JP2995554B2 - 分割型フィルター - Google Patents

分割型フィルター

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JP2995554B2
JP2995554B2 JP10101769A JP10176998A JP2995554B2 JP 2995554 B2 JP2995554 B2 JP 2995554B2 JP 10101769 A JP10101769 A JP 10101769A JP 10176998 A JP10176998 A JP 10176998A JP 2995554 B2 JP2995554 B2 JP 2995554B2
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    • B01D29/15Supported filter elements arranged for inward flow filtration
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/40Special measures for connecting different parts of the filter
    • B01D2201/4084Snap or Seeger ring connecting means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オートマ
チック車における変速制御ユニットのコントロールバル
ブのスプール部等で使用される分割型フィルターの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種分割型フィルターとして、
実開平4−118106号公報や特開昭50−1567
66号公報に示すものが存する。前者の分割型フィルタ
ーは、一対の半円筒状を呈する分割体から成り、該各分
割体は、その半円筒状の外郭を画成する樹脂製のフレー
ムと、該フレームの内側に張設されるメッシュ状の濾過
材とを備え、各分割体のフレームの端縁同士をヒンジ部
を介して開閉可能に連結すると共に、各分割体のフレー
ムの対向する両側縁に凸部と凹部を向かい合わせに形成
して、当該凸部と凹部の雌雄嵌合により、各分割体のフ
レームの両側縁同士を接合させて、円筒状のフィルター
形態を得る構成となっている。
【0003】又、後者の分割型フィルターは、基本構造
においては、前者のものと同様であるが、異なるところ
は、各分割体のフレームの一側縁同士をヒンジ部を介し
て開閉可能に連結して、当該各分割体のフレームの他側
縁同士を加熱溶着することにより、今度は、この加熱溶
着で、各分割体のフレームの他側縁同士を接合させて、
円筒状のフィルター形態を得る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の分割型
フィルターは、いずれにしても、最終的には、その接合
によって得られる円筒形態をもって、例えば、上記した
コントロールバルブのスプール部等に装着されて、その
使用に供される訳であるが、前者の分割型フィルターの
下では、各フレームの対向する両側縁に形成された凸部
と凹部の雌雄嵌合を利用して、一対の分割体から円筒状
のフィルター形態を得る関係で、各フレームの両側縁同
士を接合させる作業は簡単となる利点を有するが、反
面、凸部と凹部の雌雄嵌合だけでは、各フレームの両側
縁同士の十分なシール性を確保することはできなかっ
た。
【0005】逆に、後者の分割型フィルターの下では、
各フレームの他側縁同士をその全長に亘って加熱溶着す
る関係で、他側縁同士のシール性は向上するが、この為
には、当該他側縁同士をその周方向から均等に突き合わ
せながら、フレームの軸線方向に沿って加熱溶着してい
かなければならないので、今度は、一対の分割体から円
筒状のフィルター形態を得るための溶着作業が徒に大変
となってしまう。又、他側縁同士をその軸線方向に沿っ
て加熱溶着することは、フレームの内側に張設されてい
る濾過材が樹脂製であるような場合には、当該樹脂製の
濾過材が溶着熱で容易に変形してしまうことも否定でき
なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、これら従来の
分割型フィルターが抱える課題を有効に解決するために
開発されたもので、請求項1記載の発明は、一対の半円
筒状を呈する分割体から成り、該各分割体は、その半円
筒状の外郭を画成するフレームと、該フレームの内側に
張設される濾過材とを備え、各分割体のフレームの一側
縁同士をヒンジ部を介して連結した分割型フィルターに
おいて、上記各分割体のフレームの一側縁と他側縁間の
中央部にその軸線方向と平行するリブ壁を設け、各分割
体のフレームの側縁と直交する両端部の周方向にその他
側縁から上記リブ壁に連続して至る収納凹溝を形成し
て、上記中央部で対向するリブ壁間にスプリング部材を
上記収納凹溝内に収めながら係止することにより、各分
割体のフレームの他側縁同士を接合させる構成を採用し
た。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、スプリング部材の一端部が、予め、一方の分割体
のリブ壁側に回動可能に係止している構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、一対の半円筒状を
呈する分割体から成り、該各分割体は、その半円筒状の
外郭を画成するフレームと、該フレームの内側に張設さ
れる濾過材とを備え、各分割体のフレームの一側縁同士
をヒンジ部を介して連結した分割型フィルターにおい
て、一対の分割体の内、一方の分割体のフレームの他側
縁中間部に引締腕を設け、他方の分割体のフレームの他
側縁中間部に当該引締腕を係止する受け壁を設けると共
に、両分割体のフレームの他側縁両端部に対向する溶着
部位を設けて、当該各溶着部位同士を溶着することによ
り、各分割体のフレームの他側縁同士を接合させる構成
を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、一対の半円筒状を
呈する分割体から成り、該各分割体は、その半円筒状の
外郭を画成するフレームと、該フレームの内側に張設さ
れる濾過材とを備え、各分割体のフレームの一側縁同士
をヒンジ部を介して連結した分割型フィルターにおい
て、一対の分割体の内、一方の分割体のフレームの他側
縁両端部に引締腕を設け、他方の分割体のフレームの他
側縁両端部に当該引締腕を係止する受け壁を設け、引締
腕と受け壁の当たり面をテーパー形状となして、両フレ
ームの他側縁側を溶着することにより、各分割体のフレ
ームの他側縁同士を接合させる構成を採用した。
【0010】依って、請求項1記載の発明にあっては、
各分割体のフレームの他側縁同士を突き合わせて、スプ
リング部材を収納凹溝内に収めながら、当該スプリング
部材を各分割体のリブ壁間に係止すれば、一対の分割体
から円筒状のフィルター形態が容易に得られる。しか
も、斯る状態にあっては、スプリング部材が各フレーム
の中央部で対向するリブ壁に係止しているので、スプリ
ング部材の最も大きな弾性力を利用して、各フレームの
他側縁同士を強固に密着させて接合することが可能とな
るので、各フレームの他側縁同士のシール性が頗る向上
する。
【0011】又、請求項2記載の発明にあっては、これ
に加えて、スプリング部材の一端部が予め一方の分割体
のリブ壁側に回動可能に係止されているので、スプリン
グ部材の他端部を他方の分割体のリブ壁に係止する作業
が容易となる。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、各分割体
のフレームの他側縁同士を突き合わせて、引締腕を受け
壁に係止すると、一旦、一対の分割体を円筒状のフィル
ター形態に仮止めできるので、後は、この仮止め状態を
積極的に利用して、各フレームの他側縁両端部に設けら
れている溶着部位同士を溶着すれば、簡単な溶着作業の
下で、やはり、一対の分割体から円筒状のフィルター形
態が容易に得られる。しかも、斯る状態にあっては、各
フレームの他側縁同士が溶着で接合されているので、当
該他側縁同士のシール性が一層良好となることは勿論で
あるが、特に、溶着個所は濾過材から離れた各フレーム
の両端部だけで済むので、例え、濾過材が樹脂製のもの
であっても、溶着熱の影響を受けて、変形する恐れが極
めて少ない。
【0013】請求項4記載の発明にあっても、各分割体
のフレームの他側縁同士を突き合わせて、その他側縁両
端部に設けられている引締腕と受け壁とを係止した後、
各フレームの他側縁側を溶着すれば、やはり、簡単な溶
着作業の下で、一対の分割体から円筒状のフィルター形
態が容易に得られる。しかも、斯る状態にあっても、両
フレームの他側縁側が溶着で接合されているので、当該
他側縁同士のシール性が良好となることは勿論である
が、特に、引締腕と受け壁とが剛性に富んだ各分割体の
フレームの他側縁両端部に設けられているので、各フレ
ームの他側縁同士を周方向において確実強固に締め付け
ることが可能となると共に、濾過材が歪んだり伸長する
恐れも極めて少ない。これに加えて、引締腕と受け壁の
当たり面のテーパー形状で、各フレームの他側縁同士を
自動的に締め付けられるので、溶着作業が一層簡単且つ
確実に行えることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述する。まず、第一実施の形態に
係る分割型フィルターも、基本的には、図1に示す如
く、一対の半円筒状を呈する分割体1A・1Bから成
り、該各分割体1A・1Bは、その半円筒状の外郭を画
成する樹脂製のフレーム2a・2bと、該フレーム2a
・2bの内側に張設されるメッシュ状の濾過材3a・3
bとを備え、各分割体1A・1Bのフレーム2a・2b
の一側縁e1同士をヒンジ部4を介して開閉可能に連結
するものであるが、特徴とするところは、スプリング部
材の弾性力を利用して、一対の分割体1A・1Bから円
筒状のフィルター形態を得ようとするものである。
【0015】 この為、第一実施の形態にあっては、図
2にも示す如く、一方の分割体1Aに対しては、そのフ
レーム2aの一側縁e1と他側縁e2間の中央部に後述
するスプリング部材の一端部を回動可能に係止する断面
円弧状の係止凹溝6を形成した補強リブ壁5aを軸線方
向に平行して一体に連設すると共に、当該フレーム2a
側縁e1・e2と直交する両端部の周方向にその他側
縁e2から上記補強リブ壁5aの係止凹溝6まで連続し
て至る断面U字状の収納凹溝7aを形成し、他方の分割
体1Bに対しては、そのフレーム2bの一側縁e1と他
側縁e2間の中央部に同スプリング部材の他端部を直に
係止する補強リブ壁5bを軸線方向に平行して一体に連
設すると共に、当該フレーム2bの側縁e1・e2と直
交する両端部の周方向にその他側縁e2側から補強リブ
壁5bを若干越える位置まで連続して至る断面U字状の
収納凹溝7bを形成する構成となしている。
【0016】従って、各フレーム2a・2bの他側縁e
2同士をヒンジ部4を介して突き合わせた場合には、一
方のフレーム2a側に形成された対の収納凹溝7aと他
方のフレーム2b側に形成された対の収納凹溝7bとが
平行状態をもってを整合して、フレーム2a・2bの各
補強リブ壁5a・5b間に股がって延在することとな
る。
【0017】これに加えて、第一実施の形態にあって
は、特に、図2のCから明らかな如く、各フレーム2a
・2bの内側にメッシュ状の濾過材3a・3bを張設す
る場合に、濾過材3a・3bをフレーム2a・2bの内
周面にそのまま張設せずに、若干、内周面側から外周面
寄りにインサートして張設する構成を併せて採用してい
る。
【0018】又、各フレーム2a・2bの他側縁e2同
士を接合させるスプリング部材8は、図示する如く、弾
性金属線材により矩形状に成形されて、その直線状を呈
する一端部8a側は、分断されて、予め、上記一方の補
強リブ壁5aの係止凹溝6に回動可能に係止され、直線
状を呈する他端部8b側は、自由状態におかれて、後か
ら上記他方の補強リブ壁5bに係止され、且つ、一端部
8aと他端部8bを連絡する湾曲状を呈する対の連絡部
8cは、他端部8bが補強リブ壁5bに係止する時点
で、上記連続する収納凹溝7a・7b内に完全に収めら
れる構成となっている。
【0019】依って、第一実施の形態に係る分割型フィ
ルターを、今仮に、オートマチック車における変速制御
ユニットのコントロールバルブのスプール部Vに装着す
る場合には、予め、上記スプリング部材8の一端部8a
を一方の分割体1Aの補強リブ壁5aに形成されている
係止凹溝6に回動可能に係止した状態を得て、一対の分
割体1A・1Bをヒンジ部4を介して大きく開きなが
ら、図3に示す如く、上記スプール部V上に外嵌する。
【0020】そして、後は、各分割体1A・1Bのフレ
ーム2a・2bの他側縁e2同士を突き合わせながら、
スプリング部材8の他端部8bを他方の分割体1Bの補
強リブ壁5b方向に撓ませながら押圧すると、図4に示
す如く、スプリング部材8の他端部8bが同補強リブ壁
5bを乗り越えて、当該補強リブ壁5bの側面に弾性的
に係止すると同時に、スプリング部材8の各連絡部8c
が夫々対応する収納凹溝7a・7b内に完全に収められ
るので、これにより、一対の分割体1A・1Bがスプー
ル部V上にその円筒状のフィルター形態をもって即座に
装着されることとなる。
【0021】しかも、斯る装着状態にあっては、スプリ
ング部材8の一端部8aが一方の分割体1A側の中央部
においてその補強リブ壁5aの係止凹溝6に係止し、同
他端部8bが他方の分割体1Bの中央部においてその補
強リブ壁5bに係止しているので、この両中央部間に対
する挾持状態で、スプリング部材8の最も大きな弾性力
を利用して、各フレーム2a・2bの他側縁e2同士を
強固に密着させて接合することが可能となるので、単な
る凸部と凹部を利用するものと比較すると、各フレーム
2a・2bの他側縁e2同士のシール性が頗る向上す
る。又、スプリング部材8は、その各連絡部8cが収納
凹溝7a・7b内に収められているので、不用意に移動
したり抜け外れる心配が全くない。
【0022】その上、第一実施の形態にあっては、既述
した如く、濾過材3a・3bが若干フレーム2a・2b
の外周面寄りにインサートして張設されている関係で、
スプール部Vに対する装着状態の下では、図示する如
く、濾過材3a・3bとスプール部V間にその分だけの
隙間Sが発生しているので、濾過材3a・3bがスプー
ル部V面に接触しているものと比較すると、フィルター
としての吸引能力が害されることも決してない。
【0023】尚、第一実施の形態の下では、一方の分割
体1A側の補強リブ壁5aに係止凹溝6を積極的に形成
して、予め、スプリング部材8の一端部8aを当該係止
凹溝6に回動可能に係止する構成を採用しているが、本
発明は、これに限定されるものではなく、他端部8bと
同様に、当該一端部8aをも後から補強リブ壁5aの側
面に直に係止するように構成することも可能である。但
し、一端部8aを予め回動可能に係止しておけば、スプ
リング部材8の他端部8bを他方の分割体1B側の補強
リブ壁5bに係止する作業が容易となる利点がある。
【0024】次に、第二実施の形態に係る分割型フィル
ターを説明すると、該第二実施の形態のものは、図5に
示す如く、その前提構成においては、上記第一実施の形
態をそのまま踏襲するものであるが、異なるところは、
スプリング部材8に代えて、加熱溶着を利用して、一対
の分割体1A・1Bから円筒状のフィルター形態を得よ
うとした点にある。
【0025】この為、第二実施の形態にあっては、図6
にも示す如く、一方の分割体1Aに対しては、そのフレ
ーム2aの他側縁e2の中間部に先端部が鉤状を呈する
引締腕9を一体に延設すると共に、当該引締腕9を挾ん
だフレーム2aの他側縁e2の両端部に一段窪んだ溶着
部位10を一体に形成し、他方の分割体1Bに対して
は、そのフレーム2bの他側縁e2の中間部に上記引締
腕9の先端部を係止する受け壁11を一体に設けると共
に、当該受け壁11を挾んだフレーム2bの他側縁e2
の両端部に一段隆起した溶着部位12を一体に延設し、
且つ、引締腕9の先端部と受け壁11の当たり面にテー
パー形状を積極的に付与する構成となしている。
【0026】依って、第二実施の形態に係る分割型フィ
ルターを、同様に、オートマチック車における変速制御
ユニットのコントロールバルブのスプール部Vに装着す
る場合には、やはり、一対の分割体1A・1Bをヒンジ
部4を介して大きく開きながら、上記スプール部V上に
外嵌することとなるが、第二実施の形態にあっては、図
7に示す如く、各フレーム2a・2bの他側縁e2同士
を突き合わせながら、上記引締腕9の先端部を受け壁1
1に係止すると、一旦、一対の分割体1A・1Bを円筒
状のフィルター形態に仮止めできる。尚、この場合に
は、引締腕9の先端部と受け壁11とが完全に係止しな
いように設定しているので、一方の分割体1A側の溶着
部位10と他方の分割体1B側の溶着部位12とは十分
に重合していない。
【0027】そこで、最終的には、引締腕9を外側から
直線的に押圧すると、その当たり面のテーパー形状を利
用して、各フレーム2a・2bの他側縁e2側を周方向
に自動的に締め付けて、対向する一方の分割体1A側の
溶着部位10と他方の分割体1B側の溶着部位12同士
が上下方向で完全に接触して重合することとなるので、
後は、そのまま、超音波溶着などの公知手段で、上記溶
着部位10と溶着部位12とを加熱溶着すれば、これに
より、図8に示す如く、一対の分割体1A・1Bがスプ
ール部V上にその円筒状のフィルター形態をもって即座
に装着されることとなる。
【0028】尚、第二実施の形態にあっては、加熱溶着
で、各フレーム2a・2bの他側縁e2同士を接合する
関係で、当該他側縁e2同士のシール性が一層良好とな
ることは勿論であるが、特に、この加熱溶着に際して
は、従来のものと異なり、一対の分割体1A・1Bの仮
止め状態を利用して溶着することが可能となるので、溶
着作業が頗る簡単となると共に、溶着個所は濾過材3a
・3bから離れた各フレーム2a・2bの両端部側で済
むので、例え、濾過材3a・3bが樹脂製のものであっ
ても、溶着熱の影響を受けて、濾過材3a・3bが変形
する恐れは極めて少ない。
【0029】又、溶着部位10・12が存在しない個所
では、引締腕9と受け壁11との面接触によりシールさ
れることとなるので、全体としてのシール性が損なわれ
る心配はないが、必要に応じて、当該引締腕9と受け壁
11をも加熱溶着することは可能である。
【0030】最後に、第三実施の形態に係る分割型フィ
ルターを説明すると、該第三実施の形態のものは、第二
実施の形態に改変を加えたもので、特徴とするところ
は、図9・図10に示す如く、一方の分割体1Aに対し
ては、そのフレーム2aの他側縁e2の全巾域に先端部
が鉤状を呈する引締腕9を一体に連続して延設し、他方
の分割体1Bに対しては、同じく、そのフレーム2bの
他側縁e2の全巾域に上記引締腕9の先端部を係止する
受け壁11を一体に連続して設けて、当該連続する引締
腕9の両端部位9aと受け壁11の対応する両端部位1
1aとを、第二実施の形態における溶着部位10・12
として兼用する構成となしたものである。又、受け壁1
1上には連続する小突条13を形成し、引締腕9の先端
部と受け壁11の当たり面には連続したテーパー形状を
積極的に付与するものとする。
【0031】依って、第三実施の形態に係る分割型フィ
ルターを、同様に、オートマチック車における変速制御
ユニットのコントロールバルブのスプール部Vに装着す
る場合には、やはり、一対の分割体1A・1Bをヒンジ
部4を介して大きく開きながら、上記スプール部V上に
外嵌することとなるが、第三実施の形態にあっては、各
フレーム2a・2bの他側縁e2同士を突き合わせて、
連続する引締腕9の先端部を連続する受け壁11に係止
した後、既述した引締腕9の両端部位9aを同時に外側
から直線的に押圧すれば、その当たり面のテーパー形状
により、各フレーム2a・2bの他側縁e2同士が自動
的に締め付けられるので、そのまま、当該両端部位9a
と受け壁11の両端部位11a上に形成されている小突
条13とを加熱溶着すれば、これにより、図11に示す
如く、一対の分割体1A・1Bがスプール部V上にその
円筒状のフィルター形態をもって即座に装着されること
となる。
【0032】特に、第三実施の形態にあっては、剛性に
富んで濾過材3a・3bから離れた引締腕9の両端部位
9aと受け壁11の両端部位11aとを加熱溶着するも
のであるから、第二実施の形態と同様に、例え、濾過材
3a・3bが樹脂製のものであっても、溶着熱の影響を
受けて、濾過材3a・3bが変形する恐れは極めて少な
いことは言うまでもないが、これに加えて、その剛性を
利用して、各フレーム2a・2bの他側縁e2同士を確
実強固に締め付けることが可能となると共に、接合時
に、濾過材3a・3bが歪んだり伸長する恐れが極めて
少なくなる。
【0033】尚、溶着されない引締腕9と受け壁11の
中間部は、既述した確実強固な締め付け状態を得て、小
突条13を介在させた接触によりシールされることとな
るので、第二実施の形態と同様に、全体としてのシール
性が損なわれる心配はないが、当該中間部をも加熱溶着
することは可能である。又、連続する引締腕9の両端部
位9aと同受け壁11の両端部位11aとを溶着部位と
して兼用することは、第二実施の形態のものと比較する
と、金型形状の簡素化にも貢献できることとなる。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1の下では、各分割体のフレームの他側
縁同士を突き合わせて、スプリング部材を収納凹溝内に
収めながら、当該スプリング部材を各分割体のリブ壁間
に係止すれば、一対の分割体から円筒状のフィルター形
態が容易に得られる。しかも、斯る状態にあっては、ス
プリング部材が各フレームの中央部で対向するリブ壁に
係止しているので、スプリング部材の最も大きな弾性力
を利用して、各フレームの他側縁同士を強固に密着させ
て接合することが可能となるので、各フレームの他側縁
同士のシール性が頗る向上する。
【0035】又、請求項2の下では、これに加えて、ス
プリング部材の一端部が予め一方の分割体のリブ壁側に
回動可能に係止されているので、スプリング部材の他端
部を他方の分割体のリブ壁に係止する作業が容易とな
る。
【0036】請求項3の下では、各分割体のフレームの
他側縁同士を突き合わせて、引締腕を受け壁に係止する
と、一旦、一対の分割体を円筒状のフィルター形態に仮
止めできるので、後は、この仮止め状態を積極的に利用
して、各フレームの他側縁両端部に設けられている溶着
部位同士を溶着すれば、簡単な溶着作業の下で、やは
り、一対の分割体から円筒状のフィルター形態が容易に
得られる。しかも、斯る状態にあっては、各フレームの
他側縁同士が溶着で接合されているので、当該他側縁同
士のシール性が一層良好となることは勿論であるが、特
に、溶着個所は濾過材から離れた各フレームの両端部だ
けで済むので、例え、濾過材が樹脂製のものであって
も、溶着熱の影響を受けて、変形する恐れが極めて少な
い。
【0037】請求項4の下では、各分割体のフレームの
他側縁同士を突き合わせて、その他側縁両端部に設けら
れている引締腕と受け壁とを係止した後、各フレームの
他側縁側を溶着すれば、やはり、簡単な溶着作業の下
で、一対の分割体から円筒状のフィルター形態が容易に
得られる。しかも、斯る状態にあっても、両フレームの
他側縁側が溶着で接合されているので、当該他側縁同士
のシール性が良好となることは勿論であるが、特に、引
締腕と受け壁とが剛性に富んだ各分割体のフレームの他
側縁両端部に設けられているので、各フレームの他側縁
同士を周方向において確実強固に締め付けることが可能
となると共に、濾過材が歪んだり伸長する恐れも極めて
少ない。これに加えて、引締腕と受け壁の当たり面のテ
ーパー形状で、各フレームの他側縁同士を自動的に締め
付けられるので、溶着作業が一層簡単且つ確実に行える
こととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態に係る分割型フィルタ
ーを示す分解斜視図である。
【図2】(A)は一方の分割体側から示す側面図、
(B)は他方の分割体側から示す側面図、(C)は図2
AのA−A線断面図である。
【図3】スプール部に外嵌した状態を示す断面図であ
る。
【図4】(A)は一対の分割体をスプール部上で円筒状
のフィルター形態に接合した状態を示す断面図、(B)
は同平面図である。
【図5】本発明の第二実施の形態に係る分割型フィルタ
ーを示す斜視図である。
【図6】(A)は図5のB−B線断面図、(B)は図5
のC−C線断面図である。
【図7】スプール部に仮止め外嵌した状態を示す断面図
である。
【図8】(A)は一対の分割体をスプール部上で円筒状
のフィルター形態に接合した状態を示す断面図、(B)
は同平面図である。
【図9】本発明の第三実施の形態に係る分割型フィルタ
ーを示す斜視図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】(A)は一対の分割体をスプール部上で円筒状
のフィルター形態に接合した状態を示す断面図、(B)
は同平面図である。
【符号の説明】
1A 一方の分割体 1B 他方の分割体 2a フレーム 2b フレーム 3a 濾過材 3b 濾過材 4 ヒンジ部 5a 補強リブ壁(リブ壁) 5b 補強リブ壁(リブ壁) 6 係止凹溝 7a 収納凹溝 7b 収納凹溝 8 スプリング部材 8a スプリング部材の一端部 8b スプリング部材の他端部 8c スプリング部材の連絡部 9 引締腕 9a 引締腕の端部位 10 溶着部位 11 受け壁 11a 受け壁の端部位 12 溶着部位 13 小突条 e1 フレームの一側縁 e2 フレームの他側縁 V バルブのスプール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 知良 東京都渋谷区渋谷3丁目6番7号 株式 会社ゼクセル内 (56)参考文献 特開 平8−243314(JP,A) 特開 平2−180607(JP,A) 実開 昭53−116881(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 35/02 - 35/30 B01D 29/11 - 29/37 F16B 7/00 - 7/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の半円筒状を呈する分割体から成
    り、該各分割体は、その半円筒状の外郭を画成するフレ
    ームと、該フレームの内側に張設される濾過材とを備
    え、各分割体のフレームの一側縁同士をヒンジ部を介し
    て連結した分割型フィルターにおいて、上記各分割体の
    フレームの一側縁と他側縁間の中央部にその軸線方向と
    平行するリブ壁を設け、各分割体のフレームの側縁と直
    交する両端部の周方向にその他側縁から上記リブ壁に連
    続して至る収納凹溝を形成して、上記中央部で対向する
    リブ壁間にスプリング部材を上記収納凹溝内に収めなが
    ら係止することにより、各分割体のフレームの他側縁同
    士を接合させることを特徴とする分割型フィルター。
  2. 【請求項2】 スプリング部材の一端部が、予め、一方
    の分割体のリブ壁側に回動可能に係止していることを特
    徴とする請求項1記載の分割型フィルター。
  3. 【請求項3】 一対の半円筒状を呈する分割体から成
    り、該各分割体は、その半円筒状の外郭を画成するフレ
    ームと、該フレームの内側に張設される濾過材とを備
    え、各分割体のフレームの一側縁同士をヒンジ部を介し
    て連結した分割型フィルターにおいて、一対の分割体の
    内、一方の分割体のフレームの他側縁中間部に引締腕を
    設け、他方の分割体のフレームの他側縁中間部に当該引
    締腕を係止する受け壁を設けると共に、両分割体のフレ
    ームの他側縁両端部に対向する溶着部位を設けて、当該
    各溶着部位同士を溶着することにより、各分割体のフレ
    ームの他側縁同士を接合させることを特徴とする分割型
    フィルター。
  4. 【請求項4】 一対の半円筒状を呈する分割体から成
    り、該各分割体は、その半円筒状の外郭を画成するフレ
    ームと、該フレームの内側に張設される濾過材とを備
    え、各分割体のフレームの一側縁同士をヒンジ部を介し
    て連結した分割型フィルターにおいて、一対の分割体の
    内、一方の分割体のフレームの他側縁両端部に引締腕を
    設け、他方の分割体のフレームの他側縁両端部に当該引
    締腕を係止する受け壁を設け、引締腕と受け壁の当たり
    面をテーパー形状となして、両フレームの他側縁側を溶
    着することにより、各分割体のフレームの他側縁同士を
    接合させることを特徴とする分割型フィルター。
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