JPH02289288A - パチンコ機における施錠装置 - Google Patents

パチンコ機における施錠装置

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JPH02289288A
JPH02289288A JP11027589A JP11027589A JPH02289288A JP H02289288 A JPH02289288 A JP H02289288A JP 11027589 A JP11027589 A JP 11027589A JP 11027589 A JP11027589 A JP 11027589A JP H02289288 A JPH02289288 A JP H02289288A
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door frame
locking device
front frame
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Hachirou Kitazawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を
上下に形成した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置
の作動レバーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠
用操作杆とを前面枠の裏面一側に固定される支持部材に
摺動自在に設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回
動カムにより前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動さ
せるパチンコ機における施錠装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、市場に提供されている多くのパチンコ機には、外
枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成し
た前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバー
と係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆とを
前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に設
けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムにより
前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させる施錠装置
が取付けられている。このような施錠装置においては、
遊技場の店員が前面枠の前方に臨む鍵穴に鍵を差し込み
、一方の方向に回動することにより前面枠を、他方の方
向に回動することによりガラス扉枠をそれぞれ手動的に
開放できるように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、遊技場においては、施錠装置の操作を外部か
らの信号、例えば、リモートコントロールにより自動的
に開放したいという要望もあり、これに対応する施錠装
置も徐々にではあるが、提供されてきた。しかし、この
ような施錠装置では、手動的に開放できないような構成
になっており、遊技場側が従来と同じ手動的に開放する
施錠装置を望んだ場合には、取り替えなければならない
という問題があった。また、最初は手動的に開放する施
錠装置を取付けていたが、途中で自動的に開放できる施
錠装置に替えたい場合にも、取り替えなけらばならない
という問題があった。
本発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、1つの施錠装置で手動的にも、あ
るいは自動的にも開放で参る施錠装置に即座に対応でき
るパチンコ機における施錠装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 上記した目的を達成するために、この発明に係るパチン
コ機における施錠装置は、 外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成
した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバ
ーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆と
を前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に
設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムによ
り前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させるもので
あって、前記前面枠用操作杆とガラス扉枠用操作杆のう
ち少なくとも一方に係合部を設け、 該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動され
る電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部と係
合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材を着
脱自在に取付可能な取付片を設けたことを特徴とするも
のである。
[作 用] 手動的に前面枠又はガラス扉枠を開放する場合には、従
来と同様に鍵を鍵穴に差し込んで回動することにより回
動カムが前面枠用操作杆又はガラス扉枠用操作杆を開錠
方向に摺動させるので、前面枠又はガラス扉枠を開放す
ることができる。これに対し、自動的に前面枠又はガラ
ス扉枠を開放する場合には、取付片に作動部材を装着し
、その作動部材を駆動する電気的駆動源を配置した後、
信号を送れば、電気的駆動源が駆動して作動部材を作動
させる。このとき、作動部材と係合部とが係合して、係
合部が設けられた操作杆が摺動するので、対応する前面
枠又はガラス扉枠が開放される。なお、係合部は、遊技
場が希望する方の操作杆に設ければよい。
また、作動部材を装着するための取付片が最初から備え
られているので、途中で自動化する場合には、作動部材
を取付片に装着し、作動部材を駆動する電気的駆動源を
配置すればよい。逆に途中で手動化する場合には、取付
片から作動部材を取り外し、作動部材を駆動する電気的
駆動源も取り外せばよい。
つまり、本発明に係るパチンコ機における施錠装置は、
1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠又はガ
ラス扉枠を開放できる構造に即座に対応することができ
るものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
まず、第1図を参照して、実施例に係る施錠装置が通用
されるパチンコ機lについて説明する。
第1図は、パチンコ機の賞球排出装置等が設けられる機
構板や遊技盤を取り除いた状態の背面図である。図にお
いて、パチンコ機1は、パチンコ機を多数列設する島台
5に固定される外枠2と該外枠2に開閉自在に軸支され
る前面枠3とから構成される。前面枠3は、額縁状に形
成されるとともに、その開口に金枠(図示しない)が周
設され、該金枠にガラス扉枠4が開閉自在に軸支されて
いる。前記前面枠3の開放側裏面には、この実施例に係
る施錠装置10が固着される。また、島台5の上部には
、上記施錠装置10をリモートコントロールによる遠隔
操作で開放するための装置が設けられる。すなわち、開
錠用の光や電波を検出するセンサー機器6と該センサー
機器6からの信号により作動する前面枠用開錠モータ7
a、ガラス扉枠用開錠モータ7bが設けられている。そ
して、それら両モータ7a、7bにワイヤー88.8b
の一端が連結され、そのワイヤー8a、8bの他端が後
述する作動金具55に連結されている。
しかして、モータ7a、7bの作動によりワイヤー8a
、8bが引っ張られて作動金具55を作動させるもので
ある。なお、上記開錠モータ7a。
7bは、リモートコントロールによる信号だけでなく、
例えば、遊技場の管理コンピュータから導出される信号
によっても駆動されるようにしてもよい。また、モータ
に代えて他の電気的駆動源、例えば、ソレノイド等であ
ってもよい。
ところで、この実施例に係る前記施錠装置10は、第2
図ないし第4図に示すような構造になっている。施錠装
置10の構成について主として第4図の分解斜視図に基
づいて説明する。図において、施錠装置10は、支持部
材11と該支持部材11に摺動自在に設けられる前面枠
用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13とから構成さ
れる。
支持部材11は、断面「L」字状に形成され、その−辺
が前記前面枠3の裏面に当接して固定される固定辺14
を構成し、その他辺が固定辺14とほぼ直角に形成され
て前記前面枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13
を案内する案内辺15を構成している。
前記固定辺14のほぼ中央には、その前面にシリンダー
錠16が突設され、そのシリンダー錠16の後端に回動
カム17が固定されている。回動カム17には、2つの
作動突片18a、18bが形成されている。一方の作動
突片18aは、回動カム17に対してほぼ直角に突設さ
れ、前面枠用操作杆12の後述する係合突片31と係合
するようになっている。また、他方の作動突片18bは
、回動カム17からそのまま横方向に突設され、ガラス
扉枠用操作杆13の後述する案内長大46の下端と係合
するようになっている。また、固定辺14には、上下及
び中央に前記前面枠用操作杆12の摺動動作をガイドす
る案内突片19a〜19cが突設されるとともに、前面
枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13を開錠方向
と逆方向に付勢する付勢バネ35.45の一端を係止す
るバネ係止片20a、20bが形成されている。
一方、支持部材11の案内辺15には、そのほぼ中央で
あって、前記作動突片18bに対応する位置に逃げ穴2
1が穿設されている。これは、回動カム17が回転され
たときに作動突片18bの先端が案内辺15に当接しな
いように穿設されるもので、この実施例の場合には、回
動カム17が回動されたときに作動突片18bの先端が
逃げ穴21を貫通して案内辺15の外側に突出するよう
になっている。また、案内辺15の中央よりやや上部に
は、長方形状の貫通穴22が開設され、この貫通穴22
にガラス扉枠用操作杆13の後述する操作突片43が貫
通するようになっている。また、案内辺15の上下には
、前面枠用操作杆12の上下に設けられるロック片29
a、29bを揺動自在に軸支するための支持穴23a、
23bが穿設されている。また、前記逃げ穴21の下方
にも支持穴24が穿設されている。この支持穴24は、
後述するストッパ一部材50が軸支されるものである。
更に、案内辺15の中央よりやや下方には、この実施例
の要部であり、前記リモートコントロール操作により作
動する作動部材としての作動金具55を取付けるための
取付片25が延設されている。取付片25は、上下に一
対のガイド片26a、26bを有し、その上部のガイド
片26aに鉤部27が形成されている。
前記前面枠用操作杆12は、長尺状の連杆28と該連杆
28の上下に連結ビン30a、30bで連結されるロッ
ク片29a、29bとから構成される。連杆28のほぼ
中央には、その下縁が前記作動突片18aと係合する係
合突片31が垂直方向に突設され、該係合突片31の一
側に切欠部32が形成されている。この切欠部32は、
第2図に示すように前記作動突片18bがガラス扉枠用
操作杆130案内長大46と係合するために侵入できる
ようにするために設けられるものである。
なお、作動突片18aと係合突片31との係合により前
記回動カム17が回動したときには、前面枠用操作杆1
2は、上方向に移動せしめられるようになっている。ま
た、連杆28の中央よりやや上部には、案内長穴33が
穿設され、前記案内辺15に突設される案内ビン49に
挿入されて連杆28の上下摺動をガイドするようになっ
ている。
更に、連杆28には、前面枠用操作杆12を開錠方向と
逆方向(下方向)に付勢する付勢バネ35の他端を係止
するバネ係止片34が突設形成されまた、やや上部寄り
にガラス扉枠用操作杆13の後述するバネ係止片44が
突出するための切欠部36が形成されている。また、前
記取付片25に対応する位置には、作動金具55の後述
する作動ビン69aと係合する係合部としての第2係合
突片37が突設され、リモートコントロール操作により
作動金具55が動作して作動ビン89aが上動したとき
前面枠用操作杆12を上昇させるものである。
また、前記ロック片29a、29bの後端は、前記した
連結ビン30a、30bによって連杆28と連結される
が、その連結部より前方に支持穴38a、38bが穿設
され、この支持穴38a。
38bを前記案内辺15に穿設した支持穴23a23b
と対応させた後支持ビン39g、39bで支持すること
によりロック片29a、29bを揺動自在に軸支してい
る。また、ロック片29a29bの前方には、鉤部40
a、40bが形成され、この鉤部40a、40bが前記
外枠2の上下2箇所に固定される係合突片42a、42
b (ただし、42aは第1図参照)の下側から係脱す
ることにより前面枠3を外枠2に対して係脱自在として
いる。なお、鉤部40a、40bの前方には、強制的に
ロック片29a、29bを揺動させるための抑圧部41
a、41bが形成されている。上記のように構成される
前面枠用操作杆12はシリンダー錠16に鍵を差し込ん
で第4図に示ず矢印方向に回動することにより作動突片
18aと係合突片31との係合により連杆28を上昇さ
せ、これによりロック片29a、29bを時計方向に回
動させて鉤部40a、40bと係合突片42a、42b
との係合を解除して、前面枠3を外枠2から開放できる
ようにしている。なお、前面枠3を閉じる場合には、そ
のまま前面枠3を押圧することにより鉤部40a、40
bと係合突片42a、42bが自然に係合して閉じるこ
とができる。
前記ガラス扉枠用操作杆13には、その上方寄り側縁に
前記案内辺15の貫通孔22を貫通する操作突片43が
突設され、その操作突片43に図示しないガラス扉枠施
錠装置の一部を構成する作動レバー48が当接するよう
になっている。またガラス扉枠用操作杆13の上端には
、該操作杆13を常に開錠方向と逆方向(上方向)に付
勢する付勢バネ45を係止するためのバネ係止片44が
形成されている。また、前記操作突片43の内側側方に
前記案内ビン49が挿入されてガラス扉枠用操作杆13
の上下動作を案内するとともに、前記回動カム17の作
動突片18bと係合する案内長穴46が開設されている
。そして、作動突片18bと案内長大46の下端と当接
することによりガラス扉枠用操作杆13を付勢バネ45
の付勢力に抗して下方向に移動させるようになっている
。ガラス扉枠用操作杆13が下方向に移動すると、操作
突片43によって作動レバー48も下方向に移動し、こ
れによりガラス扉施錠装置においてガラス扉枠4が開放
されるようになっている。更に、ガラス扉枠用操作杆1
3の下端には、作動金具55の後述する作動ビン69b
と係合する係合部としての第2係合突片47が突設され
、リモートコントロール操作により作動金具55が動作
して作動ビン69bが下動したときガラス扉枠用操作杆
13を下降させるものである。なお、第2係合突片47
は、前記連杆28に突設される第2係合突片37と所定
間隔を置いた位置となっているとともに、前記取付片2
5と近接した位置となっている。
ところで、前記ストッパ一部材50は、その下端に形成
された支持穴51を前記支持穴24に対応させて支持ビ
ン52で支持することにより前記案内辺15に回動自在
に軸支されている。また、ストッパ一部材50の上部先
端には、前記逃げ穴21の上部を閉塞して作動突片18
bの先端と当接する閉塞片53が形成され、その後部縁
には、案内辺15の側縁と当接してストッパ一部材50
の回動を規制する係止片54が形成されている。
このため、ストッパ一部材50は、第5A図及び第5B
図に示すように閉塞片53が逃げ穴21を閉塞する位置
に回動されることにより、作動突片18bの先端と当接
して回動カム17を回動不能とし、閉塞片53が逃げ穴
21から退避した位置で作動突片18bの逃げ穴21へ
の侵入を許容して回動カム17の回動を許容する。した
がって、ストッパ一部材50の位置によってガラス扉枠
用操作杆13の上下動作ができたり、できなかったりす
る。
また、前記取付片25に着脱自在に取付けられる作動部
材としての作動金具55は、第6図及び第7図に示すよ
うな構造となっている。すなわち、作動金具55は、は
ぼ「T」字状の支持板56の裏面上下に形成された案内
ガイド溝57a、57bを前記取付片25のガイド片2
6a、26bに差し込んで支持される。また、支持板5
6の裏面中央には、係止レバー58が一端を支持ビン6
1で支持されることにより回動自在に軸支される。係止
レバー58は、常に上方向に回動するようにスプリング
60で付勢され、その中程上部には、取付片25の鉤部
27と係合する係止爪59が形成されている。また、係
止レバー58の他端には、操作部62が形成されるとと
もに、その操作部62が支持板56に穿設された貫通穴
63を貫通して外側に突出するようになっている。この
ため、支持板56を取付片25に取付けるためには、ガ
イド片26a、26bに沿って案内ガイド溝57a、5
7bを挿入して押し込む。すると、係止レバー58が鉤
部27に当接しながら一旦下方向に回動するが、係止爪
59の位置で上昇して鉤部27と係止爪59とが係合す
る。この状態で作動金具55が取付片25に装着された
状態となるまた、作動金具55を取付片25から取り外
す場合には、係止レバー58の操作部62を手で押し下
げて係止爪59と鉤部27との係合を解除し、そのまま
の状態で支持板56を引き抜くことにより簡単に取り外
すことができる。このように、この実施例では、取付片
25が設けられているので、何時でも遊技場の要望によ
り作動金具55を装着することができる。なお、取付片
25は、実施例のように支持部材11の案内辺15と一
体的に形成したものでなく、独立して設けたものでもよ
い。例えば、前記前面枠3や外枠2、及び図示しない遊
技盤を着脱自在に取付ける遊技盤取付枠に固定しても良
い。要は、係合部としての前記第2係合突片37.47
の近傍に配置されれば良いところで、前記支持板56の
上下には、前記ワイヤー8a、8bを収納しているワイ
ヤ管を保持する保持筒64a、64bが固着されている
一方、支持板56の前面には、第6図に示すように扇形
状の可動片65a、65bが後端の支軸66を中心に回
動自在に軸支されている。、また、可動片65a、65
bの裏面端部には、前記ワイヤー8a、8bが止着され
るワイヤー止着ビン67a、67bが突設され、ワイヤ
ー8a、8bが引っ張られたときに可動片65a、65
bを相互に離反する方向に可動させる。なお、可動片6
5a、65bには、相互に引き合うようにスプリング6
8が止着されている。また、可動片65a。
65bの先端には、作動ビン69a、69bが突設され
、作動金具55を取付片25に取付けたときに作動ビン
69a、69bが前記第2係合突片37.47に対設す
るようになっている。すなわち、作動ビン69aは、前
面枠用操作杆12に突設された第2係合突片37と対応
し、作動ビン69bは、ガラス扉枠用操作杆13に突設
された第2係合突片47と対応するようになっている。
更に、可動片65a、65bは、支持板56の前面中央
に突設された停止ビン70によって一方の可動片が動作
したときに同時に動かないように停止されている。
上記した作動金具55の動作について第8図及び第9図
を参照して説明すると、前記前面枠用開錠モータ7aが
駆動されてワイヤー88が引っ張られると、可動片65
aが上方向に回動する。このため、作動ピン69aと第
2係合突片37との係合により連杆28が上昇し、ロッ
ク片29a。
29bを時計回転方向に回動させて外枠2に固定された
係合突片42a、42bとの係合を外し、前面枠3を外
枠2から開放できるようにしている一方、前記ガラス扉
枠用開錠モータ7bが駆動されてワイヤー8bが引っ張
られると、可動片65bが下方向に回動する。このため
、作動ピン69bと第2係合突片47との係合によりガ
ラス扉枠用操作杆13が下降して操作突片43により作
動レバー48を押し下げ、図示しないガラス扉施錠装置
を作動させてガラス扉枠4を開放できるようにしている
以上、実施例に係る施錠装置10の構成及び動作につい
て説明したが、上記構成のうちストッパ一部材50と作
動金具55との構成は、実施例の構成に限定されない。
例えば、ストッパ一部材は、第10図に示すように、逃
げ穴21を閉塞するための上下摺動可能なストッパ一部
材50Aとし、下方向に移動させたときに逃げ穴21を
閉塞して作動突片18bの先端と当接するようにしたも
のでもよい。更に、図示しないが、ガラス扉枠用操作杆
13自体の摺動動作を直接停止させるような構造を有す
るストッパ一部材であってもよい。
また、作動金具は、第11A図及び第11B図に示す構
造を有する作動金具55Aであってもよいし、第12図
に示す作動金具55B、55Cであってもよい。第11
A図及び第11B図に示す作動金具55Aは、支持板5
6Aの上下に係止レバー58A、58Bを形成し、これ
に対応する取付片25Aにも上下に鉤部27A、27B
を形成して止着できる構造としたものである。また、作
動ピン69A、69Bを直接ワイヤー8A、8Bと連結
して移動できるようにしたものである。このように構成
しても、上記実施例と同様な作用を奏することができる
。また、第12図に示す作動金具55B、55Cは、上
記実施例に係る作動金具55を分割して、前面枠用操作
杆12だけに対応する作動金具55Bと、ガラス扉枠用
操作杆13だけに対応する作動金具55Cとした場合で
ある。この場合には、それぞれの作動金具55B、55
Cを取付ける取付片25B、25Cを別々に構成し、し
かも第2係合突片37.47の位置も相互に近接した位
置でなくてもよい。
なお、上記実施例に係る作動金具55及び第11A図、
第12図に示す作動金具55A、55855Cは、前面
枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13のいずれに
も対応するように設けたが、遊技場の要望によっては、
いずれか一方だけでよい場合もあるため、いずれか一方
の操作杆だけを駆動できる作動金具であればよい。この
場合、当然のことながら、作動金具に対応して設けられ
る係合部としての第2係合突片もその作動金具に対応す
る方だけの操作杆に突設されていればよい。
以上、実施例に係る施錠装置10について説明してきた
が、この実施例によれば、前面枠用操作杆12とガラス
扉枠用操作杆13のうち少なくとも一方に係合部として
の第2係合突片37又は47を設け、該第2係合突片3
7又は47の近傍には、外部からの信号によって駆動さ
れる開錠モータ7a、7bによって作動され、且つ第2
係合突片37又は47と係合して当該操作杆12又は1
3を開錠方向に摺動させる作動金具55を着脱自在に取
付可能な取付片25を設けて構成したので、手動的に前
面枠3又はガラス扉枠4を開放する場合には、従来と同
様に鍵をシリンダー錠16に差し込んで回動することに
より回動カム17が前面枠用操作杆12又はガラス扉枠
用操作杆13を開錠方向に摺動させるので、前面枠3又
はガラス扉枠4を開放することができる。これに対し、
自動的に前面枠3又はガラス扉枠4を開放する場合には
、取付片25に作動金具55を装着し、その作動金具5
5を駆動する開錠モータ7a、7bを配置した後、信号
を送れば、開錠モータ7a、7bが駆動して作動金具5
5を作動させる。このとき、作動金具55と第2係合突
片37又は47とが係合して、第2係合突片37又は4
7が設けられた操作杆12又は13が摺動するので、対
応する前面枠3又はガラス扉枠4が開放される。
また、作動金具55を装着するための取付片25が最初
から備えられているので、途中で自動化する場合には、
作動金具55を取付片25に装着し、作動金具55を駆
動する開錠モータ7a、7bを配置すればよい。逆に途
中で手動化する場合には、取付片25から作動金具55
を取り外し、作動金具55を駆動する開錠モータ7a、
7bも取り外せばよい。
つまり、本発明に係るパチンコ機における施錠装置は、
1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠3又は
ガラス扉枠4を開放できる構造に即座に対応することが
できるものである。
なお、上記実施例においては、前面枠用操作杆12及び
ガラス扉枠用操作杆13が設けられる支持部材11の構
造として、rl、J字状の長尺状のものを示したが、ロ
ック片29a、29b及びシリンダー錠16部分だ゛け
に支持部材11があるものでもよいし、あるいは、他の
部材、例えば、遊技盤を保持する遊技盤保持枠を支持部
材として応用したものでも良い。また、ロック片29a
、29bも揺動するものに限らず、例えば、連杆28と
一体的に形成されて上下動するものでもよい。
[発明の効果ゴ 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係るパチンコ機における施錠装置は、前面枠用操作杆と
ガラス扉枠用操作杆のうち少なくとも一方に係合部を設
け、該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動
される電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部
と係合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材
を着脱自在に取付可能な取付片を設けて構成されるので
1つの施錠装置で手動的にも、自動的にも前面枠又はガ
ラス扉枠を開放できる構造に即座に対応することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パチンコ機の背面を示す背面図、第2図は、
実施例に係る施錠装置の側面図、第3図は、施錠装置の
正面図、第4図は、施錠装置の分解斜視図、第5A図は
、ストッパ一部材の作動を示す断面図、第5B図は、ス
トッパ一部材の作動を示す側面図、第6図は、作動金具
と施錠装置との関係を示す側面図、第7図は、作動金具
の裏面図、第8図及び第9図は、作動金具の作用を示す
側面図、第10図は、ストッパ一部材の他の例を示す側
面図、第11A図〜第12図は、作動金具の他の例を示
す側面図である。 1・・パチンコ機 2・・外枠 3・・前面枠 4・・ガラス扉枠 7a、7b・・開錠モータ(電気的駆動源)10・・施
錠装置 11・・支持部材 12・・前面枠用操作杆 13・・ガラス扉枠用操作杆 エフ・・回動カム 25・・取付片 29a、29b・−ロック片 37 ・ ・ 42 a。 43 ・ ・ 47 ・ ・ 50 ・ ・ 55 ・ ・ 第2係合突片(係合部) 42b・・係合突片 操作突片 48・・作動レバー 第2係合突片(係合部) ストッパ一部材 作動金具(作動部材) 特許出願人 株式会社 三洋物産

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成
    した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバ
    ーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆と
    を前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に
    設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムによ
    り前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させる施錠装
    置において、 前記前面枠用操作杆とガラス扉枠用操作杆のうち少なく
    とも一方に係合部を設け、 該係合部の近傍には、外部からの信号によって駆動され
    る電気的駆動源によって作動され、且つ前記係合部と係
    合して当該操作杆を開錠方向に摺動させる作動部材を着
    脱自在に取付可能な取付片を設けたことを特徴とするパ
    チンコ機における施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07255927A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Daiichi Shokai Co Ltd パチンコ機
JP2012050878A (ja) * 2011-12-12 2012-03-15 Sophia Co Ltd 遊技機

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