JP2999318B2 - ポリアセタール樹脂用光沢低減剤 - Google Patents
ポリアセタール樹脂用光沢低減剤Info
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Description
表面光沢を効果的に低下させることのできる光沢低減
剤、該光沢低減剤を添加配合してなる低光沢性ポリアセ
タール樹脂組成物に関する。
タール樹脂は、機械的性質、電気的性質などの物理的特
性、或いは耐薬品性、耐熱性などの化学的特性が優れた
エンジニアリング樹脂として近年きわめて広汎な分野に
おいて利用されている。しかし、ポリアセタール樹脂が
利用される分野の拡大にともない、その材料としての性
質にもさらに特殊性が要求される場合がある。このよう
な性質の一つとして、自動車の内装部品、光学機械等の
分野においては、光の反射による目に対する刺激の抑
制、機器の誤動作の防止、更には高級感を出すこと等を
目的として、光沢の少ない、即ち光の反射の少ないもの
が要求される場合がある。また、一般の電気機器、建材
等の分野においても、その目的に応じて各種材料を組み
合わせて使用する機会が増加しているが、ポリアセター
ル樹脂は他の一般的樹脂材料に比べて表面光沢が良好で
あるが故に、各種材料が組み込まれた製品においては、
他種材料との調和感に乏しく、表面外観を重視する分野
での使用は少なからず制限されていた。この要求に応
え、表面光沢を低減するため、従来よりポリアセタール
樹脂に対して炭酸カルシウム、タルク等の無機フィラー
を添加する方法や、アクリル架橋粒子などの有機フィラ
ーを添加する方法などが知られている。しかし、前者の
方法で望ましい光沢低減の効果を得るためにはタルク等
を多量に配合する必要があり、その結果、他の機械的特
性、特に伸度、靱性が低下し、成形品の後加工や組立等
の応力或いは成形品の取り扱い時に落下させる等の衝撃
が加わると容易に破損するという欠点を有している。ま
た、後者の方法では光沢低減の効果が低いのみならず、
有機フィラーとポリアセタール樹脂との溶融混練時及び
成形時に樹脂が分解しやすいという問題点を有してい
る。そこで伸度、靱性等の機械的物性や溶融混練時及び
成形時の熱的安定性に優れ、かつ表面光沢が抑えられた
ポリアセタール樹脂組成物の開発が望まれていた。
タール樹脂本来の特性を可能な限り犠牲にすることな
く、成形品表面の光沢が著しく抑えられたポリアセター
ル樹脂の開発をすべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を
完成するに至ったものである。
含酸素極性基を有するビニル系共重合体からなるガラス
状ポリマーのシェルからなるコアシェル構造を有するポ
リアセタール樹脂用光沢低減剤、及びポリアセタール樹
脂に該光沢低減剤を添加配合してなる低光沢性を有する
ポリアセタール樹脂組成物を提供するものである。
明する。本発明における光沢低減剤は、ゴム状ポリマー
のコアと含酸素極性基を有するビニル系共重合体のガラ
ス状ポリマーのシェルからなるコアシェル構造を有し、
シード乳化重合法のうち、通常、先の段階の重合体を後
の段階の重合体が順次に被覆するような連続した多段階
乳化重合法によって得られる。コアシェルポリマーが後
述の中間相を有する場合においては、先の段階の重合体
の中へ後の段階の重合体が侵入するような多段階乳化重
合法によって中間相が形成されることもある。粒子発生
重合時には、モノマー、界面活性剤および水を反応器へ
添加し、次に重合開始剤を添加することにより、乳化重
合反応を開始させることが好ましい。第一段目の重合は
ゴム状ポリマーを形成する反応である。ゴム状ポリマー
を構成するモノマーとしては、例えば共役ジエンまたは
アルキル基の炭素数が2〜8であるアルキルアクリレー
トあるいはそれらの混合物などが挙げられる。これらの
モノマーを重合させてゴム状ポリマーを形成する。この
ような共役ジエンとして、例えばブタジエン、イソプレ
ン、クロロプレン等を挙げることができるが、特にブタ
ジエンが好ましく用いられる。アルキル基の炭素数が2
〜8であるアルキルアクリレートとして、例えばエチル
アクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレ
ート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート等を挙げることができるが、特にブチル
アクリレートが好ましく用いられる。第一段目の重合に
は共役ジエンおよびアルキルアクリレートなどと共重合
可能なモノマー、例えばスチレン、ビニルトルエン、α
−メチルスチレン等の芳香族ビニル、芳香族ビニリデ
ン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン
化ビニル、シアン化ビニリデン、メチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート等のアルキルメタクリレート
等を共重合させることもできる。第一段目の重合が共役
ジエンを含まない場合あるいは共役ジエンを含んでいて
も第一段目の全モノマー量の20重量%以下である場合
は、架橋性モノマーおよびグラフト化モノマーを少量用
いることにより高い耐衝撃性を達成することができる。
架橋性モノマーとして、例えばジビニルベンゼン等の芳
香族ジビニルモノマー、エチレングリコールジアクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレート、ブチレン
グリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヘキサンジオールジメタクリレート、オリゴエ
チレングリコールジアクリレート、オリゴエチレングリ
コールジメタクリレート、トリメチロールプロパンジア
クリレート、トリメチロールプロパンジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート等のアルカンポリ
オールポリアクリレートまたはアルカンポリオールポリ
メタクリレート等を挙げることができるが、特にブチレ
ングリコールジアクリレート、ヘキサンジオールジアク
リレートが好ましく用いられる。グラフト化モノマーと
して、例えばアリルアクリレート、アリルメタクリレー
ト、ジアリルマレエート、ジアリルフマレート、ジアリ
ルイタコネート等の不飽和カルボン酸アリルエステル等
を挙げることができるが、特にアリルメタクリレートが
好ましく用いられる。このような架橋性モノマー、グラ
フト化モノマーは、それぞれ第一段目の全モノマー量の
0〜5重量%、好ましくは0.1 〜2重量%の範囲で用い
られる。シェル相は含酸素極性基を有するビニル系共重
合体からなるガラス状ポリマーで形成されている。本発
明における含酸素極性基としては、例えば水酸基、エー
テル結合(-0-)を有する基(例えばグリシジル基)、ア
ミド基(-CONH-)、
が、特に水酸基及びエーテル結合を有する基が好まし
い。シェル相に含酸素極性基を有さないコアシェルポリ
マーでは、艶消し効果(光沢低減効果)は、ほとんど認
められず、また含酸素極性基を有していても本発明のコ
アシェル構造をとっていないビニル重合体粒子では、わ
ずかに効果は認められるものの十分ではない。
体を構成するモノマーとしては、例えば分子内に2個以
上の含酸素極性基を有するアルコールの(メタ)アクリ
レートが用いられる。ここで分子内に2個以上の含酸素
極性基を有するアルコールとは、アルコール部分の水酸
基以外に少なくとも1個の含酸素極性基を有するアルコ
ールを示す。含酸素極性基を有するアルコールの(メ
タ)アクリレートの具体例としては、例えば水酸基およ
び/またはグリシジル基を有するアルコールの(メタ)
アクリレートが挙げられる。水酸基を有するアルコール
の(メタ)アクリレートとしては、例えばヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートなどを挙げることができるが、好まし
くはヒドロキシエチルメタクリレートが用いられる。グ
リシジル基を有するアルコールの(メタ)アクリレート
としては、例えばグリシジルメクリレート、グリシジル
アクリレートなどを挙げることができるが、好ましくは
グリシジルメタクリレートが用いられる。また、上記の
(メタ)アクリレート以外の、例えばアリロキシエタノ
ール、アリルグリシジルエーテル等の含酸素極性基を有
するビニル単量体も、含酸素極性基を有するビニル系共
重合体の構成成分として用いることができる。含酸素極
性基を有する前記モノマー以外のガラス状ポリマーを構
成するモノマーとしては、例えばメチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)
アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート、スチ
レン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン等の芳香族
ビニル、芳香族ビニリデン、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル等のシアン化ビニル、シアン化ビニリデン
等のビニル重合性モノマーを挙げることができるが、特
に好ましくはメチルメタクリレート、スチレン、アクリ
ロニトリル等が用いられる。
相が存在していてもよい。例えば、グリシジルメタクリ
レート、メタクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリレー
トなどのような官能基を有する重合モノマー、メチルメ
タクリレートなどのようなガラス状ポリマーを形成する
重合モノマー、ブチルアクリレートなどのゴム状ポリマ
ーを形成する重合モノマーなどをシード乳化重合するこ
とによって中間相が形成される。このような中間相は所
望のコアシェルポリマーの性質によって種々選択するこ
とができる。このような中間相を有するコアシェルポリ
マーの構造は、例えばコアとシェルの間にもう一つの層
が存在している多層系構造をとるものや、中間相がコア
中で細かな粒状となって分散しているサラミ構造をとる
ものが挙げられる。サラミ構造を有するコアシェルポリ
マーにおいては更に極端な場合は、分散するべき中間相
がコアの中心部において新たな芯を形成していることも
ある。このような構造のコアシェルポリマーはスチレン
に代表されるモノマーを中間相構成モノマーとして使用
した場合に生じることがある。また、中間相を有するコ
アシェルポリマーを使用した場合、耐衝撃性の改良、曲
げ弾性率の向上、熱変形温度の上昇、外観 (表面剥離お
よびパール光沢の抑制、屈折率変化による色調の変化)
が改善されることがある。
面活性剤、オリゴマー型アニオン性またはオリゴマー型
ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤や例えばアゾ系重
合開始剤、過酸化物系重合開始剤等の重合開始剤を用い
て行われる。本発明で用いられるノニオン性界面活性剤
としてはポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテルなどのエーテル型、ポリオキシ
エチレンモノステアレートなどのエステル型、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレートなどのソルビタン
エステル型、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックコポリマーなどのブロックポリマー型など広く
一般に使用されているノニオン性界面活性剤のほとんど
が使用可能である。本発明で用いられるオリゴマー型ア
ニオン性またはオリゴマー型ノニオン性界面活性剤と
は、従来、特殊用途で乳化重合物に用いられてきたオリ
ゴマー型界面活性剤であり、例えば下記式のオリゴマー
型界面活性剤が用いられる。
であるか、または酸化物、水酸化物またはアルコールと
反応させて水溶性塩に転換される。上記水溶性塩として
は、例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、第II
I族重金属塩、アンモニウム塩、置換アンモニウム塩等
が挙げられるが、特にアンモニウム塩が好ましい。該オ
リゴマー型界面活性剤は、例えば特公昭47−34832 号公
報等に記載されているように、アルキルメルカプタンの
存在下、適切な単量体を水を含まない溶媒中で付加重合
するか、または次いで過酸化水素またはオゾンを用い
て、相当するスルホキシドまたはスルホンヘ酸化するこ
とにより得られる。上記アルキルメルカプタンとして
は、例えばn −オクチルメルカプタン、n −ドデシルメ
ルカプタン、t −ドデシルメルカプタン、n −デシルメ
ルカプタン等のアルキルメルカプタンが用いられる。上
記単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸、α−エ
チルアクリル酸、β−メチルアクリル酸、α,β−ジメ
チルアクリル酸、カプロン酸、イタコン酸、フマル酸、
マレイン酸、(メタ)アクリルアミド、ビニルエチルエ
ーテル、ビニルメチルエーテル、アリルアルコール、ビ
ニルピロリドン、(メタ)アクリロニトリル、エチルア
クリロニトリル、メチル(メタ)アクリレート、エチル
アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、酢酸ビ
ニル、ビニルプロピオネート、N −イソプロピルアクリ
ルアミド、N −エチルアクリルアミド、N −メチルアク
リルアミド、グリシジル(メタ)アクリレート、N −メ
チロールアクリルアミド等の分子中に1ケ以上の極性基
を有するα,β−エチレン系不飽和単量体が用いられ
る。付加重合の際に用いられる溶媒としては、例えばメ
タノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アル
カノールが好ましい。通常、上記付加重合は20〜100 ℃
程度の範囲で行われる。本発明において、界面活性剤の
添加量は、界面活性剤の粒子安定化能力によって適宜選
択される。重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2'−アゾビスイソ酪酸ジメチル、2,2'−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩などのアゾ系重
合開始剤、クメンハイドロパーオキサイド、ジイソプロ
ピルベンゼンハイドロパーオキサイド、過酸化水素など
の過酸化物系重合開始剤が単独または2種以上を組み合
わせて用いられる。前記ノニオン性界面活性剤および/
またはオリゴマー型界面活性剤と、アゾ系および/また
は過酸化物系重合開始剤を使用するような反応系で乳化
重合を行えば、実質的に硫黄酸化化合物を含まないか、
含んでいても極く少量であるコアシェルポリマーが得ら
れる。ここで硫黄酸化化合物(例えば硫酸塩、硫酸エス
テル塩、過硫酸塩、亜硫酸塩、スルホン酸塩等)の含有
量は通常の硫黄酸化化合物の定性試験によって検出され
ない程度のことを示す。例えば、その測定方法として
は、試料(コアシェルポリマー)5gを50ml三角フラス
コに秤量し、イオン交換水20mlを加えてマグネチックス
ターラーで3時間撹拌し、次いで、No. 5Cろ紙でろ過
したろ液を二分して、一方に1%塩化バリウム水溶液0.
5ml を加え、濁りの発生を比較観察する方法(硫酸イオ
ンの定性試験)があげられる。
アシェルポリマーからなる光沢低減剤は、安定にポリア
セタール樹脂に溶融ブレンドされ、該ポリアセタール樹
脂組成物は艶消し、熱的安定性、耐衝撃性、伸び等に優
れたものとなる。
な方法により、粒状、フレーク状あるいは粉末状として
取り出すことができる。前述の界面活性剤および重合
開始剤を用いて、公知のシード乳化重合法によりラテッ
クスを製造する。次に該ラテックスを凍結融解により
ポリマーを分離する。続いて、遠心脱水、乾燥する。
このような取り出し操作によって、乳化重合中に使用し
た溶媒や界面活性剤などの多くを除くことができる。あ
るいは、の段階でラテックスをそのまま乾燥して用い
ることもできる。また、スプレイ・ドライヤーによる噴
霧乾燥方法も、ラテックスからコアシェルポリマーを取
り出す方法の一つである。こうして取り出されたコアシ
ェルポリマーはさらに押出機、およびペレタイザーによ
りペレット状にしてもよいし、あるいはそのままで樹脂
に溶融混合することができる。
樹脂はオキシメチレン基(−CH2O−)を主たる構成単位
とする高分子化合物で、ポリオキシメチレンホモポリマ
ー、ポリオキシメチレンコポリマー、オキシメチレン基
以外に他の構成単位を少量含有するコポリマー、ターポ
リマー、ブロックコポリマーのいずれにてもよく、ま
た、分子が線状のみならず分岐、架橋構造を有するもの
であっても良い。またその重合度等においても特に制限
はない。本発明の光沢低減剤のポリアセタール樹脂100
重量部に対する添加量は1〜50重量部、好ましくは1〜
20重量部である。光沢低減剤の添加量が少なすぎると表
面光沢効果が十分発揮されず、またいたずらに過大に添
加しても、機械的物性、特に剛性の大巾低下が認めら
れ、また、熱的安定性に好ましくない影響が生じる。か
かる光沢低減剤はポリアセタール樹脂中に添加配合する
ことにより、得られた成形品表面の光沢が均一に低下
し、落ち着きのある高級感をもたせると同時にポリアセ
タール樹脂の持つ優れた機械的物性を保持するのであ
る。かかる作用効果は光沢低減剤をポリアセタール樹脂
中に添加配合して得られる成形品では、その表面に光沢
低減剤が0.5 〜2μm 程度の粒子状で分散し、ポリアセ
タール樹脂表面を粗くすると同時に含酸素極性基が表面
に均一に分散しており、ポリアセタール樹脂成形品の表
面を改質し、低光沢になるものと考えられる。表面光沢
の度合いは、実用上好ましくは後記測定法による光沢度
が35%以下のもの、さらに好ましくは25%以下のもので
ある。本発明の組成物は更に公知の各種安定剤を添加
し、熱的安定性を補強することが望ましく、この目的の
ため公知の酸化防止剤や窒素含有化合物、アルカリまた
はアルカリ土類金属化合物等を1種類又は2種類以上合
わせて使用することが望ましい。また、本発明の組成物
は各種カーボンブラック、その他各種の染顔料を適宜添
加し、任意の色に着色することもできる。本発明組成物
には更にその目的に応じ所望の特性を付加するため、添
加剤を含有させることが可能である。
の調製法として公知の設備と方法により調製することが
できる。即ち、必要な成分を混合し、1軸または2軸の
押出機を使用して混練し、押出して成形用ペレットとし
た後成形することができ、また組成物の調製を成形機に
て成形と同時に行うことも可能である。また各成分の分
散混合を良くするため樹脂成分の一部または全部を粉砕
し、混合して溶融押出したペレットを成形する方法等、
いずれも可能であり、成形は、180 〜240 ℃程度の温度
で射出成形、押出成形、圧縮成形等、通常の成形方法に
よって行なわれ、所望の形状の成形品が得られる。
説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定され
るものではない。なお実施例、比較例中の「部」はすべ
て重量部を表す。実施例、比較例中に用いる略語は下記
の通りである。 エチルアクリレート EA メチルメタクリレート MMA ブチルアクリレート BA 1,4 −ブチレングリコールアクリレート BGA アリルメタクリレート AlMA メタクリルアミド MAM ノニオン性界面活性剤 (花王製エマルゲン950) E950 オリゴマー型アニオン性界面活性剤 界面活性剤A (特開昭53−10682 号公報、実施例13の記載にしたがっ
て合成し、アンモニア水でpH7.5 に調整後、純水にて固
形分率10%とした。
アンモニア水1.68g、界面活性剤A 7g、MAM 0.14gを
仕込み、窒素気流下で撹拌しながら70℃に昇温した。次
の組成からなるシードモノマー混合物の27.86 gを添加
し、10分間かけて分散させた後、V50 の10%水溶液21g
を添加してシード粒子を重合した。 シードモノマー EA 27.664g AlMA 0.14 g BGA 0.056g 続いてMAM 7gを添加し、次の組成からなるコア部モノ
マー混合物1365gに界面活性剤A 210g、DIW 900g、
25%アンモニウム水2.80gを添加混合したモノマー乳化
液および10%V 50水溶液21.0g、1%アンモニア水0.63
gの混合液を180 分かけて連続フィードし、シード重合
を行った。コア部モノマー混合物 BA 1215.2g MMA 140.0g BGA 2.8g AlMA 7.0g 80℃に昇温して1時間熟成後、冷却して70℃とした。次
に、V50の10%水溶液を9g、1%アンモニア水0.27g
を添加し、次の組成のシェル部モノマー乳化液およびV
50の10%水溶液を12g、1%アンモニア水0.36gを60分
かけて連続フィードし、シード重合を行った。 シェル部モノマー乳化液 MMA 265.8g EA 60.0g 界面活性剤A 30.0g DIW 500.0g 25%アンモニウム水 0.72 g St 180.0g HEMA 90.0g BGA 1.2g MAM 3.0g 80℃に昇温して1時間熟成後、冷却した後、300 メッシ
ュのステンレス金網で濾過し、コアシェルポリマーラテ
ックスを得た。このラテックスを−15℃にて凍結させ、
室温まで融解させてグラスフィルターで濾過し、その
後、60℃にて一昼夜送風乾燥して、光沢低減剤Aを得
た。
施例1と同様にして重合を行ない、光沢低減剤B〜Dを
得た。
合物35gを使用した。
製POM コポリマー樹脂ジュラコンと前記のように製造し
た光沢低減剤A〜Dを、水分量0.3 %以下となるまで乾
燥した後、池貝鉄工(株)製の二軸押出機 PCM−30を用
いて、シリンダー温度200 ℃、ダイヘッド温度200 ℃で
溶融混合し、POM 樹脂組成物(1) 〜(9)のペレットを得
た。
> 表3に示されるような組成で耐衝撃改良剤E(ローム&
ハース(製)KM330)とPOM コポリマー樹脂を使用して、
POM 樹脂組成物(10)のペレットを得た。
造> 5リットル還流冷却器付重合容器内にDIW 1320g、E95
0 の10%水溶液66gを仕込み、窒素気流下で攪拌しなが
ら70℃に昇温した。次の組成からなるコア部モノマー混
合物の77gを添加し、10分間かけて分散させた後、V50
の2%水溶液154 gを添加してシード粒子を重合した。 続いてコア部モノマー混合物の残り1463gにE950 の10
%水溶液440 g、DIW440 gを添加混合したモノマー乳
化液を180 分かけて連続フィードし、シード重合を行っ
た。70℃のまま1時間熟成後、二段目の重合にはいっ
た。V50の2%水溶液を66g添加し、次の組成のシェル
部モノマー乳化液1120gを60分かけて連続フィードし、
シード重合を行った。 80℃に昇温して1時間熟成後、冷却した後、300 メッシ
ュのステンレス金網で濾過し、コアシェルポリマーラテ
ックスを得た。このラテックスを−15℃にて凍結させ、
グラスフィルターで濾過した後、60℃で一昼夜送風乾燥
して、コアシェルポリマーFを得た。
よび(12)の製造> 実施例1と同様に、製造したコアシェルポリマーFを用
いて、POM 樹脂組成物(11)および(12)のペレットを得
た。組成は表3に示した。
Hの製造> トルエン中70℃でアゾビスイソブチロニトリルを重合開
始剤(0.1重量%/モノマー)とし、次の重量比組成で溶
液重合してランダム共重合を行ない、貧溶媒中に析出乾
燥させてアクリル樹脂GおよびHを製造した。 アクリル樹脂G MMA/HEMA=80/20 アクリル樹脂H MMA/GMA =80/20 〔比較例7〜10〕<POM 樹脂組成物(13)〜(16)の製造> 実施例1と同様に、比較例2および3で製造したコアシ
ェルポリマーFおよびアクリル樹脂G,Hを用いて、PO
M 樹脂組成物(13)〜(16)のペレットを得た。組成は表3
に示した。
ムを用いてPOM 樹脂組成物(17)のペレットを得た。組成
は表3に示した。
改良剤Eについて、それらに含まれる硫酸イオンを検出
した。すなわち、試料5gを50ml三角フラスコに秤量
し、イオン交換水20mlを加え、マグネチックススターラ
ーで3時間撹拌する。次いで、No. 5Cろ紙でろ過した
ろ液を二分して、一方に1%塩化バリウム水溶液0.5ml
を加え、濁りの発生を比較観察した。本定性試験におい
て、光沢低減剤A〜DおよびコアシェルポリマーFから
は硫酸イオンが検出されなかったが、耐衝撃改良剤Eか
らは硫酸イオンが検出された。 〔物性の評価〕 得られたPOM 樹脂組成物(1) 〜(17)およびコントロール
としての樹脂組成物(耐衝撃改良剤を含まないもの)を
用いて、物性の評価を行なった。結果は表2および表3
に示した。 (1) 表面状態および表面光沢度の測定 下記条件にて成形した試験片(70mm×40mm×30mm)を用
いて、表面状態および表面光沢度を測定した。 (イ)表面状態は、1〜4のランクに分け、艶消し状態
および表面の均一性を評価した。数字が小さい程、艶消
し状態が良くかつ均一性が良い状態を示す。 1…蛍光灯を試料上に反射させ、蛍光灯の輪郭が認めら
れずかつ、均一に表面が荒れている。 2…蛍光灯の輪郭は認められないが、表面の凹凸が不均
一で荒れている。 3…蛍光灯の輪郭は認められるが、不明瞭である。 4…蛍光灯の輪郭が明瞭に認められ、表面の凹凸がほと
んど認められない。 (ロ)表面光沢度の測定は、JIS K7105 の光沢度測定に
準拠してデジタル変角光沢計(スガ試験機(株)製 UGV
−40) にて45度−45度反射における光沢度を測定した。 (成形機) 東芝(株)製IS 80 (2) 引張試験 ASTM D638 に準拠して引張強伸度を測定した。 (3) アイゾット衝撃強度(ノッチ付き) ASTM D256 に準拠して測定した。
オキシメチレンの分解による発泡の為か、成形不良とな
り、測定せず。
沢低減剤をポリアセタール樹脂に添加配合させてなる組
成物を成形してなる成形品は、その表面光沢が著しく低
下していることが明らかである。
脂に添加配合させてなる組成物は、ポリアセタール本来
のバランスのとれた機械的物性を保持し、熱的安定性に
優れ、且つ成形品表面の光沢を著しく低下させるという
顕著な効果を示す。従って、本発明のポリアセタール樹
脂組成物は自動車内装部品、光学機械、電気機器等の分
野で好適に使用し得る。
Claims (6)
- 【請求項1】 ゴム状ポリマーのコアと含酸素極性基を
有するビニル系共重合体からなるガラス状ポリマーのシ
ェルからなるコアシェル構造を有するポリアセタール樹
脂用光沢低減剤。 - 【請求項2】 含酸素極性基を有するビニル系共重合体
の1つの構成成分が、分子内に2個以上の含酸素極性基
を有するアルコールの(メタ)アクリレートである請求
項1記載のコアシェル構造を有するポリアセタール樹脂
用光沢低減剤。 - 【請求項3】 含酸素極性基が、水酸基および/または
グリシジル基である請求項1又は2記載のコアシェル構
造を有するポリアセタール樹脂用光沢低減剤。 - 【請求項4】 (メタ)アクリレートがヒドロキシエチ
ルメタクリレートまたはグリシジルメタクリレートであ
る請求項2記載のコアシェル構造を有するポリアセター
ル樹脂用光沢低減剤。 - 【請求項5】 オリゴマー型界面活性剤を用いて乳化重
合して得られる、ゴム状ポリマーのコアと含酸素極性基
を有するビニル系共重合体からなるガラス状ポリマーの
シェルからなるコアシェル構造を有するポリアセタール
樹脂用光沢低減剤。 - 【請求項6】 ノニオン性界面活性剤を用いて乳化重合
して得られる、ゴム状ポリマーのコアと含酸素極性基を
有するビニル系共重合体からなるガラス状ポリマーのシ
ェルからなるコアシェル構造を有するポリアセタール樹
脂用光沢低減剤。
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