JP4064103B2 - コンクリートポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生コンクリート打設現場において、ホッパ内の生コンクリートを吸入して吐出管から圧送するコンクリートポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコンクリートポンプ30は、図6に示すように、ホッパ31内の生コンクリートを先端開口部32aから吸入し、吸入した生コンクリートをピストン32bで押し出す一対の送出シリンダ32、32を左右平行に並べて有しており、これらの送出シリンダ32、32は吸入・搬送を交互に行う。コンクリートポンプ30の先端部、具体的にはホッパ31を挟んで送出シリンダ32とは反対側に吐出管33が設けられており、送出シリンダ32、32と吐出管33との間にはS字管状の切換弁34が揺動可能に設けられている。この切換弁34は、切換シリンダ35の駆動力により揺動レバー36を介して往復回動される回動支持軸37に接続され、生コンクリート送出側の送出シリンダ32の先端開口部32aに交互に連通される。
【0003】
ピストン32bにより押し出される生コンクリートは、切換弁34内を通り吐出管33から吐出される。このとき、切換弁34が前方に移動しないように、回動支持軸37を介して、鍔状の平軸受38で支持する構成を採るのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコンクリートポンプ30では、切換弁34を揺動させる回動支持軸37のスラスト荷重を平軸受38で受けているので、平軸受38が磨耗し易く、耐久性に問題があった。
【0005】
また、送出シリンダ32、32の先端開口部32a、32aに硬いスペシャルプレート39を取り付けるとともに、切換弁34の後端部に同材質のスペシャルリング40を取り付けて耐磨耗性を確保しているが、ピストン32bの押し圧が低圧の場合、スペシャルプレート39とスペシャルリング40とに適度な面圧が加わらず、これらの間のシール性が劣るという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑み提案されたもので、その目的は、簡単な構造で耐久性が向上し、スペシャルプレートとスペシャルリングとの間のシール性を低圧で確保することができるコンクリートポンプを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1に記載のものは、生コンクリートを収容するホッパと、
このホッパ内の生コンクリートを先端開口部から吸入し、吸入した生コンクリートをピストンで送出するシリンダであって、吸入・送出を交互に行う一対の送出シリンダと、
送出シリンダのピストンを駆動する駆動シリンダと、
ホッパを挟んで送出シリンダとは反対側に設けた吐出管と送出シリンダとの間に介設され、回動支持軸により後部を支持された状態で該回動支持軸を中心に揺動して、生コンクリート送出側の送出シリンダの先端開口部に交互に連通されるS字管状の切換弁と、
この切換弁を揺動する切換駆動源と、
を備えるコンクリートポンプにおいて、
上記回動支持軸を軸方向に移動可能とし、
上記ホッパ側に設けた支持部により切換弁の先端部外周を回動自在に支持し、軸方向に位置調整可能な固定手段により上記吐出管をホッパ側に固定し、この吐出管と切換弁の先端端面との間に圧縮リングを介在させ、吐出管の固定位置を調整することにより、圧縮リングを介して切換弁を送出シリンダ側に与圧することを特徴とするコンクリートポンプである。
【0008】
請求項2に記載のものは、前記切換弁の入口側圧力P0と出口側圧力P1とが同圧であるという条件下において、切換弁の先端部側の外径d1は、その基端部側の内径D0よりも大きく設定(d1>D0)されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートポンプである。
【0009】
請求項3に記載のものは、前記切換弁には、ホッパ内の生コンクリートを攪拌するための撹拌部材が下向きに取り付けられ、切換弁の揺動により撹拌部材がホッパ内の生コンクリートを撹拌することを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリートポンプである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はコンクリートポンプの一実施形態の平面図、図2(a)はその要部を示す側断面図、図3は要部の平面図、図4は図3のA−A線矢視図である。
【0011】
コンクリートポンプ1は、図1および図2(a)に示すように、フレーム1aの一端(説明の都合でこちらを前とする)に、上面が開放して底面がフレーム1a側に向って下り傾斜したホッパ2を設け、このホッパ2の深い方の側壁2aの下部に先端開口部3aを接続した状態で左右一対の送出シリンダ3、3をフレーム1aの長手方向に設け、各送出シリンダ3の後方には、送出シリンダ3を駆動する駆動シリンダ3cをそれぞれ設け、駆動シリンダ3cの駆動により送出シリンダ3がホッパ2内の生コンクリートを先端開口部から吸入し、吸入した生コンクリートをピストン3bで押し出し、これを交互に行なうように構成されている。そして、ホッパ2の先端部分には、基端部にフランジ4aを有する短管状の吐出管4を設け、この吐出管4と送出シリンダ3、3との間にはS字管状の切換弁5を揺動自在に介設し、この切換弁5の後部を支持する回動支持軸7の軸受10をホッパ2の側壁2aに設け、軸受10から後方に突出した回動支持軸7に切換駆動手段6を接続し、切換駆動手段6の駆動により切換弁5を揺動して、生コンクリートを押し出す送出シリンダ3、3に交互に連通させ、押し出された生コンクリートを切換弁5を通して吐出管4から圧送するように概略構成されている。
【0012】
駆動手段6は、本実施形態では、送出シリンダ3、3の先端開口部3a、3aの両側からフレーム1aの幅方向中央部上方へ向けて斜めに延出された切換シリンダ8、8と、該切換シリンダ8、8のロッドが先端部に接続された揺動レバー9とから成っており、この揺動レバー9の基端部に上記回動支持軸7の後端部が接続されている。この回動支持軸7の中間部は前記軸受10により支承されており、その先端部は上記切換弁5の上部中間部に固定されたブラケット11に接続されて、軸受10の前後にはストッパ等がない。したがって、切換弁5を揺動自在に支える回動支持軸7は、軸受10に対して軸方向に前後移動可能である。
【0013】
上記送出シリンダ3、3の先端開口部3a、3aには、硬い材質のスペシャルプレート12が配されており、これに当接する切換弁5の基端部には、スペシャルプレート12と同様の硬いスペシャルリング13が配されている。このようにスペシャルプレート12とスペシャルリング13とを硬い材質で形成することにより、これらの当接や摺動に対する耐磨耗性を確保している。すなわち、スペシャルプレート12とスペシャルリング13は、耐磨耗性のある硬い材質で形成され、適度な面圧を受けることにより面シールする構造を有している。
なお、このスペシャルプレート12とスペシャルリング13は硬質で耐磨耗性のある材質であればよく、例えば焼入れ鋼、超硬合金、セラミックスなどが挙げられ、また硬化肉盛してもよい。
【0014】
また、切換弁5の先端部の外周は、ホッパ2側に設けた支持部5aのベアリング14で支承されており、このベアリング14とホッパ2との隙間はシール材15によりシールされている。上記吐出管4は固定手段16によりホッパ2側に固定されており、この吐出管4と切換弁5の先端部との間に圧縮リング17が介設されている。この圧縮リング17としては、例えば硬質ゴム等の弾性体(具体的には、ウレタン、NR、NBR)を採用するが、これに限るものではない。なお、圧縮リング17は、図2(b),(c)に示すように、比較的肉厚なリングの両面に、外方の端部が外周縁に達して内方の端部が内周の手前で止まった溝を複数本放射状に形成し、一方の面の溝内には補強と回転防止のためSS400製突条が嵌合し、他方の面の溝は潤滑油流路として機能する。
【0015】
吐出管4を固定する固定手段16は、本実施形態では、ホッパ2の前方の側壁2bから前方に突設されたスタッドボルト16aと、このスタッドボルト16aを吐出管4のフランジ4aに挿通し、フランジ4aを挟み付けるようにしてスタッドボルト16aに螺合した前後の調整ナット16b,16bとから構成される。この固定手段16は、吐出管4を固定する位置を前後に調整することにより、上記圧縮リング17を介して切換弁5を送出シリンダ3、3側に押圧する与圧調整手段として機能する。すなわち、調整ナット16b,16bの位置を調整して吐出管の固定位置を前後に調整して与圧を与えることによりスペシャルプレート12とスペシャルリング13との間に適度な面圧が発生し、ピストン3bの押し圧が低圧の場合でも、スペシャルプレート12とスペシャルリング13との間のシール性が良好となる。なお、切換弁5の回動支持軸7が前後動可能なので、圧縮リング17を介しての予圧がスペシャルプレート12とスペシャルリング13との間の面圧として作用する。
【0016】
この様に本実施形態によれば、切換弁5を切り換える回動支持軸7を軸方向に移動可能に支承するとともに、切換弁5の先端部を支持部5aのベアリング14で支承し、固定手段16で固定された吐出管4と切換弁5の先端部との間に圧縮リング17を介設したので、簡単な構造でシール性を確保することができ、しかも面積の大きな圧縮リング17でスラスト荷重を受けるので摩耗が少なく、耐久性が向上する。
【0017】
また、上記切換弁5には、彎曲形状に沿った形状を有する羽根プレート18が撹拌部材として下向きに取り付けられており、この羽根プレート18は切換弁5の揺動に伴ってホッパ2内の底部側を攪拌することによって生コンクリートが硬化することを防止している。したがって、従来通りの回転翼式撹拌装置19で撹拌できなかった部分まで確実に撹拌できる。
なお、撹拌部材は、羽根プレート18に限らず、撹拌することにより生コンクリートの硬化を防止できればどのような構成でもよく、例えば、複数本の棒材を下向きに列設してもよい。
【0018】
図5に示すように、切換弁5の先端部側の外径φd1は、その基端部側の内径φD0よりも大きく設定(φd1>φD0)されている。これは、一般に切換弁は基端部側が大径で、徐々に絞られて先端部で小径に形成されているが、φd1>φD0となっていない場合、ピストン3bの押し圧が高くなると、切換弁5が前方側に移動してしまうからである。ただし、入口側圧力P0と出口側圧力P1とが同圧であるという条件がある。また、切換弁5内の管路が絞られたり閉塞した場合(P1>P0)には、切換弁5は前方側に移動し、スペシャルプレート12とスペシャルリング13との隙間より生コンクリートが逃げ、安全弁の役割をする。
【0019】
以下に、切換弁5がバランスする条件について説明する。
図5において、φD0=180mmφ、φd0=230mmφ、φD1=150mmφ、φd1=200mmφとすると、
(φD02−φD12)×P0−(φd12−φD12)×P1≦0の関係が成り立つ。
ここでP0とP1とがほぼ等しいとき、φD02−φd12≦0となる。
したがって、φd1>φD0であれば、切換弁5は前方側へ移動しない。
【0020】
また、切換弁5が管内で閉塞したときは、P1=0となる。
よって、(φD02−φD12)×P0−(φd12−φD12)×0≦0の関係となる。
したがって、φD0−φD1≦0となり、切換弁5は前方側へ移動する。
【0021】
次に、P0(P1)が低圧のときのシール性について説明する。
P3=P1+P4である。
F:調整ナットによる締め付け力
A3:受圧面積=π/4(φd12−φD12)とすると、
P4=F/A3で表される。
【0022】
スペシャルプレート12とスペシャルリング13との当り面の面圧Qは、
A5=π/4(φd02−φD02)とした場合、
Q=(A3×P3)/A5で表される。
したがって、ピストン3bの押し圧が低圧の場合は、圧縮リング17(ゴム等弾性体)の変形で押圧力(弾性反発力)を発生させ、スペシャルプレート12とスペシャルリング13との面圧のシール性を確保する。
【0023】
次に、本実施形態のコンクリートポンプ1の動作について説明する。
生コンクリートプラントで製造された生コンクリートは、ホッパ2内に収容される。切換弁5は、切換シリンダ8、8を交互に伸長させることにより、揺動レバー9、回動支持軸7を介して揺動操作され、双方の送出シリンダ3、3の先端開口部3a、3aに交互に連通される。このように切換弁5は送出シリンダ3、3に対して圧接・摺動するが、送出シリンダ3、3の先端開口部3a、3aには硬い材質のスペシャルプレート12が配されており、これに圧接する切換弁5の基端部にはスペシャルプレート12と同材質の硬いスペシャルリング13が配されているので、圧接や摺動に対する耐磨耗性を確保しており、また適度な面圧により面シールする構造を有している。
【0024】
そして、切換弁5の連通されていない方の送出シリンダ3のピストン3bが後退することにより、シリンダチューブ内に生コンクリートが吸入される。一方、切換弁5が連通された送出シリンダ3では、ピストン3bが前進することにより、吸入された生コンクリートを切換弁5へと押し出し、この切換弁5を通過して吐出管4から吐出し、吐出管4に接続された搬送パイプ(図示せず)を介してコンクリート打設場所へと圧送されることになる。また、切換弁5には、前記した数式により、ピストン3bの押し圧が加わることになる。
【0025】
この押し圧により切換弁5は前方側へ移動しようとするが、本実施形態では、切換弁5の入口側圧力P0と出口側圧力P1とが同圧であるという条件下において、切換弁5の先端部側の外径φd1は、その基端部側の内径φD0よりも大きく設定(φd1>φD0)されているので、上述したようにバランスがとられ、ピストンの押し圧が高くなっても、切換弁5が前方側に移動することはない。また、切換弁5が多少前方に押圧されても大径で受圧面積の大きな圧縮リング17で受けられるので、圧縮リング17に作用する面圧は従来の平軸受に比較して小さく、したがって摩耗も少ない。そして、切換弁5内の管路が絞られたり閉塞した場合(P1>P0)には、切換弁5は前方側に移動し、スペシャルプレート12とスペシャルリング13との隙間より生コンクリートが逃げ、送出シリンダが破裂するなどのトラブルを未然に防止する。
【0026】
この様に、本実施形態のコンクリートポンプ1は、切換弁5を切り換える回動支持軸7を軸方向に移動可能に支承しており、かつ切換弁5の先端部をベアリング14で支承し、固定手段16で固定した吐出管4と切換弁5の先端部との間に圧縮リング17を介設したので、弾性体の圧縮リング17でスラスト荷重を低い面圧で受けることができ、簡単な構造で耐久性を向上できる。
【0027】
また、固定手段16が圧縮リング17を介して切換弁5を送出シリンダ3、3側に押圧する与圧調整手段としても機能するので、ピストン3bの押し圧が低圧の場合でも、与圧により適度な面圧が発生し、低圧でもスペシャルプレート12とスペシャルリング13とのシールを良好とすることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、切換弁を切り換える回動支持軸を軸方向に移動可能に支承するとともに、切換弁の先端部を支持部で支承し、固定手段で固定した吐出管と切換弁の先端部との間に圧縮リングを介設したので、簡単な構造で耐久性を向上させることが可能である。
そして、吐出管の固定手段は、圧縮リングを介して切換弁を送出シリンダ側に押圧する与圧調整手段として機能するので、送出シリンダから押し出す圧力が低圧であっても送出シリンダと切換弁との間のシール性を確保することができる。
【0029】
請求項2に記載の発明によれば、切換弁の先端部側の外径d1が、その基端部側の内径D0よりも大きく設定(d1>D0)されているので、切換弁の入口側圧力P0と出口側圧力P1とが同一であるという条件下で、切換弁の前方への移動を防止することができる。
【0030】
請求項3に記載の発明によれば、切換弁に撹拌部材が下向きに取り付けられているので、切換弁の揺動に伴って、ホッパ内の底部の生コンクリートを攪拌することができ、ホッパ底部での硬化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリートポンプの一実施形態を示す平面図である。
【図2】(a)はコンクリートポンプの要部を示す縦断面図、(b)は圧縮リングの断面図、(c)は圧縮リングの正面図である。
【図3】コンクリートポンプの要部を示す平面図である。
【図4】図3のA−A線矢視図である。
【図5】切換弁の移動を説明するための縦断面図である。
【図6】従来のコンクリートポンプの要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートポンプ
1a フレーム
2 ホッパ
2a 後方の側壁
2b 前方の側壁
3 送出シリンダ
3a 送出シリンダの先端開口部
3b ピストン
3c 駆動シリンダ
4 吐出管
4a 吐出管のフランジ
5 切換弁
5a 支持部
6 駆動手段
7 回動支持軸
8 切換シリンダ
9 揺動レバー
10 軸受
11 ブラケット
12 スペシャルプレート
13 スペシャルリング
14 ベアリング
15 シール材
16 固定手段
16a スタッドボルト
16b 調整ナット
17 圧縮リング
18 羽根プレート

Claims (3)

  1. 生コンクリートを収容するホッパと、
    このホッパ内の生コンクリートを先端開口部から吸入し、吸入した生コンクリートをピストンで送出するシリンダであって、吸入・送出を交互に行う一対の送出シリンダと、
    送出シリンダのピストンを駆動する駆動シリンダと、
    ホッパを挟んで送出シリンダとは反対側に設けた吐出管と送出シリンダとの間に介設され、回動支持軸により後部を支持された状態で該回動支持軸を中心に揺動して、生コンクリート送出側の送出シリンダの先端開口部に交互に連通されるS字管状の切換弁と、
    この切換弁を揺動する切換駆動源と、
    を備えるコンクリートポンプにおいて、
    上記回動支持軸を軸方向に移動可能とし、
    上記ホッパ側に設けた支持部により切換弁の先端部外周を回動自在に支持し、軸方向に位置調整可能な固定手段により上記吐出管をホッパ側に固定し、この吐出管と切換弁の先端端面との間に圧縮リングを介在させ、吐出管の固定位置を調整することにより、圧縮リングを介して切換弁を送出シリンダ側に与圧することを特徴とするコンクリートポンプ。
  2. 前記切換弁の入口側圧力P0と出口側圧力P1とが同圧であるという条件下において、切換弁の先端部側の外径d1は、その基端部側の内径D0よりも大きく設定(d1>D0)されていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートポンプ。
  3. 前記切換弁には、ホッパ内の生コンクリートを攪拌するための撹拌部材が下向きに取り付けられ、切換弁の揺動により撹拌部材がホッパ内の生コンクリートを撹拌することを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリートポンプ。
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