JP2004313955A - グラビア塗工装置 - Google Patents

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祐史 笹野
Hitoshi Ishiguro
仁 石黒
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Abstract

【課題】チャンバー内部圧力の変動が小さくても、または、大きくてもチャンバー内部圧力をフィードバック制御して一定の設定圧力値に保持して、均一な塗工を行うことができるグラビア塗工装置を提供するものである。
【解決手段】グラビアロール12に塗工液を塗工するチャンバー14内部の内部圧力の圧力検出値が、設定圧力値を基準として設定変動幅以上に変動した時は排出経路40のバルブ42の開度を制御し、設定幅以内で変動している時は塗工液を圧送するポンプ30の圧送量を制御して設定圧力値になるようにフィードバック制御するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラビア塗工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、グラビア塗工装置において、基材の走行速度が変化するなどして塗工条件が変化した場合であっても、チャンバーを予め設定しておいた設定圧力に維持できるように制御して、これにより常に均一な塗工を行うことができるグラビア塗工装置が提案されている(特許文献1)。
【0003】
このグラビア塗工装置は、グラビアロールの一側方に、チャンバーを備えた塗工ブロックを配置し、塗工液タンクに貯留した塗工液を供給通路を介してチャンバーへ加圧送給するポンプと、ポンプの作動状態を制御する制御装置とを備えており、塗工ブロックにはチャンバーの内部圧力を検知する圧力センサーを設け、制御装置はグラビアロールの塗工条件に対応して予め設定されたチャンバーの内部圧力を設定するための設定部を備えている。
【0004】
そして、制御装置が設定部で設定された設定圧力値と圧力センサーからの出力信号とを比較して、チャンバーの内部圧力が設定圧力値と合致するようにポンプの作動状態を制御するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−224995
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなグラビア塗工装置においては、フィードバック制御を行うことにより、チャンバーの内部圧力を設定圧力値に維持することが可能であるが、内部圧力の変動範囲が大きくなると、ポンプの制御だけでは、設定圧力値にフィードバック制御できないという問題点がある。
【0007】
特に、基材の走行速度が80m/分以上の高速の走行速度になると、チャンバーからグラビアロールによって持ち出される塗工液の量が増え、内部圧力の減少する量が大きくなり、この減少量をポンプの制御だけでは制御不可能となり、基材に対して塗工ムラが発生するという問題点がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、チャンバー内部圧力の変動が小さくても、または、大きくてもチャンバー内部圧力をフィードバック制御して一定の設定圧力値に保持して、均一な塗工を行うことができるグラビア塗工装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、所定の走行速度で走行している基材にグラビア塗工を行うグラビアロールの外方に、塗工液の液溜め部を有したチャンバーを配するグラビア塗工装置において、前記液溜め部に塗工液を圧送するポンプと、前記液溜め部から塗工液を排出する排出経路と、前記排出経路の途中に設けられ、その開度によって排出する塗工液の量を制御するバルブと、前記液溜め部と前記グラビアロールに囲まれた閉塞空間の内圧を測定する圧力検出手段と、前記ポンプの圧送量、または、前記バルブの開度を制御して、前記圧力検出手段で検出した圧力検出値が設定圧力値になるようにフィードバック制御する制御手段と、を有することを特徴とするグラビア塗工装置である。
【0010】
請求項2の発明は、前記制御手段は、前記圧力検出手段の圧力検出値が、前記設定圧力値を基準として設定変動幅以上に変動した時は前記バルブの開度を制御して、前記設定圧力値になるようにフィードバック制御し、前記圧力検出手段の圧力検出値が、前記設定圧力値を基準として設定変動幅以内で変動している時は前記ポンプの圧送量を制御して、前記設定圧力値になるようにフィードバック制御することを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0011】
請求項3の発明は、前記設定圧力値を0.3〜30kPaの間で設定することを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0012】
請求項4の発明は、前記基材の走行速度を80〜800m/分であることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0013】
請求項5の発明は、前記グラビアロールの直径が200〜350mmであることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0014】
請求項6の発明は、前記制御手段は、前記グラビア塗工装置の始動時において、前記バルブを所定開度に開き、次に、前記ポンプで所定の圧送量を圧送し、次に、前記グラビアロールを前記基材の走行速度に対応した設定回転数で回転し、次に、前記バルブを全閉状態にし、次に、前記圧力検出手段の圧力検出値が前記設定圧力値に到達すれば前記バルブを設定開度に開くことを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0015】
請求項7の発明は、前記制御手段は、前記グラビア塗工装置の塗工の終了時において、前記ポンプを停止し、次に、前記バルブを全閉状態にし、次に、前記グラビアロールを停止させることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置である。
【0016】
【作 用】
請求項1の発明であると、制御手段は、ポンプの圧送量、または、バルブの開度を制御して、液溜め部とグラビアロールに囲まれた閉塞空間の内圧の圧力検出値が設定圧力値になるようにフィードバック制御する。
【0017】
これによって、圧力検出値が例えば0.3〜30kPaの範囲に設定された設定圧力値に収めることができる。
【0018】
また、基材の走行速度が80〜800m/分の高速で走行しても、圧力検出値を設定圧力値にフィードバック制御することができる。
【0019】
さらに、グラビアロールの直径が200〜350mmの大きさであっても、このグラビアロールによる塗工液の排出量に対して、フィードバック制御が追従することができ、圧力検出値を設定圧力値の範囲に収めることができる。
【0020】
請求項2の発明であると、圧力検出手段の圧力検出値が、設定圧力値を基準として設定幅以内で変動している時はポンプの圧送量を制御して設定圧力値になるようにフィードバック制御し、設定幅以上に変動した時はバルブの開度を制御して設定圧力値になるようにフィードバック制御する。特に、設定幅以上に変動した時は、ポンプの圧送量だけではフィードバック制御を行いにくいため、バルブの開度を制御して設定圧力値にフィードバック制御する。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態のグラビア塗工装置10について、図1から図4に基づいて説明する。
【0022】
(1)グラビア塗工装置10の構成
図1に基づいて、紙、フィルム、金属箔等の長尺状の基材1へグラビア塗工を行うグラビア塗工装置10の構造について説明する。
【0023】
グラビアロール12は直径が200〜350mmであり、その両側部から回転軸が突出し、そのグラビアロール12の外周部側方には、塗工液を塗工するためのチャンバー14が配されている。
【0024】
グラビアロール12の上方には、グラビア塗工が行われる基材1を所定の走行速度で搬送する搬送ローラ16が配されている。図1において、グラビアロール12は時計回りの方向に回転し、搬送ローラ16も時計回りの方向に回転する。
【0025】
チャンバー14は、グラビアロール12の側方に配され、その内部には、上液溜め部18と下液溜め部20とを有し、上液溜め部18と下液溜め部20との間には加圧部22が突出し、両液溜め部18,20の間を区画している。この加圧部22の先端面は円弧状に切り欠かれ、グラビアロール12の外周部と所定の隙間を介して位置している。また、液溜め部18の上端部からグラビアロール12の上外周部に向かって上ドクターブレード24が突出し、下液溜め部20の下端からグラビアロール12の下外周部に向かって下ドクターブレード26が突出している。そして、上ドクターブレード24、上液溜め部18、加圧部22、下液溜め部20、下ドクターブレード26及びグラビアロール12の外周部と両側壁によって閉塞された閉塞空間27が形成されている。
【0026】
下液溜め部20には、塗工液の供給通路28が接続され、能力可変型のポンプ30によって塗工液が供給される。このポンプ30は、その回転数によって塗工液の圧送量を変化させることができるものであり、その回転数が増えれば塗工液の圧送量が増えるものである。ポンプ30は、塗工液を溜めた塗工液タンク32から塗工液を下液溜め部20に供給するものであり、ACモータ等のモータ34によって回転する。モータ34は、インバータ回路36を介して、コンピュータからなる制御部38によってインバータ制御されている。塗工液タンク32に貯留されている塗工液の粘度としては、50〜500mPa・sである。
【0027】
上液溜め部18には塗工液の排出経路40が接続されており、この排出経路40から排出された塗工液は塗工液タンク32に循環する。また、排出経路40の途中には、この排出経路40の中を流れる塗工液の量を調整するためのバルブ42が設けられている。このバルブ42は、制御部38によってその開度を制御することができる。このバルブとしては、モータバルブまたはボジショナ付きバルブを使用できる。
【0028】
上液溜め部18には、閉塞空間27の内部圧力を検出するための圧力センサー44が配されており、この圧力センサー44の検出信号は制御部38に送られる。
【0029】
(2)グラビア塗工装置10の制御方法
上記構成のグラビア塗工装置10によってグラビア塗工を行う場合の制御方法を図2から図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0030】
ステップ1において、バルブ42を所定開度開く。この開度の度合いは、塗工液が塗工液タンク32へ循環できる状態になればよい。
【0031】
ステップ2において、インバータ回路36から駆動信号を出力してモータ34を駆動させポンプ30を所定の回転数Aで回転させ、塗工液タンク32から塗工液を下液溜め部20を介して閉塞空間27に圧送する。このポンプ30の所定回転数Aは後から説明する設定回転数Cよりも低い値でよい。
【0032】
ステップ3において、塗工液が上液溜め部18、排出経路40を介して再び塗工液タンク32に循環したと確認すればステップ4に進む。この確認方法としては、作業員が行ってもよいが、排出経路40の排出口にセンサーを設け、このセンサーが塗工液を検知すれば制御部38に信号を出力するようにしてもよい。
【0033】
ステップ4において、グラビアロール12を設定回転数N1で回転させる。これと同時に搬送ローラ16も設定回転数N2で回転させ、基材1を設定の走行速度Vで走行させる。このグラビアロール12と搬送ローラ16の設定回転数N1、N2は、基材1の走行速度Vによって決まり、基材1が80〜800m/分の間の高速走行を行うものとする。本実施形態では例えば、200m/分で走行させるものとする。
【0034】
ステップ5において、バルブ42を全閉状態にして排出経路40から塗工液が流れないようにする。これにより閉塞空間27の内部圧力が上昇し始める。
【0035】
ステップ6において、ポンプ30を設定回転数Cで回転させて、閉塞空間27で設定量の塗工液を圧送する。塗工液が圧送されると、閉塞空間27の内部圧力が上昇する。なお、ポンプ30の設定回転数Cとしては、ステップ2における所定の回転数Aに、追従された変更塗工量分のポンプ回転数Bを合計した回転数Cに設定するのが好適である。この「追従された変更塗工量分のポンプ回転数B」とは、バルブ42を全閉状態にして所定回転数Aから回転数を上昇させて、閉塞空間27の内部圧力が設定圧力値になったときの上昇分の回転数を予め実験によって測定した値である。このようにする理由は塗工液の粘度によって、同じ回転数でも圧送される量が異なるからである。
【0036】
ステップ7において、圧力センサー44で検出した閉塞空間27の内部圧力の圧力検出値が設定圧力値か否かを判断し、設定圧力値であればステップ8に進み、設定圧力値に到達していなければ、ステップ6に戻りポンプ30の設定回転数Cによる駆動を続けて設定量の塗工液を圧送する。
【0037】
ステップ8において、設定圧力値に到達しても、バルブ42が全閉状態であり、かつ、ポンプ30によって塗工液が圧送されてくるため、圧力センサー44による圧力検出値は設定圧力値以上に上昇する。
【0038】
ステップ9において、その内部圧力の上昇を抑えるため、バルブ42を設定開度に開く。この設定開度は、圧力センサー44の圧力検出値が設定圧力値に戻る程度の開度とする。
【0039】
ステップ10において、圧力センサー44の圧力検出値が設定圧力値に戻る。そして、基材1は設定走行速度(例えば、200m/分)で走行し、グラビア塗工が開始される。この状態が、定常の塗工状態となる。この定常状態では、塗工液は加圧部22の先端部によって圧力が高まった状態でグラビアロール12の表面に塗工される。不要な塗工液は上ドクターブレード24によって掻き落とされる。このグラビアロール12の表面に塗布された塗工液が、基材1の表面にグラビア塗工される。
【0040】
ステップ11において、外乱または基材1の走行速度の変化や、気温の上昇による塗工液の粘度の変化等によって圧力変動が生じる場合がある。そのため、圧力変動が発生したか否かを圧力センサー44の圧力検出値で判断する。圧力変動が生じていなければステップ16に進む。一方、圧力変動が生じていればステップ12に進む。
【0041】
ステップ12において、この圧力変動幅が、設定圧力値を基準として±5%以上であるかどうかを判断する。圧力変動幅が±5%以上であればステップ13に進み、±5%未満であればステップ14に進む。
【0042】
ステップ13において、圧力変動幅が±5%以上であるため、その変動幅が大きいと判断してバルブ42の開度を変更して、ステップ15に進む。すなわち、変動幅が大きいためポンプ30の制御だけではフィードバック制御できないためバルブ42の開度を変更するものである。例えば、内部圧力が低い場合にはバルブ42を閉じ、逆に、高い場合には開くものである。そして、ステップ15において設定圧力値になるようにフィードバック制御する。
【0043】
なお、このステップ13の制御の変更例としては、バルブ42の開度調整により圧力変動幅が±5%未満になった場合には、バルブ42の開度による制御に代えて、モータ34の回転数で制御してもよい。
【0044】
ステップ14において、圧力変動幅が±5%未満の小さい変動幅であるため、モータ34の回転数を変更してポンプ30からの塗工液の圧送量を変化させ、ステップ15において設定圧力値になるようにフィードバック制御する。
【0045】
ステップ16において、塗工を終了するか否かを判断し、終了しなければステップ11に戻って圧力変動があるか否かを再び判断する。そして終了の場合にはステップ17に進む。
【0046】
ステップ17において、塗工を終了するために、ポンプ30による塗工液の圧送を停止する。
【0047】
ステップ18において、バルブ42を全閉状態にして塗工液の排出を中止する。
【0048】
ステップ19においてグラビアロール12を停止させ終了する。
【0049】
(3)実施形態の効果
以上により、基材1が高速で走行して、圧力変動幅が大きい時にはバルブ42の開度によってフィードバック制御し、圧力変動幅が小さい時にはポンプ30の塗工液の圧送量によってフィードバック制御するため、閉塞空間27における内部圧力は常に設定圧力値に制御することができ、基材1に対して塗工ムラが発生せず均一した塗工を行うことができる。また、そのフィードバック制御する場合の設定圧力値への追随速度が、圧力変動幅が大きい場合にバルブ42の開度によって行うため非常に迅速である。
【0050】
また、グラビアロール12の直径が200〜350mmの大きさであっても、このグラビアロール12による塗工液の排出量に対して、フィードバック制御が追従することができ、圧力検出値を設定圧力値の範囲に収めることができる。
【0051】
(変更例1)
上記実施形態では、上液溜め部18に圧力センサー44を設けた。この理由は、塗工液の粘度が高い場合は閉塞空間27における内部圧力が上昇し易いためである。
【0052】
そのため、粘度が低い塗工液の場合には、内部圧力が上昇しにくいため、下液溜め部20の部分に圧力センサー44を設けることが好ましい。
【0053】
(変更例2)
上記実施形態ではチャンバー14内部に加圧部22を境に上液溜め部18と下液溜め部20を設けたが、図5に示すように、チャンバー14内部に一つの液溜め部46を設けた構成であってもよい。なお、他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0054】
(変更例3)
上記実施形態ではACモータ等のモータをインバータ制御してポンプ30を制御したが、これに限らずにACサーボモータ、DCサーボモータ、DCモータ等によって制御を行ってもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上により本発明のグラビア塗工装置であると、ポンプの圧送量とバルブの開度を制御することにより、圧力幅の変動が大きい場合でもまた小さい場合でも設定圧力値にフィードバック制御することができ、そのため基材1に対し塗工ムラが発生することなく均一な塗工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のグラビア塗工装置の説明図である。
【図2】グラビア塗工装置のフローチャートの第1の図である。
【図3】同じくフローチャートの第2の図である。
【図4】同じくフローチャートの第3の図である。
【図5】変更例3のグラビア塗工装置の説明図である。
【符号の説明】
10 グラビア塗工装置
12 グラビアロール
14 チャンバー
16 搬送ローラ
18 上液溜め部
20 下液溜め部
22 加圧部
24 上ドクターブレード
26 下ドクターブレード
28 供給通路
30 ポンプ
32 塗工液タンク
34 モータ
36 インバータ回路
38 制御部
40 排出経路
42 バルブ
44 圧力センサー

Claims (7)

  1. 所定の走行速度で走行している基材にグラビア塗工を行うグラビアロールの外方に、塗工液の液溜め部を有したチャンバーを配するグラビア塗工装置において、
    前記液溜め部に塗工液を圧送するポンプと、
    前記液溜め部から塗工液を排出する排出経路と、
    前記排出経路の途中に設けられ、その開度によって排出する塗工液の量を制御するバルブと、
    前記液溜め部と前記グラビアロールに囲まれた閉塞空間の内圧を測定する圧力検出手段と、
    前記ポンプの圧送量、または、前記バルブの開度を制御して、前記圧力検出手段で検出した圧力検出値が設定圧力値になるようにフィードバック制御する制御手段と、を有することを特徴とするグラビア塗工装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記圧力検出手段の圧力検出値が、前記設定圧力値を基準として設定変動幅以上に変動した時は前記バルブの開度を制御して、前記設定圧力値になるようにフィードバック制御し、
    前記圧力検出手段の圧力検出値が、前記設定圧力値を基準として設定変動幅以内で変動している時は前記ポンプの圧送量を制御して、前記設定圧力値になるようにフィードバック制御することを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  3. 前記設定圧力値を0.3〜30kPaの間で設定することを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  4. 前記基材の走行速度を80〜800m/分であることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  5. 前記グラビアロールの直径が200〜350mmであることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  6. 前記制御手段は、前記塗工装置の始動時において、
    前記バルブを所定開度に開き、
    次に、前記ポンプで所定の圧送量を圧送し、
    次に、前記グラビアロールを前記基材の走行速度に対応した設定回転数で回転し、
    次に、前記バルブを全閉状態にし、
    次に、前記圧力検出手段の圧力検出値が前記設定圧力値に到達すれば前記バルブを設定開度に開くことを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
  7. 前記制御手段は、前記塗工装置の塗工の終了時において、
    前記ポンプを停止し、
    次に、前記バルブを全閉状態にし、
    次に、前記グラビアロールを停止させることを特徴とする請求項1記載のグラビア塗工装置。
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