JP3000123U - 被圧送体吐出装置 - Google Patents

被圧送体吐出装置

Info

Publication number
JP3000123U
JP3000123U JP49294U JP49294U JP3000123U JP 3000123 U JP3000123 U JP 3000123U JP 49294 U JP49294 U JP 49294U JP 49294 U JP49294 U JP 49294U JP 3000123 U JP3000123 U JP 3000123U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
discharge amount
discharge
pumping tube
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP49294U
Other languages
English (en)
Inventor
康克 井野内
Original Assignee
康克 井野内
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 康克 井野内 filed Critical 康克 井野内
Priority to JP49294U priority Critical patent/JP3000123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000123U publication Critical patent/JP3000123U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンピングチューブが使用によりその復元力
を減少させても1回吐出当りの吐出量を一定に保持する
ことができる被圧送体吐出装置を提供する。 【構成】 ロータ2が回転してポンピングチューブ7内
の被圧送体を圧送するスクイーズポンプ1と、スクイー
ズポンプ1のロータ2を回転させるモータ3を備える。
ポンピングチューブ7の復元力が減少することによる吐
出量の減少経時変化を計測した計測値を入力した設定手
段5と、その吐出量の減少経時変化を補償するようにモ
ータ3によるロータ2の回転角度を経時的に変化させる
制御手段4と、を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は被圧送体吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータが回転してポンピングチューブ内の被圧送体を圧送する従来の被圧送体 吐出装置では、1回のロータの回転角度を一定として、間欠的に圧送していた。
【0003】 また、従来のポンピングチューブは、一般には、四ふっ化樹脂(テフロン:デ ュポン社の商品名)等が使用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、ポンピングチューブは使用により、その復元力が減少する。
【0005】 そのため、従来では、使用するにしたがって1回吐出当りの吐出量が変化(減 少)していた。特に、1回の吐出量が超微量(0.1mg 以下)の場合、復元力の減 少により全く吐出しなくなることがあった。
【0006】 そこで、本考案では、ポンピングチューブが使用によりその復元力を減少させ ても1回吐出当りの吐出量を一定に保持することができる被圧送体吐出装置を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る被圧送体吐出装置は、ロータが回 転してポンピングチューブ内の被圧送体を圧送するスクイーズポンプと、該スク イーズポンプの上記ロータを回転させるモータと、上記ポンピングチューブの復 元力が減少することによる吐出量の減少経時変化を計測した計測値を入力した設 定手段と、該設定手段に入力された計測値に基づいて、上記吐出量の減少経時変 化を補償するように上記モータによるロータの回転角度を経時的に変化させる制 御手段と、を備えたものである。
【0008】
【作用】
ポンピングチューブの復元力が減少することによる吐出量の減少経時変化を、 補償するように、ロータの1回吐出当りの回転角度が経時的に変化するので、1 回当りの被圧送体の吐出量は常に設定した一定量となる。
【0009】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0010】 図1は、本考案に係る被圧送体吐出装置を示し、この装置は、スクイーズポン プ1と、該スクイーズポンプ1のロータ2を回転させるモータ3と、該モータ3 の回転を制御する制御手段4と、制御手段4へ設定値を入力する設定手段5と、 を備える。
【0011】 しかして、スクイーズポンプ1は、図3に示すように、上述のロータ2と、ロ ータ2を回転自在として保持する保持枠6と、ロータ2の回転によりしごかれる ポンピングチューブ7と、を備える。
【0012】 また、ロータ2は、本体2aと、該本体2aの外周側に円周方向に沿って所定 ピッチに配設されるローラ2b…と、からなり、該ローラ2b…にてポンピング チューブ7をしごく。
【0013】 ポンピングチューブ7は、図1に示すように、一端に吸込チューブ8が接続さ れ、他端に吐出チューブ9が接続される。
【0014】 そして、吸込チューブ8には、図示省略の加圧手段等が連結され、この加圧手 段にて被圧送体が吸込チューブ8を介してポンピングチューブ7に押出される。
【0015】 この被圧送体としては、接着剤、薬品、磁性流体、ハンダペースト、グリース 等である。
【0016】 また、吐出チューブ9の先端には図示省略の吹出ノズルが接続される。
【0017】 従って、スクイーズポンプ1のロータ2が矢印の如く回転すれば、加圧手段に てポンピングチューブ7に押し出された被圧送体が吐出チューブ9に圧送され、 これにより該吐出チューブ9の先端に接続された吐出ノズルから被圧送体が吐出 される。
【0018】 しかして、ポンピングチューブ7は、四ふっ化樹脂(テフロン:デュポン社の 商品名)等からなるので、使用により、その復元力が減少する。
【0019】 即ち、1回吐出量当りのロータの回転角度が一定とされた従来の吐出装置では 、1回目の吐出量を100 %としたときの吐出量は、図2のグラフ(イ)で示すよ うに、経時的に変化している。
【0020】 具体的には、1時間経過時には、初回吐出量に対して10%減少し、4時間経過 時には、初回吐出量に対して17%減少し、6時間経過時には、初回吐出量に対し て20%減少する。
【0021】 また、550 時間経過時には、初回吐出量に対して23%減少する。即ち、6時間 以降は吐出量の変化があまりない。
【0022】 なお、この場合のポンピングチューブ7は、四ふっ化樹脂製であり、その外径 寸法が1.6mm であり、内径寸法が1mmであり、モータ回転数が40rpm であった。
【0023】 しかして、(図1と図3に示すように)本考案の被圧送体吐出装置は、上述の 吐出量の減少を防止するため、ポンピングチューブ7の復元力が減少することに よる吐出量の減少経時変化を計測した計測値を入力した設定手段5と、該設定手 段5に入力された計測値に基づいて、上記吐出量の減少経時変化を補償するよう にモータ3によるロータ2の回転角度θを経時的に変化させる制御手段4と、を 備えている。
【0024】 以下、本考案の被圧送体吐出装置に於て、スクイーズポンプ1の駆動制御方法 を説明すると、ポンピングチューブ7の復元力が減少することによる図2のグラ フ(イ)で示すような吐出量の減少経時変化を、予め計測しておき、この計測値 を、設定手段5に入力する。
【0025】 そして、制御手段4では、設定手段5に入力された計測値に基づいて、モータ 3によるロータ2の回転角度θ(図3参照)を経時的に変化させる。
【0026】 即ち、従来では、1回吐出量当りの回転角度は、図4のグラフ(イ)で示すよ うに、常に一定であるが、本考案では、図2のグラフ(イ)の吐出量の減少経時 変化を補償すべく、図4のグラフ(ロ)に示すように、ロータ2の1回吐出当り の回転角度θが経時的に変化する。
【0027】 従って、吐出ノズルから吐出される被圧送体の吐出量は補償されて図2のグラ フ(ロ)で示すように一定(初回吐出量と同一量)となる。
【0028】 このように、ポンピングチューブ7に押し出された被圧送体は、ロータ2の回 転により吐出ノズルから吐出され、その吐出は、多数回間欠的に行なうことがで き、各回の吐出量も一定となる。
【0029】 なお、ポンピングチューブ7の減少経時変化は、該チューブ7の材質、内外径 寸法、モータ回転数等により相違するので、図2のグラフ(イ)のものに限らな い。従って、1回吐出当りの回転角度θの経時変化も図4のグラフ(ロ)のもの に限らない。
【0030】 このため、使用するポンピングチューブ7と同一のものの吐出量の減少経時変 化を予め計測しておき、その計測値を設定手段5に入力しておけばよい。
【0031】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0032】 吐出量の減少経時変化を補償するように、ロータ2の1回吐出当りの回転角度 θが経時的に変化するため、ポンピングチューブ7がその復元力を減少させても 、吐出ノズルからの1回の吐出量は常に所望の一定量とすることができる。
【0033】 また、従来のように、1回吐出当りの回転角度が一定のものであれば、1回の 吐出量が超微量(0.1mg 以下)の場合、復元力の減少により全く吐出しなくなる ことがあるが、本考案では、吐出量が0.1mg 以下の超微量であっても長期にわた って一定の吐出量を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る被圧送体吐出装置の簡略図であ
る。
【図2】吐出量の変化を示すグラフ図である。
【図3】スクイーズポンプの要部簡略図である。
【図4】1回吐出当りの回転角度の変化を示すグラフ図
である。
【符号の説明】
1 スクイーズポンプ 2 ロータ 3 モータ 4 制御手段 5 設定手段 7 ポンピングチューブ θ 回転角度

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ2が回転してポンピングチューブ
    7内の被圧送体を圧送するスクイーズポンプ1と、該ス
    クイーズポンプ1の上記ロータ2を回転させるモータ3
    と、上記ポンピングチューブ7の復元力が減少すること
    による吐出量の減少経時変化を計測した計測値を入力し
    た設定手段5と、該設定手段5に入力された計測値に基
    づいて、上記吐出量の減少経時変化を補償するように上
    記モータ3によるロータ2の回転角度θを経時的に変化
    させる制御手段4と、を備えたことを特徴とする被圧送
    体吐出装置。
JP49294U 1994-01-12 1994-01-12 被圧送体吐出装置 Expired - Lifetime JP3000123U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49294U JP3000123U (ja) 1994-01-12 1994-01-12 被圧送体吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49294U JP3000123U (ja) 1994-01-12 1994-01-12 被圧送体吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3000123U true JP3000123U (ja) 1994-08-02

Family

ID=43136139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49294U Expired - Lifetime JP3000123U (ja) 1994-01-12 1994-01-12 被圧送体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000123U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7104769B2 (en) Peristaltic pump and method with parking position
US7905945B1 (en) Fluid dispensing system having vacuum unit and method of drawing a vacuum in a fluid dispensing system
JPS62132529A (ja) 二成分−物質を混合・配量放出する手工具
US4365728A (en) Liquid discharge apparatus
JP6304617B2 (ja) 流体塗布システムおよび流体塗布方法
JPS62269771A (ja) 定量塗布装置
US6257444B1 (en) Precision dispensing apparatus and method
JP3000123U (ja) 被圧送体吐出装置
JP2545023B2 (ja) 被圧送体吐出装置
JP2019210861A (ja) 液供給装置
WO1999062644A1 (fr) Dispositif pour appliquer une pate de maniere uniforme
JPS6215508Y2 (ja)
JP2731342B2 (ja) チューブポンプ
CN111542701A (zh) 体积计量泵和包括至少一个这种泵的计量系统
JP2521521B2 (ja) 粘着性液体の自動塗布装置
JP2001235009A (ja) 歯車装置,歯車,および該歯車装置を備えた記録装置
JP2859425B2 (ja) 絞り出し式ポンプ
JPH0616875B2 (ja) 非円形内面塗装装置
JP4786090B2 (ja) モノマー混合液の充填方法
JPH08539Y2 (ja) スクイーズポンプ
JP5997527B2 (ja) 微量液体吐出装置および微量液体吐出方法
JPH0360770A (ja) 液体吐出方法
JP2001205157A (ja) 鋼管への塗布方法及び装置
JPH0532229Y2 (ja)
JPH04184841A (ja) 粘性材料の供給装置