JPH0525449Y2 - - Google Patents

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JPH0525449Y2
JPH0525449Y2 JP1985017982U JP1798285U JPH0525449Y2 JP H0525449 Y2 JPH0525449 Y2 JP H0525449Y2 JP 1985017982 U JP1985017982 U JP 1985017982U JP 1798285 U JP1798285 U JP 1798285U JP H0525449 Y2 JPH0525449 Y2 JP H0525449Y2
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clasp
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は時計バンドの中留構造に関するもので
あり、特に嵌合したときのバンド長手方向へのガ
タが少ない中留の構造に関するものである。
(b) 従来技術 従来の中留は、第3図に示すように、一方のバ
ンド端部に取り付けられている枠体1と、この枠
体1に回動自在に取り付けられた中留裏2と、こ
の中留裏2に回動自在に取り付けられ、かつ係止
爪3aを有する中留蓋3と、他方のバンド端部に
取り付けられかつピン4aを有する枠体4とから
構成されていた。
この中留を嵌合させる場合には、枠体4の中に
中留蓋3を通すようにして枠体4を中留蓋3に引
掛け、さらに中留蓋3を閉じてその係止爪3aを
中留裏2の取付部2aに係合させる。
このようにして嵌合された中留は、第4図に示
すような状態になる。
(c) 考案が解決しようとする問題点 上記従来例においては、中留を嵌合した場合、
第4図に示すように枠体4のピン4aが中留蓋3
と中留蓋2との間の空間においてバンド長手方向
に自由に移動してしまう。
このためガタが生じるという問題点があつた。
また、第3図に示すように、枠体1の側面に回
動自在に取り付けたロツクレバー5を枠体4の側
面に設けられた突起6に係合させるダブルロツク
機構を備えた中留においては、中留を嵌合させた
ときに枠体1,4が常に一定の位置関係になつて
いないとロツクレバー5を突起6に係合させるこ
とができず、無理に係合させようとするとロツク
レバー5を変形させてしまうという問題もあつ
た。
(d) 問題点を解決するための手段 本考案は、中留蓋の内側に凹部を形成し、この
凹部に第2の枠体のピンをはめ込んでから嵌合さ
せることにより、前記従来例の問題点を確決する
ものである。
(e) 実施例 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図はその嵌合した状態を示す部分切断側面図で
ある。11は一方のバンド端部に取り付けられた
第1の枠体、12はこの第1の枠体11の端部に
回動自在に取り付けられた中留裏、13はこの中
留裏12の端部に回動自在に取り付けられた中留
蓋、14は他方のバンド端部に取り付けられピン
14aを有する第2の枠体である。
中留蓋13には、中留裏12との取付部13a
から解放端13bに向かつて低くなるようにゆる
く傾斜した側面13c,13dが設けられてお
り、その取付部13a付近でかつ中留蓋13を閉
じたときに中留裏12に対向する内側部分には凹
部13e,13fが形成されている。
この側面13c,13dを傾斜させているの
は、第2の枠体14を中留蓋13に引掛け易くす
るためである。
また、中留蓋13の解放端13b付近には、中
留裏12の第1の枠体11との取付部12aの外
周に係合する係合爪13gも設けられている。
本実施例における中留を嵌合させる場合には、
はじめに第2の枠体14の中を中留蓋13を通す
ようにして第2の枠体14を中留蓋13に係止さ
せる。このときに、第2の枠体14のピン14a
を中留蓋13の内側に設けられている凹部13
e,13fにはめ込んで係止させる。
次に、中留蓋13を回動させてその係止爪13
gを中留裏12の取付部12aに係合させて嵌合
させる。第2図に示すように、上記の如く嵌合さ
れた中留において、第2の枠体14のピン14a
は、中留蓋13の凹部13e,13f内から出る
ことができず、バンド長手方向に移動することは
できない。
尚、このように嵌合した中留の中留蓋13の凹
部13e,13fから第2の枠体14のピン14
aが飛び出さないようにするためには、側面13
c,13dの端面から中留裏12までの間隔をピ
ン14aの直径よりも小さくするか、又は凹部1
3e,13fの底部から中留裏12までの間隔を
ピン14aの直径とほぼ等しくすること等が必要
である。また、側面13c,13dを側壁のよう
に形成せずに、中留蓋13自体を側面13c,1
3dの形状に沿つて形成しても良い。
一方、第1図に示す第1、第2の枠体11,1
4の側面には、それぞれロツクレバー15と突起
16が取り付けられている。
このロツクレバー15は針金を折り曲げて形成
されたものであり、第1の枠体11の側面にロー
付等により固着されている円筒形又は半円筒形の
取付部17に回動自在に取り付けられている。
また、突起16は第2の枠体14の側面にロー
付等により固着されている。
このロツクレバー15と突起16からなるダブ
ルロツク機構は、中留を嵌合した後に嵌合される
ものであり、本考案においては中留のバンド長手
方向のガタが無いために極めて容易に嵌合され
る。
(f) 考案の効果 本考案によれば、中留のバンド長手方向のガタ
を無くすことができ、特にダブルロツク機構を有
する中留においてはダブルロツク機構をより嵌合
し易くすることができる。
また、中留蓋を開いたときにも、中留蓋の凹部
に第2の枠体のピンが係合している限り中留が離
脱することがなく、不意に中留がはずれてしまう
ことがない。
さらに、本考案における中留蓋の凹部は、中留
蓋と中留裏との取付部付近に設けられているの
で、中留蓋を回動させてもこの回動に伴つて凹部
に係合するピンの位置が大きく移動することがな
い。このため、中留蓋が開いたときにバンド長が
長くなり、凹部からピンが外れ易くなることがな
い。
さらにまた、中留蓋に凹部を形成するために
は、中留蓋の厚みを増すことが必要であるが、こ
のようにすると第2の枠体内を通すことが難しく
なる。本考案の中留蓋は、側面形状をその取付部
から解放端に向かつて高さが低くなるように設定
し、解放端側の厚みを薄くしているので、第2の
枠体に通し易く、また係合爪の高さを十分にとる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図に示す中留を嵌合させた状態を示す部
分切断側面図、第3図は従来の中留を示す斜視
図、第4図は第3図に示す中留を嵌合させた状態
を示す部分切断側面図である。 11……第1の枠体、12……中留裏、13…
…中留蓋、13e,13f……凹部、14……第
2の枠体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方のバンドに取り付けられ、側面に回動自在
    に取り付けられたロツクレバー15を有する第1
    の枠体11と、 該枠体11に回動自在に取り付けられた中留裏
    12と、 該中留裏12に回動自在に取り付けられ、該取
    付部13a付近の内側に凹部13e,13fを有
    し、解放端13b付近に前記中留裏12の前記第
    1の枠体11との取付部12a外周に係合する係
    合爪13gを有し、側面形状が取付部13aから
    解放端13bに向かつてその高さが低くなるよう
    に形成された中留蓋13と、 他方のバンドに取り付けられバンド幅方向に配
    置されたピン14aを有し、側面に突起16を有
    する第2の枠体14とからなり、 前記第2の枠体14の中に中留蓋13を通し、
    ピン14aを凹部13e,13fにはめ込み、中
    留蓋13を回動させて係合爪13gを取付部12
    aに係合させることにより嵌合し、さらにロツク
    レバー15を回動させて突起16に係合させるこ
    とによりロツクすることを特徴とする時計バンド
    の中留構造。
JP1985017982U 1985-02-12 1985-02-12 Expired - Lifetime JPH0525449Y2 (ja)

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JPS61134310U JPS61134310U (ja) 1986-08-21
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