JPH0744969B2 - パチンコ機における施錠装置 - Google Patents

パチンコ機における施錠装置

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JPH0744969B2
JPH0744969B2 JP11027589A JP11027589A JPH0744969B2 JP H0744969 B2 JPH0744969 B2 JP H0744969B2 JP 11027589 A JP11027589 A JP 11027589A JP 11027589 A JP11027589 A JP 11027589A JP H0744969 B2 JPH0744969 B2 JP H0744969B2
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locking device
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front frame
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八郎 喜多澤
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を
上下に形成した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置
の作動レバーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠
用操作杆とを前面枠の裏面一側に固定される支持部材に
摺動自在に設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回
動カムにより前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動さ
せるパチンコ機における施錠装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、市場に提供されている多くのパチンコ機には、外
枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成し
た前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバー
と係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆とを
前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に設
けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムにより
前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させる施錠装置
が取付けられている。このような施錠装置においては、
遊技場の店員が前面枠の前方に臨む鍵穴に鍵を差し込
み、一方の方向に回動することにより前面枠を、他方の
方向に回動することによりガラス扉枠をそれぞれ手動的
に開放できるように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、遊技場においては、施錠装置の操作を外部か
らの信号、例えば、リモートコントロールにより自動的
に開放したいという要望もあり、これに対応する施錠装
置も徐々にではあるが、提供されてきた。しかし、この
ような施錠装置では、手動的に開放できないような構成
になっており、遊技場側が従来と同じ手動的に開放する
施錠装置を望んだ場合には、取り替えなければならない
という問題があった。また、最初は手動的に開放する施
錠装置を取付けていたが、途中で自動的に開放できる施
錠装置に替えたい場合にも、取り替えなければならない
という問題があった。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、1つの施錠装置で手動的にも、あ
るいは自動的にも開放できる施錠装置に即座に対応でき
るパチンコ機における施錠装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係るパチン
コ機における施錠装置は、 外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成
した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバ
ーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆と
を前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に
設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムによ
り前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させるもので
あって、前記前面枠用操作杆とガラス扉枠用操作杆のう
ち少なくとも一方に係合部を設け、 該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動され
る電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部と係
合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材を着
脱自在に取付可能な取付片を設けたことを特徴とするも
のである。
[作用] 手動的に前面枠又はガラス扉枠を開放する場合には、従
来と同様に鍵を鍵穴に差し込んで回動することにより回
動カムが前面枠用操作杆又はガラス扉枠用操作杆を開錠
方向に摺動させるので、前面枠又はガラス扉枠を開放す
ることができる。これに対し、自動的に前面枠又はガラ
ス扉枠を開放する場合には、取付片に作動部材を装着
し、その作動部材を駆動する電気的駆動源を配置した
後、信号を送れば、電気的駆動源が駆動して作動部材を
作動させる。このとき、作動部材と係合部とが係合し
て、係合部が設けられた操作杆が摺動するので、対応す
る前面枠又はガラス扉枠が開放される。なお、係合部
は、遊技場が希望する方の操作杆に設ければよい。
また、作動部材を装着するための取付片が最初から備え
られているので、途中で自動化する場合には、作動部材
を取付片に装着し、作動部材を駆動する電気的駆動源を
配置すればよい。逆に途中で手動化する場合には、取付
片から作動部材を取り外し、作動部材を駆動する電気的
駆動源も取り外せばよい。
つまり、本発明に係るパチンコ機における施錠装置は、
1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠又はガ
ラス扉枠を開放できる構造に即座に対応することができ
るものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
まず、第1図を参照して、実施例に係る施錠装置が適用
されるパチンコ機1について説明する。第1図は、パチ
ンコ機の賞球排出装置等が設けられる機構板や遊技盤を
取り除いた状態の背面図である。図において、パチンコ
機1は、パチンコ機を多数列設する島台5に固定される
外枠2と該外枠2に開閉自在に軸支される前面枠3とか
ら構成される。前面枠3は、額縁状に形成されるととも
に、その開口に金枠(図示しない)が周設され、該金枠
にガラス扉枠4が開閉自在に軸支されている。前記前面
枠3の開放側裏面には、この実施例に係る施錠装置10が
固着される。また、島台5の上部には、上記施錠装置10
をリモートコントロールによる遠隔操作で開放するため
の装置が設けられる。すなわち、開錠用の光や電波を検
出するセンサー機器6と該センサー機器6からの信号に
より作動する前面枠用開錠モータ7a、ガラス扉枠用開錠
モータ7bが設けられている。そして、それら両モータ7
a,7bにワイヤー8a,8bの一端が連結され、そのワイヤー8
a,8bの他端が後述する作動金具55に連結されている。し
かして、モータ7a,7bの作動によりワイヤー8a,8bが引っ
張られて作動金具55を作動させるものである。なお、上
記開錠モータ7a,7bは、リモートコントロールによる信
号だけでなく、例えば、遊技場の管理コンピュータから
導出される信号によっても駆動されるようにしてもよ
い。また、モータに代えて他の電気的駆動源、例えば、
ソレノイド等であってもよい。
ところで、この実施例に係る前記施錠装置10は、第2図
ないし第4図に示すような構造になっている。施錠装置
10の構成について主として第4図の分解斜視図に基づい
て説明する。図において、施錠装置10は、支持部材11と
該支持部材11に摺動自在に設けられる前面枠用操作杆12
及びガラス扉枠用操作杆13とから構成される。支持部材
11は、断面「L」字状に形成され、その一辺が前記前面
枠3の裏面に当接して固定される固定辺14を構成し、そ
の他辺が固定辺14とほぼ直角に形成されて前記前面枠用
操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13を案内する案内辺15
を構成している。
前記固定辺14のほぼ中央には、その前面にシリンダー錠
16が突設され、そのシリンダー錠16の後端に回動カム17
が固定されている。回動カム17には、2つの作動突片18
a,18bが形成されている。一方の作動突片18aは、回動カ
ム17に対してほぼ直角に突設され、前面枠用操作杆12の
後述する係合突片31と係合するようになっている。ま
た、他方の作動突片18bは、回動カム17からそのまま横
方向に突設され、ガラス扉枠用操作杆13の後述する案内
長穴46の下端と係合するようになっている。また、固定
辺14には、上下及び中央に前記前面枠用操作杆12の摺動
動作をガイドする案内突片19a〜19cが突設されるととも
に、前面枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13を開錠
方向と逆方向に付勢する付勢バネ35、45の一端を係止す
るバネ係止片20a,20bが形成されている。
一方、支持部材11の案内辺15には、そのほぼ中央であっ
て、前記作動突片18bに対応する位置に逃げ穴21が穿設
されている。これは、回動カム17が回転されたときに作
動突片18bの先端が案内辺15に当接しないように穿設さ
れるもので、この実施例の場合には、回動カム17が回動
されたときに作動突片18bの先端が逃げ穴21を貫通して
案内辺15の外側に突出するようになっている。また、案
内辺15の中央よりやや上部には、長方形状の貫通穴22が
開設され、この貫通穴22にガラス扉枠用操作杆13の後述
する操作突片43が貫通するようになっている。また、案
内辺15の上下には、前面枠用操作杆12の上下に設けられ
るロック片29a,29bを揺動自在に軸支するための支持穴2
3a,23bが穿設されている。また、前記逃げ穴21の下方に
も支持穴24が穿設されている。この支持穴24は、後述す
るストッパー部材50が軸支されるものである。更に、案
内辺15の中央よりやや下方には、この実施例の要部であ
り、前記リモートコントロール操作により作動する作動
部材としての作動金具55を取付けるための取付片25が延
設されている。取付片25は、上下に一対のガイド片26a,
26bを有し、その上部のガイド片26aに鉤部27が形成され
ている。
前記前面枠用操作杆12は、長尺状の連杆28と該連杆28の
上下に連結ピン30a,30bで連結されるロック片29a,29bと
から構成される。連杆28のほぼ中央には、その下縁が前
記作動突片18aと係合する係合突片31が垂直方向に突設
され、該係合突片31の一側に切欠部32が形成されてい
る。この切欠部32は、第2図に示すように前記作動突片
18bがガラス扉枠用操作杆13の案内長穴46と係合するた
めに侵入できるようにするために設けられるものであ
る。なお、作動突片18aと係合突片31との係合により前
記回動カム17が回動したときには、前面枠用操作杆12
は、上方向に移動せしめられるようになっている。ま
た、連杆28の中央よりやや上部には、案内長穴33が穿設
され、前記案内辺15に突設される案内ピン49に挿入され
て連杆28の上下摺動をガイドするようになっている。更
に、連杆28には、前面枠用操作杆12を開錠方向と逆方向
(下方向)に付勢する付勢バネ35の他端を係止するバネ
係止片34が突設形成され、また、やや上部寄りにガラス
扉枠用操作杆13の後述するバネ係止片44が突出するため
の切欠部36が形成されている。また、前記取付片25に対
応する位置には、作動金具55の後述する作動ピン69aと
係合する係合部としての第2係合突片37が突設され、リ
モートコントロール操作により作動金具55が動作して作
動ピン69aが上動したとき前面枠用操作杆12を上昇させ
るものである。
また、前記ロック片29a,29bの後端は、前記した連結ピ
ン30a,30bによって連杆28と連結されるが、その連結部
より前方に支持穴38a,38bが穿設され、この支持穴38a,3
8bを前記案内辺15に穿設した支持穴23a,23bと対応させ
た後支持ピン39a,39bで支持することによりロック片29
a,29bを揺動自在に軸支している。また、ロック片29a,2
9bの前方には、鉤部40a,40bが形成され、この鉤部40a,4
0bが前記外枠2の上下2箇所に固定される係合突片42a,
42b(ただし、42aは第1図参照)の下側から係脱するこ
とにより前面枠3を外枠2に対して係脱自在としてい
る。なお、鉤部40a,40bの前方には、強制的にロック片2
9a,29bを揺動させるための押圧部41a,41bが形成されて
いる。上記のように構成される前面枠用操作杆12は、シ
リンダー錠16に鍵を差し込んで第4図に示す矢印方向に
回動することにより作動突片18aと係合突片31との係合
により連杆28を上昇させ、これによりロック片29a,29b
を時計方向に回動させて鉤部40a,40bと係合突片42a,42b
との係合を解除して、前面枠3を外枠2から開放できる
ようにしている。なお、前面枠3を閉じる場合には、そ
のまま前面枠3を押圧することにより鉤部40a,40bと係
合突片42a,42bが自然に係合して閉じることができる。
前記ガラス扉枠用操作杆13には、その上方寄り側縁に前
記案内辺15の貫通孔22を貫通する操作突片43が突設さ
れ、その操作突片43に図示しないガラス扉枠施錠装置の
一部を構成する作動レバー48が当接するようになってい
る。また、ガラス扉枠用操作杆13の上端には、該操作杆
13を常に開錠方向と逆方向(上方向)に付勢する付勢バ
ネ45を係止するためのバネ係止片44が形成されている。
また、前記操作突片43の内側側方に前記案内ピン49が挿
入されてガラス扉枠用操作杆13の上下動作を案内すると
ともに、前記回動カム17の作動突片18bと係合する案内
長穴46が開設されている。そして、作動突片18bと案内
長穴46の下端と当接することによりガラス扉枠用操作杆
13を付勢バネ45の付勢力に抗して下方向に移動させるよ
うになっている。ガラス扉枠用操作杆13が下方向に移動
すると、操作突片43によって作動レバー48も下方向に移
動し、これによりガラス扉施錠装置においてガラス扉枠
4が開放されるようになっている。更に、ガラス扉枠用
操作杆13の下端には、作動金具55の後述する作動ピン69
bと係合する係合部としての第2係合突片47が突設さ
れ、リモートコントロール操作により作動金具55が動作
して作動ピン69bが下動したときガラス扉枠用操作杆13
を下降させるものである。なお、第2係合突片47は、前
記連杆28に突設される第2係合突片37と所定間隔を置い
た位置となっているとともに、前記取付片25と近接した
位置となっている。
ところで、前記ストッパー部材50は、その下端に形成さ
れた支持穴51を前記支持穴24に対応させて支持ピン52で
支持することにより前記案内辺15に回動自在に軸支され
ている。また、ストッパー部材50の上部先端には、前記
逃げ穴21の上部を閉塞して作動突片18bの先端と当接す
る閉塞片53が形成され、その後部縁には、案内辺15の側
縁と当接してストッパー部材50の回動を規制する係止片
54が形成されている。このため、ストッパー部材50は、
第5A図及び第5B図に示すように閉塞片53が逃げ穴21を閉
塞する位置に回動されることにより、作動突片18bの先
端と当接して回動カム17を回動不能とし、閉塞片53が逃
げ穴21から退避した位置で作動突片18bの逃げ穴21への
侵入を許容して回動カムの回動を許容する。したがっ
て、ストッパー部材50の位置によってガラス扉枠用操作
杆13の上下動作ができたり、できなかったりする。
また、前記取付片25に着脱自在に取付けられる作動部材
としての作動金具55は、第6図及び第7図に示すような
構造となっている。すなわち、作動金具55は、ほぼ
「T」字状の支持板56の裏面上下に形成された案内ガイ
ド溝57a,57bを前記取付片25のガイド片26a,26bに差し込
んで支持される。また、支持板56の裏面中央には、係止
レバー58が一端を支持ピン61で支持されることにより回
動自在に軸支される。係止レバー58は、常に上方向に回
動するようにスプリング60で付勢され、その中程上部に
は、取付片25の鉤部27と係合する係止爪59が形成されて
いる。また、係止レバー58の他端には、操作部62が形成
されるとともに、その操作部62が支持板56に穿設された
貫通穴63を貫通して外側に突出するようになっている。
このため、支持板56を取付片25に取付けるためには、ガ
イド片26a,26bに沿って案内ガイド溝57a,57bを挿入して
押し込む。すると、係止レバー58が鉤部27に当接しなが
ら一旦下方向に回動するが、係止爪59の位置で上昇して
鉤部27と係止爪59とが係合する。この状態で作動金具55
が取付片25に装着された状態となる。また、作動金具55
を取付片25から取り外す場合には、係止レバー58の操作
部62を手で押し下げて係止爪59と鉤部27との係合を解除
し、そのままの状態で支持板56を引き抜くことにより簡
単に取り外すことができる。このように、この実施例で
は、取付片25が設けられているので、何時でも遊技場の
要望により作動金具55を装着することができる。なお、
取付片25は、実施例のように支持部材11の案内辺15と一
体的に形成したものでなく、独立して設けたものでもよ
い。例えば、前記前面枠3や外枠2、及び図示しない遊
技盤を着脱自在に取付ける遊技盤取付枠に固定しても良
い。要は、係合部としての前記第2係合突片37、47の近
傍に配置されれば良い。
ところで、前記支持板56の上下には、前記ワイヤー8a,8
bを収納しているワイヤ管を保持する保持筒64a,64bが固
着されている。
一方、支持板56の前面には、第6図に示すように扇形状
の可動片65a,65bが後端の支軸66を中心に回動自在に軸
支されている。また、可動片65a,65bの裏面端部には、
前記ワイヤー8a,8bが止着されるワイヤー止着ピン67a,6
7bが突設され、ワイヤー8a,8bが引っ張られたときに可
動片65a,65bを相互に離反する方向に可動させる。な
お、可動片65a,65bには、相互に引き合うようにスプリ
ング68が止着されている。また、可動片65a,65bの先端
には、作動ピン69a,69bが突設され、作動金具55を取付
片25に取付けたときに作動ピン69a,69bが前記第2係合
突片37、47に対設するようになっている。すなわち、作
動ピン69aは、前面枠用操作杆12に突設された第2係合
突片37と対応し、作動ピン69bは、ガラス扉枠用操作杆1
3に突設された第2係合突片47と対応するようになって
いる。更に、可動片65a,65bは、支持板56の前面中央に
突設された停止ピン70によって一方の可動片が動作した
ときに同時に動かないように停止されている。
上記した作動金具55の動作について第8図及び第9図を
参照して説明すると、前記前面枠用開錠モータ7aが駆動
されてワイヤー8aが引っ張られると、可動片65aが上方
向に回動する。このため、作動ピン69aと第2係合突片3
7との係合により連杆28が上昇し、ロック片29a,29bを時
計回転方向に回動させて外枠2に固定された係合突片42
a,42bとの係合を外し、前面枠3を外枠2から開放でき
るようにしている。一方、前記ガラス扉枠用開錠モータ
7bが駆動されてワイヤー8bが引っ張られると、可動片65
bが下方向に回動する。このため、作動ピン69bと第2係
合突片47との係合によりガラス扉枠用操作杆13が下降し
て操作突片43により作動レバー48を押し下げ、図示しな
いガラス扉施錠装置を作動させてガラス扉枠4を開放で
きるようにしている。
以上、実施例に係る施錠装置10の構成及び動作について
説明したが、上記構成のうちストッパー部材50と作動金
具55との構成は、実施例の構成に限定されない。例え
ば、ストッパー部材は、第10図に示すように、逃げ穴21
を閉塞するための上下摺動可能なストッパー部材50Aと
し、下方向に移動させたときに逃げ穴21を閉塞して作動
突片18bの先端と当接するようにしたものでもよい。更
に、図示しないが、ガラス扉枠用操作杆13自体の摺動動
作を直接停止させるような構造を有するストッパー部材
であってもよい。
また、作動金具は、第11A図及び第11B図に示す構造を有
する作動金具55Aであってもよいし、第12図に示す作動
金具55B、55Cであってもよい。第11A図及び第11B図に示
す作動金具55Aは、支持板56Aの上下に係止レバー58A、5
8Bを形成し、これに対応する取付片25Aにも上下に鉤部2
7A、27Bを形成して止着できる構造としたものである。
また、作動ピン69A、69Bを直接ワイヤー8A、8Bと連結し
て移動できるようにしたものである。このように構成し
ても、上記実施例と同様な作用を奏することができる。
また、第12図に示す作動金具55B、55Cは、上記実施例に
係る作動金具55を分割して、前面枠用操作杆12だけに対
応する作動金具55Bと、ガラス扉枠用操作杆13だけに対
応する作動金具55Cとした場合である。この場合には、
それぞれの作動金具55B、55Cを取付ける取付片25B、25C
を別々に構成し、しかも第2係合突片37、47の位置も相
互に近接した位置でなくてもよい。
なお、上記実施例に係る作動金具55及び第11A図、第12
図に示す作動金具55A、55B、55Cは、前面枠用操作杆12
及びガラス扉枠用操作杆13のいずれにも対応するように
設けたが、遊技場の要望によっては、いずれか一方だけ
でよい場合もあるため、いずれか一方の操作杆だけを駆
動できる作動金具であればよい。この場合、当然のこと
ながら、作動金具に対応して設けられる係合部としての
第2係合突片もその作動金具に対応する方だけの操作杆
に突設されていればよい。
以上、実施例に係る施錠装置10について説明してきた
が、この実施例によれば、前面枠用操作杆12とガラス扉
枠用操作杆13のうち少なくとも一方に係合部としての第
2係合突片37又は47を設け、該第2係合突片37又は47の
近傍には、外部からの信号によって駆動される開錠モー
タ7a,7bによって作動され、且つ第2係合突片37又は47
と係合して当該操作杆12又は13を開錠方向に摺動させる
作動金具55を着脱自在に取付可能な取付片25を設けて構
成したので、手動的に前面枠3又はガラス扉枠4を開放
する場合には、従来と同様に鍵をシリンダー錠16に差し
込んで回動することにより回動カム17が前面枠用操作杆
12又はガラス扉枠用操作杆13を開錠方向に摺動させるの
で、前面枠3又はガラス扉枠4を開放することができ
る。これに対し、自動的に前面枠3又はガラス扉枠4を
開放する場合には、取付片25に作動金具55を装着し、そ
の作動金具55を駆動する開錠モータ7a,7bを配置した
後、信号を送れば、開錠モータ7a,7bが駆動して作動金
具55を作動させる。このとき、作動金具55と第2係合突
片37又は47とが係合して、第2係合突片37又は47が設け
られた操作杆12又は13が摺動するので、対応する前面枠
3又はガラス扉枠4が開放される。
また、作動金具55を装着するための取付片25が最初から
備えられているので、途中で自動化する場合には、作動
金具55を取付片25に装着し、作動金具55を駆動する開錠
モータ7a,7bを配置すればよい。逆に途中で手動化する
場合には、取付片25から作動金具55を取り外し、作動金
具55を駆動する開錠モータ7a,7bも取り外せばよい。
つまり、本発明に係るパチンコ機における施錠装置は、
1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠3又は
ガラス扉枠4を開放できる構造に即座に対応することが
できるものである。
なお、上記実施例においては、前面枠用操作杆12及びガ
ラス扉枠用操作杆13が設けられる支持部材11の構造とし
て、「L」字状の長尺状のものを示したが、ロック片29
a,29b及びシリンダー錠16部分だけに支持部材11がある
ものでもよいし、あるいは、他の部材、例えば、遊技盤
を保持する遊技盤保持枠を支持部材として応用したもの
でも良い。また、ロック片29a,29bも揺動するものに限
らず、例えば、連杆28と一体的に形成されて上下動する
ものでもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係るパチンコ機における施錠装置は、前面枠用操作杆と
ガラス扉枠用操作杆のうち少なくとも一方に係合部を設
け、該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動
される電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部
と係合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材
を着脱自在に取付可能な取付片を設けて構成されるの
で、1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠又
はガラス扉枠を開放できる構造に即座に対応することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パチンコ機の背面を示す背面図、第2図は、
実施例に係る施錠装置の側面図、第3図は、施錠装置の
正面図、第4図は、施錠装置の分解斜視図、第5A図は、
ストッパー部材の作動を示す断面図、第5B図は、ストッ
パー部材の作動を示す側面図、第6図は、作動金具と施
錠装置との関係を示す側面図、第7図は、作動金具の裏
面図、第8図及び第9図は、作動金具の作用を示す側面
図、第10図は、ストッパー部材の他の例を示す側面図、
第11A図〜第12図は、作動金具の他の例を示す側面図で
ある。 1……パチンコ機、2……外枠 3……前面枠、4……ガラス扉枠 7a,7b……開錠モータ(電気的駆動源) 10……施錠装置、11……支持部材 12……前面枠用操作杆 13……ガラス扉枠用操作杆 17……回動カム、25……取付片 29a,29b……ロック片 37……第2係合突片(係合部) 42a,42b……係合突片 43……操作突片、48……作動レバー 47……第2係合突片(係合部) 50……ストッパー部材 55……作動金具(作動部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠に設けた係合突片と係脱するロック片
    を上下に形成した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装
    置の作動レバーと係合する操作突片を形成したガラス扉
    枠用操作杆とを前面枠の裏面一側に固定される支持部材
    に摺動自在に設けるとともに、鍵の回動動作で回動する
    回動カムにより前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動
    させる施錠装置において、 前記前面枠用操作杆とガラス扉枠用操作杆のうち少なく
    とも一方に係合部を設け、 該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動され
    る電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部と係
    合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材を着
    脱自在に取付可能な取付片を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機における施錠装置。
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