JP3000082U - ゴミ焼却炉 - Google Patents

ゴミ焼却炉

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JP3000082U JP87194U JP87194U JP3000082U JP 3000082 U JP3000082 U JP 3000082U JP 87194 U JP87194 U JP 87194U JP 87194 U JP87194 U JP 87194U JP 3000082 U JP3000082 U JP 3000082U
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英尚 石津
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中部ドラム缶工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的とするところは、商品としての
価値がない、または多少傷があるがゴミ焼却炉としてな
ら使える中古のステンレス・スチール製ドラム缶を再利
用することにより低価格、低コストのゴミ焼却炉を提供
するものである。 【構成】「請求項1」では、焼却炉本体と、保持具上に
載置するロストルと、焼却灰取り出し口用蓋と、本体上
部に着脱自在な天板と、回動可能に形成した蓋と、煙突
固定部と、煙突と、から構成されているため、本考案の
ゴミ焼却炉を使用すると、商品価値のないまたは傷もの
のあるいは中古のステンレス・スチール製ドラム缶の再
利用が図れるとともに、ステンレス・スチールの特性を
生かした低コストで耐用年数の長いゴミ焼却炉を提供で
きるようになった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、廃材などを焼却する際に使用される簡易型のゴミ焼却炉に係わり、 特に、中古のステンレス製ドラム缶を再利用して造るステンレス製ドラム缶を主 材料としたゴミ焼却炉の改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の簡易型の金属製ゴミ焼却炉は、耐火性が要求されるため、一般には鉄製 のドラム缶を改造したり、あるいは、新規に鉄製の素材を加工することにより、 廃材などのゴミ焼却をしていた。 したがって、新品のうちは誠に素晴らしいものではあったが、素材が鉄である ために錆びやすく、その上高温に加熱されて酸化(錆促進効果)が加速されると 変形し易く劣化も著しくなり、そのため耐用年数が短くなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上に示した従来のゴミ焼却炉によれば、鉄製のドラム缶を改造したものにあ っては、新品のうちは誠に素晴らしいものではあったが、素材が鉄であるために 錆びやすく、その上高温に加熱されて酸化(錆促進効果)が加速されると変形し 易く劣化も著しくなり、そのため耐用年数が短くなってしまうという問題があっ た。 また、その対応策として、ステンレス等の錆びにくい素材を活用することも考 えられるが、ステンレスを新たに加工して簡易型のゴミ焼却炉を新たに加工製造 するには、制作された簡易型のゴミ焼却炉の商品価格が大変高くなってしまい、 中小企業、零細企業等では、気軽になかなか使い切れなかった。当然のこととし てステンレススチール製のゴミ焼却炉は、そのように高価になってしまうため、 今までには製造も販売も成されておらなかったし、考慮もされていなかった。 一方、国連規格の危険物用容器に認定されているステンレス製ドラム缶やその 他薬物用等のステンレス製ドラム缶では、中古であるが故に使用できなかったり 、少々の傷があるが故に使用できなかったり、あるいはその多少の傷があるため に規格外となり製品としての使用価値があるが商品としての価値がなくなったた めに使用できなかったり等の理由で廃棄せざるを得ないものを始め、その他諸々 の理由で廃棄され、再利用の道を閉ざされてしまっていた。
【0004】 本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、商品としての価値がない、または多少傷があるがゴミ焼却炉としてなら使え る中古のステンレス・スチール製ドラム缶を再利用することにより低価格、低コ ストのゴミ焼却炉を提供すとともに、鉄にはない耐蝕性(酸化や腐食等)、耐熱 性を備えたステンレススチールの素材の特性を利用し、かつ比較的低コストな簡 易型のゴミ焼却炉を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上のような課題を解決するためなされたもので、「請求項1」記 載のゴミ焼却炉は、ステンレス・スチール製ドラム缶の天板上方部に形成したゴ ミ投入用開口部および外側部下方部に形成した空気供給用穴ならびに外側部下方 部に形成した焼却灰取り出し口を有する焼却炉本体と、 前記ゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前記空気供給用穴より上方部の本体 内部空洞内の中間部に形成した保持具上に載置するロストルと、 前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取 り出し時には焼却灰を取り出し可能なように上記焼却炉本体外側部に回動または 摺動可能に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、 前記本体上部に形成したゴミ投入用開口部の所定部分を覆い、その本体上部に 着脱可能に設けられた天板と、 その着脱可能に設けられた天板とともに前記ゴミ投入用開口部の全てを覆い、 かつゴミ投入時にはそのゴミ投入用開口部からゴミを投入可能なように天板の軸 芯中央部に基端部側が開閉可能に取り付けられた1枚或いは複数枚の部材から形 成されたゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、 前記着脱可能な天板の上方側に突設され、本体内部空洞と連通する連通孔を有 する煙突固定部を介して着脱可能に取り付けられた煙突と、 から構成されたことを特徴とする。
【0006】 「請求項2」記載のゴミ焼却炉は、ステンレス・スチール製ドラム缶の天板上 方部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部および外側部下方部に形成した空気 供給用穴ならびに外側部下方部にしてその空気供給用穴より下方部に形成した焼 却灰取り出し口を有する焼却炉本体と、 前記略半円状のゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前記空気供給用穴より上 方部の本体内部空洞内の中間部に形成した保持具上に載置するロストルと、 前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取 り出し時には焼却灰を取り出し可能なように上記焼却炉本体外側部に回動または 摺動可能に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、 前記本体上部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部を覆い、ゴミ投入時には その略半円状のゴミ投入用開口部からゴミを投入可能なように開閉可能に回動し 、かつ天板の軸芯中央部に基端部側が回動可能に取り付けられた1枚或いは複数 枚の部材から形成された略半円状のゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、 前記天板の上方側に突設され、本体内部空洞と連通する連通孔を有する煙突固 定部を介して着脱可能に取り付けられた煙突と、 から構成されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
以上の構成よりなる「請求項1」記載のゴミ焼却炉によれば、ステンレス・ス チール製ドラム缶の天板上方部に形成したゴミ投入用開口部および外側部下方部 に形成した空気供給用穴ならびに外側部下方部に形成した焼却灰取り出し口を有 する焼却炉本体と、前記ゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前記空気供給用穴 より上方部の本体内部空洞内の中間部に形成した保持具上に載置するロストルと 、前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取 り出し時には焼却灰を取り出し可能なように上記焼却炉本体外側部に回動または 摺動可能に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、前記本体上部に形成した ゴミ投入用開口部の所定部分を覆い、ゴミ投入時にはその略半円状のゴミ投入用 開口部からゴミを投入可能なように開閉可能に回動し、かつ天板の軸芯中央部に 基端部側が回動可能に取り付けられた1枚或いは複数枚の部材から形成された略 半円状のゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、前記天板の上方側に突設され、本体内 部空洞と連通する連通孔を有する煙突固定部を介して着脱可能に取り付けられた 煙突と、から構成されているため、本考案のゴミ焼却炉を使用すると、商品価値 のないまたは傷もののあるいは中古のステンレス・スチール製ドラム缶の再利用 が容易に実現できることになる。 しかも、市販に供しない中古のスチール製ドラム缶を簡単に改造して製造でき るため、製造コスト面でとても安価に供給できることになる。 当然、本考案は、中古のステンレス・スチール製ドラム缶だけでなく、新しい ステンレス・スチール製ドラム缶にも通用できるものである。
【0008】 「請求項2」記載のゴミ焼却炉によれば、ステンレス・スチール製ドラム缶の 天板上方部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部および外側部下方部に形成し た空気供給用穴ならびに外側部下方部にしてその空気供給用穴より下方部に形成 した焼却灰取り出し口を有する焼却炉本体と、前記略半円状のゴミ投入用開口部 から挿脱可能にして前記空気供給用穴より上方部の本体内部空洞内の中間部に形 成した保持具上に載置するロストルと、前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却 灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取り出し時には焼却灰を取り出し可能なよう に上記焼却炉本体外側部に回動または摺動可能に装着された焼却灰取り出し口用 の開閉蓋と、前記本体上部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部を覆い、その 略半円状のゴミ投入用開口部からゴミを投入可能なように開閉可能に回動し、か つ天板の軸芯中央部に基端部側が回動可能に取り付けられた1枚或いは複数枚の 部材から形成された略半円状のゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、前記天板の上方 側に突設され、本体内部空洞と連通する連通孔を有する煙突固定部を介して着脱 可能に取り付けられた煙突と、から構成されているため、本考案のゴミ焼却炉を 使用すると、商品価値のないまたは傷もののあるいは中古のステンレス・スチー ル製ドラム缶の再利用が一層簡単に図れることになる。 この場合にも、ステンレス・スチールの物性を有効に活用したすなわち鉄には ない耐蝕性(酸化や腐食等)、耐熱性、強度などステンレススチールの素材が利 用されており、かつ従来に比して耐久性を有するとともに新品のスチール製に比 べ比較的低コストなゴミ焼却炉を提供できるようになった。
【0009】
【実施例】
以下図面に基づき説明する。 図1は、ゴミ焼却炉の分解斜視図、図2は、天板と天板に支点軸により回動可 能な複数部材からなる蓋の取り付け部を示す要部拡大端面図、図3は、天板に突 設した煙突固定部に止め具を介して火の粉止め板を備えた煙突を嵌合した状態を 示す要部拡大断面図、図4は、ゴミ焼却炉内部に形成した保持具上にロストルを 載置した状態を示す要部拡大端面図、図5は、焼却炉本体の天板と側板の結合状 態を示す要部拡大端面図、図6は、ロストルの第2実施例を示す斜視図、図7は 、焼却炉本体下部の一部切り欠いた状態を示す拡大斜視図、図8は、ゴミ焼却炉 の異なる実施例の分解斜視図、図9は、ゴミ焼却炉の異なる実施例の要部斜視図 、図10は、天板と天板に支点軸により回動可能な複数部材からなる蓋の取り付 け部を示す要部拡大端面図、図11は、煙突取り付け部の要部拡大断面図である 。
【0010】 図1乃至図7により説明する。中古のステンレス・スチール製ドラム缶(新品 であっても良い)の上部天板を切断してゴミ投入用開口部1を形成する。そのド ラム缶の外側部下方部を切断して1以上の空気供給用穴2を形成する。このよう にゴミ投入用開口部1と空気供給用穴2を有する焼却炉本体3の中央部より下の 略水平の位置に複数の孔4を穿設し、その複数の孔4にそれぞれボルトを挿入し てロストル6を載置できる複数の保持具5を形成する(この複数の保持具5の形 状は、ゴミを載置して燃焼するロストル6を確実に載置しておける形状であれば 、図示した形状に拘ることはない)。その複数の保持具5上にゴミ投入用開口部 1から挿脱可能なロストル6を載置する(このロストル6は、略円形の柵状の単 一部材で図示したが、図6に示すように2以上の柵状部材で形成したロストル6 a、6bであってもよいし、沢山の孔を穿設した形状であっても良く、前記空気 供給用穴2から供給された空気が流通でき、ゴミ投入用開口部1から投入された ゴミがロストル6上に載っかる形状であれば、上記形状に限定されるものではな い)。 前記焼却炉本体下部に焼却灰取り出し口7を形成し、その焼却灰取り出し口7 を覆うとともに焼却灰取り出し時には焼却灰を取り出し可能なように上記焼却炉 本体3の外側部に回動可能に装着された焼却灰取り出し口用蓋8を形成する(図 7のように摺動可能な焼却灰取り出し口用蓋8aを形成しても良いしその他の方 法であっても良い)。 前記本体3上部に形成したゴミ投入用開口部1の所定部分を覆い、その本体3 上部に着脱可能な略半円状天板9を形成する。その着脱可能な略半月型天板9と ともに前記ゴミ投入用開口部1の全てを覆い、かつゴミ投入時にはそのゴミ投入 用開口部1からゴミを投入可能になるようにゴミ投入用開口部1を開口する。 更に、ゴミ投入用開口部1の開閉機構について説明すると、前期着脱可能な略 半円状天板9の軸芯中央部に支点軸10を設け、その支点軸10を中心に基部側 が回動可能に取り付けられた2部材からなる蓋11a、11bを形成する。 その2部材からなる蓋11a、11bには、それぞれ把手11cを形成する。 前記着脱可能な略半円状天板9の所定位置に煙突固定部12を突設する。 すなわち、略半円状天板9の所定位置に孔を穿設し、その穴の周囲に筒状の煙 突固定部12を突設する。 その突設方法は、略半円状天板9と煙突固定部12の接続部を溶着28するこ とで行う。したがって、中央部に連通孔を有する煙突固定部12の連通孔は、本 体3内部空洞と連通している。 その煙突固定部12を介して煙突13を嵌合することにより、煙突13が本体 3に取り付けられる。この際には、煙突13の先端に、ネジにより締着した止め 具14を介して火の粉止め板15がネジにより締着されている。
【0011】 以上のような構成のゴミ焼却炉を使用すると、中古のステンレス・スチール製 ドラム缶を加工して簡単に製作ができ、使用に際してもゴミ投入用開口部1から 廃材を投入し、ロストル6に載置された廃材などのゴミを効率よく燃焼させるこ とができることになる。 また、素材そのものが中古のステンレス・スチール製ドラム缶を用いているの で腐食などが防止され、かつ、今までは商品価値のないまたは傷もののあるいは 中古のステンレス・スチール製ドラム缶の再利用が図れるとともに、都市を始め としたゴミ処理問題の解消に資することができ、さらに低コストで耐用年数の長 いゴミ焼却炉を提供できるようになった。当然、新しいステンレス・スチール製 ドラム缶にも通用できるものである。
【0012】 図8に示す本考案の異なる実施例につき説明する。尚、本実施例以下の説明に 当たって、前記本考案の記載済実施例と同一構成部分には、同一符号を付して重 複する説明は省略する。
【0013】 図8に基づき説明する。前記本考案の実施例と異なる点は、中古のステンレス ・スチール製ドラム缶の上部天板を切断して略半円状のゴミ投入用開口部21を 形成し、その略半円状のゴミ投入用開口部21を覆い、かつゴミ投入時にはその 略半円状のゴミ投入用開口部21からゴミを投入可能になるように回動でき、更 に前記上部天板の残余部分22の軸芯中央部に設けた支点軸23を中心に回動可 能に形成した2部材からなる蓋24a、24bを形成したことである。 以上のような構成のゴミ焼却炉として実施したため、前記実施例よりもさらに 製造コストを低減できた。
【0014】 図9に基づき説明する。前記本考案の実施例と異なる点は、前記上部天板の残 余の略半円状部分22の軸芯中央部に設けた支点軸23を中心に回動可能に形成 した2部材からなる蓋24a、24bを、略半円状の1部材で形成した蓋25と したことである。また、この実施例で把手11dが断面コ字状の物を使用する。 このような構成としても前記実施例同様の効果が得られた。
【0015】 図10、図11に基づき説明する。前記本考案の実施例と異なる点は、前記支 点軸10下部とその周辺部、前記支点軸23下部とその周辺部、前記半円状天板 9と煙突固定部12の接続部下部とその周辺部、前記上部天板の残余略半円状部 分22と煙突固定部12の接続部下部とその周辺部をそれぞれ窯業製品(セラミ ックス)27で覆ったことである。 このような構成にしたため、本実施例では、火力が強く高温になっても変形し たりや破損したりする危険を防止できるようになった。
【0016】 以上説明した2実施例は、上記のように構成されているため、本考案のゴミ焼 却炉を使用すると、商品価値のないまたは傷もののあるいは中古のステンレス・ スチール製ドラム缶の再利用が図れるとともに、ステンレス・スチールの物性を 有効に活用したすなわち鉄にはない耐蝕性(酸化や腐食等)、耐熱性、強度など ステンレススチールの物性を利用し、かつ比較的低コストなゴミ焼却炉を提供で き、さらに低コストで耐用年数の長いゴミ焼却炉を提供できるようになった。
【0017】
【本考案の効果】
以上説明してきた構成より明らかなように、本考案に係るゴミ焼却炉によれば 、下記に記載するような効果がある。 以上の構成よりなる「請求項1」記載のゴミ焼却炉によれば、ステンレス・スチ ール製ドラム缶の天板上方部に形成したゴミ投入用開口部および外側部下方部に 形成した空気供給用穴ならびに外側部下方部に形成した焼却灰取り出し口を有す る焼却炉本体と、前記ゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前記空気供給用穴よ り上方部の本体内部空洞内の中間部に形成した保持具上に載置するロストルと、 前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取り 出し時には焼却灰を取り出し可能なように上記焼却炉本体外側部に回動または摺 動可能に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、前記本体上部に形成したゴ ミ投入用開口部の所定部分を覆い、その本体上部に着脱可能に設けられた天板と 、その着脱可能に設けられた天板とともに前記ゴミ投入用開口部の全てを覆い、 かつゴミ投入時にはそのゴミ投入用開口部からゴミを投入可能なように天板の軸 芯中央部に基端部側が開閉可能に取り付けられた1枚或いは複数枚の部材から形 成されたゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、前記天板の上方側に突設され、本体内 部空洞と連通する連通孔を有する煙突固定部を介して着脱可能に取り付けられた 煙突と、から構成されているため、本考案のゴミ焼却炉を使用すると、商品価値 のないまたは傷もののあるいは中古のステンレス・スチール製ドラム缶の再利用 が容易に実現できることになる。 しかも、市販に供しない中古のスチール製ドラム缶を簡単に改造して製造でき るため、製造コスト面でとても安価に供給できることになる。
【0018】 「請求項2」記載のゴミ焼却炉によれば、ステンレス・スチール製ドラム缶の 天板上方部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部および外側部下方部に形成し た空気供給用穴ならびに外側部下方部にしてその空気供給用穴より下方部に形成 した焼却灰取り出し口を有する焼却炉本体と、前記略半円状のゴミ投入用開口部 から挿脱可能にして前記空気供給用穴より上方部の本体内部空洞内の中間部に形 成した保持具上に載置するロストルと、前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却 灰取り出し口を覆うとともに焼却灰取り出し時には焼却灰を取り出し可能なよう に上記焼却炉本体外側部に回動または摺動可能に装着された焼却灰取り出し口用 の開閉蓋と、前記本体上部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部を覆い、その 略半円状のゴミ投入用開口部からゴミを投入可能なように開閉可能に回動し、か つ天板の軸芯中央部に基端部側が回動可能に取り付けられた1枚或いは複数枚の 部材から形成された略半円状のゴミ投入用開口部用の開閉蓋と、前記天板の上方 側に突設され、本体内部空洞と連通する連通孔を有する煙突固定部を介して着脱 可能に取り付けられた煙突と、から構成されているため、本考案のゴミ焼却炉を 使用すると、商品価値のないまたは傷もののあるいは中古のステンレス・スチー ル製ドラム缶の再利用が一層簡単に図れることになるなど諸々の効果を奏するこ とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案のゴミ焼却炉の分解斜視図である。
【図2】は本考案のゴミ焼却炉に用いる天板と天板に支
点軸により回動可能な複数部材からなる蓋の取り付け部
を示す要部拡大端面図である。
【図3】は本考案の天板に突設した煙突固定部に止め具
を介して火の粉止め板を備えた煙突を嵌合した状態を示
す要部拡大断面図である。
【図4】はゴミ焼却炉内部に形成した保持具上にロスト
ルを載置した状態を示す要部拡大端面図である。
【図5】は焼却炉本体の天板と側板の結合状態を示す要
部拡大端面図である。
【図6】はロストルの1実施例を示す斜視図である。
【図7】は焼却炉本体下部の一部切り欠き拡大斜視図で
ある。
【図8】はゴミ焼却炉の異なる実施例の分解斜視図であ
る。
【図9】はゴミ焼却炉の異なる実施例の要部斜視図であ
る。
【図10】は天板と天板に支点軸により回動可能な複数
部材からなる蓋の取り付け部を示す要部拡大端面図。
【図11】は煙突取り付け部の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・ゴミ投入用開口部 2・・・・・空気供給用穴 3・・・・・焼却炉本体 4・・・・・孔 5・・・・・保持具 6・・・・・ロストル 7・・・・・焼却灰取り出し口 8・・・・・回動可能な焼却灰取り出し口用蓋 8a・・・・摺動可能な焼却灰取り出し口用蓋 9・・・・・着脱可能な略半円状天板 10・・・・支点軸 11a、11b・・・・・2部材からなる蓋 11c、11d・・・・・把手 12・・・・煙突固定部 13・・・・煙突 14・・・・止め具 15・・・・火の粉止め板 21・・・・略半円状のゴミ投入用開口部 22・・・・天板の残余の略半円状部分 23・・・・支点軸 24a、24b・・・・2部材からなる蓋 25・・・・1部材からなる蓋 26、27・・・・窯業製品(セラミックス)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス・スチール製ドラム缶の天板
    上方部に形成したゴミ投入用開口部および外側部下方部
    に形成した空気供給用穴ならびに外側部下方部に形成し
    た焼却灰取り出し口を有する焼却炉本体と、 前記ゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前記空気供給
    用穴より上方部の本体内部空洞内の中間部に形成した保
    持具上に載置するロストルと、 前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を
    覆うとともに焼却灰取り出し時には焼却灰を取り出し可
    能なように上記焼却炉本体外側部に回動または摺動可能
    に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、 前記本体上部に形成したゴミ投入用開口部の所定部分を
    覆い、その本体上部に着脱可能に設けられた天板と、 その着脱可能に設けられた天板とともに前記ゴミ投入用
    開口部の全てを覆い、かつゴミ投入時にはそのゴミ投入
    用開口部からゴミを投入可能なように天板の軸芯中央部
    に基端部側が開閉可能に取り付けられた1枚或いは複数
    枚の部材から形成されたゴミ投入用開口部用の開閉蓋
    と、 前記着脱可能な天板の上方側に突設され、本体内部空洞
    と連通する連通孔を有する煙突固定部を介して着脱可能
    に取り付けられた煙突と、 から構成されたことを特徴とするゴミ焼却炉。
  2. 【請求項2】 ステンレス・スチール製ドラム缶の天板
    上方部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部および外
    側部下方部に形成した空気供給用穴ならびに外側部下方
    部にしてその空気供給用穴より下方部に形成した焼却灰
    取り出し口を有する焼却炉本体と、 前記略半円状のゴミ投入用開口部から挿脱可能にして前
    記空気供給用穴より上方部の本体内部空洞内の中間部に
    形成した保持具上に載置するロストルと、 前記焼却炉本体下部に形成し、かつ焼却灰取り出し口を
    覆うとともに焼却灰取り出し時には焼却灰を取り出し可
    能なように上記焼却炉本体外側部に回動または摺動可能
    に装着された焼却灰取り出し口用の開閉蓋と、 前記本体上部に形成した略半円状のゴミ投入用開口部を
    覆い、ゴミ投入時にはその略半円状のゴミ投入用開口部
    からゴミを投入可能なように開閉可能に回動し、かつ天
    板の軸芯中央部に基端部側が回動可能に取り付けられた
    1枚或いは複数枚の部材から形成された略半円状のゴミ
    投入用開口部用の開閉蓋と、 前記天板の上方側に突設され、本体内部空洞と連通する
    連通孔を有する煙突固定部を介して着脱可能に取り付け
    られた煙突と、 から構成されたことを特徴とするゴミ焼却炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4129620B2 (ja) * 2002-04-17 2008-08-06 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフボール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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