JP2975007B1 - 物干し器におけるフック位置調節装置 - Google Patents

物干し器におけるフック位置調節装置

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JP2975007B1 JP16432498A JP16432498A JP2975007B1 JP 2975007 B1 JP2975007 B1 JP 2975007B1 JP 16432498 A JP16432498 A JP 16432498A JP 16432498 A JP16432498 A JP 16432498A JP 2975007 B1 JP2975007 B1 JP 2975007B1
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太郎 越山
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キンシ化学工業株式会社
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Abstract

【要約】 【目的】 物干し器を吊り下げるに当たり、フックが中
央にない場合でも物干し器をほぼ水平に吊り下げられる
ようにする。 【構成】 吊り下げた物干し器本体11がほぼ水平姿勢
を維持した状態でその中央にフック12が位置する対称
位置と、フック12が中央以外に位置する非対称位置と
を取り得るように、フック12の位置を調節可能とし、
かつ対称位置と非対称位置でフック12がずれるのを防
止するために固定可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物干し器の本体と
これを吊り下げるためのフックとの間にチェーンを有す
る物干し器におけるフック位置調節装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の物干し器は枠形の本体に多数の
ピンチを取り付けてあり、実公平3−10021号公報
等に記載されたもののように1個のフックで吊り下げる
か、或いは実開昭63−79750号公報等に見られる
ように枠の両側にて2個のフックで吊り下げて使用され
る。いずれの場合でも、フックは枠形の本体の中央に位
置し、そのとき本体の水平姿勢が保たれて多数の干し物
を所定の間隔で吊って干すように設定されている。
【0003】しかし物干し竿にフックをかけるなどし
て、物干し器の本体が何物にも触れずに使用できる場合
は問題ないが、壁際の何かにフックを掛けて吊り下げる
ような場合には本体が壁に接触して傾き、所期の水平姿
勢が保たれないこととなる。同様の問題はベランダの手
摺り等を利用する場合にも起り得る。本体の傾斜により
干し物の間隔が狭ばまり、場合によっては干し物同士触
れ合うという問題を生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、物干し器本体
のほぼ中央にフックが占位する対称位置で物干し器をほ
ぼ水平に吊り下げられることに加えて、フックがほぼ中
央に来ない非対称位置にあっても、物干し器をほぼ水平
に吊り下げられるようにすることにある。
【0005】また本発明の他の課題は、対称位置と非対
称位置との変更を容易かつ確実に行なえるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、吊り下げた物干し器本体がほぼ水平の姿勢を
維持した状態にて、フックが物干し器本体のほぼ中央に
位置する対称位置と、フックが中央以外に位置する非対
称位置とを取るようにフックの位置を調節可能とし、か
つ上記の対称位置と非対称位置にてフックがずれるのを
防止するために交差状に連らなっているチェーンのリン
グの一部を通過させ他の一部を停止させる差し込み口を
フックの下部に設けフックを各位置で固定可能としたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のフック位置調節装置は、
物干し器の本体11とこれを吊り下げるためのフック1
2とを有する物干し器10に適用される。
【0008】フック12は、基本的には物干し器本体1
1がほぼ水平の姿勢で吊り下げられるようにチェーン1
3を用いて取り付けられる。物干し器本体11にはチェ
ーンの下端を取り付ける部分15が必要である。
【0009】吊り下げられた物干し器本体11がほぼ水
平の姿勢を維持した状態にて、フック12が物干し器本
体11のほぼ中央に位置する対称位置と、フック12が
中央を離れて位置する非対称位置とを取るように、フッ
ク12の位置を調節可能とする。このための手段とし
て、チェーン13またはフック12をずらす方法を取
る。本発明では扱いを容易なものとするために、ワンタ
ッチまたはそれに近い簡単な操作で調節可能とする。
【0010】また、対称位置と非対称位置の夫々におい
てフック12がずれてしまうのを防止することも重要で
あり、このため各位置でフック12が固定可能であるよ
うに構成する。固定の相手はチェーン13である。
【0011】図示の実施例についてさらに詳細に説明す
る。図1乃至図4は実施例1に関するもので、本体11
は長方形状の枠からなり、その上部にチェーン13の取
り付け部15を有し、下部にピンチ16多数を吊り下げ
ている。物干し器本体11は折り畳み可能な構成を有す
る。
【0012】チェーンは本体短辺方向に取り付けたもの
と、本体長辺方向に取り付けたものとを有し、短辺方向
のチェーンが本発明におけるチェーン13としての機能
を発揮する。長辺方向のチェーンは左右2部分に分けら
れ、上端はフック12の下部に固定的に取り付けられ
る。本発明装置に直接関わらないこの左右のチェーンを
符号13′で示す。
【0013】実施例1では、フック12の下部にチェー
ン13の差し込み口17が開口しており、その差し込み
口17の一部18がチェーン13のリング19の一部1
9′を掛止して固定可能となっている。図3参照。例示
の差し込み口17は、フック12の中空筒状のフック基
部20の壁面に十字型に開口し、交差状に連らなってい
るリング19の通過と、停止とを可能とする。
【0014】実施例1においてフック12の位置を調節
するには、フック基部20の差し込み口17に通ってい
るチェーン13を、例えば図3(a)に鎖線で示すよう
に張り、チェーンリング19が交互に断面十字型に並ぶ
ようにして差し込み口17をスライドさせる。フック1
2が本体中央に位置する対称位置の使用状態、及び、壁
際に吊るためフック12を非対称位置にずらせた使用状
態では、チェーンリング19の一部19′が図3(a)
及び(b)に実線で示すように下へ曲がり、十字型がく
ずれるため差し込み口17の一部18に引っ掛かり、フ
ック12のずれが防止され固定状態となる。
【0015】故に、対称位置、非対称位置どちらの位置
でも物干し器10の本体11をほぼ水平の姿勢で吊り下
げることができる。このため本体11に吊る干し物も常
に所定の間隔に離され接触のおそれがない。フック12
は、任意の部位に吊り下げられるが、予備的な小フック
21を長押上等へ掛けるために設けることができる。図
4参照。非対称位置で吊り下げる場合には、先方を上げ
気味にすると安定性が増す。
【0016】図5、図6は本発明の実施例2に関するも
ので、中空筒状の基部20の下部開口内にチェーン取り
付け部22を設け、それに差し込み口としてチェーンリ
ング19の一部を過可能とする通過口23と他の一部
を停止させる部分24とを設けている。通過口23はチ
ェーン13を十字型にしなくても通過可能な大きさの開
口を持ち、停止させる部分24は立ち姿勢のチェーンリ
ングのみを通し、横姿勢のチェーンリングを停止させ
る。図6(a)、(b)参照。
【0017】フック位置の調節に関わらないチェーン1
3′もチェーン取り付け部22に上端を止めることがで
きる。このようにすると、チェーン13の上方の取り付
け部分が筒状の基部20によって覆われるので体裁も良
い。調節は、チェーン13を差し込み口の上部において
動かすだけで良く、下部の停止させる部分24にチェー
ン13があれば動かせなくなるため容易である。他の構
成は実施例1と同様で良いので符号を援用し詳細な説明
を略す。
【0018】図、図は本発明の実施例に関するも
ので、吊り棚状の本体11の左右両端に、左右夫々フッ
ク12がチェーン13を用いて取り付けられている。位
置調節部分はフック基部20で隠されない点を除いて実
施例2のものと同様で良い。なお、フック12はベラン
ダなどの手摺り等29に掛けられるような大型のものと
される。
【0019】故にフック12の位置調節実施例2のも
のと全く同じに行なうことができ、フック12の位置と
本体11の位置とが相当ずれていても安定な吊り下げが
可能である。この例の本体11は棚状であり、棧構造を
有するので大型の干し物に適し、それをベランダ等に安
定に干し拡げることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであり、フック下部に設けた差し込み口に通した
チェーンリングの一部を掛止して、フックを任意の位置
で停止できるから、物干し器本体のほぼ中央にフックが
位置する対称位置で物干し器をほぼ水平に吊り下げら
、取り扱いも容易かつ確実に行われ、フックが物干し
器本体の中央以外に位置する非対称位置でも物干し器を
ほぼ水平に吊り下げることができるので、フックがどこ
に配置されようとも、常に本体姿勢がほぼ水平に維持さ
れ、干し物を所期の方法で吊り下げることができるとい
う効果を奏する。
【0021】また本発明によればフックを対称位置また
は非対称位置へ移動させる操作が簡単に行なわれ、かつ
各位置では確実に固定してずれるおそれがないので、一
見不安定に見えても安定に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物干し器におけるフック位置調節
装置の実施例1を示す斜視図。
【図2】実施例1のフック基部を示す拡大斜視図。
【図3】 (a)実施例1の構成を示す断面説明図。 (b)同じく側面説明図。
【図4】フック位置調節の説明図。
【図5】本発明の実施例2を示す斜視図。
【図6】 (a)実施例2の構成を示す断面説明図。 (b)図6(a)の90度異なる方向の断面図。
【図7】本発明の実施例を示す斜視図。
【図8】同上の調節状況を示す説明図。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し器の本体とこれを吊り下げるため
    のフックとの間にチェーンを有する物干し器において、
    吊り下げた物干し器本体がほぼ水平の姿勢を維持した状
    態にて、フックが物干し器本体のほぼ中央に位置する対
    称位置と、フックが中央以外に位置する非対称位置とを
    取るようにフックの位置を調節可能とし、かつ上記の対
    称位置と非対称位置にてフックがずれるのを防止するた
    めに、交差状に連らなっているチェーンのリングの一部
    を通過させ他の一部を停止させる差し込み口をフックの
    下部に設けたことを特徴とする物干し器におけるフック
    位置調節装置。
  2. 【請求項2】 フックの下部にチェーンの差し込み口が
    十字型に開口しており、その差し込み口の一部がチェー
    ンの構成部品であるリングの一部と嵌合して固定可能と
    なっている請求項1記載の物干し器におけるフック位置
    調節装置。
  3. 【請求項3】 チェーンの差し込み口は、立ち姿勢のリ
    ングを通し、横姿勢のリングを停止させる請求項1記載
    の物干し器におけるフック位置調節装置。
  4. 【請求項4】 チェーンの差し込み口の部分がフックの
    筒状の基部によって覆われている請求項1又は3記載の
    物干し器におけるフック位置調節装置。
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