JPH064688U - ロック機能付きプッシュボタン構造 - Google Patents

ロック機能付きプッシュボタン構造

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Publication number
JPH064688U
JPH064688U JP4949792U JP4949792U JPH064688U JP H064688 U JPH064688 U JP H064688U JP 4949792 U JP4949792 U JP 4949792U JP 4949792 U JP4949792 U JP 4949792U JP H064688 U JPH064688 U JP H064688U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
click
lock function
button structure
engages
Prior art date
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Pending
Application number
JP4949792U
Other languages
English (en)
Inventor
ゆり江 兎洞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH064688U publication Critical patent/JPH064688U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、腕時計装着状態にてプッシュボタ
ンが安易に作動しない様、クリック感のあるロック機能
を附加したものである。 【構成】 弾性部材5及びクリック部材4を組込んだ半
円筒形状の案内突部3を外方の内面に結合した側パイプ
1と、頭部外周に前記案内突部3に結合し摺動する案内
溝部6及び前記クリック部材4に係合するクリック凹部
7からなるプッシュボタン2とより構成したものであ
る。 【効果】 確かなクリック感と安定したプッシュボタン
のロック機能が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腕時計に使用するロック機能付きプッシュボタン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロック機能付きプッシュボタン構造の従来技術としては、例えば図3の断面図 及び図4の斜視図に示す実公昭63−14185号公報がある。この構造は、側 パイプ11の外方に開放する孔部内部に、プッシュボタン頭部12の内方への移 動を規制するストッパーピン13を立設し、又前記プッシュボタン頭部12の裏 側に、前記ストッパーピン13と同一周上にピン逃し孔14を設けた事を特徴と する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のロック機能付きプッシュボタン構造では、ロック時のクリック感が ないため、プッシュボタン作動時に、不用意にストッパーピン13とピン逃し孔 14の位置がズレロックされてしまったり、逆に不用意にロック状態が解除され てしまうロック機能の不安定さを有していた。本考案は、上述した従来構造の欠 点をなくし、プッシュボタンの確かな、安定したロック機能を提供することを目 的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、側パイプの外方内面に、バネ等の弾性部材及び先端が球状のクリ ック部材を組込んだ半円筒形状の案内突部を結合させ、プッシュボタンの頭部外 周に前記案内突部に係合し摺動する案内溝部及び前記クリック部材に係合するク リック凹部を設け、前記プッシュボタンを回転させ前記クリック凹部に前記クリ ック部材を係合させ前記プッシュボタンをロックさせたものである。
【0005】
【実施例】 以下、図に基づいて本考案の詳細を説明する。図1は、本考案の一実施例であ るプッシュボタン構造を示す断面図であり、図2はプッシュボタンの斜視図であ る。時計ケースに固定された側パイプ1の外方内面に、少なくとも1ケ所以上の 案内突部3がロー付等により結合されている。前記案内突部3は、半円筒状で内 部内方にコイルバネ等の弾性部材5及び内部外端に球状のクリック部材4が出没 自在に組み込まれている。一方軸部と頭部からなるプッシュボタン2には、頭部 外周に前記案内突部3に係合し摺動する案内溝部6と、頭部内面に前記クリック 部材4に係合するクリック凹部7とがそれぞれ形成されている。
【0006】 プッシュボタン作動時は、前記プッシュボタン2が最も外方に位置した状態に て、前記クリック部材4が、前記案内溝部6に案内係合しているため、前記案内 突部3が前記案内溝部6にズレる事なく摺動し、又、前記プッシュボタン2を小 回転する事により、前記クリック部材4が前記クリック凹部7に係合し、前記プ ッシュボタン2の内方へのストッパーとなる。
【0007】 尚、上記実施例において案内突部3が半円筒形状であったが、円筒形状等でも 良い。またクリック部材4は先端が球状であれば良く、ピポット等でも良い。更 に、クリック部材4が係合するクリック凹部7の形状は、凹部状の他に山形、円 錐等でも良いことは言うまでもない。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の構造によれば、側パイプに固定した案内突部の 内面外方に設けられたクリック部材4と、プッシュボタンの頭部内面に設けたク リック凹部7によりロック時のクリック感と安定したロック機能を得る事が出来 る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すプッシュボタン構造の
断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示すプッシュボタンの要部
斜視図である。
【図3】従来例でプッシュボタン構造の断面図である。
【図4】従来例でプッシュボタンの要部斜視図である。
【符号の説明】
1 側パイプ 2 プッシュボタン 3 案内突部 4 クリック部材 5 弾性部材 6 案内溝部 7 クリック凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケースに固定された側パイプ1の内
    部に摺動自在に取り付けられたプッシュボタンの構造に
    おいて、前記側パイプ1には、外方の内面に案内突部3
    が設けられ、前記案内突部3の外端に、弾性部材5を介
    して先端が球状のクリック部材4が出没自在に配設され
    ており、一方、軸部と頭部からなるプッシュボタン2に
    は、頭部外周に前記案内突部3に係合し摺動する案内溝
    部6と、頭部内面に前記クリック部材4に係合するクリ
    ック凹部7とがそれぞれ形成されており、前記頭部を回
    転させ前記クリック凹部7に前記クリック部材4を係合
    させた事を特徴とするロック機能付きプッシュボタン構
    造。
JP4949792U 1992-06-23 1992-06-23 ロック機能付きプッシュボタン構造 Pending JPH064688U (ja)

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JPH064688U true JPH064688U (ja) 1994-01-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115169U (ja) * 1975-03-13 1976-09-18
JP2014115218A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Casio Comput Co Ltd スイッチ装置、時計、およびスイッチのロック解除方法

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JPS578703Y2 (ja) * 1975-03-13 1982-02-19
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