JP2562741B2 - 低温ショーケースの扉施錠装置 - Google Patents
低温ショーケースの扉施錠装置Info
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- JP2562741B2 JP2562741B2 JP3137933A JP13793391A JP2562741B2 JP 2562741 B2 JP2562741 B2 JP 2562741B2 JP 3137933 A JP3137933 A JP 3137933A JP 13793391 A JP13793391 A JP 13793391A JP 2562741 B2 JP2562741 B2 JP 2562741B2
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- locking
- hole
- door
- lock plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温ショーケースの扉
施錠装置に関する。
施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ショーケース本体の開口部を開閉するよ
うに、少なくとも上下一対の透明な扉を配置している低
温ショーケースにおいて、営業外時にこれら透明な扉を
開かないように錠止する方法として、実開昭62−16
0284号公報に示すようなものが提案されている。
うに、少なくとも上下一対の透明な扉を配置している低
温ショーケースにおいて、営業外時にこれら透明な扉を
開かないように錠止する方法として、実開昭62−16
0284号公報に示すようなものが提案されている。
【0003】この施錠装置は、上の透明な扉の一側下部
に出入り自在の施錠体を設け、施錠時にこの施錠体を引
き出し、下の透明な扉の固定金具と一緒に南京錠にて錠
止している構造である。
に出入り自在の施錠体を設け、施錠時にこの施錠体を引
き出し、下の透明な扉の固定金具と一緒に南京錠にて錠
止している構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置である
と、施錠体11を外装体8内に出没自在に取り付ける複
雑な構成となっており、組立性の困難さ、また施錠操作
の不便さがある。
と、施錠体11を外装体8内に出没自在に取り付ける複
雑な構成となっており、組立性の困難さ、また施錠操作
の不便さがある。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、構成的に簡単
で、確実な施錠が図られ、操作性の良い改善された低温
ショーケースの扉施錠装置を提供することを目的とす
る。
で、確実な施錠が図られ、操作性の良い改善された低温
ショーケースの扉施錠装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ショーケース
本体の開口部を開閉する、少なくとも上下一対の透明な
扉を配置したものにおいて、下位扉の非枢支側側面に上
部を枢着され、施錠時に上方へ倒立回動されるロックプ
レートと、このロックプレートの倒立回動時、ロックプ
レートのロック穴と合致する固定穴を有しているショー
ケース本体側のロック用固定金具と、このロック用固定
金具の固定穴と前記ロック穴に錠腕を挿通してロックす
る錠とを備え、施錠時のロックプレート端部を係止する
上位扉側の係止ピンと、非施錠時、吊り下げ状態となる
ロックプレートの端部を固定する下位扉側の吸着マグネ
ット又は係止ピンとより構成されるものである。
本体の開口部を開閉する、少なくとも上下一対の透明な
扉を配置したものにおいて、下位扉の非枢支側側面に上
部を枢着され、施錠時に上方へ倒立回動されるロックプ
レートと、このロックプレートの倒立回動時、ロックプ
レートのロック穴と合致する固定穴を有しているショー
ケース本体側のロック用固定金具と、このロック用固定
金具の固定穴と前記ロック穴に錠腕を挿通してロックす
る錠とを備え、施錠時のロックプレート端部を係止する
上位扉側の係止ピンと、非施錠時、吊り下げ状態となる
ロックプレートの端部を固定する下位扉側の吸着マグネ
ット又は係止ピンとより構成されるものである。
【0007】また、ショーケース本体の開口部を開閉す
る、少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにお
いて、下位扉の非枢支側側面に縦向きに突設した略コ字
状の支持金具と、この支持金具に長穴を介して連繋さ
れ、かつこの支持金具を摺動しつつ上下に反転回動自在
とされたロックプレートと、このロックプレートを上方
回動した時、そのロックプレートのロック穴に合致する
固定穴を有しているショーケース本体側のロック用固定
金具と、このロック用固定金具の固定穴と前記ロック穴
に錠腕を挿通してロックする錠とを備え、前記ロックプ
レートには該ロックプレートを上方へ倒立回動させる施
錠時に、上位扉側面に設けた係止ピンと嵌合する溝穴
と、下方へ回動され吊り下げ状態となる非施錠時に下位
扉側面に設けた係止ピンと嵌合する溝穴とが上下に一体
に連設されている係合孔が設けられているものである。
る、少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにお
いて、下位扉の非枢支側側面に縦向きに突設した略コ字
状の支持金具と、この支持金具に長穴を介して連繋さ
れ、かつこの支持金具を摺動しつつ上下に反転回動自在
とされたロックプレートと、このロックプレートを上方
回動した時、そのロックプレートのロック穴に合致する
固定穴を有しているショーケース本体側のロック用固定
金具と、このロック用固定金具の固定穴と前記ロック穴
に錠腕を挿通してロックする錠とを備え、前記ロックプ
レートには該ロックプレートを上方へ倒立回動させる施
錠時に、上位扉側面に設けた係止ピンと嵌合する溝穴
と、下方へ回動され吊り下げ状態となる非施錠時に下位
扉側面に設けた係止ピンと嵌合する溝穴とが上下に一体
に連設されている係合孔が設けられているものである。
【0008】更に、ショーケース本体の開口部を開閉す
る、少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにお
いて、下位扉の非枢支側側面の上方に突設した支軸と、
金属棒を折曲し、その形成された長穴を介して前記支軸
に上下方向に回動自在に係着され、かつ上下に若干移動
可能なロック杆と、このロック杆の中途に付設されてい
るロック孔を有するロック板と、施錠時に上方へ倒立回
動される前記ロック杆の先端を下から差し入れ抜け止め
係止するように、前記上位扉側面に突設した腕輪状係止
金具と、この抜け止め係止位置で前記ロック板のロック
穴と合致する位置に設置されているショーケース本体の
ロック用固定金具と、このロック用固定金具および前記
ロック穴に錠腕を挿通してロックする錠と、非施錠時に
下方へ回動される前記ロック杆の先端を上方より差し入
れ、ロック杆を垂下的に抜け止め係止するよう下位扉側
面に突設した腕輪係止金具とより成るものである。
る、少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにお
いて、下位扉の非枢支側側面の上方に突設した支軸と、
金属棒を折曲し、その形成された長穴を介して前記支軸
に上下方向に回動自在に係着され、かつ上下に若干移動
可能なロック杆と、このロック杆の中途に付設されてい
るロック孔を有するロック板と、施錠時に上方へ倒立回
動される前記ロック杆の先端を下から差し入れ抜け止め
係止するように、前記上位扉側面に突設した腕輪状係止
金具と、この抜け止め係止位置で前記ロック板のロック
穴と合致する位置に設置されているショーケース本体の
ロック用固定金具と、このロック用固定金具および前記
ロック穴に錠腕を挿通してロックする錠と、非施錠時に
下方へ回動される前記ロック杆の先端を上方より差し入
れ、ロック杆を垂下的に抜け止め係止するよう下位扉側
面に突設した腕輪係止金具とより成るものである。
【0009】
【作用】閉められた上下の扉を錠止する時は、下位扉に
枢着されているロックプレートを上方に回動し、上位扉
の係止ピンに係止し、錠にてロックプレートをショーケ
ース本体側のロック用固定金具に施錠することで成せ
る。ロックプレートは予め下位扉に枢着しているので、
紛失する心配がない。
枢着されているロックプレートを上方に回動し、上位扉
の係止ピンに係止し、錠にてロックプレートをショーケ
ース本体側のロック用固定金具に施錠することで成せ
る。ロックプレートは予め下位扉に枢着しているので、
紛失する心配がない。
【0010】また、施錠しない時は、ロックプレートが
吊り下がってもぶらつかないようにその下端を下位扉側
の係止ピンなどに係止固定するようにして、扉の開閉時
の邪魔になったりカチャカチャする耳障りな音の発生を
無くしている。
吊り下がってもぶらつかないようにその下端を下位扉側
の係止ピンなどに係止固定するようにして、扉の開閉時
の邪魔になったりカチャカチャする耳障りな音の発生を
無くしている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は本発明に係る扉施錠装置を有する低
温ショーケースの外観斜視図であり、断熱壁にて囲んだ
ショーケース本体1の前方開口に、左端をヒンジ部材2
にて枢支されて、前後に開閉操作される上位扉3と下位
扉4とが設けられている。上位扉3、下位扉4は扉枠部
材5,6に透明ガラス板7,8が嵌め込まれ、枢支側と
反対側には把手9,10が付設されている。ショーケー
ス本体1の下部は機械室とされ、図示しない圧縮機、凝
縮器、凝縮器用ファンなどが収容され、前面ガード板1
1のスリット状孔12より外気が取り入れられる。
温ショーケースの外観斜視図であり、断熱壁にて囲んだ
ショーケース本体1の前方開口に、左端をヒンジ部材2
にて枢支されて、前後に開閉操作される上位扉3と下位
扉4とが設けられている。上位扉3、下位扉4は扉枠部
材5,6に透明ガラス板7,8が嵌め込まれ、枢支側と
反対側には把手9,10が付設されている。ショーケー
ス本体1の下部は機械室とされ、図示しない圧縮機、凝
縮器、凝縮器用ファンなどが収容され、前面ガード板1
1のスリット状孔12より外気が取り入れられる。
【0013】次に、本発明に係る扉施錠装置について説
明する。
明する。
【0014】下位扉4において図2に示すように、その
枢支側と反対側の扉枠部側面6aには、長穴15を、前
記扉枠部側面6aに突設した頭座17a(図3参照)つ
きの支軸17に嵌められ、上下に移動自在かつ回動自在
に取り付けられ、そして、長穴15と反対側に外部と通
ずる係止溝18を有し、この係止溝18と前記長穴15
とのほぼ中間位置にロック穴19が形成されているロッ
クプレート20が設けられている。そして、このロック
プレート20による上位扉3との錠止を行わない時に
は、図1乃至図2の二点鎖線図に示すように、このロッ
クプレート20をガタつかないように止めておくマグネ
ット21が設けられている。このように、ロックプレー
ト20をマグネット21にて吸着固定しておくと、下位
扉4の開閉時に振動せず、またカチャカチャという耳障
りな音も発生しなくなる。
枢支側と反対側の扉枠部側面6aには、長穴15を、前
記扉枠部側面6aに突設した頭座17a(図3参照)つ
きの支軸17に嵌められ、上下に移動自在かつ回動自在
に取り付けられ、そして、長穴15と反対側に外部と通
ずる係止溝18を有し、この係止溝18と前記長穴15
とのほぼ中間位置にロック穴19が形成されているロッ
クプレート20が設けられている。そして、このロック
プレート20による上位扉3との錠止を行わない時に
は、図1乃至図2の二点鎖線図に示すように、このロッ
クプレート20をガタつかないように止めておくマグネ
ット21が設けられている。このように、ロックプレー
ト20をマグネット21にて吸着固定しておくと、下位
扉4の開閉時に振動せず、またカチャカチャという耳障
りな音も発生しなくなる。
【0015】マグネット21は図3に示すように、扉枠
部側面6a内に埋め込み又は接着などにより止着され、
ロックプレート20はマグネット21に吸着される材質
(例えばSUS430)で形成する。
部側面6a内に埋め込み又は接着などにより止着され、
ロックプレート20はマグネット21に吸着される材質
(例えばSUS430)で形成する。
【0016】一方、上位扉3において、その枢支側と反
対側の扉枠部側面5aには、ロックプレート20が上方
に直立回動され、その後支軸17に対して長穴15を介
して上方へ移動させ、そして、引き下げることによりそ
の係止溝18が入り込まされて係止固定される頭座付き
の係止ピン23が設けられている。
対側の扉枠部側面5aには、ロックプレート20が上方
に直立回動され、その後支軸17に対して長穴15を介
して上方へ移動させ、そして、引き下げることによりそ
の係止溝18が入り込まされて係止固定される頭座付き
の係止ピン23が設けられている。
【0017】そして、このように、ロックプレート20
を上位係止ピン23に引っ掛けた時、ロックプレート2
0のロック穴19と合致する固定穴24を有するロック
用固定金具25がショーケース本体1側に固設されてい
る。26はこのロックプレート20のロック穴19およ
びロック用固定金具25の固定穴24に挿通される錠腕
27を有する南京錠である。28はゴム製のクッション
材である。
を上位係止ピン23に引っ掛けた時、ロックプレート2
0のロック穴19と合致する固定穴24を有するロック
用固定金具25がショーケース本体1側に固設されてい
る。26はこのロックプレート20のロック穴19およ
びロック用固定金具25の固定穴24に挿通される錠腕
27を有する南京錠である。28はゴム製のクッション
材である。
【0018】以上の構成となっており、施錠する時は、
ロックプレート20を上方に回動し、上位扉3の係止ピ
ン23に引っ掛ける。そして、ロックプレート20のロ
ック穴19とロック用固定金具25の固定穴24に南京
錠26の錠腕27を通し施錠する。
ロックプレート20を上方に回動し、上位扉3の係止ピ
ン23に引っ掛ける。そして、ロックプレート20のロ
ック穴19とロック用固定金具25の固定穴24に南京
錠26の錠腕27を通し施錠する。
【0019】図4および図5は他の実施例である。この
場合は、マグネット21の代わりに、頭座付きの係止ピ
ン31を下位扉4の扉枠部側面6aに設け、一方、ロッ
クプレート20には、この係止ピン31に係止する係止
溝32を設けて、ロックプレート20の非施錠時におけ
る固定を行っている。他の点の構成は、先の実施例と同
等である。
場合は、マグネット21の代わりに、頭座付きの係止ピ
ン31を下位扉4の扉枠部側面6aに設け、一方、ロッ
クプレート20には、この係止ピン31に係止する係止
溝32を設けて、ロックプレート20の非施錠時におけ
る固定を行っている。他の点の構成は、先の実施例と同
等である。
【0020】更に他の実施例を図6に示す。
【0021】同実施例では、先の二実施例において、ロ
ックプレート20の長穴15を嵌めて、ロックプレート
20を支持している支軸17の代わりに金属棒材を略U
字状に曲げて形成した支持金具17Aを下位扉4の非枢
支側側面4aに縦向きにして固設している。そして、こ
の支持金具17Aにロックプレート20Aの長穴15を
介して連繋し、この支持金具17Aに沿い、摺動しなが
らロックプレート20Aを上下方向に反転回動自在とし
ている。
ックプレート20の長穴15を嵌めて、ロックプレート
20を支持している支軸17の代わりに金属棒材を略U
字状に曲げて形成した支持金具17Aを下位扉4の非枢
支側側面4aに縦向きにして固設している。そして、こ
の支持金具17Aにロックプレート20Aの長穴15を
介して連繋し、この支持金具17Aに沿い、摺動しなが
らロックプレート20Aを上下方向に反転回動自在とし
ている。
【0022】また、ロックプレート20Aには、径大穴
35の上下にそれぞれ連通して、溝穴36,37を形成
しているダルマ形状の係合孔38が形成されている。よ
って、扉施錠時には、図6の実線図に示すように、ロッ
クプレート20Aを支持金具17Aに沿わせて、引上げ
回動し、そして径大穴35に係止ピンの頭座を合わせ、
そのまま下方へ移動することで係合孔38の溝穴37が
係止ピン23に嵌まって固定される。
35の上下にそれぞれ連通して、溝穴36,37を形成
しているダルマ形状の係合孔38が形成されている。よ
って、扉施錠時には、図6の実線図に示すように、ロッ
クプレート20Aを支持金具17Aに沿わせて、引上げ
回動し、そして径大穴35に係止ピンの頭座を合わせ、
そのまま下方へ移動することで係合孔38の溝穴37が
係止ピン23に嵌まって固定される。
【0023】一方、扉の非施錠時には、同図の二点鎖線
図に示すように、ロックプレート20Aを下方回動し、
同様に径大穴35に係止ピン31を合わせ、下に引き下
げることで、係合孔38の溝穴36を係止ピン31に嵌
めて固定できるようにしている。
図に示すように、ロックプレート20Aを下方回動し、
同様に径大穴35に係止ピン31を合わせ、下に引き下
げることで、係合孔38の溝穴36を係止ピン31に嵌
めて固定できるようにしている。
【0024】また、図7に更に別の実施例を示す。
【0025】同実施例では、先に示した各実施例の固定
穴24を有したロック用固定金具25に換えて、金属棒
材を略U字状に曲げた形のロック用固定金具40を使用
し、その開孔部40aを固定穴として利用している。そ
して、板状のロックプレート20,20Aに換えて、一
本の金属棒を折曲形成して、一端に長穴15Aを形成し
たロック杆20Bを使用している。ロック杆20Bは長
穴15Aを支軸17に嵌めて、この長穴15Aのストロ
ーク分、若干上下に移動可能に取り付け、また中間には
ロック穴19を有したロック板41を有している。そし
て、扉の施錠時(図7の実線図状態時)および非施錠時
(図7の二点鎖線状態時)にそれぞれロック杆20Bの
棒部先端20dを差し入れて、動かないように係止する
略U字状の腕輪状係止金具42A,42Bが上位扉3と
下位扉4に突設固定されている。
穴24を有したロック用固定金具25に換えて、金属棒
材を略U字状に曲げた形のロック用固定金具40を使用
し、その開孔部40aを固定穴として利用している。そ
して、板状のロックプレート20,20Aに換えて、一
本の金属棒を折曲形成して、一端に長穴15Aを形成し
たロック杆20Bを使用している。ロック杆20Bは長
穴15Aを支軸17に嵌めて、この長穴15Aのストロ
ーク分、若干上下に移動可能に取り付け、また中間には
ロック穴19を有したロック板41を有している。そし
て、扉の施錠時(図7の実線図状態時)および非施錠時
(図7の二点鎖線状態時)にそれぞれロック杆20Bの
棒部先端20dを差し入れて、動かないように係止する
略U字状の腕輪状係止金具42A,42Bが上位扉3と
下位扉4に突設固定されている。
【0026】従って、この構成においては、施錠する時
はロック杆20B全体を上方に上げ、その棒部先端20
dを腕輪状係止金具42Bより抜き、その後、ロック杆
20Bを支軸17を支点にして上方に回動し、そして回
動した後、少し下に下げ、再び上げて上位扉3側の腕輪
状係止金具42Aにロック杆20Bの先端20dを下か
ら差し入れる。こうすることで、ロック杆20Bは腕輪
状係止金具42A内に嵌まって、水平方向に抜けないよ
う抜け止めされる。そして、最後に南京錠26にて錠止
すればよい。
はロック杆20B全体を上方に上げ、その棒部先端20
dを腕輪状係止金具42Bより抜き、その後、ロック杆
20Bを支軸17を支点にして上方に回動し、そして回
動した後、少し下に下げ、再び上げて上位扉3側の腕輪
状係止金具42Aにロック杆20Bの先端20dを下か
ら差し入れる。こうすることで、ロック杆20Bは腕輪
状係止金具42A内に嵌まって、水平方向に抜けないよ
う抜け止めされる。そして、最後に南京錠26にて錠止
すればよい。
【0027】非施錠時には、逆の操作をして、今度は、
ロック杆20Bの棒部20dを下位扉4の腕輪状係止金
具42Bに上から下へ差し入れれば、二点鎖線状態のよ
うに抜け止め係止されて、下位扉4の開閉時にガタつか
ないようにロック杆20Bを保持できる。
ロック杆20Bの棒部20dを下位扉4の腕輪状係止金
具42Bに上から下へ差し入れれば、二点鎖線状態のよ
うに抜け止め係止されて、下位扉4の開閉時にガタつか
ないようにロック杆20Bを保持できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、下位の
扉の一側に枢支したロックプレート又はロック杆を上方
に回動して上側の扉に係止し、施錠することで上下の扉
をともにロックでき、施錠しないときは、ロックプレー
ト又はロック杆は吊り下げ状態として外し、しかもブラ
つかないように、その下端をマグネット固定式あるいは
引っ掛け固定式で止めるようにしている。
扉の一側に枢支したロックプレート又はロック杆を上方
に回動して上側の扉に係止し、施錠することで上下の扉
をともにロックでき、施錠しないときは、ロックプレー
ト又はロック杆は吊り下げ状態として外し、しかもブラ
つかないように、その下端をマグネット固定式あるいは
引っ掛け固定式で止めるようにしている。
【0029】これによって、構成部品少なくして、容易
に施錠ができ、しかも非施錠時の処理も万全に成せる扉
施錠装置が提供できる。
に施錠ができ、しかも非施錠時の処理も万全に成せる扉
施錠装置が提供できる。
【図1】本発明に係る扉施錠装置を設けた低温ショーケ
ースの外観斜視図。
ースの外観斜視図。
【図2】扉施錠部の構造を拡大して示す要部斜視図。
【図3】非施錠時に、ロックプレートをマグネットに吸
着して固定する場合の下位扉の要部断面図。
着して固定する場合の下位扉の要部断面図。
【図4】他の実施例に係る扉施錠装置にて扉施錠してい
る場合の構造を拡大して示す要部斜視図。
る場合の構造を拡大して示す要部斜視図。
【図5】図4に示す扉施錠装置の非施錠時における状況
を示す要部斜視図。
を示す要部斜視図。
【図6】別の実施例に係る扉施錠装置による施錠時と非
施錠時を示した扉施錠部分の要部構造斜視図。
施錠時を示した扉施錠部分の要部構造斜視図。
【図7】更に他の実施例に係る扉施錠装置による施錠時
と非施錠時を示した扉施錠部分の要部構造斜視図。
と非施錠時を示した扉施錠部分の要部構造斜視図。
1 ショーケース本体 3 上位扉 4 下位扉 15,15A 長穴 17 支軸 17A 支持金具 18 係止溝 19 ロック穴 20,20A ロックプレート 21 マグネット 23 係止ピン 25,40 ロック用固定金具 26 南京錠 32 係止溝 35 径大穴 36,37 溝穴 38 係合孔 41A,41B 腕輪状係止金具
Claims (3)
- 【請求項1】 ショーケース本体の開口部を開閉する、
少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにおい
て、下位扉の非枢支側側面に上部を枢着され、施錠時に
上方へ倒立回動されるロックプレートと、このロックプ
レートの倒立回動時、ロックプレートのロック穴と合致
する固定穴を有しているショーケース本体側のロック用
固定金具と、このロック用固定金具の固定穴と前記ロッ
ク穴に錠腕を挿通してロックする錠とを備え、施錠時の
ロックプレート端部を係止する上位扉側の係止ピンと、
非施錠時、吊り下げ状態となるロックプレートの端部を
固定する下位扉側の吸着マグネット又は係止ピンとより
構成される低温ショーケースの扉施錠装置。 - 【請求項2】 ショーケース本体の開口部を開閉する、
少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにおい
て、下位扉の非枢支側側面に縦向きに突設した略コ字状
の支持金具と、この支持金具に長穴を介して連繋され、
かつこの支持金具を摺動しつつ上下に反転回動自在とさ
れたロックプレートと、このロックプレートを上方回動
した時、そのロックプレートのロック穴に合致する固定
穴を有しているショーケース本体側のロック用固定金具
と、このロック用固定金具の固定穴と前記ロック穴に錠
腕を挿通してロックする錠とを備え、前記ロックプレー
トには該ロックプレートを上方へ倒立回動させる施錠時
に、上位扉側面に設けた係止ピンと嵌合する溝穴と、下
方へ回動され吊り下げ状態となる非施錠時に下位扉側面
に設けた係止ピンと嵌合する溝穴とが上下に一体に連設
されている係合孔が設けられていることを特徴とする低
温ショーケースの扉施錠装置。 - 【請求項3】 ショーケース本体の開口部を開閉する、
少なくとも上下一対の透明な扉を配置したものにおい
て、下位扉の非枢支側側面の上方に突設した支軸と、金
属棒を折曲し、その形成された長穴を介して前記支軸に
上下方向に回動自在に係着され、かつ上下に若干移動可
能なロック杆と、このロック杆の中途に付設されている
ロック孔を有するロック板と、施錠時に上方へ倒立回動
される前記ロック杆の先端を下から差し入れ抜け止め係
止するように、前記上位扉側面に突設した腕輪状係止金
具と、この抜け止め係止位置で前記ロック板のロック穴
と合致する位置に設置されているショーケース本体のロ
ック用固定金具と、このロック用固定金具および前記ロ
ック穴に錠腕を挿通してロックする錠と、非施錠時に下
方へ回動される前記ロック杆の先端を上方より差し入
れ、ロック杆を垂下的に抜け止め係止するよう下位扉側
面に突設した腕輪状係止金具とより成ることを特徴とす
る低温ショーケースの扉施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137933A JP2562741B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 低温ショーケースの扉施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137933A JP2562741B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 低温ショーケースの扉施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04363484A JPH04363484A (ja) | 1992-12-16 |
JP2562741B2 true JP2562741B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15210092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3137933A Expired - Lifetime JP2562741B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 低温ショーケースの扉施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562741B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3137933A patent/JP2562741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04363484A (ja) | 1992-12-16 |
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