JP2998240B2 - ガス加熱調理器 - Google Patents
ガス加熱調理器Info
- Publication number
- JP2998240B2 JP2998240B2 JP4175091A JP4175091A JP2998240B2 JP 2998240 B2 JP2998240 B2 JP 2998240B2 JP 4175091 A JP4175091 A JP 4175091A JP 4175091 A JP4175091 A JP 4175091A JP 2998240 B2 JP2998240 B2 JP 2998240B2
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- JP
- Japan
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- heating chamber
- oil
- water
- dish
- burner
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物の両面を焼き
上げるガス加熱調理器に関する。
上げるガス加熱調理器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、調理の合理化をはかるために、魚
などの被加熱物を両面から焼く方式のガス調理器が使わ
れている。
などの被加熱物を両面から焼く方式のガス調理器が使わ
れている。
【０００３】従来この種のガス加熱調理器は図３に示す
ような構成が一般的であった。以下その構成について図
面を参照しながら説明する。
ような構成が一般的であった。以下その構成について図
面を参照しながら説明する。
【０００４】図に示すように、被加熱物１を収納する加
熱室２の前面には、ドア３が開閉自在に設けられてい
る。加熱室２内部には、略中央に焼あみ４が、また下方
に水入れ皿５が設けられ、焼あみ４の上方には上バーナ
ー６が設けられている。一方、焼あみ４の下部後方に
は、下バーナー７が設けられるとともに、その炎孔８と
相対する加熱室２の位置に、吹出口９を形成している。
そして下バーナー７の上部には、送風装置１０を配した
送風室１１が配置され、下バーナー７が燃焼するときに
は熱気１２が加熱室２へと送り込まれる構成となってい
る。
熱室２の前面には、ドア３が開閉自在に設けられてい
る。加熱室２内部には、略中央に焼あみ４が、また下方
に水入れ皿５が設けられ、焼あみ４の上方には上バーナ
ー６が設けられている。一方、焼あみ４の下部後方に
は、下バーナー７が設けられるとともに、その炎孔８と
相対する加熱室２の位置に、吹出口９を形成している。
そして下バーナー７の上部には、送風装置１０を配した
送風室１１が配置され、下バーナー７が燃焼するときに
は熱気１２が加熱室２へと送り込まれる構成となってい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のガス
加熱調理器では、加熱調理するときに送り込まれた熱気
１２は、焼あみ４の下を通って被加熱物１を焼き上げる
とともに、水入れ皿５のの温度上昇を招き、水入れ皿５
に入れた水を蒸発、減少させて、被加熱物１から落下し
堆積した油分の温度を上昇させ、引火を誘発するといっ
た危険性があるなどの問題があった。また、油分への引
火を防ぐには、調理中水を追加する必要があり、不便で
あった。
加熱調理器では、加熱調理するときに送り込まれた熱気
１２は、焼あみ４の下を通って被加熱物１を焼き上げる
とともに、水入れ皿５のの温度上昇を招き、水入れ皿５
に入れた水を蒸発、減少させて、被加熱物１から落下し
堆積した油分の温度を上昇させ、引火を誘発するといっ
た危険性があるなどの問題があった。また、油分への引
火を防ぐには、調理中水を追加する必要があり、不便で
あった。
【０００６】本発明は、上記問題を解決するもので油き
り皿および水入れ皿の温度上昇の低減をはかり油きり皿
や水入れ皿に堆積した油分への引火を防止するガス加熱
調理器を提供することを目的としている。
り皿および水入れ皿の温度上昇の低減をはかり油きり皿
や水入れ皿に堆積した油分への引火を防止するガス加熱
調理器を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、下バーナーによる熱気を加熱室内へ送り
込む送風とは別に加熱室の後方から断面形状が畝状の油
きり皿の下面を通して送風する構成としたものである。
成するために、下バーナーによる熱気を加熱室内へ送り
込む送風とは別に加熱室の後方から断面形状が畝状の油
きり皿の下面を通して送風する構成としたものである。
【０００８】
【作用】上記構成により、油きり皿の下面を通して送風
させることにより油きり皿や水入れ皿が冷却が促進され
るものである。
させることにより油きり皿や水入れ皿が冷却が促進され
るものである。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１を参照
しながら説明する。本実施例において、従来例と同一構
成部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。本実
施例の特徴的構成は、従来例で説明した送風装置の通風
径路部を分流した点と焼あみと水入れ皿の間に油きり皿
を配設し、油きり皿の下面を送風する構成とした点にあ
る。
しながら説明する。本実施例において、従来例と同一構
成部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。本実
施例の特徴的構成は、従来例で説明した送風装置の通風
径路部を分流した点と焼あみと水入れ皿の間に油きり皿
を配設し、油きり皿の下面を送風する構成とした点にあ
る。
【００１０】すなわち加熱室２に隣接して下バーナー７
の周囲を包囲する送風室１３を設け、この送風室１３
は、仕切板１４によって上部空間１５ａと下部空間１５
ｂに分割され両空間へ送風する送風ファン１０を配設し
ている。また、加熱室２には、送風室１３内の仕切板１
４によって区切られた下部空間１５ｂと相対する位置に
第２の吹出口１６が設けられ、加熱室２は第１の吹出口
９、第２の吹出口１６、排気口１７を有し、送風ファン
１０と連通した構成となっている。
の周囲を包囲する送風室１３を設け、この送風室１３
は、仕切板１４によって上部空間１５ａと下部空間１５
ｂに分割され両空間へ送風する送風ファン１０を配設し
ている。また、加熱室２には、送風室１３内の仕切板１
４によって区切られた下部空間１５ｂと相対する位置に
第２の吹出口１６が設けられ、加熱室２は第１の吹出口
９、第２の吹出口１６、排気口１７を有し、送風ファン
１０と連通した構成となっている。
【００１１】一方、加熱室２の内部には、略中央に焼あ
み４が、また下方に水入れ皿５が設けられ、水入れ皿５
の側面の前方と後方には開口１９が設けられている。そ
して水入れ皿５の上には、油きり皿１８が載置されてい
る。
み４が、また下方に水入れ皿５が設けられ、水入れ皿５
の側面の前方と後方には開口１９が設けられている。そ
して水入れ皿５の上には、油きり皿１８が載置されてい
る。
【００１２】上記構成において動作を説明すると、上バ
ーナー６は被加熱物１の表面を焼き上げるとともに、下
バーナー７による熱気１２は、送風ファン１０によって
上部空間１５ａを経て下バーナー７の周囲から第１の吹
出口９を通り加熱室２へ送り込まれ、焼あみ４の下方か
ら被加熱物１の裏面を焼き上げながらドア３へ到達し、
焼あみ４の上方を経て後部の排気口１７から排出され
る。
ーナー６は被加熱物１の表面を焼き上げるとともに、下
バーナー７による熱気１２は、送風ファン１０によって
上部空間１５ａを経て下バーナー７の周囲から第１の吹
出口９を通り加熱室２へ送り込まれ、焼あみ４の下方か
ら被加熱物１の裏面を焼き上げながらドア３へ到達し、
焼あみ４の上方を経て後部の排気口１７から排出され
る。
【００１３】一方、送風ファン１０により送風室１３の
下部空間１５ｂから第２の吹出口１６を通り加熱室２へ
送り込まれた低温の空気２０は、水入れ皿５の開口１９
を通り油きり皿１８の下面に沿って流れ、水入れ皿５と
油きり皿１８を冷却しながら水入れ皿５の開口１９を通
り、空間２３を経てドア３へ到達する。そしてドア３を
冷却しながら上方へ移動し、熱気１２と合流して焼あみ
４の上方を経て排気口１７から排出される。
下部空間１５ｂから第２の吹出口１６を通り加熱室２へ
送り込まれた低温の空気２０は、水入れ皿５の開口１９
を通り油きり皿１８の下面に沿って流れ、水入れ皿５と
油きり皿１８を冷却しながら水入れ皿５の開口１９を通
り、空間２３を経てドア３へ到達する。そしてドア３を
冷却しながら上方へ移動し、熱気１２と合流して焼あみ
４の上方を経て排気口１７から排出される。
【００１４】以下、水入れ皿５と油きり皿１８の要部正
面断面図である図２を参照しながら、油きり皿と水入れ
皿の構成について説明する。水入れ皿５の上には油きり
皿１８が載置され、油きり皿１８は断面形状が畝状に形
成され、山部２２に隣接した谷部分には開口２１が設け
られており、水入れ皿５の側面には、開口１９が配設さ
れ、山部２２と開口１９、第２の吹出口１６は各々対向
して配置している。
面断面図である図２を参照しながら、油きり皿と水入れ
皿の構成について説明する。水入れ皿５の上には油きり
皿１８が載置され、油きり皿１８は断面形状が畝状に形
成され、山部２２に隣接した谷部分には開口２１が設け
られており、水入れ皿５の側面には、開口１９が配設さ
れ、山部２２と開口１９、第２の吹出口１６は各々対向
して配置している。
【００１５】上記構成において動作を説明すると、第２
の吹出口１６から加熱室２内へ送り込まれた低温の空気
２０は、水入れ皿５の開口１９を通り、油きり皿１８の
山部２２の下面に沿って流れ、油きり皿１８との接触面
積を高めて油きり皿１８の冷却を促進しながら、水入れ
皿５の前面部の開口１９を通り、ドア３へ到達する。
の吹出口１６から加熱室２内へ送り込まれた低温の空気
２０は、水入れ皿５の開口１９を通り、油きり皿１８の
山部２２の下面に沿って流れ、油きり皿１８との接触面
積を高めて油きり皿１８の冷却を促進しながら、水入れ
皿５の前面部の開口１９を通り、ドア３へ到達する。
【００１６】一方、被加熱物１から発生した油分など
は、油きり皿１８へ落下し、山部２２の斜面に沿って流
れ開口２１から水入れ皿５へと導かれる。油きり皿１８
は、熱気１２から水入れ皿５を遮熱し、温度上昇を低減
させるため、水入れ皿５に入れた水の蒸発をも減少させ
る効果がある。
は、油きり皿１８へ落下し、山部２２の斜面に沿って流
れ開口２１から水入れ皿５へと導かれる。油きり皿１８
は、熱気１２から水入れ皿５を遮熱し、温度上昇を低減
させるため、水入れ皿５に入れた水の蒸発をも減少させ
る効果がある。
【００１７】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば次の効果が得られる。
本発明によれば次の効果が得られる。
【００１８】（１）加熱室の後方の下部に第２の吹出口
を設けて、送風ファンによる外部の低温の空気を第２の
吹出口から吐出させ、断面形状が畝状の油きり皿の山部
の下面に沿って流す構成としたことにより、油きり皿と
低温の空気との接触面積を増して油きり皿の冷却を促進
し、温度上昇の低減が可能となり、油きり皿に落下した
油分や水入れ皿に堆積した油分への引火が防止できる。
を設けて、送風ファンによる外部の低温の空気を第２の
吹出口から吐出させ、断面形状が畝状の油きり皿の山部
の下面に沿って流す構成としたことにより、油きり皿と
低温の空気との接触面積を増して油きり皿の冷却を促進
し、温度上昇の低減が可能となり、油きり皿に落下した
油分や水入れ皿に堆積した油分への引火が防止できる。
【００１９】（２）油きり皿を水入れ皿の上に配置した
ことにより、下バーナーによる熱気から水入れ皿を遮熱
することができ水入れ皿の温度上昇がさらに低減できる
ため、水入れ皿に入れた水の蒸発、減少が少なくなり、
調理中に水を追加する手間が無くなる効果をも有するも
のである。
ことにより、下バーナーによる熱気から水入れ皿を遮熱
することができ水入れ皿の温度上昇がさらに低減できる
ため、水入れ皿に入れた水の蒸発、減少が少なくなり、
調理中に水を追加する手間が無くなる効果をも有するも
のである。
【図１】本発明の一実施例におけるガス加熱調理器の側
面断面図
面断面図
【図２】本発明の一実施例における油きり皿、水入れ皿
の要部正面断面図
の要部正面断面図
【図３】従来のガス加熱調理器の側面断面図
２ 加熱室 ３ ドア ５ 水入れ皿 ６ 上バーナー ７ 下バーナー ８ 吹出口 １０ 送風ファン １３ 送風室 １５ａ 上部空間 １５ｂ 下部空間 １６ 第２の吹出口 １８ 油きり皿 １９ 開口
フロントページの続き (72)発明者 鱒渕 利夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−210216（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−53510（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47J 37/06 F24C 15/14 F24C 15/34
Claims (1)
- 【請求項１】略中央に焼あみ、下方に水入れ皿を載置
し、その水入れ皿の上には開口を有した断面形状の畝状
の油きり皿を配設して被加熱物を加熱調理する加熱室
と、前記加熱室の前面に設けたドアと、前記焼あみの上
方に設けた上バーナーと、前記焼網の下部後方に設けた
下バーナーと、この下バーナーの周囲から前記加熱室内
へ向けて送風する送風ファンを備え、前記加熱室に隣接
して送風室を設け、この送風室に仕切板を配設して上部
空間と下部空間に分割し、上部空間には下バーナーの周
囲から前記加熱室へ送風する第１の吹出口を有すると共
に下部空間には第２の吹出口を有し、この第２の吹出口
と前記油きり皿の略断面畝状の山部とを対向配置し、送
風が油きり皿の山部下面に沿って通るようにしてなるガ
ス加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175091A JP2998240B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ガス加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175091A JP2998240B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ガス加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04279121A JPH04279121A (ja) | 1992-10-05 |
| JP2998240B2 true JP2998240B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=12617100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4175091A Expired - Fee Related JP2998240B2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ガス加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2998240B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP4175091A patent/JP2998240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04279121A (ja) | 1992-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |