が邪魔にならないものであり、更に、回
動枠の支柱への枢支側と反対側の端部寄りに鏡を取り付
けると共に回動枠の支柱への枢支側寄りにネクタイ掛け
を設けてあるので、回動枠を収納状態でネクタイ掛けか
らネクタイを取って鏡を見ながらネクタイを締めること
ができるのはもちろん、回動枠を回動して支柱より突出
させた場合、鏡とネクタイ掛けとが同時に支柱より突出
した位置に回動され、支柱から離れた位置に立って鏡を
見ながら横に位置するネクタイ掛けからネクタイを取り
出してネクタイを締めることができて、ネクタイ締めが
容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体斜視図、第2図は同上の一部省略
した斜視図、第3図は同上の一実施例の概略平面図、第
4図は同上の枢支手段部分の分解斜視図、第5図は同上
の枢支部分の断面図、第6図は支柱に回動枠と収納用回
動体とを回動自在に取り付けた実施例の断面図、第7図
は回動枠を前方に回動させた状態の断面図、第8図は収
納用回動体を前方に回動している状態の断面図、第9図
は鏡の支持手段の一例の説明図において回動枠を前方に
回動させた状態の断面図であって、1は支柱、3aは回動
枠、12は鏡である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱に回動枠の一側端部を回動自在に取り
    付けて回動枠を支柱の略前面よりも背方に収納した状態
    から支柱の前方に突出自在とし、この回動枠の支柱への
    枢支側と反対側の端部寄りに鏡を取り付けると共に回動
    枠の支柱への枢支側寄りにネクタイ掛けを設けて成る鏡
    付き回動枠の支柱への取り付け構造。
JP1988154205U 1988-11-25 1988-11-25 鏡付き回動枠の支柱への取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0647302Y2 (ja)

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JP1988154205U JPH0647302Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 鏡付き回動枠の支柱への取り付け構造

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Publication Number Publication Date
JPH0274827U JPH0274827U (ja) 1990-06-07
JPH0647302Y2 true JPH0647302Y2 (ja) 1994-12-07

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JP1988154205U Expired - Lifetime JPH0647302Y2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 鏡付き回動枠の支柱への取り付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314671Y2 (ja) * 1984-11-30 1988-04-25
JPH0515218Y2 (ja) * 1987-02-24 1993-04-22

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JPH0274827U (ja) 1990-06-07

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