JP3005845B2 - グリル庫の排気構造 - Google Patents
グリル庫の排気構造Info
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- JP3005845B2 JP3005845B2 JP7163679A JP16367995A JP3005845B2 JP 3005845 B2 JP3005845 B2 JP 3005845B2 JP 7163679 A JP7163679 A JP 7163679A JP 16367995 A JP16367995 A JP 16367995A JP 3005845 B2 JP3005845 B2 JP 3005845B2
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- JP
- Japan
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- combustion gas
- grill storage
- grill
- stove
- burner
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/20—Removing cooking fumes
- F24C15/2007—Removing cooking fumes from oven cavities
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/18—Arrangement of compartments additional to cooking compartments, e.g. for warming or for storing utensils or fuel containers; Arrangement of additional heating or cooking apparatus, e.g. grills
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/008—Ranges
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンロ部とグリル庫と
を備えたテーブルコンロに関し、グリル庫に設けたバー
ナからコンロ部内へ排出される燃焼ガスをテーブルコン
ロの天板に開設した排気穴に向かって導くグリル庫の排
気構造に関する。
を備えたテーブルコンロに関し、グリル庫に設けたバー
ナからコンロ部内へ排出される燃焼ガスをテーブルコン
ロの天板に開設した排気穴に向かって導くグリル庫の排
気構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】天板面にコンロ部のバーナが配設され、
内部にグリル庫が格納されたテーブルコンロが知られて
いる。該グリル庫には調理物を上面から焼成するために
グリル庫の天井面に設けられた赤外線バーナのほかに、
調理物を下面から加熱するため、グリル庫の下部左右に
位置して下火バーナが設けられる場合がある。このよう
に下火バーナを設ける場合には、天井面の赤外線バーナ
と下火バーナの一方とへ火移り点火する火移りバーナ
と、一方の下火バーナと他方の下火バーナとの間で火移
りさせる火移りバーナとを設ける必要がある。これら火
移りバーナはきわめて小さな火力であるため、グリル庫
内に設けると排気口を伝ってグリル庫内へ侵入する煮こ
ぼれや赤外線バーナや下火バーナの点火時におけるグリ
ル庫内の急激な圧力変化等によって失火するおそれがあ
るため、少なくとも一部をテーブルコンロ内ではあるが
グリル庫外に位置するように露出させ安定に燃焼するよ
うにしている。
内部にグリル庫が格納されたテーブルコンロが知られて
いる。該グリル庫には調理物を上面から焼成するために
グリル庫の天井面に設けられた赤外線バーナのほかに、
調理物を下面から加熱するため、グリル庫の下部左右に
位置して下火バーナが設けられる場合がある。このよう
に下火バーナを設ける場合には、天井面の赤外線バーナ
と下火バーナの一方とへ火移り点火する火移りバーナ
と、一方の下火バーナと他方の下火バーナとの間で火移
りさせる火移りバーナとを設ける必要がある。これら火
移りバーナはきわめて小さな火力であるため、グリル庫
内に設けると排気口を伝ってグリル庫内へ侵入する煮こ
ぼれや赤外線バーナや下火バーナの点火時におけるグリ
ル庫内の急激な圧力変化等によって失火するおそれがあ
るため、少なくとも一部をテーブルコンロ内ではあるが
グリル庫外に位置するように露出させ安定に燃焼するよ
うにしている。
【０００３】また、上記のごとく下火バーナを設ける
と、下火バーナの燃焼に必要な二次空気を取り入れるた
めグリル庫の側壁に窓部を開設する必要がある。グリル
庫の扉を閉めて調理を行っている状態では赤外線バーナ
や下火バーナの燃焼ガスはグリル庫の後方に連なる排気
ダクトを介して排気され、ドラフト効果等によりグリル
庫内は若干負圧になるため、側壁に開設した窓部からは
コンロ部内の空気がグリル庫内へと二次空気として流れ
込む。ところが、その状態でグリル庫の扉を開けると扉
から急激に空気がグリル庫内へと流入するため、グリル
庫内の圧力が高くなり、窓部を通ってグリル庫内の燃焼
ガスがコンロ部内へと逆流する。
と、下火バーナの燃焼に必要な二次空気を取り入れるた
めグリル庫の側壁に窓部を開設する必要がある。グリル
庫の扉を閉めて調理を行っている状態では赤外線バーナ
や下火バーナの燃焼ガスはグリル庫の後方に連なる排気
ダクトを介して排気され、ドラフト効果等によりグリル
庫内は若干負圧になるため、側壁に開設した窓部からは
コンロ部内の空気がグリル庫内へと二次空気として流れ
込む。ところが、その状態でグリル庫の扉を開けると扉
から急激に空気がグリル庫内へと流入するため、グリル
庫内の圧力が高くなり、窓部を通ってグリル庫内の燃焼
ガスがコンロ部内へと逆流する。
【０００４】そして、火移りバーナの燃焼ガスは窓部か
ら逆流した燃焼ガスと同じくコンロ部内へと漏出される
ことになる。
ら逆流した燃焼ガスと同じくコンロ部内へと漏出される
ことになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】近年システムキッチン
の需要が増加し、テーブルコンロをシステムキッチンに
組み込むことが行われるようになってきた。テーブルコ
ンロをシステムキッチンに組み込む際にはカウンタトッ
プに開設した穴内にテーブルコンロを格納するので、テ
ーブルコンロの底面や外側面から燃焼ガスが漏出すると
カウンタトップの下方やシステム家具に燃焼ガスが溜り
望ましくないため、テーブルコンロの底面や外側面に換
気用の開口を設けることができない。また、仮に開口を
設けたとしてもテーブルコンロは周囲が囲まれているの
で換気が十分に行われない。このように特に十分な換気
が行われない場合には火移りバーナの燃焼ガスや窓部を
逆流した燃焼ガスがコンロ部内に滞留し器具が過熱され
劣化が早まったり、コンロ部のバーナの燃焼を阻害する
という不具合が生じる。尚、コンロ部内へ漏出した燃焼
ガスをグリル庫に連なる排気ダクトに戻すことも考えら
れるが、そのためには排気ダクトに開口を設けなければ
ならないものの、該開口から燃焼ガスが逆流するおそれ
が新たに生じ、採用することはできない。
の需要が増加し、テーブルコンロをシステムキッチンに
組み込むことが行われるようになってきた。テーブルコ
ンロをシステムキッチンに組み込む際にはカウンタトッ
プに開設した穴内にテーブルコンロを格納するので、テ
ーブルコンロの底面や外側面から燃焼ガスが漏出すると
カウンタトップの下方やシステム家具に燃焼ガスが溜り
望ましくないため、テーブルコンロの底面や外側面に換
気用の開口を設けることができない。また、仮に開口を
設けたとしてもテーブルコンロは周囲が囲まれているの
で換気が十分に行われない。このように特に十分な換気
が行われない場合には火移りバーナの燃焼ガスや窓部を
逆流した燃焼ガスがコンロ部内に滞留し器具が過熱され
劣化が早まったり、コンロ部のバーナの燃焼を阻害する
という不具合が生じる。尚、コンロ部内へ漏出した燃焼
ガスをグリル庫に連なる排気ダクトに戻すことも考えら
れるが、そのためには排気ダクトに開口を設けなければ
ならないものの、該開口から燃焼ガスが逆流するおそれ
が新たに生じ、採用することはできない。
【０００６】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、コ
ンロ部内の換気が十分に行えない場合でも、火移りバー
ナの燃焼ガスや窓部を逆流した燃焼ガスをスムーズにコ
ンロ部から排出し得るグリル庫の排気構造を提供するこ
とを目的とする。
ンロ部内の換気が十分に行えない場合でも、火移りバー
ナの燃焼ガスや窓部を逆流した燃焼ガスをスムーズにコ
ンロ部から排出し得るグリル庫の排気構造を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、テーブルコンロ内に設けられた
グリル庫の外側面に、グリル庫に設けたバーナからテー
ブルコンロのコンロ部内へ排出される燃焼ガスを上方か
ら覆ってコンロ部内への燃焼ガスの拡散を防止すると共
に、テーブルコンロの天板に開設した排気穴に向かっ
て、グリル庫に連結された排気ダクトを介さずに燃焼ガ
スを導く燃焼ガス案内部材を設けたことを特徴とする。
に、請求項１の発明は、テーブルコンロ内に設けられた
グリル庫の外側面に、グリル庫に設けたバーナからテー
ブルコンロのコンロ部内へ排出される燃焼ガスを上方か
ら覆ってコンロ部内への燃焼ガスの拡散を防止すると共
に、テーブルコンロの天板に開設した排気穴に向かっ
て、グリル庫に連結された排気ダクトを介さずに燃焼ガ
スを導く燃焼ガス案内部材を設けたことを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、上記グリル庫は、グリル庫の後部に位置して、少な
くとも一部がグリル庫の外に露出する火移りバーナを備
え、上記燃焼ガス案内部材は該火移りバーナの燃焼ガス
を上記排気穴に向かって導くことを特徴とする。
て、上記グリル庫は、グリル庫の後部に位置して、少な
くとも一部がグリル庫の外に露出する火移りバーナを備
え、上記燃焼ガス案内部材は該火移りバーナの燃焼ガス
を上記排気穴に向かって導くことを特徴とする。
【０００９】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、上記グリル庫の左右側壁には、グリル庫内に二次空
気を取り入れる窓部が形成されており、上記燃焼ガス案
内部材は該窓部を通ってグリル庫からコンロ部へ逆流す
る燃焼ガスを上記排気穴に向かって導くことを特徴とす
る。
て、上記グリル庫の左右側壁には、グリル庫内に二次空
気を取り入れる窓部が形成されており、上記燃焼ガス案
内部材は該窓部を通ってグリル庫からコンロ部へ逆流す
る燃焼ガスを上記排気穴に向かって導くことを特徴とす
る。
【００１０】請求項４の発明は、請求項１の発明におい
て、上記グリル庫は、グリル庫の後部に位置して、少な
くとも一部がグリル庫の外に露出する火移りバーナを備
え、上記燃焼ガス案内部材として該火移りバーナの燃焼
ガスを上記排気穴に向かって導くパイロット排気ダクト
を有すると共に、上記グリル庫の左右側壁には、グリル
庫内に二次空気を取り入れる窓部が形成されており、上
記燃焼ガス案内部材として該窓部を通ってグリル庫から
コンロ部へ逆流する燃焼ガスをパイロット排気ダクトへ
導くドラフトカバーを備え、かつ、ドラフトカバーから
流出する燃焼ガスがパイロット排気ダクトによって導か
れる燃焼ガスに合流する位置を火移りバーナの位置より
後方にずらす分流板を設けたことを特徴とする。
て、上記グリル庫は、グリル庫の後部に位置して、少な
くとも一部がグリル庫の外に露出する火移りバーナを備
え、上記燃焼ガス案内部材として該火移りバーナの燃焼
ガスを上記排気穴に向かって導くパイロット排気ダクト
を有すると共に、上記グリル庫の左右側壁には、グリル
庫内に二次空気を取り入れる窓部が形成されており、上
記燃焼ガス案内部材として該窓部を通ってグリル庫から
コンロ部へ逆流する燃焼ガスをパイロット排気ダクトへ
導くドラフトカバーを備え、かつ、ドラフトカバーから
流出する燃焼ガスがパイロット排気ダクトによって導か
れる燃焼ガスに合流する位置を火移りバーナの位置より
後方にずらす分流板を設けたことを特徴とする。
【００１１】
【作用】火移りバーナの燃焼ガスや窓部を逆流した燃焼
ガスは排気ダクトを介さずに燃焼ガス案内部材に沿って
排気穴に導かれ、コンロ部内からスムーズに燃焼ガスが
排出される。尚、燃焼ガスは温度が高く上昇しようとす
るため上方から覆うだけで十分に燃焼ガスの拡散を防止
しながら排気穴へと導くことができる。また、上方から
覆うことにより燃焼ガス案内部材の下面が開放されるこ
とになり、グリル庫の扉を閉めた状態で調理を行う際
に、窓部を介しての二次空気の導入は燃焼ガス案内部材
の下方を通して行われ、二次空気の導入が阻害されな
い。
ガスは排気ダクトを介さずに燃焼ガス案内部材に沿って
排気穴に導かれ、コンロ部内からスムーズに燃焼ガスが
排出される。尚、燃焼ガスは温度が高く上昇しようとす
るため上方から覆うだけで十分に燃焼ガスの拡散を防止
しながら排気穴へと導くことができる。また、上方から
覆うことにより燃焼ガス案内部材の下面が開放されるこ
とになり、グリル庫の扉を閉めた状態で調理を行う際
に、窓部を介しての二次空気の導入は燃焼ガス案内部材
の下方を通して行われ、二次空気の導入が阻害されな
い。
【００１２】
【実施例】図１を参照して、１はビルトイン式のテーブ
ルコンロであり、カウンタトップＣＴの上面に開設され
た窓穴Ｗ内に位置する吊り金具１１によってカウンタト
ップＣＴの上面から吊持されている。そして、このよう
にテーブルコンロ１を吊持した後上面に天板１２を載置
し、テーブルコンロ１の器具内部を隠すようにしてい
る。該天板１２には天板１２を貫通して上方に突出する
大小のガスバーナ１３ａ・１３ｂを備えたコンロ部がグ
リル庫２を左右から挟むように設けられている。また、
天板１２の後ろ部分にはテーブルコンロ１に内設された
グリル庫２からの燃焼ガスを排出する排気穴１４が左右
方向に比較的長尺になるように開設されている。尚、１
５は該排気穴１４を覆う蓋板である。
ルコンロであり、カウンタトップＣＴの上面に開設され
た窓穴Ｗ内に位置する吊り金具１１によってカウンタト
ップＣＴの上面から吊持されている。そして、このよう
にテーブルコンロ１を吊持した後上面に天板１２を載置
し、テーブルコンロ１の器具内部を隠すようにしてい
る。該天板１２には天板１２を貫通して上方に突出する
大小のガスバーナ１３ａ・１３ｂを備えたコンロ部がグ
リル庫２を左右から挟むように設けられている。また、
天板１２の後ろ部分にはテーブルコンロ１に内設された
グリル庫２からの燃焼ガスを排出する排気穴１４が左右
方向に比較的長尺になるように開設されている。尚、１
５は該排気穴１４を覆う蓋板である。
【００１３】該グリル庫２の前面には引出式の扉２１が
設けられ、該扉２１には調理物を載置する網２２を載置
したグリルパン２２ａが連結されている。従って、扉２
１を引いてグリル庫２の前面を開口すると、扉２１と共
に網２２が引き出されグリル庫２の外で調理物を網２２
に載置したり調理が済んだ調理物を取り出すことができ
る。また、グリル庫２内には、天井面に扁平な赤外線バ
ーナ２３と両側壁の下部内方に管状の下火バーナ２４と
が設けられ、網２２上に載置された調理物の上面を赤外
線バーナ２３で焼き下面を下火バーナ２４で焼くように
している。また、グリル庫２の各側壁には下火バーナ２
４の上方に位置して上部には空気導入用の窓部２６が開
設されている。赤外線バーナ２３や下火バーナ２４の燃
焼ガスや調理物から生じる煙はグリル庫２の後方に延設
された排気ダクト２５を通ってドラフトにより上記排気
穴１４へと導かれる。すると、グリル庫２内が負圧にな
り、窓部２６を通ってテーブルコンロ１内の空気がグリ
ル庫２内へ吸引され、該空気を主に下火バーナ２４の燃
焼用二次空気として利用する。
設けられ、該扉２１には調理物を載置する網２２を載置
したグリルパン２２ａが連結されている。従って、扉２
１を引いてグリル庫２の前面を開口すると、扉２１と共
に網２２が引き出されグリル庫２の外で調理物を網２２
に載置したり調理が済んだ調理物を取り出すことができ
る。また、グリル庫２内には、天井面に扁平な赤外線バ
ーナ２３と両側壁の下部内方に管状の下火バーナ２４と
が設けられ、網２２上に載置された調理物の上面を赤外
線バーナ２３で焼き下面を下火バーナ２４で焼くように
している。また、グリル庫２の各側壁には下火バーナ２
４の上方に位置して上部には空気導入用の窓部２６が開
設されている。赤外線バーナ２３や下火バーナ２４の燃
焼ガスや調理物から生じる煙はグリル庫２の後方に延設
された排気ダクト２５を通ってドラフトにより上記排気
穴１４へと導かれる。すると、グリル庫２内が負圧にな
り、窓部２６を通ってテーブルコンロ１内の空気がグリ
ル庫２内へ吸引され、該空気を主に下火バーナ２４の燃
焼用二次空気として利用する。
【００１４】ところで、グリル庫２の後方には下火バー
ナ２４の一方と赤外線バーナ２３とに跨がる常火式の第
１火移りバーナ３と、左右の下火バーナ２４に跨がる常
火式の第２火移りバーナ４とが設けられている。これら
火移りバーナ３・４は、その端部がグリル庫２内に挿入
され、中間部は排気ダクト２５の下方に位置する庫外の
空間２７に露出している。図外の点火プラグや点火確認
用の熱電対は第１火移りバーナ３に取り付けられてお
り、図外の点火ボタンに対して点火操作がされると、ま
ず第１火移りバーナ３に点火され、該第１火移りバーナ
３の前縁全域に亙って連続した炎が形成され、赤外線バ
ーナ２３と一方の下火バーナ２４との双方に点火され
る。該点火に続いて、第１火移りバーナ３及び一方の下
火バーナ２４の少なくとも一方から第２火移りバーナ４
に火移り点火され、該第２火移りバーナの前縁全域に亙
って連続した炎が形成されて他方の下火バーナ２４に点
火される。尚、赤外線バーナ２３と下火バーナ２４との
いずれか一方が燃焼している状態から両バーナ２３・２
４共に燃焼する状態に切り換える際にも両火移りバーナ
３・４により火移り点火が行われる。
ナ２４の一方と赤外線バーナ２３とに跨がる常火式の第
１火移りバーナ３と、左右の下火バーナ２４に跨がる常
火式の第２火移りバーナ４とが設けられている。これら
火移りバーナ３・４は、その端部がグリル庫２内に挿入
され、中間部は排気ダクト２５の下方に位置する庫外の
空間２７に露出している。図外の点火プラグや点火確認
用の熱電対は第１火移りバーナ３に取り付けられてお
り、図外の点火ボタンに対して点火操作がされると、ま
ず第１火移りバーナ３に点火され、該第１火移りバーナ
３の前縁全域に亙って連続した炎が形成され、赤外線バ
ーナ２３と一方の下火バーナ２４との双方に点火され
る。該点火に続いて、第１火移りバーナ３及び一方の下
火バーナ２４の少なくとも一方から第２火移りバーナ４
に火移り点火され、該第２火移りバーナの前縁全域に亙
って連続した炎が形成されて他方の下火バーナ２４に点
火される。尚、赤外線バーナ２３と下火バーナ２４との
いずれか一方が燃焼している状態から両バーナ２３・２
４共に燃焼する状態に切り換える際にも両火移りバーナ
３・４により火移り点火が行われる。
【００１５】上記構成によれば、両火移りバーナ３・４
の燃焼ガスの一部はグリル庫２内に入らないため排気ダ
クト２５を通って排気穴１４に導かれず、空間２７内に
滞留する。特に本実施例のようにビルトイン式のテーブ
ルコンロ１の場合にはコンロ部内が自然換気されにくい
ため空間２７内に燃焼ガスが滞留し易い。ところがこの
ように空間２７内に燃焼ガスが滞留すると両火移りバー
ナ３・４の燃焼が不安定になり、あるいは一旦消火した
後の両火移りバーナ３・４の再点火がしにくくなる。一
方、扉２１を閉めて調理をしている間はグリル庫２内が
ドラフトにより負圧になり窓部２６からグリル庫２内へ
と空気が導入されているが、調理中に扉２１を開けると
グリル庫２の前面が開口されて前方から空気が一気にグ
リル庫２内に流入する。すると、グリル庫２内は正圧に
なり窓部２６を通ってグリル庫２内の燃焼ガスがグリル
庫２からコンロ部へと逆流する。該逆流した燃焼ガスは
テーブルコンロ１内に流出しガスバーナ１３ａ・１３ｂ
と天板との隙間から流れ出し炎をあおって燃焼を不安定
にし、またコンロ部内に滞留してガスバーナ１３ａ・１
３ｂの燃焼用空気に作用して点火しにくくしたり、ある
いはテーブルコンロ１内を過熱する。
の燃焼ガスの一部はグリル庫２内に入らないため排気ダ
クト２５を通って排気穴１４に導かれず、空間２７内に
滞留する。特に本実施例のようにビルトイン式のテーブ
ルコンロ１の場合にはコンロ部内が自然換気されにくい
ため空間２７内に燃焼ガスが滞留し易い。ところがこの
ように空間２７内に燃焼ガスが滞留すると両火移りバー
ナ３・４の燃焼が不安定になり、あるいは一旦消火した
後の両火移りバーナ３・４の再点火がしにくくなる。一
方、扉２１を閉めて調理をしている間はグリル庫２内が
ドラフトにより負圧になり窓部２６からグリル庫２内へ
と空気が導入されているが、調理中に扉２１を開けると
グリル庫２の前面が開口されて前方から空気が一気にグ
リル庫２内に流入する。すると、グリル庫２内は正圧に
なり窓部２６を通ってグリル庫２内の燃焼ガスがグリル
庫２からコンロ部へと逆流する。該逆流した燃焼ガスは
テーブルコンロ１内に流出しガスバーナ１３ａ・１３ｂ
と天板との隙間から流れ出し炎をあおって燃焼を不安定
にし、またコンロ部内に滞留してガスバーナ１３ａ・１
３ｂの燃焼用空気に作用して点火しにくくしたり、ある
いはテーブルコンロ１内を過熱する。
【００１６】このような不具合を解決するため本実施例
では、図２に示すように、燃焼ガス案内部材であるドラ
フトカバー５とパイロット排気ダクト６とをグリル庫２
の左右両側壁に各々取り付けた。尚、図２では窓部２６
を実線で示すためグリル庫２に前方から挿入されグリル
庫２の内周面を形成するスリーブ状の部材を省略してい
る。
では、図２に示すように、燃焼ガス案内部材であるドラ
フトカバー５とパイロット排気ダクト６とをグリル庫２
の左右両側壁に各々取り付けた。尚、図２では窓部２６
を実線で示すためグリル庫２に前方から挿入されグリル
庫２の内周面を形成するスリーブ状の部材を省略してい
る。
【００１７】グリル庫２の右側の外側壁に取り付けたド
ラフトカバー５とパイロット排気ダクト６とを例に図３
及び図４を参照して説明する。まずドラフトカバー５
は、グリル庫２の外側面との間に所定間隔を存し窓部２
６に対向する下半部分のカバー部５１と、グリル庫２の
外側面とカバー部５１との間の空隙を上方から覆う中間
の庇部５０と、グリル庫２の外側面に接する上半部分の
保持部５２とからなり、該保持部５２の上縁には外側に
折り返されたリブ５３が形成されている。また、カバー
部５１の前端を内側に折り曲げて蓋５４を形成し窓部２
６を通って逆流した燃焼ガスがカバー部５１の前方へ抜
けるのを防止している。また、カバー部５１の後端を内
側に折り曲げ蓋５５を形成しているが、該蓋５５の上部
を切除し開口部５６を形成している。従って、窓部２６
を通って逆流した燃焼ガスは庇部５０とカバー部５１で
受け止められ、テーブルコンロ１内へ拡散することなく
後方へ導かれ、開口部５６から後方に向かって流れ出
る。尚、グリル庫２の外側面とカバー部５１とで形成さ
れる空間は下方に開放されているので、扉２１を閉めて
調理をする場合に窓部２６を介しての二次空気の取り入
れに支障はない。
ラフトカバー５とパイロット排気ダクト６とを例に図３
及び図４を参照して説明する。まずドラフトカバー５
は、グリル庫２の外側面との間に所定間隔を存し窓部２
６に対向する下半部分のカバー部５１と、グリル庫２の
外側面とカバー部５１との間の空隙を上方から覆う中間
の庇部５０と、グリル庫２の外側面に接する上半部分の
保持部５２とからなり、該保持部５２の上縁には外側に
折り返されたリブ５３が形成されている。また、カバー
部５１の前端を内側に折り曲げて蓋５４を形成し窓部２
６を通って逆流した燃焼ガスがカバー部５１の前方へ抜
けるのを防止している。また、カバー部５１の後端を内
側に折り曲げ蓋５５を形成しているが、該蓋５５の上部
を切除し開口部５６を形成している。従って、窓部２６
を通って逆流した燃焼ガスは庇部５０とカバー部５１で
受け止められ、テーブルコンロ１内へ拡散することなく
後方へ導かれ、開口部５６から後方に向かって流れ出
る。尚、グリル庫２の外側面とカバー部５１とで形成さ
れる空間は下方に開放されているので、扉２１を閉めて
調理をする場合に窓部２６を介しての二次空気の取り入
れに支障はない。
【００１８】一方、ドラフトカバー５の後方に位置して
取り付けられたパイロット排気ダクト６は空間２７の天
井面、即ち排気ダクト２５の底面を伝って左右に分かれ
る両火移りバーナ３・４の燃焼ガスを受けるダクト部６
１が外側に張り出して形成されている。該ダクト部６１
の上縁には、後方に向かって上がるように傾斜する天井
部６２が内側に折り曲げられて形成されている。従っ
て、排気ダクト２５の底面に沿って流れ出てくる空間２
７からの燃焼ガスはダクト部６１によって拡散しないよ
うにまとめられ天井部６２に沿って斜め上方に昇りなが
ら後方へと導かれ、上記排気穴１４からテーブルコンロ
外へと排出される。ところで、上記ドラフトカバー５の
開口部５６から出てくる燃焼ガスが直ちにダクト部６１
の内側に流れ込むと開口部５６から流出する燃焼ガスが
空間２７内に侵入し空間２７内に乱入が生じるため両火
移りバーナ３・４の燃焼ガスの流れが妨げられて滞留し
燃焼が不安定になるおそれがある。そこで、ダクト部６
１の下縁の一部を内側に折り曲げ後方に向かって上がる
ように傾斜した分流板である底板６３を形成した。該底
板６３を形成したことにより開口部５６から流出した燃
焼ガスは底板６３の下面に沿って斜め上方に昇りながら
後方に導かれ、両火移りバーナ３・４に影響を及ぼさな
い位置まで導かれた後、底板６３が途切れた切欠き部６
５からダクト部６１の内側に上昇し、天井部６２に沿っ
て流れる空間２７からの燃焼ガスと合流して排気穴１４
からテーブルコンロ外へと排出される。尚、底板６３は
開口部５６の位置より大きく外側に張り出しているの
で、開口部５６から流出した燃焼ガスが底板６３から外
れてコンロ部内に拡散するおそれはない。尚、ダクト部
６１の内側に流れる燃焼ガスが前方に逃げないようにダ
クト部６１の前端を折り曲げて蓋６４を形成した。とこ
ろで、底板６３の基部に燃焼ガスの流れ方向に沿った壁
板を垂設すれば燃焼ガスが底板６３からより外れないよ
うにすることができ底板６３の張り出しを小さくするこ
とができる。尚、ドラフトカバー５の開口部５６が両火
移りバーナ３・４の設置位置より後方に位置する場合に
は分流板である底板６３を設けなくてもよい。
取り付けられたパイロット排気ダクト６は空間２７の天
井面、即ち排気ダクト２５の底面を伝って左右に分かれ
る両火移りバーナ３・４の燃焼ガスを受けるダクト部６
１が外側に張り出して形成されている。該ダクト部６１
の上縁には、後方に向かって上がるように傾斜する天井
部６２が内側に折り曲げられて形成されている。従っ
て、排気ダクト２５の底面に沿って流れ出てくる空間２
７からの燃焼ガスはダクト部６１によって拡散しないよ
うにまとめられ天井部６２に沿って斜め上方に昇りなが
ら後方へと導かれ、上記排気穴１４からテーブルコンロ
外へと排出される。ところで、上記ドラフトカバー５の
開口部５６から出てくる燃焼ガスが直ちにダクト部６１
の内側に流れ込むと開口部５６から流出する燃焼ガスが
空間２７内に侵入し空間２７内に乱入が生じるため両火
移りバーナ３・４の燃焼ガスの流れが妨げられて滞留し
燃焼が不安定になるおそれがある。そこで、ダクト部６
１の下縁の一部を内側に折り曲げ後方に向かって上がる
ように傾斜した分流板である底板６３を形成した。該底
板６３を形成したことにより開口部５６から流出した燃
焼ガスは底板６３の下面に沿って斜め上方に昇りながら
後方に導かれ、両火移りバーナ３・４に影響を及ぼさな
い位置まで導かれた後、底板６３が途切れた切欠き部６
５からダクト部６１の内側に上昇し、天井部６２に沿っ
て流れる空間２７からの燃焼ガスと合流して排気穴１４
からテーブルコンロ外へと排出される。尚、底板６３は
開口部５６の位置より大きく外側に張り出しているの
で、開口部５６から流出した燃焼ガスが底板６３から外
れてコンロ部内に拡散するおそれはない。尚、ダクト部
６１の内側に流れる燃焼ガスが前方に逃げないようにダ
クト部６１の前端を折り曲げて蓋６４を形成した。とこ
ろで、底板６３の基部に燃焼ガスの流れ方向に沿った壁
板を垂設すれば燃焼ガスが底板６３からより外れないよ
うにすることができ底板６３の張り出しを小さくするこ
とができる。尚、ドラフトカバー５の開口部５６が両火
移りバーナ３・４の設置位置より後方に位置する場合に
は分流板である底板６３を設けなくてもよい。
【００１９】ところで、上記実施例では比較的大きな排
気穴１４を設け、排気ダクト２５からの燃焼ガスとパイ
ロット排気ダクト６からの燃焼ガスとを共に１つの排気
穴１４からテーブルコンロ外へと排出するようにした
が、排気ダクト２５からの燃焼ガスを排出する排気穴と
は別の排気穴を天板１２に開設し、ドラフトカバー５や
パイロット排気ダクト６からの燃焼ガスをこの別の排気
穴へ導くようにしてもよい。
気穴１４を設け、排気ダクト２５からの燃焼ガスとパイ
ロット排気ダクト６からの燃焼ガスとを共に１つの排気
穴１４からテーブルコンロ外へと排出するようにした
が、排気ダクト２５からの燃焼ガスを排出する排気穴と
は別の排気穴を天板１２に開設し、ドラフトカバー５や
パイロット排気ダクト６からの燃焼ガスをこの別の排気
穴へ導くようにしてもよい。
【００２０】尚、上記実施例ではビルトイン式のテーブ
ルコンロについて説明したが、システムキッチンに組み
込まず底板に設けた開口により自然に換気されるテーブ
ルコンロに本発明を適用することができる。
ルコンロについて説明したが、システムキッチンに組み
込まず底板に設けた開口により自然に換気されるテーブ
ルコンロに本発明を適用することができる。
【００２１】ところで、上記実施例では両火移りバーナ
３・４を共に常火式としたが、第１火移りバーナ３のみ
を常火式にして、第２火移りバーナは火移り点火する時
のみ着火される瞬火式にしてもよく、あるいは第２火移
りバーナを下方に開口する樋状に形成し、下火バーナか
ら噴出するガスを燃焼させながら他方の下火バーナへ導
いて火移り点火させるように構成してもよい。
３・４を共に常火式としたが、第１火移りバーナ３のみ
を常火式にして、第２火移りバーナは火移り点火する時
のみ着火される瞬火式にしてもよく、あるいは第２火移
りバーナを下方に開口する樋状に形成し、下火バーナか
ら噴出するガスを燃焼させながら他方の下火バーナへ導
いて火移り点火させるように構成してもよい。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、例えばビルトイン式のテーブルコンロのよう
に自然換気だけでは内部の換気が十分に行えない場合で
あっても、火移りバーナの燃焼ガスやグリル庫内から逆
流する燃焼ガスを排気穴に導いて燃焼ガスをスムーズに
コンロ部内から排出させることができる。
によれば、例えばビルトイン式のテーブルコンロのよう
に自然換気だけでは内部の換気が十分に行えない場合で
あっても、火移りバーナの燃焼ガスやグリル庫内から逆
流する燃焼ガスを排気穴に導いて燃焼ガスをスムーズに
コンロ部内から排出させることができる。
【図１】本発明が適用されるグリル庫の構造を示す断面
図
図
【図２】本発明の一実施例の構成を示す斜視図
【図３】ドラフトカバーとパイロット排気ダクトとの位
置関係を示す右側面図
置関係を示す右側面図
【図４】IV−IV断面図
１ （ビルトイン式の）テーブルコンロ ２ グリル庫 ３ 第１火移りバーナ ４ 第２火移りバーナ ５ ドラフトカバー ６ パイロット排気ダクト １２ 天板 １４ 排気穴 ２３ 赤外線バーナ ２４ 下火バーナ ２５ 排気ダクト ２６ 窓部 ２７ 空間 ＣＴ カウンタトップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24C 3/02
Claims (4)
- 【請求項１】 テーブルコンロ内に設けられたグリル
庫の外側面に、グリル庫に設けたバーナからテーブルコ
ンロのコンロ部内へ排出される燃焼ガスを上方から覆っ
てコンロ部内への燃焼ガスの拡散を防止すると共に、テ
ーブルコンロの天板に開設した排気穴に向かって、グリ
ル庫に連結された排気ダクトを介さずに燃焼ガスを導く
燃焼ガス案内部材を設けたことを特徴とするグリル庫の
排気構造。 - 【請求項２】 上記グリル庫は、グリル庫の後部に位
置して、少なくとも一部がグリル庫の外に露出する火移
りバーナを備え、上記燃焼ガス案内部材は該火移りバー
ナの燃焼ガスを上記排気穴に向かって導くことを特徴と
する請求項１記載のグリル庫の排気構造。 - 【請求項３】 上記グリル庫の左右側壁には、グリル
庫内に二次空気を取り入れる窓部が形成されており、上
記燃焼ガス案内部材は該窓部を通ってグリル庫からコン
ロ部へ逆流する燃焼ガスを上記排気穴に向かって導くこ
とを特徴とする請求項１記載のグリル庫の排気構造。 - 【請求項４】 上記グリル庫は、グリル庫の後部に位
置して、少なくとも一部がグリル庫の外に露出する火移
りバーナを備え、上記燃焼ガス案内部材として該火移り
バーナの燃焼ガスを上記排気穴に向かって導くパイロッ
ト排気ダクトを有すると共に、上記グリル庫の左右側壁
には、グリル庫内に二次空気を取り入れる窓部が形成さ
れており、上記燃焼ガス案内部材として該窓部を通って
グリル庫からコンロ部へ逆流する燃焼ガスをパイロット
排気ダクトへ導くドラフトカバーを備え、かつ、ドラフ
トカバーから流出する燃焼ガスがパイロット排気ダクト
によって導かれる燃焼ガスに合流する位置を火移りバー
ナの位置より後方にずらす分流板を設けたことを特徴と
する請求項１記載のグリル庫の排気構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163679A JP3005845B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | グリル庫の排気構造 |
| KR1019960012444A KR0154299B1 (ko) | 1995-06-29 | 1996-04-23 | 그릴실의 배기구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163679A JP3005845B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | グリル庫の排気構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914663A JPH0914663A (ja) | 1997-01-17 |
| JP3005845B2 true JP3005845B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=15778546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7163679A Expired - Lifetime JP3005845B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | グリル庫の排気構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3005845B2 (ja) |
| KR (1) | KR0154299B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4649655B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2011-03-16 | パロマ工業株式会社 | ガスコンロ |
| KR101404418B1 (ko) * | 2013-04-25 | 2014-06-13 | 린나이코리아 주식회사 | 빌트인 타입 가스 쿡탑 |
| US20240085028A1 (en) * | 2022-09-09 | 2024-03-14 | Whirlpool Corporation | Nozzle apparatus for a cooking appliance |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP7163679A patent/JP3005845B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-23 KR KR1019960012444A patent/KR0154299B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0154299B1 (ko) | 1998-11-16 |
| JPH0914663A (ja) | 1997-01-17 |
| KR970002105A (ko) | 1997-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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