JP2859425B2 - 絞り出し式ポンプ - Google Patents

絞り出し式ポンプ

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JP2859425B2
JP2859425B2 JP2303997A JP30399790A JP2859425B2 JP 2859425 B2 JP2859425 B2 JP 2859425B2 JP 2303997 A JP2303997 A JP 2303997A JP 30399790 A JP30399790 A JP 30399790A JP 2859425 B2 JP2859425 B2 JP 2859425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリートやモルタル等の硬化性高濃
度流体、あるいは味噌,マヨネーズ,ひき肉等の半固体
物質、各種用途のペースト状物質等を移送する場合に使
用する絞り出し式ポンプに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高濃度流体を移送する場合に使用する絞り出し
式ポンプとしては、半円筒状部分を有するポンプケース
内に、その半円筒状部分の周囲に沿って延長する半円形
部分を有する弾性材料製U形チューブが配置され、前記
U形チューブにより囲まれた空間に、前記半円形部分と
同心的に配置された回転体が駆動装置により回転される
ように設けられ、前記回転体の直径方向の両側にチュー
ブ押えローラが取付けられ、かつ前記回転体の周囲にお
けるチューブ押えローラの間にチューブ復元変形用サイ
ドローラが取付けられている構造のものが知られてい
る。
そしてこの絞り出し式ポンプにおいては、第7図ない
し第10図に示す順序で、回転体15の直径方向の両側に取
付けられた第1チューブ押えローラ16Aおよび第2チュ
ーブ押えローラ16Bが、U形チューブ3における半円形
部を押潰しながら、半円形部分の中心点を中心として等
速度で回転する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の絞り出し式ポンプの場合は、第1チューブ
押えローラ16Aおよび第2チューブ押えローラ16Bが弾性
材料製U形チューブ3における半円形部分の中心点を中
心として回転するので、第1チューブ押えローラ16Aが
弾性材料製U形チューブ3を押潰して材料を圧送しなが
ら、第7図に示す位置から第8図に示す位置まで等速度
で回転し、次いで第9図に示すように第2チューブ押え
ローラ16Bが弾性材料製U形チューブ3の押潰しを開始
したのち、さらに各チューブ押えローラ16A,16Bの回転
が継続すると、前記第1チューブ押えローラ16Aによる
弾性材料製U形チューブ3の押潰しが比較的速い速度で
解除されて比較的大きく減少されるので、ポンプの吐出
量が比較的大きく減少し、さらに前記減圧動作が反復し
て行なわれるので、ポンプに接続された圧送管内に比較
的大きな脈動が発生する。
このように接続された圧送管内に比較的大きな脈動が
発生すると、圧送管あるいはこれに接続された供給孔内
で材料が詰まり易くなることがある。また圧送管の吐出
端側を作業員が手で持って作業を行なう場合は、前記脈
動に基づく圧送管の大きな脈動により作業員が疲労し、
さらに圧送管の吐出端側を移動機械における旋回俯仰ブ
ームの先端部により吊下支持する場合は、圧送管の大き
な振動により、旋回俯仰ブームが大きく振動したり、圧
送管の吊下支持部が早期に疲労して損傷する恐れがあ
る。
この発明は、大きな脈動の発生を防止し、かつポンプ
の吐出量の減少を少なくすることができ、しかも構成が
簡単である絞り出し式ポンプを提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明の絞り出し式ポ
ンプにおいては、半円形部分1を有するポンプケース2
内に、その半円形部分1の周囲に沿って延長する半円部
分を有する弾性材料製U形チューブ3が配置され、前記
半円形部分1の中心に配置された中心支軸4に、第1回
転体5の基端部および第2回転体6の基端部が、直接ま
たは間接的に回転自在に嵌設され、前記第1回転体5の
先端部にチューブ押え用第1ローラ7および第1受圧ロ
ーラ8が取付けられ、前記第2回転体6の先端部にチュ
ーブ押え用第2ローラ9および第2受圧ローラ10が取付
けられ、駆動装置11により回転される押圧用回転体12の
中間部の回転中心は、U形チューブ3の送出側に偏位し
て配置され、前記押圧用回転体12の両側に、その回転中
心を通る直線方向に延長する長孔13,14が設けられ、一
方の長孔13に前記第1受圧ローラ8が嵌入されると共
に、他方の長孔14に前記第2受圧ローラ10が嵌入されて
いる。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第5図はこの発明の第1実施例に係る絞
り出し式ポンプを示すものであって、半円形部分1とそ
の両端に平行に連設された平板部分17とを有するポンプ
ケース2の内面に、前記半円形部分1の周囲に沿って延
長する半円部分および前記平板部分17に沿って延長する
直線状部分からなるゴムのような弾性材料製U形チュー
ブ3が当接され、前記ポンプケース2内に、前記半円形
部分1の中心に位置する中心支軸4が配置され、その中
心支軸4の一端部は、ポンプケース2における一方の端
板18に固定され、前記中心支軸4の中間にある小径軸部
19の中間に、第1回転体5の基端部が軸受を介して回転
自在に嵌設され、前記小径軸部19の両側に第2回転体6
の基端部が軸受を介して回転自在に嵌設されている。
第1回転体5の先端部に、チューブ押え用第1ローラ
7が前記中心支軸4と平行な支軸20により回転自在に取
付けられ、かつ前記第1回転体5における中心支軸4の
他端側の側部先端に、第1受圧ローラ8が前記中心支軸
4と平行な支軸により回転自在に取付けられ、各第2回
転体6の先端部にわたって、チューブ押え用第2ローラ
9が前記中心支軸4と平行な支軸21により回転自在に取
付けられ、前記中心支軸4の他端側にある第2回転体6
の先端部に、第2受圧ローラ10が前記中心支軸4と平行
な支軸により回転自在に取付けられている。
ポンプケース2における他方の側部部材22に、ケース
回転型の減速機付き電動機からなる駆動装置11における
中心軸に固定された保持部材23がボルトにより固定さ
れ、前記駆動装置11における回転ケース24に回転部材25
の基端部がボルトにより固定され、前記回動部材25の先
端部に固定された偏心筒体26内に、前記中心支軸4の先
端部に一体に設けられた偏心軸27が軸受を介して嵌入さ
れ、その偏心軸27の中心と前記回転ケース24の回転中心
とは、同一直線上に配置されている。
前記偏心筒体26に押圧用回転体12の中間部が嵌合固定
され、その押圧用回転体12の両側に、前記偏心筒体26の
直径延長線に沿って延長する長孔13,14が設けられ、前
記第1回転体5に取付けられた第1受圧ローラ8が一方
の長孔13に嵌入され、前記第2回転体6に取付けられた
第2受圧ローラ10は他方の長孔14内に嵌入され、かつ前
記第1回転体5および第2回転体6の先端部における中
心支軸長手方向の両側に、中心支軸4の半径延長線方向
に延長する複数のチューブ復元変形用サイドローラ28が
回転自在に取付けられている。
駆動装置11により回転される偏心筒体26および押圧用
回転体12の回転中心は、ポンプケース2における半円形
部分の直径線上において、U形チューブ3の材料送出側
に偏位して配置され、したがって、チューブ押え用第1
ローラ7およびチューブ押え用第2ローラ9は、U形チ
ューブ3を押潰変形しながら、そのU形チューブ3の材
料入口側から材料出口側に向かって漸次減速して回転す
る。
第6図はこの発明の第2実施例を示すものであって、
第1回転体5の基端部の内側筒体29が中心支軸4に軸受
を介して回転自在に嵌設され、かつ第2回転体6の基端
部の外側筒体30は前記内側筒体29の外側に軸受を介して
回転自在に嵌設されているが、その他の構成は第1実施
例の場合と同様である。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に
記載するような効果を奏する。
ポンプケース2の半円形部分1の中心に配置された中
心支軸4に、第1回転体5および第2回転体6の基端部
が回転自在に嵌設され、前記第1回転体5の先端部にチ
ューブ押え用第1ローラおよび第1受圧ローラ8が取付
けられ、前記第2回転体6の先端部にチューブ押え用第
2ローラおよび第2受圧ローラ10が取付けられ、駆動装
置11により回転される押圧用回転体12の回転中心は、前
記U形チューブ3の送出側に偏位して配置され、前記押
圧用回転体12の両側に設けられた長孔13,14に前記第1
受圧ローラ8および第2受圧ローラ10が嵌入されている
ので、チューブ押え用第1ローラ7およびチューブ押え
用第2ローラ9がU形チューブ3における半円部分を押
潰しながら回転する場合、その半円部分の吸込側から送
出側に向かって、回転速度が徐々に低下し、次いでチュ
ーブ押え用第1ローラおよびチューブ押え用第2ローラ
9が低速回転しながら、前記U形チューブ3における半
円部分の送出側の押潰しを解除するので、押潰し解除等
におけるポンプ吐出量の低下を少なくして、ポンプ吐出
量を増大させることができ、かつ大きな脈動が発生する
のを防止することができ、さらにこの発明の絞り出し式
ポンプは構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の第1実施例に係る絞り
出し式ポンプを示すものであって、第1図は縦断側面
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第1図
のB−B線断面図、第4図はチューブ復元変形用サイド
ローラ付近を示す縦断側面図、第5図は受圧ローラと押
圧用回転体との関係を示す横断平面図、第6図はこの発
明の第2実施例に係る絞り出し式ポンプを示す縦断側面
図、第7図ないし第10図は従来の絞り出し式の動作手順
序を示す概略平面図である。 図において、1は半円形部分、2はポンプケース、3は
U形チューブ、4は中心支軸、5は第1回転体、6は第
2回転体、7はチューブ押え用第1ローラ、8は第1受
圧ローラ、9はチューブ押え用第2ローラ、10は第2受
圧ローラ、11は駆動装置、12は押圧用回転体、13および
14は長孔、18は端板、19は小径軸部、20および21は支
軸、22は側部部材、23は保持部材、24は回転ケース、25
は回動部材、26は偏心筒体、27は偏心軸、28はチューブ
復元変形用サイドローラ、29は内側筒体、30は外側筒体
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半円形部分1を有するポンプケース2内
    に、その半円形部分1の周囲に沿って延長する半円部分
    を有する弾性材料製U形チューブ3が配置され、前記半
    円形部分1の中心に配置された中心支軸4に、第1回転
    体5の基端部および第2回転体6の基端部が、直接また
    は間接的に回転自在に嵌設され、前記第1回転体5の先
    端部にチューブ押え用第1ローラ7および第1受圧ロー
    ラ8が取付けられ、前記第2回転体6の先端部にチュー
    ブ押え用第2ローラ9および第2受圧ローラ10が取付け
    られ、駆動装置11により回転される押圧用回転体12の中
    間部の回転中心は、U形チューブ3の送出側に偏位して
    配置され、前記押圧用回転体12の両側に、その回転中心
    を通る直線方向に延長する長孔13,14が設けられ、一方
    の長孔13に前記第1受圧ローラ8が嵌入されると共に、
    他方の長孔14に前記第2受圧ローラ10が嵌入されている
    絞り出し式ポンプ。
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JP6425200B2 (ja) * 2014-05-23 2018-11-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 チューブポンプ及びチューブポンプの回転体制御方法

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