JP2998621B2 - Pc柱接合部のスペーサ兼用型枠 - Google Patents
Pc柱接合部のスペーサ兼用型枠Info
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- JP2998621B2 JP2998621B2 JP33726995A JP33726995A JP2998621B2 JP 2998621 B2 JP2998621 B2 JP 2998621B2 JP 33726995 A JP33726995 A JP 33726995A JP 33726995 A JP33726995 A JP 33726995A JP 2998621 B2 JP2998621 B2 JP 2998621B2
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Description
【0001】この発明は、上下PC柱を接合する際の、
上下PC柱の接合部に所定の間隙部を保持するスペーサ
および上下PC柱間の間隙部にモルタルを注入する際の
型枠として使用されるPC柱接合部のスペーサ兼用型枠
(以下「スペーサ兼用型枠」という)に関する。
上下PC柱の接合部に所定の間隙部を保持するスペーサ
および上下PC柱間の間隙部にモルタルを注入する際の
型枠として使用されるPC柱接合部のスペーサ兼用型枠
(以下「スペーサ兼用型枠」という)に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、現場施工の省力化、工期の短
縮化などを図るために、工場生産されたプレキャストコ
ンクリート柱(以下「PC柱」という)が鉄筋コンクリ
ート構造物の柱として使用され、このPC柱は端部に突
設された柱主筋どうしを繋ぎ、その周囲にモルタルを充
填することにより一体的に接合して使用される。
縮化などを図るために、工場生産されたプレキャストコ
ンクリート柱(以下「PC柱」という)が鉄筋コンクリ
ート構造物の柱として使用され、このPC柱は端部に突
設された柱主筋どうしを繋ぎ、その周囲にモルタルを充
填することにより一体的に接合して使用される。
【0003】図5は、上下PC柱を接合する従来方法の
一例を示し、図において、符号1と2は上下に重ねら
れ、一体的に接合されるPC柱、3は上下PC柱1,2 の
コンクリート中にそれぞれ配筋され、かつ、端部が上下
PC柱1,2 の端部にそれぞれ突設された柱主筋、4は上
下PC柱1と2との接合部にその周囲に連続して添え付
けられ、かつ、番線などの緊結材によって固定され、上
下PC柱1,2 間の間隙部にモルタルを充填する際の型
枠、そして、符号5はPC柱1の外側面部1aおよび1bに
形成され、上下PC柱1,2 の柱主筋3どうしを連結する
カプラー内および上下PC柱1,2 間の間隙部にモルタル
などのグラウト材を注入するためのグラウト材注入口で
ある。
一例を示し、図において、符号1と2は上下に重ねら
れ、一体的に接合されるPC柱、3は上下PC柱1,2 の
コンクリート中にそれぞれ配筋され、かつ、端部が上下
PC柱1,2 の端部にそれぞれ突設された柱主筋、4は上
下PC柱1と2との接合部にその周囲に連続して添え付
けられ、かつ、番線などの緊結材によって固定され、上
下PC柱1,2 間の間隙部にモルタルを充填する際の型
枠、そして、符号5はPC柱1の外側面部1aおよび1bに
形成され、上下PC柱1,2 の柱主筋3どうしを連結する
カプラー内および上下PC柱1,2 間の間隙部にモルタル
などのグラウト材を注入するためのグラウト材注入口で
ある。
【0004】このような構成において、上下PC柱1と
2とを接合するには、PC柱2の上にPC柱1をクレー
ン(図省略)で吊るなどして設置し、双方の柱主筋3ど
うしをカプラーを介して接合する。次に、上下PC柱1,
2 の接合部の周囲に型枠4を設置して上下PC柱1,2 間
の間隙部の周囲を塞ぐ。次に、グラウト材注入口5から
カプラーおよび型枠4によって塞がれた上下PC柱1,2
間の間隙部にモルタルなどのグラウト材を注入する。そ
して、グラウト材が充分な強度を発現したら型枠4を取
り外す。
2とを接合するには、PC柱2の上にPC柱1をクレー
ン(図省略)で吊るなどして設置し、双方の柱主筋3ど
うしをカプラーを介して接合する。次に、上下PC柱1,
2 の接合部の周囲に型枠4を設置して上下PC柱1,2 間
の間隙部の周囲を塞ぐ。次に、グラウト材注入口5から
カプラーおよび型枠4によって塞がれた上下PC柱1,2
間の間隙部にモルタルなどのグラウト材を注入する。そ
して、グラウト材が充分な強度を発現したら型枠4を取
り外す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、上下PC柱1と
2は以上説明したような方法によって接合されている
が、型枠4が合板や桟木などから構成され、かつ、これ
らを所定の寸法や形状に切断したりして加工する必要が
あるので、型枠の製作が面倒であり、また、加工による
木くずが大量に発生し、しかも、これらはほとんど転用
ができないので、きわめて不経済であるなどの課題があ
った。さらに、型枠4は番線などの緊結材によって固定
されているので、型枠4の取り付けが面倒なだけでな
く、取り付けが雑になりやすく施工精度にも問題があっ
た。
2は以上説明したような方法によって接合されている
が、型枠4が合板や桟木などから構成され、かつ、これ
らを所定の寸法や形状に切断したりして加工する必要が
あるので、型枠の製作が面倒であり、また、加工による
木くずが大量に発生し、しかも、これらはほとんど転用
ができないので、きわめて不経済であるなどの課題があ
った。さらに、型枠4は番線などの緊結材によって固定
されているので、型枠4の取り付けが面倒なだけでな
く、取り付けが雑になりやすく施工精度にも問題があっ
た。
【0006】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、PC柱どうしを簡単にかつ確実強固に
接合できることを可能にしたPC柱接合部のスペーサ兼
用型枠を提供することを目的とする。
なされたもので、PC柱どうしを簡単にかつ確実強固に
接合できることを可能にしたPC柱接合部のスペーサ兼
用型枠を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPC柱接
合部のスペーサ兼用型枠は、上下PC柱の接合部にその
周囲に巻回して設置され、前記接合部における上下PC
柱の間隙部を塞ぐ複数枚の堰板と、この堰板に上下PC
柱の外側面部に沿ってそれぞれ突設されているととも
に、前記上下PC柱の外側面部にそれぞれボルト止めさ
れており、前記堰板を前記上下PC柱に固定する複数個
の固定片とを有して構成されている。
合部のスペーサ兼用型枠は、上下PC柱の接合部にその
周囲に巻回して設置され、前記接合部における上下PC
柱の間隙部を塞ぐ複数枚の堰板と、この堰板に上下PC
柱の外側面部に沿ってそれぞれ突設されているととも
に、前記上下PC柱の外側面部にそれぞれボルト止めさ
れており、前記堰板を前記上下PC柱に固定する複数個
の固定片とを有して構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、この発明に係るス
ペーサ兼用型枠の一実施例を示し、図において、前記従
来例と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
ペーサ兼用型枠の一実施例を示し、図において、前記従
来例と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0009】符号6は上下PC柱1,2 の接合部に、その
周囲に巻回して取り付けられ、上下PC柱1,2 間の間隙
部Aを一定に保持するとともに、間隙部Aの周囲を塞ぐ
スペーサ兼用型枠、7はPC柱2の外側面部に接合され
た、H形鋼からなる鉄骨ばりである。
周囲に巻回して取り付けられ、上下PC柱1,2 間の間隙
部Aを一定に保持するとともに、間隙部Aの周囲を塞ぐ
スペーサ兼用型枠、7はPC柱2の外側面部に接合され
た、H形鋼からなる鉄骨ばりである。
【0010】スペーサ兼用型枠6は上下PC柱1,2 間の
間隙部Aの外側に、上下両側部を上下PC柱1,2 の外側
面部1aと2aおよび1bと2bにそれぞれ添え付けて設置さ
れ、間隙部Aの外側を塞ぐ堰板6aおよび6bと、この堰板
6aおよび6bの一端に取り付けられ、この堰板6aと6bとを
回転自在に連結する丁番6cと、堰板6aおよび6bの上下両
側部に上下PC柱1,2 の外側面部1aと2aおよび1bと2bに
沿ってそれぞれ突設され、上下PC柱1,2 の外側面部1
a,1b および2a,2b に固定ボルト8によってそれぞれボ
ルト止めされ、堰板6aおよび6bとPC柱1、堰板6aおよ
び6bとPC柱2とをそれぞれ連結する複数個の固定片6d
および6eと、堰板6aおよび6bの他端に突設され、連結ボ
ルト9によって互いに連結される連結部6fおよび6gとを
有して構成されている。
間隙部Aの外側に、上下両側部を上下PC柱1,2 の外側
面部1aと2aおよび1bと2bにそれぞれ添え付けて設置さ
れ、間隙部Aの外側を塞ぐ堰板6aおよび6bと、この堰板
6aおよび6bの一端に取り付けられ、この堰板6aと6bとを
回転自在に連結する丁番6cと、堰板6aおよび6bの上下両
側部に上下PC柱1,2 の外側面部1aと2aおよび1bと2bに
沿ってそれぞれ突設され、上下PC柱1,2 の外側面部1
a,1b および2a,2b に固定ボルト8によってそれぞれボ
ルト止めされ、堰板6aおよび6bとPC柱1、堰板6aおよ
び6bとPC柱2とをそれぞれ連結する複数個の固定片6d
および6eと、堰板6aおよび6bの他端に突設され、連結ボ
ルト9によって互いに連結される連結部6fおよび6gとを
有して構成されている。
【0011】固定片6dおよび6eには固定ボルト8を挿通
するボルト孔10が形成され、固定片6eのボルト孔10は堰
板6aおよび6bの位置調整が可能なようにルーズ孔になっ
ている。また、固定片6eは堰板6aおよび6bとそれぞれ一
体的に形成され、固定片6dは上下PC柱1,2 の接合時
に、間隙部Aの寸法を決定した後、堰板6aおよび6bにそ
れぞれ溶接するなどして突設される。
するボルト孔10が形成され、固定片6eのボルト孔10は堰
板6aおよび6bの位置調整が可能なようにルーズ孔になっ
ている。また、固定片6eは堰板6aおよび6bとそれぞれ一
体的に形成され、固定片6dは上下PC柱1,2 の接合時
に、間隙部Aの寸法を決定した後、堰板6aおよび6bにそ
れぞれ溶接するなどして突設される。
【0012】また、連結部6fは堰板6aの他端を長めにし
て形成され、連結部6gは堰板6bの他端をL字状に折り曲
げて形成され、さらに、連結部6fおよび6gには連結ボル
ト9を挿通するボルト孔11が形成されている。
て形成され、連結部6gは堰板6bの他端をL字状に折り曲
げて形成され、さらに、連結部6fおよび6gには連結ボル
ト9を挿通するボルト孔11が形成されている。
【0013】また、堰板6aには間隙部A内にモルタルな
どのグラウト材12を注入するためのグラウト材注入孔13
が形成されている。
どのグラウト材12を注入するためのグラウト材注入孔13
が形成されている。
【0014】このように構成されたスペーサ兼用型枠6
は2個を一組として上下PC柱1,2の接合部に設置さ
れ、それぞれ上下PC柱1,2 の隣接する二面の外側面部
1aと1bおよび2aと2bに添え付けて設置され、かつ、連結
部6fと6gとが連結ボルト9で連結されることにより矩形
リング状をなして上下PC柱1,2 間の間隙部Aの周囲を
塞いでいる。
は2個を一組として上下PC柱1,2の接合部に設置さ
れ、それぞれ上下PC柱1,2 の隣接する二面の外側面部
1aと1bおよび2aと2bに添え付けて設置され、かつ、連結
部6fと6gとが連結ボルト9で連結されることにより矩形
リング状をなして上下PC柱1,2 間の間隙部Aの周囲を
塞いでいる。
【0015】また、固定片6dと6fが上下PC柱1,2 の外
側面部1aと1bおよび2aと2bに固定ボルト8によってそれ
ぞれ固定されることによって、上下PC柱1,2 が連結さ
れ、かつ、上下PC柱1,2 の接合部に一定大の間隙部A
が確保されてる。
側面部1aと1bおよび2aと2bに固定ボルト8によってそれ
ぞれ固定されることによって、上下PC柱1,2 が連結さ
れ、かつ、上下PC柱1,2 の接合部に一定大の間隙部A
が確保されてる。
【0016】このような構成において、次に、この発明
に係るスペーサ兼用型枠を使用した上下PC柱1,2 の接
合方法を簡単に説明する。
に係るスペーサ兼用型枠を使用した上下PC柱1,2 の接
合方法を簡単に説明する。
【0017】(1) 最初に、PC柱2の真上にPC柱1を
クレーンなどで吊って設置し、双方の柱主筋3の端部ど
うしをカプラー14によって仮連結する。
クレーンなどで吊って設置し、双方の柱主筋3の端部ど
うしをカプラー14によって仮連結する。
【0018】(2) 次に、上下PC柱1,2 の接合部に2個
のスペーサ兼用型枠6を、PC柱2の外側面部2aおよび
2bに固定片6eの固定ボルト8でのボルト止めによって設
置する。また、スペーサ兼用型枠どうしを連結ボルト9
によってリング状に連結する。
のスペーサ兼用型枠6を、PC柱2の外側面部2aおよび
2bに固定片6eの固定ボルト8でのボルト止めによって設
置する。また、スペーサ兼用型枠どうしを連結ボルト9
によってリング状に連結する。
【0019】(3) 次に、上下PC柱1,2 間の間隙部Aの
寸法を決め、固定片6dを堰板6aおよび6bに溶接して取り
付け、かつ、固定片6dをPC柱1の外側面部1aと1bに固
定ボルト8によってそれぞれ固定する。
寸法を決め、固定片6dを堰板6aおよび6bに溶接して取り
付け、かつ、固定片6dをPC柱1の外側面部1aと1bに固
定ボルト8によってそれぞれ固定する。
【0020】(4) そして、カプラー14内および上下PC
柱1,2 間の間隙部Aにグラウト材注入口13からモルタル
などのグラウト材12を圧入し、グラウト材12が充分な強
度を発現するまで充分に養生する。そして、モルタルが
充分な強度を発現したらスペーサ兼用型枠6を取り外
す。
柱1,2 間の間隙部Aにグラウト材注入口13からモルタル
などのグラウト材12を圧入し、グラウト材12が充分な強
度を発現するまで充分に養生する。そして、モルタルが
充分な強度を発現したらスペーサ兼用型枠6を取り外
す。
【0021】なお、堰板6aにグラウト材注入口13を設け
ることにより、従来PC柱1の外側面部に設けられてい
る上下グラウト材注入口5のうち、下側のグラウト材注
入口5を省略することができる。
ることにより、従来PC柱1の外側面部に設けられてい
る上下グラウト材注入口5のうち、下側のグラウト材注
入口5を省略することができる。
【0022】また、スペーサ兼用型枠6は、堰板6aおよ
び6bを所定の曲率を有する円弧状に形成することによ
り、円形状に形成されたPC柱どうしを接合する際のス
ペーサ兼用型枠としても使用することができる。
び6bを所定の曲率を有する円弧状に形成することによ
り、円形状に形成されたPC柱どうしを接合する際のス
ペーサ兼用型枠としても使用することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明に係るスペーサ兼用型枠は以上
説明した構成からなり、上下PC柱の接合部にその周囲
に連続して設置され、前記接合部の周囲を塞ぐ複数枚の
堰板と、この堰板に上下PC柱の外側面部に沿ってそれ
ぞれ突設されているとともに、前記上下PC柱の外側面
部にそれぞれボルト止めされており、前記堰板を前記上
下PC柱に固定する複数個の固定片とを有して構成され
ている。そして、このような構成からなるこの発明のス
ペーサ兼用型枠では、その固定片によって、上下PC柱
の外側面部にボルト止めして固定されているので、上下
PC柱どうしを確実に仮接合でき、かつ、接合部にモル
タルなどのグラウト材を注入するための間隙部を確実に
確保できるので、施工精度が高められて上下PC柱どう
しを確実強固に接合できる効果がある。
説明した構成からなり、上下PC柱の接合部にその周囲
に連続して設置され、前記接合部の周囲を塞ぐ複数枚の
堰板と、この堰板に上下PC柱の外側面部に沿ってそれ
ぞれ突設されているとともに、前記上下PC柱の外側面
部にそれぞれボルト止めされており、前記堰板を前記上
下PC柱に固定する複数個の固定片とを有して構成され
ている。そして、このような構成からなるこの発明のス
ペーサ兼用型枠では、その固定片によって、上下PC柱
の外側面部にボルト止めして固定されているので、上下
PC柱どうしを確実に仮接合でき、かつ、接合部にモル
タルなどのグラウト材を注入するための間隙部を確実に
確保できるので、施工精度が高められて上下PC柱どう
しを確実強固に接合できる効果がある。
【0024】また、上下PC柱の接合部に必要な間隙部
を保持するスペーサと、接合部の間隙部にモルタルを圧
入する際の型枠との両方を兼ねるので、スペーサと型枠
とを同時に設置できるなどして施工の省力化が図れ、ま
た、きわめて経済的でもある。
を保持するスペーサと、接合部の間隙部にモルタルを圧
入する際の型枠との両方を兼ねるので、スペーサと型枠
とを同時に設置できるなどして施工の省力化が図れ、ま
た、きわめて経済的でもある。
【図1】スペーサ兼用型枠の使用状態を示す上下PC柱
の接合部を示す斜視図である。
の接合部を示す斜視図である。
【図2】図1における上下PC柱の接合部の横断面図で
ある。
ある。
【図3】図1におけるa−a線断面図である。
【図4】図1におけるb−b線断面図である。
【図5】従来の上下PC柱の接合部を示す斜視図であ
る。
る。
1,2 …PC柱、3…柱主筋、4…型枠、5…グラウト材
注入口、 6…スペーサ兼用型枠、6a,6b …堰板、6c…丁番、6d,6
e …固定片、 6f,6g …連結部、7…鉄骨ばり、8…固定ボルト、9…
連結ボルト、 10,11 …ボルト孔、12…グラウト材、13…グラウト材注
入口、14…カプラー。
注入口、 6…スペーサ兼用型枠、6a,6b …堰板、6c…丁番、6d,6
e …固定片、 6f,6g …連結部、7…鉄骨ばり、8…固定ボルト、9…
連結ボルト、 10,11 …ボルト孔、12…グラウト材、13…グラウト材注
入口、14…カプラー。
Claims (1)
- 【請求項1】 材軸方向に接合される上下PC柱の接合
部に設置され、その上下PC柱の接合部に所定の間隙部
を保持するとともに、前記間隙部にグラウト材を充填す
る際の型枠となるPC柱接合部のスペーサ兼用型枠であ
り、 前記上下PC柱の接合部にその周囲に巻回して設置され
ており、接合部における上下PC柱の間隙部を塞ぐ複数
枚の堰板と、この堰板に上下PC柱の外側面部に沿って
それぞれ突設されているとともに、上下PC柱の外側面
部にそれぞれボルト止めされており、堰板を上下PC柱
に固定する複数個の固定片とを有して構成してなること
を特徴とするPC柱接合部のスペーサ兼用型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33726995A JP2998621B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | Pc柱接合部のスペーサ兼用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33726995A JP2998621B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | Pc柱接合部のスペーサ兼用型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177316A JPH09177316A (ja) | 1997-07-08 |
JP2998621B2 true JP2998621B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18307028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33726995A Expired - Lifetime JP2998621B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | Pc柱接合部のスペーサ兼用型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008603A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 大和ハウス工業株式会社 | 型枠 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101346671B1 (ko) * | 2012-12-03 | 2014-02-14 | (주)케이에이치하우징솔루션스 | 간격재를 이용한 pc보와 수직부재의 접합부 핀접합 구조 |
JP2016204849A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 清水建設株式会社 | 保持治具 |
KR101864198B1 (ko) * | 2015-10-07 | 2018-07-16 | 경희대학교 산학협력단 | Pc기둥 및 pc보의 src 결합구조, 상하부 pc기둥 상호간 플레이트 결합구조 |
JP7145809B2 (ja) * | 2019-04-18 | 2022-10-03 | 鹿島建設株式会社 | 型枠構造 |
KR102657148B1 (ko) * | 2021-10-07 | 2024-04-24 | (주)원준테크 | 그라우팅 밴드 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP33726995A patent/JP2998621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008603A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 大和ハウス工業株式会社 | 型枠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09177316A (ja) | 1997-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991005 |