JPH062018Y2 - セットピンの抜止め装置 - Google Patents

セットピンの抜止め装置

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Publication number
JPH062018Y2
JPH062018Y2 JP8244087U JP8244087U JPH062018Y2 JP H062018 Y2 JPH062018 Y2 JP H062018Y2 JP 8244087 U JP8244087 U JP 8244087U JP 8244087 U JP8244087 U JP 8244087U JP H062018 Y2 JPH062018 Y2 JP H062018Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
set pin
spring
retaining ring
pin body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8244087U
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JPS63188314U (ja
Inventor
祐二 北村
勝美 堀
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軸の端部に挿入して使用するセットピンの抜
止め装置に関するものである。
(従来の技術) 軸の端部に挿入して使用するセットピンの抜止め装置と
して、実開昭51-150361号公報に開示されるように、セ
ットピン本体の一端部にC字状の抜止めリングの両端部
を回動自在に挿入し、セットピン本体の他端部に、前記
両端部廻りの抜止めリングの回動を許す位置と阻止する
位置との間で出退すべくノックピンを軸心方向に摺動自
在に内嵌すると共に、ノックピンを突出方向に付勢する
バネをセットピン本体内に設けたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) この種の装置では、セットピン本体の他端部に有底状の
凹入部を形成し、その凹入部にバネとノックピンとを挿
入して止め輪で抜止めしていたので、小径の凹入部内に
止め輪溝を形成し、その溝に止め輪を入れる必要があ
り、加工、組立が煩雑になる欠点があった。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、構造を簡素
化し、加工、組立を容易にできるようにすることを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、セットピン本体8の
一端部にC字状の抜止めリング7の両端部15を回動自在
に挿入し、セットピン本体8の他端部に、前記両端部15
廻りの抜止めリング7の回動を許す位置と阻止する位置
との間で出退すべくノックピン13を軸心方向に摺動自在
に内嵌すると共に、ノックピン13を突出方向に付勢する
バネ14をセットピン本体8内に設けたセットピンの抜止
め装置において、ノックピン13及びバネ14をセットピン
本体8の一端側から挿入し、かつ抜止めリング7の両端
部15をセットピン本体8内に突出させてバネ受部とした
ものである。
(作用) 組立の際には、セットピン本体8の大径孔9内にノック
ピン13、バネ14を挿入し、抜止めリング7の両端部15を
大径孔9内に突出させ、これによってバネ14の抜止めを
行なう。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第2
図において、1は農業機械等に設けられた左右一対のブ
ラケットで、この一対のブラケット1間に揺動アーム2
が設けられ、この揺動アーム2はブラケット1に挿入さ
れた横方向の頭部3付きの枢支軸4により枢支されてい
る。枢支軸4の頭部3と反対側の端部に形成されたピン
孔5にはセットピン6が挿入され、抜止めリング7によ
り抜止めされている。
セットピン6は、第1図に示すようにセットピン本体8
内に、その一端側から他端側に向かって大径孔9と段部
10と小径孔11とが形成されている。そして、大径孔9内
には頭部12が段部10に係合して小径孔11から外方に突出
するノックピン13が軸方向に摺動自在に内嵌されると共
に、ノックピン13を突出方向に付勢するためのバネ14が
内嵌されている。ノックピン13、バネ14は大径孔9の開
口端側から挿抜自在に挿入されている。
抜止めリング7は弾性線材をC字状に形成したものであ
って、この抜止めリング7の両端部15は、セットピン本
体8の一端側に軸心と直交方向に形成された孔部16に回
動自在に挿入されると共に、大径孔9内に突出させてバ
ネ14が係合するバネ受部とされている。抜止めリング7
は両端部15廻りに回動自在であり、ノックピン13は抜止
めリング7の回動を許す位置と回動を阻止する位置との
間で出退自在であって、抜止めリング7をブラケット1
側に回動させて枢支軸4に外嵌させた後、ノックピン6
で外れ方向への回動を阻止するようになっている。
セットピン6で枢支軸4の抜止めをする際には、抜止め
リング7をセットピン6から外方に回動させた状態で、
セットピン6を枢支軸4のピン5に挿入する。次に、バ
ネ14を抗してノックピン13を押し込んでおき、抜止めリ
ング7を両端部15廻りにa矢示方向に回動させ、ノック
ピン13よりもブラケット1側に位置させた後、ノックピ
ン13の押し込みを解除する。するとノックピン13がバネ
14で突出状態に戻り、抜止めリング7が枢支軸4に外嵌
した状態で回動不能に拘束され、セットピン6が抜止め
される。
セットピン6にノックピン13、バネ14を組込む際には、
大径孔9内にノックピン13、バネ14を挿入した後、抜止
めリング7の両端部15を孔部16に挿入し、大径孔9内に
突出させてバネ14の外れを止めれば良い。
この種のものとして、第3図に示すように、抜止めリン
グ7の端部15をセットピン本体8の肉厚内で孔部16に挿
入し、バネ受板17を介して止め輪18でバネ14の外れ止め
を行なうようにすることが考えられる。しかし、これで
は、止め輪18を嵌めるための止め輪溝が必要であり、従
来例と同様に加工、組立が煩雑である。
なお、本考案は、トラクタのロアリンク取付部その他に
おいても利用でき、実施例に限定されるものではない。
(考案の効果) 本考案によれば、ノックピン13及びバネ14をセットピン
本体8の一端側から挿入し、抜止めリング7の両端部15
をセットピン本体8内に突出させてバネ受部としている
ので、従来の止め輪を使用するものに比較して、加工、
組立を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同揺
動アーム取付部の断面図、第3図は比較例を示す断面図
である。 4…枢支軸、6…セットピン、7…抜止めリング、8…
セットピン本体、13…ノックピン、14…バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セットピン本体8の一端部にC字状の抜止
    めリング7の両端部15を回動自在に挿入し、セットピン
    本体8の他端部に、前記両端部15廻りの抜止めリング7
    の回動を許す位置と阻止する位置との間で出退すべくノ
    ックピン13を軸心方向に摺動自在に内嵌すると共に、ノ
    ックピン13を突出方向に付勢するバネ14をセットピン本
    体8内に設けたセットピンの抜止め装置において、ノッ
    クピン13及びバネ14をセットピン本体8の一端側から挿
    入し、かつ抜止めリング7の両端部15をセットピン本体
    8内に突出させてバネ受部としたことを特徴とするセッ
    トピンの抜止め装置。
JP8244087U 1987-05-28 1987-05-28 セットピンの抜止め装置 Expired - Lifetime JPH062018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8244087U JPH062018Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 セットピンの抜止め装置

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JP8244087U JPH062018Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 セットピンの抜止め装置

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JPS63188314U JPS63188314U (ja) 1988-12-02
JPH062018Y2 true JPH062018Y2 (ja) 1994-01-19

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