JP2994366B1 - 展示ケース - Google Patents

展示ケース

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JP2994366B1
JP2994366B1 JP28329998A JP28329998A JP2994366B1 JP 2994366 B1 JP2994366 B1 JP 2994366B1 JP 28329998 A JP28329998 A JP 28329998A JP 28329998 A JP28329998 A JP 28329998A JP 2994366 B1 JP2994366 B1 JP 2994366B1
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博行 小寺
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Abstract

【要約】 【課題】 展示ケースの手が届かないような高所に設け
られた固定機構による可動障子の固定を容易に解除する
ことができるようにする。 【解決手段】 枠体の上枠部3aには、回動挟持部材6
2の上端部を回動自在に設ける。回動挟持部材62は、
図1に示す固定位置まで回動させると、固定挟持部61
とで可動障子4を挟持し、閉位置に固定する。上枠部3
aと回動挟持部材62との間には、ロック機構8を設け
る。ロック機構8は、回動挟持部材62を固定位置から
若干上方の所定位置まで回動させると、一対の挟持爪8
1b,81bが可動部材82の球部82aを挟持し、回
動挟持部62をロックする。ロック状態において、回動
挟持部62を若干上方へ回動させると、一対の挟持爪8
1b,81bが球部82aを解放し、ロック機構8によ
る回動挟持部材62に対するロックが解除され、回動挟
持部材62は固定位置から下方へ回動可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美術品等を展示す
るための展示ケース、特に引戸タイプの障子によって開
閉される展示ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の障子としては、図6に示
す壁付けタイプの展示ケース1がある。この展示ケース
1は、側壁(躯体)2に形成された収容凹部2aを有し
ており、この収容凹部2aの開口部には、上下の枠部3
a,3bおよび左右の枠部3c,3dからなる支持枠3
が設けられている。支持枠体3の左右両端部には可動障
子4がそれぞれ配置され、中央部には1または複数の固
定障子5が嵌め殺し状態に配置されている。図7に示す
ように、可動障子4は、四角形の透明な板ガラス4aと
その全周にわたって設けられた枠体4bとから構成され
ている。固定障子5も同様に構成されている。なお、展
示ケース1が小型である場合には、枠体3の一端部にの
み可動障子4が設けられ、他端部に一つの固定障子5が
設けられることもある。
【0003】上記可動障子4は、左枠3c(右枠3d)
と固定障子5との間における収容凹部2aの開口部を開
閉するためのものであり、閉時には、左枠3c(右枠3
d)と固定障子5との間に入り込み、固定障子5と同一
平面上に位置している(以下、このときの可動障子4の
位置を閉位置という。)。可動障子4は、閉位置から前
方(収容凹部2aの外部O側)へ移動可能であり、可動
障子4を一旦前方へ移動させた後、固定障子5側へ移動
させることにより、収容凹部2aの左右の開口部を開く
ことができる。したがって、開いた可動障子4を閉じる
場合には、左枠3c(右枠3d)側へ移動させた後、後
方(収容凹部2aの内部I側)へ移動させることにな
る。
【0004】図7に示すように、支持枠3の上枠部3a
には、可動障子4を閉位置に固定するための固定機構
(固定手段)6が設けられている。固定機構6は、可動
障子4が閉位置から前方へ移動するのを阻止することに
よって可動障子4を閉位置に位置固定するものであり、
上枠部3aにそれぞれ設けられた固定挟持部61と回動
挟持部材(可動挟持部)62とを有している。回動挟持
部材62は、断面L字状に形成されており、上枠部3a
に形成された切欠き部3e内に配置されている。回動挟
持部材62の上端部は、上枠部3aに軸線を水平方向に
向けたヒンジ63を介して回動自在に設けられている。
回動挟持部材62を図7において実線で示す固定位置に
回動させると、その下端部先端に設けられたシール部材
1が固定挟持部61のシール部材S2とで可動障子4の
枠体4bの上部を挟持する。これにより、可動障子4が
閉位置に位置固定される。その一方、回動挟持部材62
を図7において想像線で示す解除位置に回動させると、
シール部材S1が可動障子4から外部O側へ移動する。
この結果、可動障子4が前方へ移動可能になり、開くこ
とが可能になる。なお、固定機構6は、1つだけ設けら
れることもあり、左右方向に互いに離れて複数設けられ
ることもある。
【0005】回動挟持部材62を固定位置にロックし、
ひいては可動障子4を閉位置に位置固定するために、上
枠部3aと回動挟持部材62との間には、ロック機構7
が設けられている。ロック機構7は、上枠部3aに固定
された固定係止片71と、回動挟持部材62の下端部先
端側に上下に延びる軸線を中心として回動可能に設けら
れた操作軸72とを有している。この操作軸7の上端部
には、回動係止片73の基端部が固定されている。この
回動係止片73の先端部は、操作軸72を図7に示す所
定のロック位置に回動させると、固定係止片71に係合
し、回動挟持部材62を固定位置にロックする。その状
態から回動係止片73を若干回動させると、回動係止片
73が固定係止片71から外れる。それにより、回動挟
持部材62が解除位置側へ回動可能になり、自重によっ
て解除位置まで回動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の展示ケース
においては、操作軸72が上枠部3aに設けられてい
て、その操作部72aに手が届かないため、可動障子4
を開閉する場合には、その都度、展示ケース1の前に脚
立、梯子等を運んで操作軸72を操作しなければならな
い。このため、可動障子4の開閉の都度、多大の労力お
よび手間を必要とするという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、この発明は、躯体に閉位置と開位置との間を移動
可能に設けられた可動障子と、上記閉位置に位置する上
記可動障子の上端部を上記躯体に固定する固定手段と、
上記可動障子の上端部近傍の上記躯体に設けられ、上記
固定手段による上記可動障子の固定を解除する解除部材
とを備えた展示ケースにおいて、上記解除部材を上記躯
体に上下方向へ移動可能に設け、上記解除部材を上方へ
押圧移動させることにより、上記固定手段による上記可
動障子の固定を解除させることを特徴としている。この
場合、上記固定手段が、上記躯体に固定して設けられた
固定挟持部と、上記躯体に上記可動障子に対して接近離
間するように変位可能に設けられ、上記固定挟持部とに
より上記可動障子の上端部の前後両面を挟持して可動障
子を閉位置に固定する可動挟持部と、この可動挟持部と
上記躯体との間に設けられ、上記可動挟持部を上記可動
障子を挟持する挟持位置にロックするロック手段とを有
しており、上記解除部材は上記ロック手段のロックを解
除することにより、上記固定手段による上記可動障子の
固定を解除することが望ましい。上記可動挟持部の先端
部が上記挟持位置近傍においてほぼ上下方向へ変位する
ように、基端部が上記躯体に水平な軸線を中心として上
下方向へ回動可能に設けられていることが望ましい。上
記ロック手段が、上記躯体に設けられた本体と、上記可
動挟持部の先端部に設けられ、上記可動挟持部が上下方
向へ回動することにより、上記本体に対してほぼ上下方
向へ相対的に接近離間移動する可動部材と、上記本体に
設けられ、上記可動部材が本体に対して上方へ所定の位
置まで接近移動すると可動部材を本体に係止し、係止状
態から可動部材が上方へ所定距離だけ移動すると可動部
材を解放する係止機構とを有しており、上記可動部材が
上記解除部材として兼用されていることが望ましい。上
記固定手段が、上記躯体と上記可動障子とのいずれか一
方に設けられた永久磁石と、他方に設けられた磁性片と
を有しており、上記永久磁石によって上記磁性片を吸着
することにより、上記可動障子を閉位置に固定すること
が望ましい。上記可動障子には、上記解除部材が上方へ
移動したときにその上端部に突き当たる当接部が設けら
れており、この当接部と上記解除部材の上端部とのいず
れか一方には、上記解除部材の上方への移動を上記磁性
片が上記永久磁石から離間する方向への上記可動障子の
移動に変換するカム面が形成されていることが望まし
い。上記躯体には、揺動部材がほぼ水平に、かつ水平な
軸を中心として回動可能に設けられ、この揺動部材の
端部に上記解除部材が設けられていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図5を参照して説明する。なお、以下に述べ
る実施の形態において、上記従来例と同様な部分には、
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる構
成についてのみ説明する。
【0009】図1および図2は、この発明の一実施の形
態を示すものであり、この実施の形態の展示ケースにお
いては、上記従来の展示ケースのロック機構7に代えて
ロック機構(ロック手段)8が用いられている。ロック
機構8は、本体81と可動部材82とを備えている。本
体81は、支持枠3の上枠部3aにブラケット83を介
して固定されており、その下部には、挟持機構(係止機
構)81aが設けられている。この挟持機構81aは、
互いに接近、離間移動可能な一対の挟持爪81b,81
bを有している。一方、可動部材82であるが、回動挟
持部材62の下端部の先端側には、ブラケット84が設
けられており、このブラケット84の上面に可動部材8
2が固定されている。可動部材82の上端部には、球部
82aが形成されている。
【0010】可動部材82の球部82aは、回動挟持部
材62を解除位置側から固定位置まで上方へ回動させる
と、その回動に伴って上方へ移動し、一対の挟持爪81
b,81bに突き当たる。その後、回動挟持部材62を
さらに所定の若干距離だけ上方へ回動させると、一対の
挟持爪81b,81bが互いに接近移動し、球部82a
を介して回動挟持部材62を若干押し下げるとともに、
球部82aを挟持する。これにより、回動挟持部材62
が固定位置に固定され、ひいては可動障子4が閉位置に
位置固定される。挟持爪81b,81bが球部82aを
挟持した状態において、回動挟持部材62を若干上方へ
回動させて、可動部材82を若干上方へ移動させると、
挟持爪81b,81bが互いに離間移動し、球部82a
を解放する。これにより、回動挟持部材62が固定位置
から図2に示す解除位置側へ回動可能になる。このよう
な構成、作用を有するロック機構は周知であるのでその
詳細な説明は省略するが、例えばワンタッチ キャッチ
(タキゲン製造株式会社の商品名)を用いることができ
る。なお、この実施の形態では可動部材82が固定機構
6の解除部材として兼用されている。
【0011】上記回動挟持部材62の下端部先端側に
は、孔62aが形成されており、この孔62aから受け
部材85が挿入され、上記ブラケット84内に固定され
ている。この受け部材85の下面には、凹部85aが形
成されている。
【0012】上記構成の展示ケースにおいて、可動障子
4を閉位置に固定する場合には、まず図2に示すよう
に、可動障子4を閉位置に位置させる。次に、押棒Bの
上端部を凹部85aに挿入し、回動挟持部材62を固定
位置を所定距離だけ越えた位置まで回動させる。この場
合、押棒Bの上端部が凹部85aに挿入されているの
で、押棒Bの上端部が回動挟持部材62から滑って外れ
ることがない。その後、押棒Bを凹部85aから抜き出
す。すると、一対の挟持爪81b,81bが、回動挟持
部材62を可動部材82を介して固定位置まで押し戻す
とともに、可動部材82の球部82aを挟持する。これ
により、回動挟持部材62が固定位置に固定され、回動
挟持部材62と固定挟持部61とによって可動障子4が
閉位置に固定される。
【0013】可動障子4を開く場合には、凹部85aに
押棒Bの上端部を挿入し、固定位置に位置している回動
挟持部材62を若干上方へ回動させる。回動挟持部材6
2を上方へ回動させると、一対の挟持爪81b,81b
が可動部材82によって上方へ押される結果、互いに離
間して可動部材82の球部82aを解放する。その後、
押棒Bを下方に離すと、回動挟持部材62がその自重に
よって解除位置まで回動する。勿論、上枠部3aと回動
挟持部材62との間に、回動挟持部材62を下方へ付勢
するバネ等の付勢手段を設けておき、この付勢手段によ
って回動挟持部材62を解除位置まで回動させるように
してもよい。回動挟持部材62が解除位置まで回動する
と、可動障子4が前方へ移動可能になる。そこで、可動
障子4前方へ移動させた後、固定障子5(図4参照)側
へ移動させることにより、可動障子4を開くことができ
る。
【0014】このように、この発明の展示ケースにおい
ては、回動挟持部材62を上方へ回動させ、それによっ
て可動部材82を上方へ移動させるだけで固定手段6に
よる可動障子4に対する固定およびその解除を行うこと
ができるので、固定および解除に際しては、押棒Bを手
に持って回動挟持部材62を上方へ押すだけで済み、脚
立等を用いる必要が全くない。したがって、労力および
手間を軽減することができ、可動障子4の開閉を容易に
行うことができる。
【0015】図3(A),(B)は、この発明の他の実
施の形態を示すものであり、この実施の形態の展示ケー
スは、閉位置に位置している可動障子4を一旦後方(収
容凹部2aの内部I側)へ移動させた後、固定障子5側
へ移動させることによって可動障子4を開くように構成
されており、可動障子4を閉位置に移動させると、可動
障子4の枠体4bの上部前面が、上枠部3aに設けられ
たシール部材S3に押圧接触するようになっている。
【0016】また、この実施の形態においては、固定手
段6に代えて固定手段6′が用いられている。すなわ
ち、支持枠3の上枠部3aには、永久磁石64がブラケ
ット65を介して固定されている。この永久磁石64
は、その一対の磁極64a,64bを後方に向けて配置
されている。一方、可動障子4の枠体4bの上面には、
磁性金属からなる板部材(磁性片)66が設けられてい
る。この板部材66は、一対の磁極64a,64bと対
向する対向部66aを有している。この対向部66a
は、可動障子4を閉位置に移動させると、一対の磁極6
4a,64bによって吸着されるように配置されてい
る。対向部66aが磁極64a,64bに吸着されるこ
とにより、可動障子4が閉位置に固定される。
【0017】永久磁石64による可動障子4の固定を解
除するために、上枠部3aの下端部には、解除部材67
が上下方向へ移動可能に設けられている。この解除部材
67の下端部は、上枠部3aから下方に突出しており、
その下端面を上記押棒B(図2参照)等によって押すこ
とにより、解除部材67を上方へ移動させることができ
る。そこで、解除部材67の下端面にも、押棒Bの先端
部を挿入するための凹部を形成するのが望ましい。解除
部材67の中間部には、リング部67aが形成されてい
る。このリング部67aが上枠部3aの下端部上面に突
き当たることにより、解除部材67の下方への移動が規
制され、板材68に突き当たることにより、上方への移
動が規制されている。
【0018】解除部材67の上端面には、収容凹部2a
の内部I側から外部O側へ向かって斜め上方に傾斜する
カム面67bが形成されている。一方、上記板部材66
には、外部O側へ向かって水平に延びる当接部66bが
形成されている。この当接部66bの先端部は、図3
(A)に示すように、可動障子4が閉位置に位置してい
るときカム面67bの上方に位置している。したがっ
て、解除部材67を上方へ移動させると、図3(B)に
示すように、カム面67bが当接部66bの先端部に突
き当たって内部I側へ向かって水平に押す。その結果、
板部材66が磁極64a,64bから離され、ひいては
固定手段6′による可動障子4の固定が解除される。
【0019】この実施の形態の展示ケースにおいても、
解除部材67を上方へ押すだけで固定機構6′による可
動障子4の固定を解除することができるので、脚立等を
用いることなく、押棒B等を用いることにより、固定機
構6′による可動障子4の固定を容易に解除することが
できる。また、可動障子4を閉位置に移動させると、永
久磁石64が板部材66を磁気吸着して可動障子4を位
置固定する。したがって、固定のための操作を全く行う
必要がない。
【0020】図4および図5に示す実施の形態は、図3
に示す実施の形態を変形させたものであり、この実施の
形態においては、解除部材67が揺動部材69に設けら
れている。すなわち、上枠部3aの下面部に左右に長い
長方形状をなす切欠き3fが形成されている。この切欠
き3f内には、揺動部材69が配置されている。この揺
動部材69の中央部は、上枠部3aに設けられた断面コ
字状の支持板91に水平な軸92を介して揺動自在に支
持されている。揺動部材69と支持板91との一端部
(図5において左端部)間には、付勢手段93が設けら
れている。この付勢手段93は、揺動部材69の一端部
を上方へ引っ張ることにより、揺動部材69の他端部を
下方へ回動するように付勢している。ただし、揺動部材
69は、水平になると上枠部3aまたは支持板91に設
けられたストッパ(図示せず)に突き当たり、それ以上
は他端部が下方へ回動することができなくなっている。
揺動部材69の他端部には、解除部材67が軸94を介
して回動可能に連結されている。ただし、解除部材67
は、支持板91を上下方向へ移動自在に貫通することに
より、揺動部材69の回動位置に拘わらず、常時上下方
向を向くようになっている。
【0021】この実施の形態においては、揺動部材69
の他端部(図5において右端部)を押棒B(図3参照)
等により付勢手段93の付勢力に抗して上方へ押し、解
除部材67を上方へ移動させることにより、固定機構
6′による可動障子4の固定を解除することができる。
揺動部材67を上方へ押すための押棒B等を揺動部材6
9から下方に離すと、揺動部材91は付勢手段93の付
勢力により水平な元の位置に自動的に復帰する。押棒B
によって揺動部材69を上方へ押す際に、押棒Bが揺動
部材69から外れないようにするために、揺動部材69
の右端部下面に凹部が形成するのが望ましい。
【0022】なお、この発明は上記の実施の形態に限定
されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、この
発明は、壁付けタイプの展示ケース1以外の、独立タイ
プの展示ケースにも適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の展示ケ
ースによれば、脚立等を用いることなく、固定手段によ
る可動障子の固定を容易に解除することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の要部を、可動障子を
固定機構によって固定した状態で示す断面図である。
【図2】同実施の形態を、可動障子の固定を解除した状
態で示す断面図である。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す図であって、
図3(A)は可動障子を固定機構によって固定した状態
で示す断面図、図3(B)は固定機構による可動障子の
固定を解除した状態で示す断面図である。
【図4】この発明のさらに他の実施の形態を、可動障子
を固定機構によって固定した状態で示す断面図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】この発明に係る展示ケースの一例を示す図であ
って、図6(A)はその正面図、図6(B),(C)は
それぞれ図6(A)のB−B、C−C断面図である。
【図7】図6のX−X拡大断面図である。
【符号の説明】
1 展示ケース 2 側壁(躯体) 4 可動障子 6′ 固定機構(固定手段) 8 ロック機構(ロック手段) 61 固定挟持部 62 回動挟持部材(可動挟持部) 64 永久磁石 66 板部材(磁性片) 66b 当接部 67 解除部材 67b カム面 69 揺動部材 81 本体 81a 挟持機構(係止機構) 82 可動部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体に閉位置と開位置との間を移動可能
    に設けられた可動障子と、上記閉位置に位置する上記可
    動障子の上端部を上記躯体に固定する固定手段と、上記
    可動障子の上端部近傍の上記躯体に設けられ、上記固定
    手段による上記可動障子の固定を解除する解除部材とを
    備えた展示ケースにおいて、上記解除部材を上記躯体に
    上下方向へ移動可能に設け、上記解除部材を上方へ押圧
    移動させることにより、上記固定手段による上記可動障
    子の固定を解除させるように構成され、上記固定手段
    が、上記躯体と上記可動障子とのいずれか一方に設けら
    れた永久磁石と、他方に設けられた磁性片とを有し、上
    記永久磁石によって上記磁性片を吸着することにより、
    上記可動障子を閉位置に固定することを特徴とする展示
    ケース。
  2. 【請求項2】 上記可動障子には、上記解除部材が上方
    へ移動したときにその上端部に突き当たる当接部が設け
    られており、この当接部と上記解除部材の上端部とのい
    ずれか一方には、上記解除部材の上方への移動を上記磁
    性片が上記永久磁石から離間する方向への上記可動障子
    の移動に変換するカム面が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の展示ケース。
  3. 【請求項3】 上記躯体には、揺動部材がほぼ水平に、
    かつ水平な軸を中心として回動可能に設けられ、この揺
    動部材の一端部に上記解除部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の展示ケース。
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