JPS6326055Y2 - - Google Patents

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JPS6326055Y2
JPS6326055Y2 JP1984073435U JP7343584U JPS6326055Y2 JP S6326055 Y2 JPS6326055 Y2 JP S6326055Y2 JP 1984073435 U JP1984073435 U JP 1984073435U JP 7343584 U JP7343584 U JP 7343584U JP S6326055 Y2 JPS6326055 Y2 JP S6326055Y2
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JP
Japan
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furniture
connecting member
guide groove
locking
holding
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JP1984073435U
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English (en)
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JPS60185946U (ja
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Publication of JPS6326055Y2 publication Critical patent/JPS6326055Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、上下に積み重ねられた上
部家具と下部家具とを相互に連結して、地震の際
等に上部家具の倒れを防止するための家具の連結
保持装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の連結保持装置として、例えば第
5図に示すように、上部家具19と下部家具20
との背面にそれぞれ上部連結金具21と下部連結
家具22とを取着し、上部連結金具21には軸2
3により連結板24を回動可能に支持し、又、下
部連結金具22には頭付きピン25を突設したも
のがある。そして、上部連結金具21には前記軸
23を略中心とした円弧に沿つて延びる係止溝2
6が切欠形成されており、その係止溝26を下部
連結金具22の頭付きピン25に係止することに
より上部家具19と下部家具20とが相互に連結
されて、地震時等における上部家具19の倒れが
防止されるようになつている。
ところが、この従来の構成によると、連結板2
4が係止溝26の上縁と頭付きピン25の外面と
の接触のみにより連結状態に保持されているた
め、その保持力が充分でなく、地震により上部家
具19が激しく揺れたとき等には連結板24が係
止解除方向に回動され、連結保持装置が有効に機
能しなくなるという問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記の従来の技術に鑑みてなされた
ものであり、この出願の考案が解決しようとする
問題点は、隣接する一対の家具素子を強力に連結
保持して、地震等により外部からの力が作用した
ときでもその連結状態が解除されないようにする
ことにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するために、この考案にお
いては隣接する一対の家具素子を互いに連結保持
して双方の分離を防止する家具の連結保持装置に
おいて、いずれか一方の家具素子に係止突起を設
け、他方の家具素子に連結部材を回動操作可能に
支持し、この連結部材には案内溝を連結部材の回
動中心に向つて凹状に設けるとともに案内溝の最
奥部には連結部材の回動操作に伴い前記係止突起
を係止保持する保持部を設け、さらに案内溝の回
動中心側の縁部には係止突起と保持部との係止状
態を保持する押圧突部を回動中心から離問するよ
うに突設したものてある。
(作用) 上記の手段により、連結部材11を回動操作す
ると、押圧突部13が係止突起8の外面に接触
し、隣接する一対の家具素子5,6はそれぞれの
自重に抗して若干離問される。さらに回動操作す
ると、両家具素子5,6は自重によつて連結部材
11の回動操作前の状態に復帰するとともに、保
持部14が係止突起8に嵌合し、両者は互いの接
触により係止される。
また、保持部14が係止突起8に嵌合係止され
た後には、係止突起8が押圧突部13に当接して
連結部材11の回動が阻止され、連結部材11は
家具素子5,6の自重に抗して家具素子5,6を
所定間隔だけ移動させるような力を受けなければ
回動操作されない。
(実施例) 以下、この考案を二段重ね家具用の連結保持装
置に具体化した一実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
第1図に示すように、この実施例の連結保持装
置はそれぞれ金属板により別個に形成された上部
連結金具1と下部連結金具2とからなり、両連結
金具1,2の取付板3,4は上下に対応するよう
に上部家具5の背面下端枠5aと下部家具6の背
面上端枠6aとにそれぞれ一対のビス7により固
定されている。
下部連結金具2の取付板4の中央部には、この
実施例における係止突起としての係止ピン8が取
付板4に対し直角に突設されており、その突出端
には大径の頭部9が一体形成されている。
一方、上部連結金具1の取付板3の中央部に
は、かしめ軸10によりこの実施例の連結部材と
しての略三角形状の連結板11がその上端部にて
回動可能に支持され、その一側縁下端部からは内
方に向かつて延びる案内溝12が切欠形成されて
いる。この案内溝12の上側縁は内方に向かう程
前記かしめ軸10から離間する曲線をなし、その
内方最離間部は押圧突部13となつている。そし
て、連結板11を第1図の状態から時計方向に回
動操作したときには、第2図に鎖線で示すように
前記係止ピン8と案内溝12の上側縁及び押圧突
部13との接触により、上部家具5がわずかに上
方に持ち上げられるようになつている。
前記押圧突部13と連続する位置において案内
溝12の奥部上側縁には、この実施例における保
持部としての保持凹部14が前記かしめ軸10に
接近するようにして形成されている。そして、第
2図に実線で示すように、連結板11の回動操作
に伴い案内溝12の最奥部に前記係止ピン8が進
入したときには、押圧突部13により持ち上げら
れた上部家具5が自重でわずかに下降されること
によつて係止ピン8が保持凹部14内に嵌合係止
される。
なお、この実施例においては前記連結板11の
一側縁下端に指掛け用の操作片15が直角に折曲
形成されている。又、上部連結金具1の取付板3
の上側部表面には左右一対の保持突起16が形成
され、連結板11の裏面と接触した状態でその連
結板11を左又は右の回動位置に保持することに
よつて、家具の取付時或いは運搬時等に連結板1
1が作業の妨げとならないようにすることができ
る。
次に、以上のように構成された二段重ね家具用
の連結保持装置の作用について説明する。
さて、第1図は上部連結金具1と下部連結金具
2とがそれぞれ上部家具5と下部家具6とに取付
けられるとともに、上部連結金具1の連結板11
が下部連結金具2の係止ピン8と係合しない位置
に回動配置された状態を示すものである。この状
態において操作片15に指を掛けて連結板11を
同図の時計方向に回動すると、第2図に鎖線で示
すように、案内溝12内においてその上側縁が係
止ピン8の外面に接触する。このとき、案内溝1
2の上側縁が内方に向かう程かしめ軸10から
徐々に離間する曲線に沿つて形成されているた
め、連結板11の回動操作に伴つて上部家具5が
わずかに上方に持ち上げられる。
引続き、連結板11を回動操作すると、第2図
に実線で示すように、係止ピン8が押圧突部13
から解離され、上部家具5が前記持ち上げ位置か
ら下降され、係止ピン8が保持凹部14内に嵌合
係止される。このとき、保持凹部14がかしめ軸
10に接近する凹状をなすとともに、押圧突部1
3がそれと反対方向に突出しているため、係止ピ
ン8と保持凹部14との係止状態が保持され、連
結板11の同図における反時計方向への回動が確
実に防止される。
従つて、地震の際に上部家具5が横方向に大き
く揺れた場合でも連結板11の係止状態が解除さ
れるといつたおそれがない。又、この実施例の連
結保持装置によれば、ピン8の頭部9を介して連
結板11が前方に外れないようになつているの
で、前後方向に揺れた場合の上部家具5の倒れを
確実に防止することができる。
なお、この考案は前記実施例の構成のみに限定
されるものではなく、例えば、前記実施例の連結
板11の下端部を切除して案内溝12の下縁部を
省き、第3図に示すような形状のものとするな
ど、この考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形
状や構成を任意に変更して具体化することも可能
であり、又、左右に並べた一対の家具素子を連結
するための連結保持装置として応用することもで
きる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は隣接する一対
の家具素子を互いに連結保持して双方の分離を防
止する家具の連結保持装置において、いずれか一
方の家具素子に係止突起を設け、他方の家具素子
に連結部材を回動操作可能に支持し、この連結部
材には案内溝を連結部材の回動中心に向つて凹状
に設けるとともに案内溝の最奥部には連結部材の
回動操作に伴い前記係止突起を係止保持する保持
部を設け、さらに案内溝の回動中心側の縁部には
係止突起と保持部との係止状態を保持する押圧突
部を回動中心から離間するように突設したので、
保持部及び連結部材間の接触と、同連結部材の回
動阻止に家具の自重を利用することとの相乗効果
により隣接する家具素子を強力に連結保持して、
地震等により外部からの力が作用したときでもそ
の連結状態が解除されないようにすることができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示す
家具の連結保持装置の正面図、第2図は同装置の
作用を示す一部破断正面図、第3図はこの考案の
別例を示す要部正面図、第4図は従来の連結保持
装置の取付状態を示す家具の背面図である。 家具素子としての上部家具5及び下部家具6、
係止突起としての係止ピン8、連結部材としての
連結板11、保持部としての保持凹部14。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隣接する一対の家具素子5,6を互いに連結保
    持して双方の分離を防止する家具の連結保持装置
    において、 いずれか一方の家具素子6に係止突起8を設
    け、他方の家具素子5に連結部材11を回動操作
    可能に支持し、この連結部材11には案内溝12
    を連結部材11の回動中心10に向つて凹状に設
    けるとともに案内溝12の最奥部には連結部材1
    1の回動操作に伴い前記係止突起8を係止保持す
    る保持部14を設け、さらに案内溝12の回動中
    心10側の縁部には係止突起8と保持部14との
    係止状態を保持する押圧突部13を回動中心10
    から離間するように突設したことを特徴とする家
    具の連結保持装置。
JP7343584U 1984-05-18 1984-05-18 家具の連結保持装置 Granted JPS60185946U (ja)

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JP7343584U JPS60185946U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 家具の連結保持装置

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JP7343584U JPS60185946U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 家具の連結保持装置

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JPS60185946U JPS60185946U (ja) 1985-12-10
JPS6326055Y2 true JPS6326055Y2 (ja) 1988-07-15

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ID=30612799

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JP7343584U Granted JPS60185946U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 家具の連結保持装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715319U (ja) * 1971-03-18 1972-10-23
JPS5543406B2 (ja) * 1976-04-06 1980-11-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632116Y2 (ja) * 1978-09-13 1981-07-31

Patent Citations (2)

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JPS4715319U (ja) * 1971-03-18 1972-10-23
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JPS60185946U (ja) 1985-12-10

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