JP3202741B2 - 物干し器 - Google Patents

物干し器

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JP3202741B2
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hook
chain
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hooks
clothesline
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Inventor
太郎 越山
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キンシ化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物干し器の本体とこ
れを吊り下げるためのフックとを有する物干し器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複数のピンチを本体に取り付け、洗濯物
の吊り下げ等に使用する物干し器には非常に多数の製品
が出回っている。それらは枠形の本体に定間隔で取り付
けたピンチを有し、本体を吊り下げるためにフックを3
本ないし4本のチェーンで取り付けた構造を基本として
おり、殆どの製品はこの構造を有すると考えられる。
【0003】しかしながら、この種の物干し器では本体
をチェーンとフックで吊り下げる構造上、上下方向の寸
法が可成大きくならざるを得ない。このことは物干し器
を下げる場所に相当の上下方向の空間が必要になると言
うことを意味する。従って、広い空間がある場合には良
いが、例えばベランダの手摺りのような低い場所に掛け
る場合には適しておらず、また室内で鴨居や窓枠等に掛
けざるを得ない場合には傾いて大変使いにくいものとな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は上下方向の空間
が十分ある場合は勿論のこと、上下方向の空間の余裕が
少ない場合や、或いは壁際など片側にしか利用できる空
間がないような場合でも好適に掛け吊して使用すること
ができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の物干し器は吊り下げ用のフックとして2種
類のフックを持ち、1種類のフックは本体にチェーンに
より繋止された少なくとも1個のフックを有する高所用
のフックであり、他の1種類のフックは起伏可能に本体
に直接設けられた2個のフックを有する低所用のフック
であるという構成を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の物干し器は物干し手段を
有する本体と、これを吊り下げるためのフックとを有す
る。物干し手段の代表的なものとしてはピンチ(物干し
ばさみ)の類であり、また干し物を掛ける桟状のものな
どである。
【0007】本体は従来と同様、枠形のもので良い。そ
の形態の多くは長方形、或いは円形その他などである。
フックは本体を吊り下げるために備え付けられるもの
で、引掛けるため鉤状の形状、構造を有する。
【0008】本発明の物干し器は2種類のフックを持
ち、吊り下げる部分に応じて使い分けることができる。
1種類のフックは本体にチェーンにより繋止された、少
なくとも1個のフックを有する。これは本体をチェーン
を介して吊り下げるフックであるので最も大きい上下方
向の空間を必要とするため、相対的に高い位置に吊り下
げる用途に向く。
【0009】他の1種類のフックはチェーンを介さず、
直接的に本体に設けられた、起伏可能な2個のフックか
らなる低所用のフックであり、チェーンを必要としな
い。このため、それだけ上下方向の空間が狭い場所にも
吊り下げることができ、従ってこれは相対的に低い位置
へ吊り下げる用途に向く。
【0010】さらに、高所用のフックはチェーンの繋止
位置を本体の中心部と側方部に設定可能とする。本体の
中心部では、1個のフックで均衡を保って安定に本体を
吊り下げることができるがこれは従来の一般的な物干し
器の用法に共通する。他方フックを本体の中心から側方
へずらせて使用するのは、物干し器を壁際へ吊り下げる
場合に、本体をほぼ水平な体勢に保つためである。この
ような構成は特許第2975007号により本出願人が
開示している。本発明は上記構成を一部に取り入れたも
のである。
【0011】フックの繋ぎ止め位置の調整手段として、
チェーンを通す通過部とチェーンを止めるための停止部
とを有している。ずらせたフックにより本体を略水平に
保持し、壁面や手摺り等の適当な部分を掛け止めに利用
することができる。なお、本発明では少なくとも3個の
フックが1台の物干し器に備わることになるが、各フッ
クは同一形状であっても良いしまたそうでなくても良
い。また各フックは他の機能、例えば回転が可能なもの
であってもよい。
【0012】
【実施例】以下、図示の実施例を参照して本発明をさら
に詳細に説明する。図1は枠形の本体11を有する物干
し器の例であり、本体11は長辺の中央部で折り畳み可
能に軸支されている。12、13はその軸結合部を示
す。本体11は平面形状が長方形の外枠部に取り付けら
れた、複数のピンチを物干し手段14として有してい
る。
【0013】第1の種類のフックである高所用のフック
15は上記本体11の外枠部に左右方向及び前後方向の
チェーン16、17を介して繋止されている。左右方向
のチェーン16、16は2部分に分かれ、夫々がフック
15に止められているが、これに対して前後方向のチェ
ーン17は連続した1筋のチェーンであり、フック15
に調整手段として形成された通過部18を通っている。
通過部18はチェーン17を自由に通過させ得る口径を
有し、チェーン17を止めるために幅狭く形成された停
止部19がその下方に連続して設けてある。図2。
【0014】故にチェーン17の構成リング17aを縦
にすればチェーンに収まるが横の構成リング17bは通
過できず、停止部両側部に当たって一定の位置にとどま
る。このような調整手段が公知であることは既に触れた
通りである。なお、停止部19の通過部18との境に通
過止め19aを設けておくと、チェーン17の保持をよ
り確実化することが可能となる。このような手段、方法
を実施するために、フック15やチェーン17はある程
度弾力性のあるプラスチック製品から成るものとする。
【0015】第2の種類のフックとしての低所用の2個
のフック21、21′は本体11の内枠部に直接設けら
れており、不使用時には伏せておけるように起伏可能な
構成となっている。図3に示すように、本体11に枢軸
22によって回転部23が軸支されており、回転部23
に上記フック21、21′が基端部24で取り付けられ
ている。上記基端部24は回転部23の軸受け部25に
フック軸周りにも回転可能に取り付けられており、フッ
ク21、21′の向きを変えることができる。
【0016】例示されている低所用の2個のフック2
1、21′はレバーを有する開閉式のものと有しないも
のとの2種より成るので、フック21′を引掛けるのが
容易であり、レバー有するフック21は外れ止めの機能
を持つ。第1のフック15を取り付ける位置と第2のフ
ック21、21′を取り付ける位置は内外逆にしても良
く、そのものを変形例として図4に示す。変形例の他の
構成は図1の実施例の場合に同じである。第1の種類の
フック15がフック軸周りに回転可能であることは図
1、図4どちらの例でも同じである。
【0017】図4(a)の如く構成する場合、第2のフ
ック21、21′を内側に倒すと、チェーン16の繋止
部に当たる可能性がある。そこで、本体11の縦横の枠
の間に補助枠29を設け、そこに第2のフック21、2
1′を起倒可能かつ回転可能に取り付けることができる
(図4(b))。
【0018】故に、この物干し器具10を使用するとき
に、上下方向の十分な空間がある場合には第1の種類の
フック15を使用して、物干し竿等の支持部26に吊り
下げることができる。図5(a)。これに対して上下方
向の空間に余裕がない場合には第2の種類のフック2
1、21′を起こして支持部27に吊り下げるようにす
る。図5(b)。このとき第1のフック15は本体枠上
に置くか或いは支持部27に掛けておくことができ、後
の場合第1のフック15で物干し器具10の移動を止め
ることができる。さらに壁際に掛ける必要が生じた場合
にはチェーン16上にてフック15をずらせて壁面の掛
け部等の支持部28に吊り下げ、本体11をほぼ水平に
保つようにする。図5(c)。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、吊り下げのために上下方向の空間
が十分ある場合には勿論のこと、空間に余裕がない場合
や、或いは壁際など片側にしか使える空間がない場合で
も、夫々安定した状態で吊り下げ、何の制限も受けずに
物を干すために使用することができる、という効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物干し器の実施例を示す斜視図。
【図2】第1の種類のフックの取り付け部を示す拡大正
面図。
【図3】第2の種類のフックの取り付け部を示す拡大断
面図。
【図4】(a)本発明に係る物干し等の変形例を示す斜
視図。 (b)さらに他の変形例を示す部分斜視図。
【図5】(a)第1の種類のフックによる使用状態を示
す斜視図。 (b)第2の種類のフックによる使用状態を示す斜視
図。 (c)壁際の支持部における斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し器の本体とこれを吊り下げるため
    のフックとを有する物干し器であって、吊り下げ用のフ
    ックとして2種類のフックを持ち、1種類のフックは本
    体にチェーンにより繋止された少なくとも1個のフック
    を有する高所用のフックであり、他の1種類のフックは
    起伏可能に直接本体に設けられた2個のフックを有する
    低所用のフックであることを特徴とする物干し器。
  2. 【請求項2】 高所用のフックはチェーンの繋止位置を
    本体の中心部と側方部に設定可能であり、そのためにフ
    ックの繋止位置をチェーン上にてずらせる調整手段とし
    て、チェーンを通す通過部とチェーンを止めるための停
    止部とを有しており、ずらせたフックにより本体を略水
    平に保持することにより、壁面の掛け部等への掛け止め
    を可能とした構成を有する請求項1記載の物干し器。
  3. 【請求項3】 低所用のフックはレバーを有する開閉式
    のものを含んでいる請求項1記載の物干し器。
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