JP2019210861A - 液供給装置 - Google Patents

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陽一 遠藤
知大 中澤
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知大 中澤
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【課題】簡単な構成で、高粘度の液を高精度に定量吐出することができる液供給装置を提供すること。【解決手段】液供給装置1は、高粘度の液を自吸して送り出す二軸スクリューポンプ30と、二軸スクリューポンプ30の下流側に直列に連結され、二軸スクリューポンプ30から供給される高粘度の液を所量吐出する一軸偏心ねじポンプ70と、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間の圧力を測定する第1圧力センサ5aと、第1圧力センサ5aにより測定される圧力が設定した設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数をフィードバック制御する制御部8とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、液供給装置に関し、詳しくは、高粘度の液を供給する液供給装置に関する。
従来、複数のポンプを直列に連結して液の供給に利用する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、2台のポンプを直列に連結し、これら2台のポンプの吐出側にそれぞれ圧力検知器を設け、該圧力検知器の出力に基づいてそれぞれのポンプの吐出圧力が所定の値となるように可変速制御する可変速制御手段を備える消火ポンプ装置が開示されている。
また液供給装置の所定箇所に流量計を設けて流量を制御することも知られている。例えば、特許文献2には、高粘度材料の流量を測定する流量計と、塗布ガンのノズル開度を変化させるノズル駆動機構と、該ノズル駆動機構を制御して塗布ガンから吐出される高粘度材料の流量を調整する制御装置とを備える流量制御装置が開示されている。
特開2006−34529号公報 特開平5−104050号公報
ところで、高分子の架橋構造体中に水分等を保持するゲル層を含む含水ゲルシートが知られている。このゲル層に用いられるゲル組成物には、例えば、保湿剤等の美容成分や薬効成分を含有したものがあり、斯かる成分をゲル層に含有した含水ゲルシートも知られている。斯かる含水ゲルシートの製造工程においてシート材にゲル層を設ける方法としては、例えば、搬送されている長尺帯状の支持シートに対してダイコータを用いてゲル組成物を塗工する方法や、長尺帯状の支持シート及び剥離シートがそれぞれ捲き掛けられている一対のローラを回転させて該一対のローラのニップ部にゲル組成物を流し込んで支持シートと剥離シートとで挟持する方法等が考えられる。
しかし、斯かるゲル組成物を、ダイコータのダイやニップ部に臨むノズル部等に、ゲル組成物を高精度に定量供給することは難しかった。
特許文献1に記載の消火ポンプ装置は、水の吐出圧力が所定圧力になるように調整するものであり、高粘度の液を定量吐出するためのものではない。また特許文献2に記載の流量制御装置は、構造が複雑であり、コストがかかるという問題がある。
したがって、本発明は、前述した従来技術が有する課題を解決することを解決課題とする。
高粘度の液を自吸して送り出す自吸式ポンプと、前記自吸式ポンプの下流側に直列に連結され、該自吸式ポンプから供給される前記高粘度の液を定量吐出する定量ポンプと、前記自吸式ポンプと前記定量ポンプとの間の圧力を測定する圧力センサと、前記圧力センサにより測定される圧力が設定した設定圧力となるように、前記自吸式ポンプの回転数をフィードバック制御する制御部とを備えた液供給装置を提供するものである。
本発明の液供給装置によれば、簡単な構成で、高粘度の液を高精度に定量供給することができる。
図1は、本発明の一実施形態である液供給装置を模式的に示す概略構成図である。 図2は、本実施形態の塗工手段の他の形態を模式的に示す模式図である。
以下、本発明の液供給装置を、その好ましい一実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本実施形態の液供給装置は、高粘度の液の供給装置であり、図1に示すように、塗工対象物11に液12を塗工する塗工手段2に、塗工する液12として高粘度の液を供給する装置である。より具体的には、高分子の架橋構造体中に水分等を保持するゲル層を含む含水ゲルシートの製造に使用される液供給装置であり、塗工手段としてのダイコータ2に、含水ゲルシートの一部を構成する基材シート11にゲル層を形成させるためのゲル組成物12を高粘度の液として高精度に定量供給するものである。本明細書において「高粘度の液」は、一定の形状をもたない液体に加え、ゲル状及びクリーム状のものを含む意味である。
含水ゲルシートを製造する場合のゲル組成物としては、含水ゲルシートにおけるゲル層を形成し得るものを特に制限なく用いることができる。ゲル組成物としては、例えば、ゲル基材となる高分子、架橋剤、水、その他の成分を含むもの等が挙げられる。ゲル層を形成させるゲル組成物には、保湿剤等の美容成分や薬効成分を含有させることも好ましい。ゲル組成物の含水率は、水、薬効成分及び他の成分の保持性を良好にするとともに、ゲル組成物の機械的強度を向上させ、得られるゲル組成物の柔軟性を向上させる観点から、好ましくは30質量%以上、そして、好ましくは90質量%以下、さらに好ましくは85質量%以下である。
塗工手段等に供給する「高粘度の液」がゲル組成物である場合、静止状態の粘度が、塗工工程及び所望により行うその後の打ち抜き工程等での加工のし易さを考慮して、好ましくは100Pa・s以上、より好ましくは200Pa・s以上、さらに好ましくは300Pa・s以上である。これにより、例えば、塗工中にゲル層が型崩れを起こすことや含水ゲルシートを構成する不織布等の基材シート11からのゲル組成物の染み出し等を防止することができる。またその上限は、好ましくは3000Pa・s以下、より好ましくは2000Pa・s以下、さらに好ましくは1000Pa・s以下である。これにより、ゲル組成物を安定して塗工することができる。
〔ゲル組成物の静止状態の粘度の測定方法〕
ゲル組成物の静止状態の粘度は、気温20℃、湿度50%で、ヘリカル粘度計(TOKI SANGYO.CO.LTD製)のスピンドル No.T−F、T−D、T−Eを用い、回転速度0.5−5r/min、1分間の条件で測定することができる。
本発明の液供給装置は、図1に示す本実施形態の液供給装置1のように、自吸式ポンプ3と、真空ポンプ4と、第1圧力センサ5aと、リリーフバルブ6aと、定量ポンプ7と、第2圧力センサ5bと、補助リリーフバルブ6bと、制御部8とを備えていることが好ましい。
自吸式ポンプ3としては、高粘度の液を自吸して送り出し得るものを特に制限なく用いることができる。即ち、本明細書において「自吸式ポンプ」とは、高粘度の液を吸引して送り出すことが可能な能力を有するポンプを意味する。自吸式ポンプとしては、例えば、遠心ポンプ、斜流ポンプ及び軸流ポンプ等の非容積式ポンプ、並びに往復ポンプ及び回転ポンプ等の容積式ポンプ等が挙げられる。自吸式ポンプとしては、容積式の回転ポンプを用いることが好ましく、高粘度の液を効率的に吸引して送り出す観点から、スクリューを回転させて該スクリューの軸方向に高粘度の液を送り出すスクリュー式のねじポンプを用いることがさらに好ましい。自吸式ポンプ3が自吸し得る高粘度の液の静止状態の粘度としては、好ましくは100Pa・s以上、より好ましくは300Pa・s以上、また好ましくは3000Pa・s以下、より好ましくは2000Pa・s以下、そして好ましくは100Pa・s以上3000Pa・s以下、より好ましくは300Pa・s以上2000Pa・s以下である。高粘度の液の粘度の測定方法としては、上述したゲル組成物の粘度の測定方法と同様の測定方法を用いることができる。
本実施形態においては、自吸式ポンプ3としては、公知の二軸スクリューポンプ30を用いている。二軸スクリューポンプ30は、例えば、ケーシング31内に配置され、モータM1の駆動によって回転する2本のスクリュー32の回転によってケーシング31内へ液を吸引し、ケーシング31内に吸引された液を該スクリュー32で軸方向に送り出すようになっている。ケーシング31には、ホッパー33が接続されており、ホッパー33には、混練されたゲル組成物が導入されている。
真空ポンプ4は、二軸スクリューポンプ30のケーシング31に接続されている。本実施形態では、真空ポンプ4は、ケーシング31の上流側(スクリュー32によるゲル組成物の供給方向上流側)に接続されており、ケーシング31内を減圧することで、ホッパー33からケーシング31内に吸引されたゲル組成物の中に残留する気泡を除去するために用いられる。このように本実施形態の液供給装置1は、真空ポンプ4を用いてゲル組成物の中に残留する気泡を除去してゲル組成物の比重を高くすることで、二軸スクリューポンプ30によるゲル組成物の移送能力を高めている。ゲル組成物の比重としては、好ましくは0.8g/cm以上、より好ましくは0.9g/cm以上、また好ましくは1.5g/cm以下、より好ましくは1.3g/cm以下、そして好ましくは0.8g/cm以上1.5g/cm以下、より好ましくは0.9g/cm以上1.3g/cm以下である。
真空ポンプ4とケーシング31との間には、圧力センサ42が配置されており、圧力センサ42は、真空ポンプ4とケーシング31との間の圧力を測定する。
定量ポンプ7は、自吸式ポンプ3の下流側に直列に連結されている。定量ポンプ7としては、高粘度の液を定量吐出し得るものを特に制限なく用いることができる。即ち本明細書において「定量ポンプ」とは、一定量の液を連続して吐出し得る能力を有するポンプを意味する。定量ポンプ7としては、例えば、往復ポンプ及び回転ポンプ等の容積式ポンプが挙げられる。特に回転ポンプであることが好ましく、一定量の液を高い精度で連続して吐出させる観点から、回転式のねじポンプを用いることが好ましい。定量ポンプ7は、自吸式ポンプ3よりも自吸能力は低いが、定量吐出能力の高いポンプであることが好ましい。
本実施形態では、定量ポンプ7として、公知の一軸偏心ねじポンプ70を用いている。一軸偏心ねじポンプ70は、ステータ71の中に差し込まれたロータ72がモータM2の駆動によって回転すると、ステータ71とロータ72との隙間に形成されているキャビティ(不図示)が軸方向に順次移動することで、キャビティ内の一定量の液がキャビティとともに移動して吐出されるようになっている。
第1圧力センサ5aは、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間に配置されている。第1圧力センサ5aは、一軸偏心ねじポンプ70の背圧を高精度に測定する観点から、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間において、二軸スクリューポンプ30側に配置されることが好ましい。二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との距離に対する、第1圧力センサ5aと一軸偏心ねじポンプ70との距離の割合((第1圧力センサ5aと一軸偏心ねじポンプ70との距離/二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との距離)×100)は、同様の観点から、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上、また好ましくは99%以下、より好ましくは95%以下、そして好ましくは60%以上99%以下、より好ましくは70%以上95%以下である。
リリーフバルブ6aは、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間に配置されている。リリーフバルブ6aは、一定の圧力になると開放して圧力を逃がす開放弁(図示せず)を有している。該開放弁が開放される一定の圧力である開放圧力は、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間の圧力として設定した設定圧力よりも高い圧力に設定されている。即ちリリーフバルブ6aは、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間の圧力が設定圧力よりも高くなると、開放弁を開放して設定圧力を保つようになっている。設定圧力としては、一軸偏心ねじポンプ70(定量ポンプ7)に効率的にゲル組成物(高粘度の液)を定量吐出させる観点から、好ましくは0.1MPa以上、より好ましくは0.2MPa以上、また好ましくは1.0MPa以下、より好ましくは0.8MPa以下、そして好ましくは0.1MPa以上1.0MPa以下、より好ましくは0.2MPa以上0.8MPa以下である。
第2圧力センサ5bは、一軸偏心ねじポンプ70とダイコータ2との間に配置されている。第2圧力センサ5bは、一軸偏心ねじポンプ70とダイコータ2との間において、一軸偏心ねじポンプ70の吐出圧力を高精度に測定する観点から、一軸偏心ねじポンプ70側に配置されていることが好ましい。
補助リリーフバルブ6bは、一軸偏心ねじポンプ70とダイコータ2との間に配置されている。補助リリーフバルブ6bは、一定の圧力になると開放して圧力を逃がす開放弁(図示せず)を有している。該開放弁が開放される開放圧力は、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70の最大吐出圧力よりも低い圧力に設定されている。即ち補助リリーフバルブ6bは、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70による吐出圧力が最大吐出圧力よりも高くなると、開放弁を開放して、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70の吐出圧力を最大吐出圧力以下で保つ。補助リリーフバルブ6bを設けることで一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70の破損等が低減され、液供給装置1の安全性も高くなる。
制御部8は、二軸スクリューポンプ(自吸式ポンプ3)30、及び第1圧力センサ5aに電気的に接続されている。制御部8は、記憶部81と、演算部82とを有しており、記憶部81には、前述した設定圧力や各種プログラム等が記憶されている。演算部82は、例えば、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30のモータM1に印加する電圧等を演算する。
次に、上述した液供給装置1によるゲル組成物の供給動作、即ち制御部8による各部の制御動作について説明する。
先ず、ゲル組成物の成分を配合し、該成分を混練して生成されたゲル組成物がホッパー33内に導入されると、制御部8は、モータM1を駆動し、二軸スクリューポンプ30の2本のスクリュー32を回転させる。2本のスクリューが回転すると、該回転によってケーシング31内が減圧され、ゲル組成物に対するケーシング31内への吸引力が発現する。該吸引力が、ホッパー33内のゲル組成物がケーシング31内に留まろうとする力を上回ると、ホッパー33内のゲル組成物がケーシング31内に吸引される。
これより前又は同時に、真空ポンプ4を駆動する。真空ポンプ4を駆動すると、真空ポンプ4によってケーシング31内が減圧され、ケーシング31内に吸引されたゲル組成物が含有する気泡が除去される。真空ポンプ4によって気泡が除去されたゲル組成物は、気泡が除去される前よりも比重が高くなり、二軸スクリューポンプ30によって安定して移送されるようになる。このように液供給装置1は、ゲル組成物の比重を高くすることでも、二軸スクリューポンプ30の送り量を安定させるようになっている。
ここで、本発明者らは、二軸スクリューポンプ(自吸式ポンプ3)30と一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70とを直列接続した場合、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70による高粘度の液の吐出量は、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70の背圧と相関性を有することを知見した。具体的には、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70の背圧が一定となれば、一軸偏心ねじポンプ(定量ポンプ7)70は安定して定量吐出を行うことができることを知見した。
そこで、制御部8は、第1圧力センサ5aが測定する圧力が設定圧力(例えば、0.2MPa)となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数をフィードバック制御している。例えば、制御部8は、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力(例えば、0.2MPa)よりも高い場合(例えば、0.3MPa)には、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数を低くする。また例えば、制御部8は、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力(例えば、0.2MPa)よりも低い場合(例えば、0.1MPa)には、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数を高くする。二軸スクリューポンプ30の回転数の制御は、例えば、モータM1に印加する電圧を制御することで行うことができる。
第1圧力センサ5aが測定する圧力が設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数をフィードバック制御することで、二軸スクリューポンプ30と一軸偏心ねじポンプ70との間の圧力、即ち一軸偏心ねじポンプ70の背圧が安定し、一軸偏心ねじポンプ70によるゲル組成物の定量吐出を安定して高精度に行うことができる。
以上のように、本実施形態に係る液供給装置1は、第1圧力センサ5aが測定した圧力が設定圧力となるように、二軸スクリューポンプ30の回転数をフィードバック制御する制御部8を備えている。そのため、例えば、自吸式ポンプ3及び定量ポンプ7のような異なる特性のポンプどうしを直列に連結した場合においても、定量ポンプ7の背圧が安定し、高粘度の液を安定して定量吐出させることができる。特に、自吸能力の高い自吸式ポンプ3を供給側に配置し、定量供給能力の高い定量ポンプ7を吐出側に配置することで、ゲル組成物のような高粘度の液をも安定して定量吐出させることができる。
以上、本発明をその好ましい一実施形態に基づき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。該ゲル組成物を供給する塗工手段として、シートにゲル組成物を塗工するダイコータ2を用いて説明したが、例えば、図2に示すように、ゲル組成物を貯留部21に貯留し、長尺帯状の支持シート23及び剥離シート24がそれぞれ捲き掛けられている一対のローラ22,22を回転させて該一対のローラ22,22のニップ部Nにゲル組成物を流し込んで支持シート23と剥離シート24とで挟持させるダブルロール方式の塗工部20であってもよい。
1 液供給装置
2 ダイコータ(塗工手段)
3 自吸式ポンプ
30 二軸スクリューポンプ
31 ケーシング
32 スクリュー
4 真空ポンプ
5a 第1圧力センサ
5b 第2圧力センサ
6a リリーフバルブ
6b 補助リリーフバルブ
7 定量ポンプ
70 一軸偏心ねじポンプ
71 ステータ
72 ロータ
8 制御部
81 記憶部
82 演算部
M1,M2 モータ

Claims (5)

  1. 高粘度の液を自吸して送り出す自吸式ポンプと、
    前記自吸式ポンプの下流側に直列に連結され、該自吸式ポンプから供給される前記高粘度の液を定量吐出する定量ポンプと、
    前記自吸式ポンプと前記定量ポンプとの間の圧力を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサにより測定される圧力が設定した設定圧力となるように、前記自吸式ポンプの回転数をフィードバック制御する制御部とを備えた液供給装置。
  2. 前記高粘度の液の粘度が100〜3000Pa・sである、請求項1に記載の液供給装置。
  3. 前記自吸式ポンプと前記定量ポンプとの間に、開放圧力が前記設定圧力よりも高い圧力に設定されたリリーフバルブが配置されている、請求項1又は2に記載の液供給装置。
  4. 前記定量ポンプの下流側に、開放圧力が該定量ポンプの最大吐出圧力よりも低い圧力に設定された補助リリーフバルブが配置されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の液供給装置。
  5. 塗工対象物に液を塗工する塗工手段に、塗工する液として前記高粘度の液を供給する装置である、請求項1〜4の何れか1項に記載の液供給装置。
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