JP2000084334A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JP2000084334A
JP2000084334A JP10253647A JP25364798A JP2000084334A JP 2000084334 A JP2000084334 A JP 2000084334A JP 10253647 A JP10253647 A JP 10253647A JP 25364798 A JP25364798 A JP 25364798A JP 2000084334 A JP2000084334 A JP 2000084334A
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JP
Japan
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mesh
filter device
filter
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Pending
Application number
JP10253647A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kojo
充 湖上
Masakazu Kawada
雅一 川田
Haruhisa Tsuda
晴久 津田
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中子金型の装着が容易に行え、メッシュフィ
ルタをスポット溶接する必要がなくなるとともに、縦お
よび/または横の寸法を変えることなく表面積を変える
ことのできるフィルタ装置を提供する。 【解決手段】 所定の間隙をおいて対面させた一対の波
形に成形されたメッシュフィルタ12と、この一対のメ
ッシュフィルタ12の間の両端部分に位置して一対のメ
ッシュフィルタ12の間隙を閉塞するとともに、連結す
る一対の間隙閉塞リブ13と、一対のメッシュフィルタ
12と一対の間隙閉塞リブ13とからなる筒体14の一
方の開口14aを閉塞しないフランジ15Aと、筒体1
4の他方の開口14aを閉塞するフランジ15Bと、一
対のメッシュフィルタ12の山部分12bを収めるよう
に各山部分12bに位置する複数の補強リブ16とから
なり、各間隙閉塞リブ13、各フランジ15A,15B
および各補強リブ16は一体的に成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば車両のラ
ジエータとヒータコアとを連絡する経路内に挿入し、ア
ルミ屑などがヒータコアへ入らないように除去するフィ
ルタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は上記した従来のフィルタ装置を示
す斜視図、図7は図6に示したフィルタ装置を構成する
メッシュフィルタの斜視図である。これらの図におい
て、1はフィルタ装置を示し、筒状に丸めたメッシュフ
ィルタ2と、このメッシュフィルタ2の外側に軸対称で
メッシュフィルタ2の軸方向に位置する複数対の連結リ
ブ3と、メッシュフィルタ2の軸方向の両端部分に位置
し、メッシュフィルタ2の両端の開口の少なくとも一方
を閉塞しないようにメッシュフィルタ2の半径方向外側
へ延びる複数対の連結リブ3に連設された一対のフラン
ジ4A,4Bとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルタ装置1
は、インサート成形する前にメッシュフィルタ2を筒状
に形成しなけらばならないので、図7に示すように、メ
ッシュフィルタ2を筒状に丸めて複数個所スポット溶接
2aする必要がある。また、メッシュフィルタ2の線径
が太くなると、メッシュフィルタ2に剛性がでてくるた
め、中子金型のメッシュフィルタ2内への挿入が行いに
くくなる。さらに、表面積を大きくするためにはメッシ
ュフィルタ2の直径を大きくしなければならないので、
縦および横の寸法が大きくなるなどの不都合があった。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、中子金型の装着が容易に行
え、メッシュフィルタをスポット溶接する必要がなくな
るとともに、縦および/または横の寸法を変えることな
く表面積を変えることのできるフィルタ装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるフィル
タ装置は、波形に成形されて波形の軸と直交する両端に
所定の間隙をおいて対面させた一対のメッシュフィルタ
と、このメッシュフィルタの波形の軸方向と直交する一
対のメッシュフィルタの間の両端部分に位置して一対の
メッシュフィルタの間隙を閉塞するとともに、一対のメ
ッシュフィルタを連結する一対の間隙閉塞リブと、この
一対の間隙閉塞リブと一対のメッシュフィルタとからな
る筒体の両端の少なくとも一方の開口を閉塞しないよう
に、筒体の軸方向の両端部分に位置して筒体の外側へ延
び、一対の間隙閉塞リブに連設された一対のフランジと
からなるものである。そして、一対のメッシュフィルタ
の山部分と谷部分との少なくとも一方を収めるように山
部分および/または谷部分の位置に位置して一対のフラ
ンジに連設された補強リブを設けるのが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
フィルタ装置を示す斜視図、図2は図1のA−A線によ
る断面図、図3は図1および図2に示したメッシュフィ
ルタの拡大平面図である。
【0007】これらの図において、11はフィルタ装置
を示し、所定の間隔をおいて対面させた一対のメッシュ
フィルタ12と、このメッシュフィルタ12の間の両端
部分に位置して一対のメッシュフィルタ12の間隙を閉
塞するとともに、一対のメッシュフィルタ12を連結す
る一対の間隙閉塞リブ13と、一対のメッシュフィルタ
12と一対の間隙閉塞リブ13とからなる筒体14の両
端の少なくとも一方の開口を閉塞しないように、筒体1
4の軸方向の両端部分に位置して筒体14の外側へ延び
る一対のフランジ15A,15Bと、一対のメッシュフ
ィルタ12の各山部分12bを収めるように各山部分1
2bの位置に位置する補強リブ16と構成されている。
【0008】上記した一対のメッシュフィルタ12は、
平面部分12a、山部分12b、谷部分12cが連なる
波形に成形されている。そして、山部分12bまたは谷
部分12cの軸と直交する平面部分12aの両端部分
は、内側へ円弧状に折り曲げた折り曲げ部分12dとさ
れている。また、一対の間隙閉塞リブ13、一対のフラ
ンジ15A,15Bおよび各補強リブ16は、一体的に
成形されている。なお、フランジ15Aの外形はフラン
ジ15Bの外径よりも大きく、フランジ15Bは筒体1
4の一方の開口14aを閉塞している。
【0009】図4は図1に示したフィルタ装置をインサ
ート成形する説明図である。図4において、21は中子
金型を示し、対面させた一対(2つ)のメッシュフィル
タ12の間に挿入されるものであり、一対のメッシュフ
ィルタ12の折り曲げ部分12dを収容する凹部21a
が設けられるとともに、各山部分12bの内側に間隙を
形成するように複数の平坦部21bが設けられている。
【0010】22は主金型を示し、2つの対称で同形の
分割金型23で構成され、メッシュフィルタ12を介し
て中子金型21の周囲に配設されるとともに、中子金型
21の下側部分との間にフランジ15Aの成形空間を形
成し、中子金型21の上端との間にフランジ15Bの成
形空間を形成するものであり、中子金型21の各凹部2
1aと対面させて凹部23aが設けられるとともに、中
子金型21の各平坦部21bに対面させて凹部23bが
設けられている。なお、凹部21a,23aで間隙閉塞
リブ13の成形空間を形成し、凹部21b,23bで補
強リブ16の成形空間を形成する。
【0011】次に、フィルタ装置11の成形について説
明する。まず、所定の長方形に製作した、例えばSUS
製のメッシュ平板を、図3に示すように、波形に成形し
てメッシュフィルタ12とする。次に、図4に示すよう
に、一対のメッシュフィルタ12を対面させて中子金型
21にセットした後、一対のメッシュフィルタ12を囲
むように一対の分割金型23をセットする。そして、プ
ラスチックを湯口から注入して固化させた後、中子金型
21を抜き取るとともに、一対の分割金型23を取り外
すと、図1および図2に示すフィルタ装置11を得るこ
とができる。
【0012】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、一対のメッシュフィルタ12を中子金型21へ
装着することにより、一対のメッシュフィルタ12の間
への中子金型21の装着が行えるので、中子金型21の
装着が容易に行える。また、フィルタ装置11をインサ
ート成形する際、一対のメッシュフィルタ12は両端の
間隙を一対の間隙閉塞リブ13で閉塞されるとともに、
連結されるので、一対のメッシュフィルタ12をスポッ
ト溶接する必要がなくなり、フィルタ装置11の製作が
容易に行える。
【0013】さらに、メッシュフィルタ12を波形にし
たので、メッシュフィルタ12の波形の数を増減するこ
とにより、縦(フランジ15Aの縦)および/または横
(フランジ15Aの横)の寸法を変えることなく表面積
を変えることができ、表面積を変化させることのできる
自由度がある。また、山部分12bに補強リブ16を設
けたので、フィルタ装置11の強度を向上させることが
できる。
【0014】図5は図1に示したフィルタ装置11の使
用例を示す説明図である。図5において、31は流路用
ハウジングを示し、プラスチックで成形したハウジング
本体32と、プラスチックで成形され、ハウジング本体
32の開口32aを閉塞する蓋体33とで構成されてい
る。そして、ハウジング本体32は、一端が矩形の開口
32aで開放し、他端に内部に連通する筒部32bが設
けられ、内面に係止部32cが設けられるとともに、こ
の係止部32aよりも開口32a側の周面に、内部に連
通する筒部32dが設けられている。
【0015】また、蓋体33には、ハウジング本体32
内へ入り、係止部32cとでフランジ15Aを挟持して
固定する押圧部33aが設けられている。なお、フラン
ジ15Aの外形は、ハウジング本体32内に嵌合する大
きさとされている。
【0016】次に、動作について説明する。まず、筒部
32bからハウジング本体32内へ流入する気体は、フ
ランジ15Bが筒体14の他方の開口14aを閉塞して
いるので、メッシュフィルタ12の外周側へ迂回した
後、メッシュフィルタ12の外周からメッシュフィルタ
12を通過してフランジ15A側の開口14aから筒部
32dへ流出する。このように気体がメッシュフィルタ
12を通過するとき、気体に含まれている屑などが除去
される。
【0017】上記した実施形態では、フランジ15Bで
筒体14の他方の開口14aを閉塞したが、フランジ1
5Bが筒体14の他方の開口14aを閉塞せず、両開口
14aからの流体が筒体14内へ流入した後にメッシュ
フィルタ12を通過してメッシュフィルタ12の外周へ
流出したり、メッシュフィルタ12の外周からの流体が
メッシュフィルタ12を通過して筒体14内へ流入した
後に両開口14aへ流出するものであってもよい。
【0018】また、補強リブ16を、山部分12bのみ
に設けたが、谷部分12cのみに設けたり、または山部
分12bおよび谷部分12cに設けたり、所要数の山部
分12bおよび所要数の谷部分12cに設ける構成であ
っても同様な効果を得ることができる。さらに、メッシ
ュフィルタ12をSUS製とした例で説明したが、メッ
シュフィルタ12は、プラスチックで成形したものなど
であってもよいことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、一対
のメッシュフィルタを中子金型へ装着することにより、
一対のメッシュフィルタの間への中子金型の装着が行え
るので、中子金型の装着が容易に行える。また、フィル
タ装置をインサート成形する際、一対のメッシュフィル
タは両端の間隙を一対の間隙閉塞リブで閉塞されるとと
もに、連結されるので、一対のメッシュフィルタをスポ
ット溶接する必要がなくなり、フィルタ装置の製作が容
易に行える。
【0020】さらに、メッシュフィルタを波形にしたの
で、メッシュフィルタの波形の数を増減することによ
り、縦および/または横の寸法を変えることなく表面積
を変えることができ、表面積を変化させることのできる
自由度がある。また、補強リブを設けたので、フィルタ
装置の強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるフィルタ装置を示
す斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1および図2に示したメッシュフィルタの拡
大平面図である。
【図4】図1に示したフィルタ装置をインサート成形す
る説明図である。
【図5】図1に示したフィルタ装置の使用例を示す説明
図である。
【図6】従来のフィルタ装置を示す斜視図である。
【図7】図6に示したフィルタ装置を構成するメッシュ
フィルタの斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルタ装置 2 メッシュフィルタ 2a スポット溶接 3 連結リブ 4 フランジ 11 フィルタ装置 12 メッシュフィルタ 12a 平面部分 12b 山部分 12c 谷部分 12d 折り曲げ部分 13 間隙閉塞リブ 14 筒体 14a 開口 15A フランジ 15B フランジ 16 補強リブ 21 中子金型 21a 凹部 21b 平坦部 22 主金型 23 分割金型 23a 凹部 23b 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 晴久 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 Fターム(参考) 4D058 JA14 JB03 JB24 KA01 KA08 KA11 KA14 SA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形に成形されて前記波形の軸と直交す
    る両端に所定の間隙をおいて対面させた一対のメッシュ
    フィルタと、 前記波形の軸方向と直交する前記一対のメッシュフィル
    タの間の両端部分に位置して前記一対のメッシュフィル
    タの間隙を閉塞するとともに、前記一対のメッシュフィ
    ルタを連結する一対の間隙閉塞リブと、 この一対の間隙閉塞リブと前記一対のメッシュフィルタ
    とからなる筒体の両端の少なくとも一方の開口を閉塞し
    ないように、前記筒体の軸方向の両端部分に位置して前
    記筒体の外側へ延び、前記一対の間隙閉塞リブに連設さ
    れた一対のフランジと、 を備えるフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィルタ装置におい
    て、 前記一対のメッシュフィルタの山部分と谷部分との少な
    くとも一方を収めるように前記山部分および/または前
    記谷部分の位置に位置して前記一対のフランジに連設さ
    れた補強リブを設けた、 ことを特徴とするフィルタ装置。
JP10253647A 1998-09-08 1998-09-08 フィルタ装置 Pending JP2000084334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355509A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 Nifco Inc メッシュとその製造方法、及びメッシュを用いたフィルタとその製造方法
JP2011148312A (ja) * 2011-02-09 2011-08-04 Nifco Inc メッシュ、そのメッシュを用いたフィルタとそのフィルタの製造方法
JP2014208983A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 ダイキョーニシカワ株式会社 フィルタ及びオイルストレーナ

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011148312A (ja) * 2011-02-09 2011-08-04 Nifco Inc メッシュ、そのメッシュを用いたフィルタとそのフィルタの製造方法
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