JPH0316493Y2 - - Google Patents

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JPH0316493Y2
JPH0316493Y2 JP1983085215U JP8521583U JPH0316493Y2 JP H0316493 Y2 JPH0316493 Y2 JP H0316493Y2 JP 1983085215 U JP1983085215 U JP 1983085215U JP 8521583 U JP8521583 U JP 8521583U JP H0316493 Y2 JPH0316493 Y2 JP H0316493Y2
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JP
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metal fitting
sleeve plate
deck
end surface
tongue piece
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JP1983085215U
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JPS59189544U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はタイプライター等におけるスタンドの
袖板取付け金具に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、タイプライター等のスタンドの両側部
には、甲板に対し折り畳み自在な袖板が設けられ
ている。
そして甲板に対し袖板を折り畳み自在に取付け
る取付け金具は、従来より各種のものが提案され
ており、例えば、実開昭50−72502号公報に示さ
れているものがある。この従来の技術は、中心を
通るX−X垂線より内側の上下2個所にストツパ
を、該垂線の外側で中心より稍上に支持軸嵌合用
透孔を穿設した受金具を固有天板の側端下側と側
板との裏側に固着し、本体中央に垂線に対し傾斜
する溝と先端に前記ストツパを係合するフツクと
を有する受金を補助天板の側端下側と側板の裏側
とに固着し、受金具の透孔内に嵌合した支持軸を
溝内に摺動自在に嵌合して両天板を連結して、こ
れら上面を等面にできるようにしたタイプスタン
ド等の補助天板折畳装置に構成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この従来の技術は固有天板の受金具に
ストツパを溶接固着し、そのストツパに補助天板
の受金具に形成したフツクを係合させることによ
り、補助天板の揺動を規制する構成であるので、
部品点数が多く構成が複雑であり、これに伴いコ
スト高になり、又ストツパの根元が折損する等故
障しやすいという問題点があつた。
本考案は前記問題点に鑑み、部品点数が少なく
構成が簡単であり、又取扱いも容易で故障しにく
いタイプライター等におけるスタンドの袖板取付
け金具を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記問題点を解決するために、甲板と
該甲板の両端に下方向への折畳み自在に取付けた
袖板を備えたタイプライター等におけるスタンド
の袖板取付け金具において、前記甲板に固定され
た固定金具と、前記袖板に固定された可動金具か
ら成り、該何れか一方の金具に水平方向に対し斜
め上方に向く長孔を穿設し、該長孔に沿つて前記
可動金具が摺接回動できるように各々の金具を軸
支し、かつ各々の金具の下端面に舌片を突設し、
前記固定金具における舌片を垂直方向に対して一
方向に折曲させて、前記甲板と袖板が水平状態の
ときに前記可動金具における舌片の内向側の係止
端面が前記固定金具における舌片の内向側の係止
端面に係止し、前記甲板と袖板が垂直状態のとき
に前記可動金具の下端面が前記固定金具における
舌片の内向側の係止端面に係止するように構成し
たことを特徴とするタイプライター等におけるス
タンドの袖板取付け金具に構成したものである。
〔作用〕
本考案によれば、固定金具の舌片に可動金具の
舌片を係止させることにより、袖板を甲板と水平
状態に保持することになる。又袖板を長孔に沿つ
て斜め上方に持ち上げ、前記両舌片を離脱させた
後、袖板を垂直方向に回動させ、前記可動金具の
下端面を前記固定金具における舌片の内向側の係
止端面に係止させることにより、袖板を甲板と垂
直状態になるように折畳むことになる。
〔実施例〕
以下本考案に係るタイプライター等におけるス
タンドの袖板取付け金具の一実施例を図面に基づ
き説明する。第1図は本考案に係る取付け金具を
備えたスタンドの斜視図、第2図は取付け金具の
分解斜視図、第3図は取付け金具を組立てた状態
の正面図、第4図は第3図の−線断面図であ
る。
図中1は甲板、2は脚部、3は甲板1の両側部
に有する袖板である。脚部2は脚座4で所定箇所
に据え付け固定でき、又必要に応じてキヤスター
5により走行できるようになつている。前記各袖
板3は、第1図に実線で示す如く甲板1の面と水
平に位置保持可能に、又第1図に二点鎖線で示す
如く折り畳むべく垂下可能に袖板取付け金具6に
より甲板1の両側部に装着されている。袖板取付
け金具6は、甲板1と袖板3とが互いに装着され
る各端部の前端及び後端に配設されるもので、第
2図乃至第4図に示す如く、甲板1に固設される
固定金具7と、袖板3に固設される可動金具8と
から成つている。該固定金具7及び可動金具8は
板材により略L字の鉤状に形成されている。固定
金具7は基部(図示では上部)が甲板1の裏面に
溶接等の手段で固設されるようになつており、又
下部の一側にはボルト挿通孔9が穿設されてい
る。固定金具7の下端には、固定金具7の板面に
対し、可動金具8の重合方向にやや折り曲げられ
た舌片10が一体に突設されている。舌片10の
内向側の一端は、可動金具8と係止自在な係止端
面11としてある。可動金具8は基部(図示では
上部)が袖板3の裏面に溶接等の手段で固設され
るようになつており、又下部の一側には斜め上方
に向う長孔12が形成されている。該長孔12は
上方に向うに従つて甲板1と離間する方向に形成
されている。可動金具8の下端面15には該可動
金具8の板面と同一の舌片13が一体に形成され
ている。舌片13の内向側一端は袖板3を甲板1
と同一面の水平位置にした時に、前記舌片10の
係止端面11と係止する係止端面14としてあ
る。又係止端面14の後方に位置する可動金具8
の下端面15は、第1図に二点鎖線で示す如く、
袖板3を甲板1に対し折り畳むべく垂下させた時
に舌片10の係止端面11と係止する。そして、
前記ボルト挿通孔9及び長孔12は、適宜ワツシ
ヤー16を介在させてボルト17が挿通され、該
ボルト17に適宜ワツシヤー18を介在させて袋
ナツト19が螺着され、これにより可動金具8が
固定金具7のボルト17に沿つて長孔12に可動
可能に装着されている。
しかして、第1図に実線で示す如く、袖板3が
甲板1と同一面の水平に位置している時は、ボル
ト17が長孔12の上端に位置し、かつ各舌片1
0,13の係止端面11,14が互いに係止し
て、前記水平位置が保持されている。次に袖板3
を甲板1に対し折り畳むべく垂下させる場合は、
袖板3を甲板1に対し離間する方向の斜め上方に
向つて持ち上げる。この時、長孔12はボルト1
7に沿つて相対的に移動することになつて、長孔
12の下端に位置し、これに伴い前記各舌片1
0,13の係止端面11,14の係止が脱離し、
袖板3が甲板1に対し垂下できる。袖板3が限点
まで垂下されると、可動金具8の下端面15が舌
片10の係止端面11と係止する。更に袖板3を
前記の如く甲板1と同一水平面上に保持させるに
は、ボルト17を中心にして袖板3を上方に回動
させれば、袖板3の自重により、長孔12がボル
ト17に沿つて下端より上端位置に向つて相対的
に移動することとなり、従つて各舌片10,13
の係止端面11,14が互いに係止して、袖板3
が甲板1と同一水平面上に位置保持される。
尚、舌片13の係止端面14と反対側に位置す
る他端は、可動金具8の可動、及び舌片10の係
止端面11と可動金具8の下端面15との係止を
容易にすべく、長孔12の下端を中心として弧状
に形成しておく。
このように本考案によれば、固定金具と可動金
具を係止させることによつて袖板の回動運動を規
制することになるので、ピン等のストツパを金具
に設ける必要がなく、故障しにくい。しかも部品
点数が少なく構成が簡単であることからコストが
低廉になる。
又袖板を折り畳むのにその袖板を斜め上方に向
つて持ち上げるのみでよく、一方袖板を折り畳み
状態から甲板と同一水平面上に位置保持させるの
にその袖板を上方に回動させるのみで足り、取扱
い操作が極めて簡単である。
なお、本考案は前記実施例にのみ限定されるも
のではなく、例えば長孔12を固定金具7に、ボ
ルト挿通孔9を可動金具8にそれぞれ設けてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、固定金具と可動金具を係止さ
せることによつて袖板の回動運動を規制すること
になるので、ピン等のストツパを金具に設ける必
要がなく故障しにくく、しかも部品点数が少なく
構成が簡単であることからコストが低廉になる。
又袖板を折り畳むのにその袖板を斜め上方に向
つて持ち上げるのみでよく、一方袖板を折り畳み
状態から甲板と同一水平面上に位置保持させるの
にその袖板を上方に回動させるのみで足り、取扱
い操作が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るタイプライター等における
スタンドの袖板取付け金具の一実施例を示し、第
1図はその取付け金具を備えたスタンドの斜視
図、第2図に取付け金具の分解斜視図、第3図は
取付け金具を組立てた状態の正面図、第4図は第
3図の−線断面図である。 1……甲板、2……脚部、3……袖板、4……
脚座、5……キヤスター、6……袖板取付け金
具、7……固定金具、8……可動金具、9……ボ
ルト挿通孔、10,13……舌片、11,14…
…係止端面、12……長孔、15……下端面、1
6,18……ワツシヤー、17……ボルト、19
……袋ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 甲板と該甲板の両端に下方向への折畳み自在に
    取付けた袖板を備えたタイプライター等における
    スタンドの袖板取付け金具において、 前記甲板に固定された固定金具と、前記袖板に
    固定された可動金具から成り、該何れか一方の金
    具に水平方向に対し斜め上方に向く長孔を穿設
    し、該長孔に沿つて前記可動金具が摺接回動でき
    るように各々の金具を軸支し、かつ各々の金具の
    下端面に舌片を突設し、前記固定金具における舌
    片を垂直方向に対して一方向に折曲させて、前記
    甲板と袖板が水平状態のときに前記可動金具にお
    ける舌片の内向側の係止端面が前記固定金具にお
    ける舌片の内向側の係止端面に係止し、前記甲板
    と袖板が垂直状態のときに前記可動金具の下端面
    が前記固定金具における舌片の内向側の係止端面
    に係止するように構成したことを特徴とするタイ
    プライター等におけるスタンドの袖板取付け金
    具。
JP8521583U 1983-06-04 1983-06-04 タイプライタ−等におけるスタンドの袖板取付け金具 Granted JPS59189544U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8521583U JPS59189544U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 タイプライタ−等におけるスタンドの袖板取付け金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8521583U JPS59189544U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 タイプライタ−等におけるスタンドの袖板取付け金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59189544U JPS59189544U (ja) 1984-12-15
JPH0316493Y2 true JPH0316493Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=30215180

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8521583U Granted JPS59189544U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 タイプライタ−等におけるスタンドの袖板取付け金具

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JP (1) JPS59189544U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5072502U (ja) * 1973-11-07 1975-06-26

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JPS59189544U (ja) 1984-12-15

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